東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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カゼひいてもうた

2017.08.30

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いやー、久々にカゼひいてもうた。。。orz

 

 

この3日くらい、喉からくるカゼの患者さんが激増してまして、私もどうやらその流行に乗ったようです。(゚∀゚)

 

 

昨日の後半から喉痛、節々の痛み、熱っぽさ、と、

 

「THE・温病」

 

って感じの症状群が出てきましたが、帰りがけに置鍼しつつ、スタッフに刺絡してもらい、帰ってからも何度か自分で治療。

 

 

今回は素人ながら、漢方薬も使ってみました。(苦笑)

 

 

結果、就寝中に発汗し、じゃっかん喉に違和感を残すものの、朝にはほぼ回復し、東洋鍼灸での後期一発目の講義に行ってきました!!

 

(今回、熱は測ってないけど、あの感じだと38度くらいかな。。。)

 

 

まあカゼは、僕のように、気を付けてても引くときは引きます。

 

 

でも大概のものは、すぐにきちっと鍼して養生すれば、信じられないスピードで良くなります。(*‘∀‘)

 

(もちろん、カゼの診方治し方を分かってる、ちゃんとした先生のところに行かないとダメですよ。)

 

 

この3日間くらい、カゼ治しまくってますよ、清明院は。

 

 

そしてついでに院長までカゼになったと。(苦笑)

 

 

・・・ということで皆さんも、カゼひいたらまず鍼に行きましょう。

 

 

 

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「麦飯」ってどうでしょう?? 8

2017.07.10

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これまでのお話

 

「麦飯」ってどうでしょう??

「麦飯」ってどうでしょう?? 2

「麦飯」ってどうでしょう?? 3 

「麦飯」ってどうでしょう?? 4

「麦飯」ってどうでしょう?? 5   参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆麦飯ととろろ。

 

 

さて、麦飯の話から始まり、白米(うるち米ともち米)の現代医学的、東洋医学的なお話までしました。

 

 

ここで、話を麦飯に戻しましょう。

 

 

麦飯のよさは大体分かった。

 

 

でも、それを食おうと思ったら、牛タンとろろ「ね〇し」にでも行かないと、なかなか外では食えませんね。

 

 

ちなみに「ね〇し」の牛タンとろろ定食はもともと仙台の名物ですが、これは戦後、食べ物がない中で「太助」というお店が出し始めたのがきっかけといわれ、

 

麦飯ととろろについては、食感を良くする為とか、消化を助けるためとか言われているようです。

 

仙台牛タンの歴史 参照

 

 

あとはまあ、刑務所の麦飯が有名ですね。(笑)

 

 

これはもともと受刑者を管理する上で、脚気の予防のために与えられていたようです。

 

(他にも海軍とかね。)

 

 

刑務所の食事と、生活リズムや運動量の半強制的な是正が、体に与える影響は、ホリ〇モンの出所後の姿を見たら一目瞭然ですね。(笑)

 

 

現代人の食生活(運動睡眠その他も含めて)はおかしい、だから生活習慣病になる、当たり前の話なんです。

 

 

公衆衛生の状況が悪かったら疫病が流行る、食べ物がなかったら栄養失調、飢餓が流行る。

 

 

大概のもんはこうやって「ごく当たり前」に起こってきます。

 

 

 

 

・・・ところでなんで、麦飯にはとろろ(山芋)なんでしょうか。

 

 

単に食感の問題のみでもない気がします。

 

 

今回はそれを考えてみましょう。

 

 

とろろといえば山芋です。

 

 

山芋は漢方では、「山薬(さんやく)」という名前の生薬です。

 

(すげえネーミングだ(゜o゜))

 

 

山薬は有名な六味丸八味地黄丸に入っている生薬で、性味は甘・平であり、脾・肺・腎を養うといわれます。

 

 

「山薬」といわれるぐらい超優秀な山芋くん。

 

 

効能は補脾止瀉、養陰扶脾、養肺益陰、止咳、補腎固精、縮尿、止帯とあり、

 

「補気して滞らず、養陰して滋でなく、中気培補する最も和平な品で、渋性もあり、収斂の効能も持つ」

 

と言われます。

 

 

これを 「麦飯」ってどうでしょう?? 3 で述べたような麦飯(大麦)の東洋医学的効能と合わせて考えると、

 

