東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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とある湿疹の患者さん

2013.09.08

清明院では現在、スタッフを急募しております!!

ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。

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8月から見えている、とある湿疹の患者さん。

(さらに…)

輸血で血虚が治るか

2013.08.22

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東洋医学的な「血(けつ)」が不足している状態を、東洋医学では「血虚(けっきょ)」と言います。

 


当然ながら、東洋医学の言う「血」と、西洋医学の言う「血液=blood」は、意味的にはオーバーラップする部分もありつつも、違う概念です。

 

したがって、東洋医学の言う「血虚」と西洋医学の言う「貧血」は、違います。

 

東洋医学の言う「血」の意味については、以前書きました。

「血」って何ですか?(その10) 参照

 


 


患者さんで、様々な理由から、「貧血」になっている方がいます。

 


重篤なものになると、西洋医学では「輸血」を行い、赤血球などの数値が、正常値に近くなるようにしようとします。

 

そういうレベルの「貧血」の患者さんが、仮に東洋医学的に見ても「血虚」に該当する状態だったとします。

 


ではそこで、輸血すると、東洋医学の言う「血」は補われるのでしょうか。

 

輸血によって、「血虚」は回復するのでしょうか。

 

これは、個人的には、輸血された時点の、その患者さんの正気(清陽)の充実度に依存すると思っています。

 

要は、戻る場合と、戻らん場合がある、と思っています。

 

輸血することにより繋がる命があることは事実ですから、輸血という方法論はもちろんながら否定できません。

 

輸血療法は、素晴らしき、人類の英知の結晶と言っていいでしょう。

 

しかし、問題は輸血された「カラダ側」にそれを使いものにするだけの力がなかったら、単純に瘀血が増すのみ、になる可能性があることです。

「痰(たん)」「瘀血(おけつ)」について 参照

 


ここのところの判断は、血液検査の貧血の数値のみでは判断不能でしょう。

 


・・・まあ、これはまた長くなるから書かないけど、今は熱中症のシーズンですが、「点滴」による「輸液」と、東洋医学における「陰虚」「津液の虧損」も同じことです。

 

また、臓器移植なんかでも、同じようなことが考えられるでしょうね。

まー最近、そういう症例と立て続けに出会いました。

西洋医学も、東洋医学も、どっちも素晴らしいけど、完璧でなく、発展途上なんです。

 

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「いい脈になりましたよ。」という声掛け

2013.07.30

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先日、とある同業の患者さんが見えました。

 

同業といっても、手技療法を中心に、西洋医学的な治療をやっておられる先生。

 

学生時代から、東洋医学的な治療や、東洋医学的な治療理論に対して、興味はあったが、学生時代、学校のとある先生の治療を受けて、

その先生が鍼した後に、その患者さんの脈を診て、

「すごくいい脈になったよ!」

と言ってくれたものの、全く自覚症状に変化がなく、ガッカリと失望したことから、勉強に手が付かずにいたそうだ。

 

それからしばらくして、卒業後、熱心に東洋医学を勉強していた、職場の同僚に、再び東洋医学的な鍼治療をしてもらったところ、治療後、その同僚も、

「すごくいい脈になりましたよ!」

と言ってくれたものの、全く、体の変化については分からず。。。

 

ここでまたガッカリと失望し、

「な~んだ、東洋医学ってのは、手首の脈を”いい脈”に変化させるためのものであって、病気を治すものではないんじゃなかろうか。」

「実際に”治せる”東洋医学が体現できるのは、ごく一部の名人みたいな先生だけなんだろう。」

「・・てか、ある種の宗教?」

ぐらい思っていたそうだ。(苦笑)

 


・・・で、初回の問診の時にそういう話を聞かされ、ハードルが上がりきったところでの治療。(笑)

 


こういう治療は燃えますな。

 


なぜならば、こういう患者さんというのは、なんやかんや言って、東洋医学の可能性に期待しているし、本当は信じたいのだろう、と思うからです。

 

たまにいる、変な、冷やかし半分で来るような、無礼千万な同業の輩とは、態度、顔つきからして違っていました。

プロとして、そういう真っ直ぐな期待には応えたい。


・・・で、結果は、どうにかうまくいったようです。


一本で、患部と全然離れた場所に、浅ーく刺して、なんでこんなに症状が変化するのかと、驚かれておりました。

”いい脈にする”のは、症状の緩和や、根本治療という、患者さん、医療者共通の目的達成のための、東洋医学的な”目安”に過ぎません。

「脈診」というのは、あくまでも治療のための「手段」

「脈」で何が分かるの?
「脈診」の可能性
脈々と続く脈診  参照

 

