東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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(一社)北辰会関東支部特別講演に参加してきました!!

2017.12.19

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17日の日曜日は、大森にある東京衛生学園で行われた、(一社)北辰会関東支部の特別講演に参加してきました!!

 

 

今回は午前中、

 

「北辰会方式と中医学の違い」

 

という刺激的なテーマで喋らせていただきました。(゜レ゜)

 

 

朝一の告知がちょっと押して、何と20分押しでのスタートになりましたが、どうにか時間内に収めることが出来ました!!(苦笑)

 

 

まあ、時間がない割には、まずまずいい内容は喋れたんじゃないかと思います。

 

 

午後一は東京、国立で蒼天堂治療院をやっている尾崎真哉支部長による講義

 

「北辰会方式の舌診学」

 

です。

 

 

膨大な情報量を、僅か1時間の中に詰め込んだ講義で、正直、置いて行かれた人もいたんじゃないかと思いますが(苦笑)、北辰会方式では、

 

中医学の先生方が行っている舌診学をさらに発展深化させようと、この数十年やってきました。

 

 

北辰会の舌診には、中医学の教科書にはない内容がたくさんあります。

 

 

それを余すところなく伝えたい、という支部長の情熱が伝わる講義でしたね。

 

 

そして最後は大阪で藤本玄殊堂をやっている藤本新風副代表による講義と実技

 

「体表の声を聴く ~体表観察上達のコツ~」

 

という注目の講義。

 

 

これは、初めての試みとして、北辰会が普段行っている実技指導の様子を、実際に一部始終見ていただこうというものです。

 

 

新風先生の指導を受けて、受講者の先生の手が変わり、触られているモデルの方の、受けた印象が変わる様子が、受講者に伝わったんじゃないかと思います。

 

 

しかも最後は、予定にはなかったんですが、実際の刺鍼を見せていただくことが出来ました。(笑)

 

 

まあ今回の特別講演では、北辰会と中医学の違いを中心に、北辰会としての、マス教育と個別指導の在り方の双方を感じ取って頂けたんではないかと思います。

 

 

そして終了後は忘年会。

 

 

今回は10月に金沢で行われた日本伝統鍼灸学会の、新風先生の実技披露の時にご協力くださった積聚会の藤原先生、高橋先生、東方会の横山先生も飛び入り参加して下さり、

 

非常に参加者も多く、盛り上がりました!!

 

 

今年1年の総まとめとして、大変良い講演会であり、忘年会だったと思います。

 

 

さて、個人的には今年の大仕事はすべて終了です。

 

 

あとは論文を仕上げて、来年を迎えるのみ!!

 

 

来年はちょっと仕事セーブしようかな。。。(;゚Д゚)

 

 

 

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「紅汗」について考えてみましょう。11

2017.12.18

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これまでのお話

 

「紅汗」について考えてみましょう。

「紅汗」について考えてみましょう。2

「紅汗」について考えてみましょう。3

「紅汗」について考えてみましょう。4

「紅汗」について考えてみましょう。5

「紅汗」について考えてみましょう。6  参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆『宋本傷寒論』の「辨可發汗病脉證并治第十六.」の条文

 

 

前回と同じところですが、

 

「傷寒不大便六七日.頭痛有熱者.與承氣湯.其小便清者.知不在裏.續在表也.當須發汗.若頭痛者.必衄.屬桂枝湯證.」

 

と、出てきます。

 

 

簡単に訳しますと、

 

「カゼひいてから1週間くらい大便が出てなくて、頭痛して熱っぽいものは、少し深いところに病が入っているので、承気湯で下すといい。

 

でも、小便をよく調べて、透明な小便が出ているようであれば、下してはダメで、まだ浅いところに病があるので、発汗させるべきで、発汗しても頭痛が出るものは、

 

桂枝湯で治療するべき。」

 

という感じになります。

 

 

ここで気になるのは、ちょっと専門的になりますが、

 

「何で麻黄湯じゃなくて桂枝湯なの??」

 

ってところなんですが、まあ簡単に言えば、カゼひいてから1週間近くたっていることから、すでに正気が弱ってきていることを暗示しているんですね。

 

 

なので麻黄湯よりも相対的に補う生薬の入っている桂枝湯をチョイスすると。

 

 