1.「大麦」で気を下げ、潤し、清熱利湿しながら

 

2.「山薬」で気を傷らない様にしつつ、陰をフォローすることで、

 

効果を助ける、という感じになるので、相性がいいとされてきたのではないでしょうか。

 

 

・・・まあ、ネットで見ると、栄養学的にはそこまで大きな意味はないとか、単に食感をよくするためだけの問題とか、

 

昔は食べるものが少なかったから云々・・とか、そういうのばっかり出てきますが、この組み合わせが現在も残っているのは、

 

僕からみるとこういう、東洋医学的意味づけが背後にあるからなんじゃないかと思いますね。

 

(どなたか詳しい方、何かご存知でしたらご教示ください。)

 

 

 

続く

 

 

 

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「麦飯」ってどうでしょう?? 7

2017.07.09

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これまでのお話

 

「麦飯」ってどうでしょう??

「麦飯」ってどうでしょう?? 2

「麦飯」ってどうでしょう?? 3 

「麦飯」ってどうでしょう?? 4

「麦飯」ってどうでしょう?? 5   参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆もち米、東洋医学的にはどうか。

 

 

これまで書いてきたように、もち米のことを東洋医学では「糯米(だべい)」と呼びます。

 

 

糯米は、古くは単に「稲(イネ)」と呼ばれ、春秋戦国時代には、かの孔子が食養生に薦めたことで有名なようです。

 

「孔子」を含む記事 参照

 

 

そして、糯米の根とぎ汁、ぬか、発芽した糯米にもそれぞれ薬効があると考えられており、重視されてきました。

 

 

ただ、前回述べたように、糯米は粘りが強く、消化に負荷がかかるため、小児や老人等、消化機能の低下した人には常食はあまりお勧めできません。

 

 

常食すると動悸、皮膚炎、眠気、酒とともに摂ると酔いが抜けにくくなるなどと、僕の好きな李時珍先生『本草綱目』に書いてあります。

 

「李時珍」を含む記事 参照

 

(上記の症状への解釈はまあ、熱化する、脾胃をいためる、というほどでいいんじゃないでしょうか。)

 

性味は温で甘、苦、臓腑では脾肺を養うといわれ、効能としては補中益気、温中止痢、止消渇、止汗とあります。

 

カテゴリ「脾胃」 参照

カテゴリ「肺大腸」 参照

 

(肺を養うのが意外な気がしますが、経絡や東洋医学的な肺の生理を知っていると、なるほど、と分かります。)

 

 

脾虚による慢性の下利や脱肛、軽い貧血なんかには、お粥にして摂るといいようです。

 

(ただし、陰虚内熱型にはダメですよ☆)

 

 

温性であるため、内熱や陰虚のきつい人が食べてしまうと、状態を悪化させる恐れがありますね。

 

 

現代の研究では白濁尿の原因であるフィラリア象皮病の原因であるマレー糸状虫(いずれも寄生虫の一種)に効くとか。

 

 

ちなみに、有名な漢方薬である「小建中湯」に含まれる重要な生薬である「膠飴(こうい)」、つまり水あめの原料は糯米粉(あるいは粳米粉や小麦粉)であり、

 

糯米から作った膠飴が一番いい、といわれているようです。

 

(温性、粘り気の観点で、他をリードしているのでしょう。)

 

 

桂枝湯の中の芍薬を倍にしたら桂枝加芍薬湯、それに膠飴(水あめ)を加えたら小建中湯、という、『傷寒論』を勉強していると良く出てくる言い回しがありますが、

 

膠飴は中焦と肺を温め潤しつつ、症状を緩和し、一部の毒を解毒してくれるわけですね。

 

 

 

続く

 

 

 

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「麦飯」ってどうでしょう?? 4

2017.07.06

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↑↑奈良、大野寺の磨崖仏。

 

 

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これまでのお話

 

「麦飯」ってどうでしょう??

「麦飯」ってどうでしょう?? 2

「麦飯」ってどうでしょう?? 3   参照

 

 

◆白米はどうか。

 

 

ここまで話してきたように、どうも麦飯の方が、白米のみより体に良さそうだ、というお話はしました。

 

 

現在の一般的な普通の食卓のように、「白米のみ」というのは、以前は特別な時しか食べていなかった、というところからすると、

 

白米の意味が気になります。

 

 

これ、どうなんでしょうか?