東洋医学に対して全くの無知、あるいは懐疑的な患者さんに対しては、たとえ治療直後で顕著な変化が得られにくいような症例であったとしても、

説明をもっと丁寧かつ的確にしなくてはいけません。

 

「脈がよくなりましたよ。」

ではワケ分かりませんな。(笑)

 

あとまあ、「手段」「目的」になってはいけませんなあ。。。

 

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脳卒中と鍼灸 その2

2013.05.31

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前回のお話・・・

脳卒中と鍼灸 その1


では続きいきます!


脳卒中について、東洋医学では主に、「肝の臓」「胆の腑」の病の一種、ととらえます。

カテゴリ 肝・胆 参照

ここからして、もうすでに全然違いますよね。


「へ?脳の病気じゃないの??」って話です。


東洋医学でも「脳」というものの存在は当然認識しているんですが、しかしそれよりも、生命活動を営む上で、より根本的な仕組みである、

「五臓六腑」
の方に、常に着眼し、注目し、治療対象とします。

また、脳卒中を起こした時の諸症状が、まさに肝と胆に関わる症状だからなんですね。


東洋医学では、脳卒中のことを主に「中風(ちゅうふう)」と呼びます。

今でも、ご高齢の方と話すと、脳卒中のことを「中風」とか、「卒中風(そっちゅうふう)」とか仰る方がおります。

昔はまだ漢方用語の方が主流だったんですね。


まあともかく、東洋医学では、脳卒中に関して、2500年前の東洋医学のバイブル、『黄帝内経(こうていだいけい)』の中で、すでに「偏枯(へんこ)」と呼んで認識しております。

 

『霊枢』熱病(23)刺節真邪(75)九宮八風(77)、『素問』生気通天論(3)陰陽別論(7)通評虚実論(28)風論(42)大奇論(48)参照)

 


そして、長~い長~い歴史の中で、その原因や、症状のバリエーションについて、エライ先生達が色々と検討を加えてくれております。

 


この、歴代医家の認識について、いちいち触れていくと難しくなるし、長くなるんで、

「まとめると、要はこういうこと」

という話を、次回いきます。

 

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鍼灸師による「カゼひいてますか??」

2013.05.24

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東洋医学を勉強し始めると、

「こういう脈を打っている時は、カゼをひいている場合がある。」

と、教わることがある。

この教え方、僕は非常に問題があると思っています。

これを教わった人が、短絡的に考え、患者さんを触っていて、その脈を見つけた瞬間、

「カゼひいてますか??」

と、したり顔で問う。

そして、

「いえ、全然。」

と、シラケタ顔で言われて、青ざめる。

それとか、たまには、

「はい・・・。どうして分かったんですか~??スゴ~い☆☆」

とか、尊敬の眼差しで見られて、いい気になる。

これ、ダサい。

(苦笑・・・しかし、実は過去に俺もやったことアリ☆)


普通の、一般的な現代人が考える「カゼ」といったら、咳、くしゃみ、鼻水、ノド痛、頭痛、発熱、寒気、節々の痛みなんかがある状態のこと。

東洋医学的な「脈診」による脈の状態が示す、

「カゼをひいている状態の場合がある」

という言葉の意味は、大体は

「体の外から何らかの邪気が入ってきている」

 

つまり

 

「浮いている(浮脈を呈している)」


状態のことを言っている。

体の外から邪気が入ってきた場合、頭痛になるか、腰痛になるか、胃の不快感になるか、イライラ感になるか、

それとも多くの一般人が思う「カゼ」の症状を呈するか、それは、邪気に入られた人の、もともとの状態によって千差万別。

一般人による「カゼ」に対する認識と一致するとは、全然限らない。

それを分かった上で、見破って、聞くならいいけど、その脈を見つけただけで、いい気になって

「カゼひいてるでしょ??」

なんて聞いたら、大概ハズします。(笑)


よくよく考えなくてはなりません。

「浮脈=カゼ(外邪)」という「ステレオタイプ」はよくない。


教える側の責任、大きい。

 