鍼でやる場合でも、こういうことは常に考えないといけません。

 

 

「発症してからどれくらい経っているか」

 

「その間の経過はどうか」

 

「本当に悪化していっているのか」

 

「中途半端なところで病が停滞しているだけじゃないのか」

 

「症状は変わっていなくても、改善傾向にあるんじゃないのか」

 

 

患者さんの言うことのみを鵜呑みにせず、常に冷静にこういう判断をします。

 

 

これをミスったり怠ると、上手く治せないんですね。

 

 

 

続く

 

 

 

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「紅汗」について考えてみましょう。10

2017.12.17

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これまでのお話

 

「紅汗」について考えてみましょう。

「紅汗」について考えてみましょう。2

「紅汗」について考えてみましょう。3

「紅汗」について考えてみましょう。4

「紅汗」について考えてみましょう。5

「紅汗」について考えてみましょう。6  参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆『宋本傷寒論』の「辨可發汗病脉證并治第十六.」の条文

 

 

前回と同じところなんですが、ここに、ちょっと長いですが、

 

「太陽病.脉浮緊.無汗發熱.身疼痛.八九日不解.表證仍在.當復發汗.服湯已.微除.其人發煩目瞑.劇者必乃解.所以然者.陽氣重故也.屬麻黄湯證.」

 

と、出てきます。

 

 

簡単に訳しますと、

 

「体の痛みなどのカゼの初期症状がなかなか治らずにこじれて、まだカゼの初期の症状や所見が残っているものはもう一回汗をかかせなければいけない。

 

でも、汗をかいて少しマシになるけど、まだイライラや視力低下があり、ヒドイものは鼻血が出て治る。こういうのは、普段から極度に熱が籠っているものである。

 

麻黄湯の類がよく効くよ。」

 

となります。

 

 

平生から熱を籠らせている人というのは、いざカゼをひいたときにこじれやすいことを示しています。

 

 

早い段階でスパッと発散させることが出来ればいいのですが、長引いてしまうとロクなことがありません。

 

 

そして、長引くにはそれなりの理由があります。

 

 

 

続く

 

 

 

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「紅汗」について考えてみましょう。9

2017.12.16

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これまでのお話

 

「紅汗」について考えてみましょう。

「紅汗」について考えてみましょう。2

「紅汗」について考えてみましょう。3

「紅汗」について考えてみましょう。4

「紅汗」について考えてみましょう。5

「紅汗」について考えてみましょう。6

「紅汗」について考えてみましょう。7

「紅汗」について考えてみましょう。8    参照

 

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆『宋本傷寒論』の「辨可發汗病脉證并治第十六.」の条文

 

 

前回までは、「辨不可發汗病脉證并治」といって、発汗させちゃダメなものをまとめてあるところから引っ張ってきましたが、今回は「辨可發汗病脉證并治」ですから、

 

汗かかせてもいいやつを集めた篇です。

 

 

そこに、

 

「傷寒脉浮緊.不發汗.因致者.屬麻黄湯證.」

 

と、出てきます。

 

 

簡単に訳しますと、

 

「寒邪に侵入されて、脈が浮いて堅くて、汗かかないで、鼻血が出てるものには、麻黄湯の類が効くよ。」

 

てなもんです。

 

 

寒邪が入ったことで汗が出せなくなって、熱が籠って、結果的に逃げ場がなくて鼻血として出る。

 

 

こういうものは麻黄湯で寒邪を払えばよしと。

 

 

最近、「インフルエンザに有効な漢方薬」なんつって話題になった麻黄湯。。。

 

 

キ〇タクがカゼ予防に飲んでるとか言って話題になった麻黄湯。。。

 

 

東洋医学では、インフルエンザだからこの処方、というような「病名診断」はしません。

 

 

それでやってたら、絶対に間違いのもとです。

 

 

・・・が、メディアではそういう言われ方をしてしまい、それだから漢方はバカに出来ないとか、漢方も捨てたもんじゃないとか、そんな評価のされ方をする。

 

 

実に嘆かわしい世界です。

 

 

・・・でもまあ、この条文は非常に分かりやすいですね。

 

 

 

続く

 

 

 

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「紅汗」について考えてみましょう。6

2017.12.13

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前回のお話

 

 