 

 

特別いいものなのか?

 

 

まずは現代栄養学的に見ていきますと、白米には「うるち米」「もち米」があるそうです。

 

 

我々が普段食べるお米(白米)のほとんどはうるち米ですね。

 

 

うるち米は精製度合いによって玄米、胚芽精米、精白米に分けられております。

 

1.玄米(もみ殻のみ除去したもの)はビタミンB1の含有量が高い半面、消化吸収しにくいという短所もあり、

 

2.胚芽精米(玄米からさらにぬかを除去したもの)は、玄米の栄養素も残しつつ、消化にもよく、

 

3.精白米(もみ殻も胚芽もぬかもすべて除去)は、食感は良いが、栄養素は低い(脂質70%減、ビタミンB1 80%減)という欠点があるそうです。

 

 

一般的な家庭で食べられているお米は、うるち米で、精製度合いは精白米だと思います。

 

 

ここで、

 

「なんで??全部、胚芽精米(胚芽米)の方が良いじゃん!」

 

と思ってしまいますが、精白米の方が量産しやすく、美味しいんだそうです。orz

 

(こういうところがなー、経済合理主義の弊害だよなー)

 

 

米の70%は言うまでもなく炭水化物で、その大部分はデンプンです。

 

 

デンプンは消化酵素で分解されてデキストリン→麦芽糖→ブドウ糖になります。

 

(因みに、この過程(加水分解)の際にビタミンB1を消費するようです。)

 

 

また、米には、ちょっと前に話題になったレシチンが含まれ、これは脳の働きを活発にするとか。

 

 

胚芽に含まれるフィチン酸レジスタンス・スターチという成分には抗がん作用もあるとか。

 

 

因みに米のとぎ汁は東洋医学では寒性で無毒、清熱、疏肝、利水作用があり、もち稲の茎は、ヒ素の解毒作用があるそうです。

 

(米スゲエ!!( ゚Д゚))

 

 

そして、米を炊く際の水ですが、水道水に含まれる塩素は米の栄養価を下げるので、浄水器を通した水か、一度よく沸騰させたお水で炊くといいようです。

 

 

・・・なるほど、ここまでの話をまとめると、胚芽米+麦飯で、浄水した水で炊いたら最強の主食のようですね。(笑)

 

 

次回は白米の東洋医学的な考え方、いきましょう。

 

 

続く

 

 

 

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「麦飯」ってどうでしょう?? 3

2017.07.03

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前回のお話

 

「麦飯」ってどうでしょう??

   参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆麦飯と東洋医学

 

 

東洋医学的に考えていく場合、麦飯は大麦を炊いたものですので、大麦について知らなければなりません。

 

 

大麦とは、人類最古の作物の一つと言われ、原産地は西アジアですが、9000年前のイラクの遺跡からも発見されたとか。

 

 

日本では飼料やビール、麦茶、麦芽糖、みそ、しょうゆ、焼酎の原料として利用されています。

 

 

まさに我々の生活になくてはならない作物ですね。(゜o゜)

 

スタッフブログ 「麦茶」 参照

 

 

東洋医学的には、五味は甘、鹹、性は微温(涼性という説もある)であり、気を下げ、潤す性質をもち、脾の臓、胃の腑、膀胱の腑を養うと言われます。

 

 

発芽した大麦(外皮が付いたモミ)は「麦芽」という生薬として、漢方薬に使われます。

 

 

効能としては清熱消渇、益気調中、凉血利水、強心養血、寛腸消積とあり、主に中焦(脾胃)を調整する効果があります。

 

 

現代の研究では、前回述べた血糖値降下に作用する以外にも、消化促進、有機リン解毒作用、潰瘍抑制作用も期待出来ると言われ、

 

こういうものを日常的に摂っていた日本人、サスガ、って感じです。(笑)

 

 

ただ、注意点としては消化にやや負荷がかかるため、胃腸の虚弱な人や下痢しやすい老人や小児は、控えめに摂った方が良いでしょう、という感じです。

 

 

因みに、「大麦の苗」は一部の青汁の原料にもなっており、熱証、湿熱証の人は積極的にとるべきものですが、これも、

 

冷えのキツイ「陽虚」型の人は気を付けるべきでしょう。

 

 

このように、体にいいからと言って摂りすぎるのは問題ですが、西洋医学的に血糖値の問題といい、東洋医学的に内熱の問題といい、

 

胃腸虚弱やキツイ冷え体質でもない限り、現代人は白米に麦を混ぜた方が良い気がしてなりません。

 

 

 

続く

 

 

 

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モリンガ? 2

2017.06.25

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前回のお話

 

モリンガ? 1  参照

 

 

では続き行きます!!