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「痹」から「痿」へ。。。

2013.05.23

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東洋医学における、重要な病態認識で、「痹証(ひしょう)」という考え方(カテゴリー)があります。

これが、なんと鍼灸学校の教科書でも、「痺証」という、間違った漢字で記載されていることがある、という話は、こないだ書きました。

「痹」「痺」は違うのです。(苦笑)

「痹(ひ)」ってやつ 参照

「痹証」は、2500年前、中国で成立したとされる、東洋医学のバイブルである『黄帝内経(こうていだいけい)』という書物の中でも、

すでに認識されており、今現在の日本でも、我々はこの考え方で治療を行い、成果を上げております。

(永久不変の真理を説いているワケですよ。スゴイネ~)

これについては、以前スタッフブログに副院長がまとめてくれました。

痹証(その19) 参照

ところで、東洋医学の教科書をみますと、この「痹証」の定義は、

”様々な原因から、風、寒、湿、熱の邪気が経絡に侵入し、結果的に手足や関節で気血の循環障害が起こったモノ”

とされております。

・・・で、たとえ邪気の種類が「風・寒・湿」であっても、これがなかなか治らなかったり、気血の循環障害がきついと、けっきょく気の鬱滞は熱化して、

”熱痹(ねつひ)”
になる場合がある、とされております。

ではそれが、さらに進むと・・・?

今度は「痿証(いしょう)」という病態になる場合があります。

「痿証」というのは、筋肉や関節が萎えて、動かせなくなってしまったものを言います。

「痹証」では、痛みが中心になりますが、「痿証」では、運動障害が中心になります。

こうなると、たとえ局所的であっても、全身的であればなおさらですが、なかなか治りにくいです。

カン違いして欲しくないのは、こうなったとしても、治らないとは言いません。

しかし、そういう状況になる前に、早めに治療することが重要なのです。

先ほど言う『黄帝内経』には、

『風論(ふうろん)』
 ↓↓
『痹論(ひろん)』
 ↓↓
『痿論(いろん)』
 ↓↓
『厥論(けつろん)』

という4篇が、連続して記述されております。

 

東洋医学をやっているのであれば必読でしょう。

それぞれの病態の違い、連続性、治療法の違い、たいへん重要です。

いずれにせよ、早い段階で、キチンと分かっておられる先生にかかれば、その後起こりうる、ものすごい不幸を回避できるということです。

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ガンやリウマチと対峙する

2013.05.11

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今日も朝から、大雨の中、「ノンストップ・鍼灸臨床大会」でした。

悪天候の中、遠方からわざわざ足を運んで下さった患者さん達に感謝します。

また、風邪で発熱し、悪天候もあって動けず、残念ながら診せに来れなかった患者さん、週明けにお待ちしています。

今日の新患さんは、癌の方、リウマチの方です。

清明院が、こういう重篤な疾患そのものを、東洋医学的に診たてて治療してほしい、とご相談いただける鍼灸院であること、

 

ありがたく、誇らしく、また、心して、腹くくって、精一杯、臨ませていただきます。

あー、全てに感謝します。

やっぱ臨床、イイネ。(笑)

ホント、気合い入ります。

清明院は重篤な疾患の患者さんが多いけど、もちろん軽症から重症まで、老若男女、ゆりかごから墓場まで、


清明院は対応しますので、皆さん、困ってたり、諦めてないで、どんどん出てきて下さいね♪


「治未病」です。

 

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東西医学による日本脳炎バトル

2013.04.22

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「日本脳炎」という病気があります。


東南アジアを中心として、ウイルス感染した蚊(コガタアカイエカ)によって媒介される感染症です。


発病すると、高熱、痙攣、意識障害などを起こし、死亡率は20%、麻痺など、重篤な後遺症が残る可能性がある、とってもコワい病気です。


日本では1960年代後半から、積極的なワクチン接種により、現在は激減し、年間数人程度まで減少していますが、アジア全体ではまだ年間1万人程度が発症しているようです。

 

参考 メディカルノート「日本脳炎」

 

 


この日本脳炎、1954年、中国の石家荘(せっかそう・・・北京の南西に位置する都市)で大流行したことがあります。

 


この時、西洋医学はなすすべがなかったそうです。

そこで大活躍したのが中医学の医師たち。

 

「白虎湯(びゃっことう)」「安宮牛黄丸(あんぐうごおうがん)」などの漢方薬を巧みに使って、見事に日本脳炎を制圧したそうです。

 