「紅汗」について考えてみましょう。

「紅汗」について考えてみましょう。2

「紅汗」について考えてみましょう。3

「紅汗」について考えてみましょう。4

「紅汗」について考えてみましょう。5    参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆『宋本傷寒論』の「辨陽明病脉證并治第八.」の条文

 

 

前回と同じく、陽明病のところに、

 

「脉浮發熱.口乾鼻燥.能食者.則.」

 

と、出てきます。

 

 

 

簡単に訳しますと、

 

「脈が浮いて発熱して、口鼻が乾燥し、よく食べるものは、鼻血が出るよ。」

 

という条文です。

 

 

 

ここだけ見たらなんのこっちゃ分かりませんが、この一文は、陽明病の「四逆湯」という薬の解説の後に出てきます。

 

 

四逆湯と言えば、甘草と乾姜と附子が入った、陽気をガッツリフォローする方剤として超有名選手です。

 

 

熱が籠るのが中心であるはずの陽明病に、なぜ温める薬??と思ってしまいますが、ここでは「表熱裏寒」という、表面には熱、深い部分には冷え、

 

という複雑なパターンを解説しています。

 

 

この場合、いつか水本先生も講義で仰っていたように思いますが、「脈浮にして遅」がポイントだと思います。

 

 

陽明病のこの部分には思わせぶりに「脈遅」という条文がたくさん出てきます。

 

 

数脈だからって、熱と思うな、遅脈だからって、冷えと思うな、というメッセージなんでしょうか。

 

 

ここでは、浅い部分に熱が籠っているから鼻血が出ることを論じていますが、深い部分には冷えがあることに注意しなければならないパターンについて書かれているものと思います。

 

 

 

続く

 

 

 

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40時間睡眠

2017.12.12

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患者さんによく言う。

 

「この病気を右肩上がりに治そうと思ったら、毎日、一定の睡眠時間の確保はすごく大事ですよ。」

 

と。

 

 

ある種の邪熱が関与した病気、あるいは陰虚、血虚などの陰分の不足が関与した病気には、一定時間の睡眠をコンスタントに取り続けることは、非常に重要。

 

 

これが確保できないと、なかなか治っていかない。

 

 

鍼や漢方の効きも鈍る。

 

 

もちろん理想は、毎日同じ時間に布団に入り、同じ時間に起床し、同じ時間に、同じくらいの量の食事をとる、同じ時間に大便を排出する、

 

というのが基本であって、よく言う「寝だめ」「食いだめ」みたいなものは、あまり意味がないどころか、かえって良くないらしい。

 

 

 

 

それにしても、「寝る」というのは、非常に大事だ。

 

 

特に冬場は大事。

 

 

多くの動物も冬眠する。

 

冬眠する動物一覧 参照

 

 

冬場に、夜中までジムで汗を流してます、なんてのは、一見健康的なようだが、東洋医学的に見たら、不養生の極み。

 

 

この「睡眠」、僕自身も大好きだ。

 

 

こないだの日月は、久々のオフ。

 

 

あそこに行こうかとか、ここに行こうかとか、色々考えたが、久々だったんで、今週末は講義だし、限界まで寝ることにした。

 

 

そして、土曜の夜寝て、月曜の夕方まで寝た。(笑)

 

 

約40時間、食事とトイレに一瞬起きた以外は、全て寝た。(゚∀゚)

 

 

なかなかこれが出来る人はいないらしいが、僕は小さいころから、これが普通に出来る。

 

 

ちょっとした特技と言えるかもしれない。(笑)

 

 

「寝だめ」は意味ない、良くないというが、たまにこれをやると、明らかに充電された感覚が出る。

 

 

脳がリセットされたような感覚も出る。

 

 

・・・僕は、冬眠する類の動物に近いのかもしれない。

 

 

 

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「紅汗」について考えてみましょう。5

2017.12.04

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前回のお話

 

「紅汗」について考えてみましょう。  参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆『宋本傷寒論』の「辨陽明病脉證并治第八.」の条文

 

 

ここに、

 

「陽明病.口燥但欲漱水.不欲嚥者.此必衄.」

 

と、出てきます。

 

 

簡単に訳しますと、

 

「陽明病にかかって、口が乾燥するけど、すすぐだけで飲みたがらないものは、鼻血が出るはずだ。」

 