 

 

「モリンガ」とは北インド地方を原産とするワサビノキ科の植物だそうです。

 

参考 wikipedia「ワサビノキ」

 

 

これの葉っぱをお茶にして飲む、と。

 

 

これもあまり成書に情報がないので、ネット上に散見される情報をのぞきますと、インド、アフリカ、フィリピン、インドネシアなどの亜熱帯の国々では古来より薬や美容、健康のために利用されてたそうで、

 

海外ではその栄養効果の実績と称賛を受けて、非常に高い注目を浴びているそうです。

 

(どこだ?”海外”って。。。(苦笑))

 

 

世界三代美女のクレオパトラが、モリンガのオイルを肌に塗り、モリンガのお茶を飲んで美しさを維持していたという話もあるそうです。(゜o゜)

 

 

ミラクルツリー(奇跡の木)ともいわれており、人間や動物にとって重要な栄養素が豊かに含まれているそうです。

 

 

ビタミン、ミネラル、アミノ酸がバランスも良く含まれていて、ポリフェノールは赤ワインの約8倍、ビタミンEは卵の96倍、鉄分はプルーンの82倍、

 

アミノ酸は米酢の97倍、食物繊維はレタスの28倍など驚くべき数字が出ているスーパーフードなんだそうです。

 

(出たー!!この〇〇の数十倍の栄養素って考え方!!( ゚Д゚))

 

 

効果としては抗炎症作用、抗酸化作用、食物繊維で整腸作用(腸内デトックス)、ポリフェノールでアンチエイジング、

 

ギャバの抗ストレス作用などなど・・・。

 

 

もはや全ての病気を予防、治療出来て、若返り効果まである奇跡の食べ物、って感じです☆(゜レ゜)

 

 

・・・いやーしかし、健康に敏感な方が聞いたら、飛びつきそうなものばかりですね。

 

 

てゆーか上の文章の「海外では注目を浴びている」「海外」って、どこ??(笑)

 

 

「奇跡の木」って。。。(苦笑)

 

 

そー言えばこないだ、「奇跡のお茶」の話をしたところでしたネ。

 

ルイボスティーと東洋医学    参照

 

 

これでは、奇跡だらけじゃないか!!( ゚Д゚)

 

 

これはね、要はね、世の中が奇跡だらけなのではなく、「奇跡を期待している人だらけ」なんですね。

 

 

まあこういう、「奇跡の〇〇」とか、「スーパーフード」とか言われるものは、努めて冷静に試して、自分に合うか合わないか吟味しましょう。

 

 

こちらとしても、こういうものは昔から、メディアを通じて次から次に出てくるので、よく検証しきれないうちにブームが過ぎ去ることがほとんどです。

 

 

「すごく合う!!あれもこれも治った!!!」

 

・・・とかいう人に限って、たいして続かなかったりするという、謎の現象も起こったりします。。。(゚∀゚)

 

 

「健康食品産業」というサービス業。

 

 

国民の関心が健康に向かうこと自体はいいことです。

 

 

サービス業のサービスの質を向上させる唯一無二で最強の方法は、消費者が賢くなることでしょう。

 

 

 

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『傷寒論』の時間指示と電話

2017.06.23

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清明院では、カゼひきさんをよく診ます。

 

 

最近も、よく診ています。

 

 

年々、カゼひきさんへの治療効果が、少しづつですが、上がっているように感じます。

 

 

嬉しいことですし、ありがたいことです。

 

 

でもこないだは、自分がカゼひきさんになってしまいました。(苦笑)

 

久々に風邪をひく 参照

 

 

カゼの治療が分かってきたかなーと、気を緩めると、スキが出来ると、ヤられる。

 

 

鍼の神は厳しいです。(苦笑)

 