しかし1957年、今度は北京で再び日本脳炎が流行りました。

 

この時も西洋医学はなすすべなし。

 

再び中医学の医師たちによって、前回の石家荘の時とは全く違う処方で、大成功を収めました。

 

このように、中医学は自らの価値を”ウデで示した”のです。

 

参考 『現代中医学の誕生と変遷』 

 


このことを受けて、当時中国の建国の父である毛沢東が

「中医薬は偉大な宝庫だ!」

と考えるようになり、中医学の復権、復興に繋がっていくのです。

「毛沢東」という人物(その2) 参照

 


地球環境が時々刻々と変化していくので、ウイルスも、それに感染する人間も、姿を変えていきます。

 

(特にウイルスは、ですね)

 

ですから、今現在有効なワクチンがあるから今後も平気、という考え方は、極めて危うい。

 

今後も、環境、人間がなんぼ変化しても、変化しないもの、永久不変の真理を明らかに認識している医学が、力を発揮し続けるのではないでしょうか。

 

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「陰陽水」について

2013.04.11

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難病の患者さんを多く診ている。

難病の患者さんがカゼをひくと厄介だ。

皮膚表面が冷え、熱が発散できなくなって、熱がこもる。

すると、籠った場所にもよるが、色々な症状が出てくる。

例えば、喉の渇き。。。

そうすると、どうしてもたくさん飲んでしまうことがある。

そうすると今度は、飲み過ぎた水によって、胃腸や、その他の五臓に負担がかかる。

そうすると、結果的に「気血」が作りだしにくくなる。

全身のパワーダウンにつながる。

難病、進む。

・・・この流れ、非常にヤバい。

今日、それをどうにか食い止めた。

表面的な冷えをとりつつ、籠った熱をとりつつ、胃腸の働きをフォローする意図で、鍼を一本。

所見、好転するものの、まだ完ぺきに安心できないと思ったので、「陰陽水※」を飲ませ、脈の変化をうかがう。

バッチシ。

東洋医学最高。

 


※陰陽水とは、冷水を熱湯で割ったぬるま湯。患者さんに合わせて微調整が必要。(出典は『多識編』か。)

 

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花粉症考(目の痒み篇)

2013.03.30

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これまでのお話・・・

「花粉症」について
「花粉症」について(その2)
「花粉症」について(その3)
患者さまの声(30代男性:突発性難聴、花粉症)
患者さまの声(20代男性 6年続く重度の花粉症)
黄砂やらPM2.5やら・・・
花粉症考(鼻水篇)
花粉症考(鼻水篇②)
花粉症考(くしゃみ篇)
花粉症考(くしゃみ篇②)

 

なんやかんや書いてたら、そこそこのボリュームになってきましたが、花粉症に関しては、皆さん興味深い部分だろうと思いますので、

続いていきましょう!


今日は、花粉症につきものの、「目の痒み(目痒)」について。


花粉症の時期になると、目が真っ赤で、痒みがあって、ヒドくなるとゴーグルなしでは外出できない、なんて言う患者さんもおられます。

気の毒な話です。

まあこれも、「鼻」と似たような考え方なのでありますが、東洋医学では

1.目が赤くなるのを「目赤(もくせき)」、

2.目が痒くなるのを「目痒(もくよう)」

と、分かりやす~い名称で呼んで、それぞれ鑑別法、治療法、を考えております。

 

(因みにここでは、結膜下が出血して真っ赤になる「白睛溢血(はくせいいっけつ)」とは分けます。)

1.の方は、主に目に「余分な熱」がこもった場合や、肝の臓と腎の臓が弱った場合が考えられ、

2、の方は、「熱」以外にもこないだ鼻のところで出てきた「風」や「寒」、あるいは「血虚」でも起こる、とされています。

(『症状による中医診断と治療 下巻』P559、592、606参照)

 


まあ、臨床的にはこの2つは密接に繋がっている部分が多い症状だと思います。

ちなみに、「目」にどんな経絡が流れているのかは、こないだ副院長が書いてくれました。

スタッフブログ 目の痒みと経絡 参照


これらの経絡の流れが悪くなると、、目に異常が出るワケですが、その、流れを悪くする原因が、上記のように色々とあるよ、って話です。

・・・うーん、時間がないので続きは次回。

 

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