 

・・・ところで、清明院では、治療に来た患者さんが、症状が出ていようといまいと、カゼの初期であると判断し、

 

治療をしたら、翌日や、場合によってはその日のうちに、電話していただくことがあります。

 

 

治療後すぐに電話してもらうケースでは、大体目安は2時間後です。

 

 

以前は、キッチリ治せたかの確認で、どんなカゼでも2時間後に連絡をもらっていましたが、最近では自信がある場合は翌日に、

 

再感していないかの確認電話をしていただくことが多いですね。

 

 

・・・さてここで、何故「二時間後」なのか。

 

 

それは、『傷寒論』の太陽病上篇、桂枝湯のところに書いてあります。

 

「・・・ 温覆令一時許.遍身漐漐.微似有汗者益佳.不可令如水流離.病必不除.若一服汗出病差.停後服.不必盡劑.若不汗.更服依前法.・・・」

 

まあこの条文は要は、薬を服用してから「一時(2時間)」おきに発 汗の有無を確かめ、発汗していなければ投薬を継続する形で、

 

太陽病の場合は4時間で1日分を服用させましょ、という理解に繋がる内容です 。

 

(上記は安井廣迪先生の解説を参考にさせて頂きました)

 

 

・・・で、その後は、やや間隔を開けて3 − 4 時間おきの服用とし、発汗すれば服 用を停止すると。

 

 

他の処方もこのようにして使用すると、効果がよりよいと 。

 

 

これを鍼に置き換えて考えると、二時間後に電話してもらって、発汗に限らず、どのような変化が起こったか確認、ということになるのです。

 

 

それにより、自分の鍼の威力や、効果の及ぼせた範囲、自分の診たての正確さもよく分かります。

 

 

このように、治療と、その後の変化については、古人が非常に詳細に観察して下さっているところなので、現代でも十分に使える知見が沢山あります。

 

 

以前も紹介したように、桂枝湯の後のおかゆ(熱希粥)とかね。

 

「おかゆ」を含む記事 参照

 

 

やったらやりっぱなしはダメ。

 

 

僕ら鍼灸院が、サクッとカゼを治す。

 

 

これ、重要重要。

 

 

超重要。

 

 

『傷寒論』『温病学』、鍼灸学校、鍼灸師の必修科目にするべきです。

 

 

 

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久々に風邪をひく

2017.06.21

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いやー、久々にやってしまいました。。。

 

 

一昨日の夕方から、咽喉にじゃっかんの違和感が。。。

 

 

そして、昨日の朝から、じゃっかん節々が。。。

 

 

そして、昨日の午後からは明らかに熱発している感覚があり、診療が終わって、家についてからはフラフラに。。。

 

(診療中はシャンとしてましたよ☆そこはプロなんでね。気力であります。(゜レ゜))

 

 

11時ごろに熱を測ったら39度。

 

 

食欲なし、少し悪心あり、上半身を中心に体重節痛、頭痛キツイ、咳、くしゃみ、鼻水はナシ、全身倦怠感と熱感が強い。

 

 

咽喉を見ると、左右、特に右の扁桃が赤く腫れている。

 

 

12時間後の11時10分からは、東鍼校で1時間半講義です。

 

 

さあ、間に合うか。

 

 

朝までに平熱に下げれるか。

 

 

もう、悪戦苦闘しながら、あの手この手で攻めました。

 

 

・・・で、どうにかこうにか、咽喉に違和感は残ったものの、朝には平熱で、無事講義を終えることが出来ました。

 

 

ふー、あぶねー。。。

 

 

僕が風邪で寝込むのは、年に一回あるかないかなんで、毎回焦りますね。(苦笑)

 

 

まあでも、咽喉痛から来て、そのまま急激に高熱、っていうパターンがほとんどです。

 

 

いわゆる温病型ですね。

 

 

寒気から来るやつもないことはないけど、稀ですね。

 

 

この咽喉痛、咽頭の違和感の時点で即座に対処して治さないと、大体今回のような破目になります。

 

 

今回の失敗は、2日前から咽喉痛があったのに、ほったらかしにしといたからです。

 

 

あの時点で対処していれば、なんてことなかったです。

 

 

でも、何もせんでも治ってしまうパターンもあるので、その辺の見極めが難しい。

 

 

いい教訓になりました。

 

 

 

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糖尿病と東洋医学 5

2017.06.12

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前回のお話

 

糖尿病と東洋医学

糖尿病と東洋医学 2  参照

 

 

◆消渇の治療と予後、予防法

 

 

消渇の治療は、基本的は清熱と滋陰の使い分けと、熱がこもっているところ、陰液が足りていないところを明確にして、

 

そこに陰液が充実するように、より効果的な配穴と手法を選んで治療をします。

 

 

ですので、

 

「糖尿病には〇〇というツボが効く!!」

 

とか宣った時点で、そんなん嘘っぱちです。(゚∀゚)

 

 

そんな簡単な病気じゃないっす。

 

 

だからこれだけ問題になっている訳で。

 

 

糖尿病には間違いなくこの経穴が効く、もしそれが本当なら、あっという間に東京ドームみたいな治療院が建ちますよ。( ゚Д゚)

 

 

この病は、なんといっても患者さん自身の養生も非常に重要で、食養生としては脂っこいものや甘いもの、酒や火の通ったもの、

 

小麦粉を使ったものを過飲、過食しないことはもちろん、性欲や怒りが度を超すのも良くない。

 

 

これらが守れないから、こうなったわけですから、養生を言葉で言うのは簡単でも、実際に行うのは、非常に根気と強い意志が要ります。

 

 

 

これらは消渇病の重要な発病原因になるし、『実用中医内科学』では、発病以降、上記のような生活習慣を改めなければ、

 

「どんないい治療をしても治らない」

 

とまで述べて戒めています。

 

 

韓国ドラマ『太陽人イジェマ』で、ジェマがめっちゃ怖い顔で患者さんに養生指導するシーンがありました。

 

 

また運動については積極的にやるといいが、激しい運動を急激にやれば、かえって疲労を起こすので良くない。

 

 

歩く、走る、自転車をこぐ、泳ぐなど、軽く、コンスタントに継続できる、有酸素運動が望ましい。

 

 

この疾患は、例え「三多」が改善し、体重が元通りになったとしても、しばらくは治療を継続するべきで、症状の改善をもって、

 

すぐに治療を中止してはいけない。

 

 

・・・とまあ、こんな具合で、東洋医学では、治療はもちろん、養生指導に重きを置くことで、2000年以上前からこの病気をやってきて、

 

一定の効果を出してきました。

 

 

食事制限、生活の摂生はもちろん重要だけど、もっと積極的に体質を調えようとするなら、早い段階で東洋医学的な治療を開始することを、強くお勧めします☆

 

 

 

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糖尿病と東洋医学 4

2017.06.11

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これまでのお話

 

糖尿病と東洋医学

糖尿病と東洋医学 2  参照

 

 

では続きいきましょう!!

 

 

◆三多と三焦での分類

 

 

『実用中医内科学』によれば、消渇の特徴的な病変は

 

多飲、多食、多尿

 

「三多」が中心であり、病が進んでいくと

 

消痩尿が甘くなる

 

などの病変が現れるそうです。

 

 

中医における消渇は、西洋医学の糖尿病のみならず、尿崩症(※)も包括した概念であるそうです。

 

※尿崩症・・・様々な原因で多尿となり、必要な水分まで排泄されてしまい、体内の水分のバランスを崩し、皮膚乾燥や口渇、ひどくなれば脱水、低血圧、意識障害などを呈する病気。

 

 

また、よく消渇は「上消渇」「中消渇」「下消渇」と、上焦、中焦、下焦のどこに病変が集中するかで分けられます。

 

 

上消渇は「肺の蔵」、中消渇は「脾の臓」「胃の腑」、下消渇は「腎の臓」が、病変の中心となります。

 

肺・大腸

脾・胃

腎・膀胱

心包・三焦   参照

 

 

とりわけ、消渇は本質的には「腎の病」を治療することに主眼が置かれます。

 

 

熱がこもって、陰液を消耗すると、最終的には腎にしわ寄せが来やすいのですね。

 

 

こういう特徴があると、いきおい、西洋医学の腎臓と、東洋医学の腎の臓を結びつけて論じたくなりますが、何度も書いているように、臨床的にはそのように短絡しない方が正解です。(*‘∀‘)

 

 

 

続く

 

 

 

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