と言っています。

 

 

「陽明病」というのは、カゼがちょっと深く入ってしまったやつのことを指し、

 

「胃家実是也(いかじつこれなり)」

 

という言葉で言い表されます。

 

 

陽明病というのは、胃腸の実証病変を言う、というほどの意味です。

 

 

そして陽明病というのは、浅い位置から深い位置まで、熱が籠ったような病変が非常に多いのが特徴です。

 

 

胃腸の実熱を、深さに応じて上手に治療するのが、陽明病の治療の眼目でしょう。

 

 

この条文の場合は、口が乾くけど飲みたがらないということは、熱が胃の腑に籠ったわけではなくて、もっと上の部位の、陽明胃経の経絡上に籠ったことを示唆しています。

 

 

・・・で、内熱によって血脈が内から破けて、出血すると。

 

 

だからこれは「陽明病の変証」であり、熱が籠っている部位を特定し、綺麗に清熱しないといけません。

 

 

「太陽病」の時のように、単純に治る兆しとは考えない方がいいでしょう。

 

 

 

続く

 

 

 

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「紅汗」について考えてみましょう。4

2017.12.03

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◆『宋本傷寒論』「辨太陽病脉證并治中第六.」の続き

 

 

こんな条文もあります。

 

「太陽病中風.以火劫發汗.邪風被火熱.血氣流溢.失其常度.兩陽相熏灼.其身發黄.陽盛則欲.陰虚小便難.陰陽倶虚竭.身體則枯燥.但頭汗出.劑頸而還.腹滿微喘.口乾咽爛.或不大便.久則讝語.甚者至噦.手足躁擾.捻衣摸床.小便利者.其人可治.」

 

少々難しい条文ですが、簡単に訳しますと、

 

「太陽中風証(カゼの初期で、風寒邪のうち、風邪が勝っている病態)に対して、灸や火鍼などの火法をもって無理やり発汗させると、かえって風邪が盛んになり、

 

気血の流れが乱れ、黄疸が出る場合がある。熱邪が盛んになると鼻血が出て、陰液不足になれば排尿困難になる。

 

陰陽どちらも虚弱になったら、皮膚は乾燥して、首から上の頭にのみ汗が出て、腹部が張って、軽い呼吸困難が起こり、口の乾燥と喉の糜爛、

 

便秘などが見られ、これが長引けばうわ言、ひどいものではしゃっくり、手足をせわしなく動かして衣服や布団をつまむ動作を見せたりする。

 

この時にもし尿が通じれば、まだ治療可能である。」

 

・・・という感じです。

 

 

黄疸、頭汗については、以前少し書きました。

 

「胆」って何ですか?(その10)

頭から汗が出る人 まとめ      参照

 

 

この場合は、間違った治療によってかえって風邪や熱邪が盛んになってしまった病態ついて論じてあり、熱邪が盛んになると、熱の逃げ場が無くなって鼻血が出る、

 

というメカニズムです。

 

 

これは良くないやつですね。

 

 

尿が通じれば可能性あり、という記載も面白い。

 

 

東洋医学では基本として、カゼをひいたら、風熱邪風寒邪か考えます。

 

 

で、風寒邪だ!となったら、今度は風邪寒邪、どっちのウエイトがきついか考えます。

 

 

で、寒邪がきつければ(太陽傷寒)温め、発散(発汗)する治療を基本に考えますが、風邪がきつい場合(太陽中風)、ヘタに温める治療をやって無理やり汗をかかせるようなことをやると、

 

上記のようなとんでもないことになったりします。

 

 

厳に気を付けるべきところです。

 

 

 

続く

 

 

 

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「紅汗」について考えてみましょう。2

2017.12.01

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前回のお話

 

「紅汗」について考えてみましょう。  参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆『宋本傷寒論』の「辨太陽病脉證并治中第六」の条文

 

「太陽病.外證未解.不可下也.下之爲逆.欲解外者.宜桂枝湯.十四.

太陽病.先發汗不解.而復下之.脉浮者不愈.浮爲在外.而反下之.故令不愈.今脉浮.故在外.當須解外則愈.宜桂枝湯.十五.

太陽病.脉浮緊.無汗發熱.身疼痛.八九日不解.表證仍在.此當發其汗.服藥已微除.其人發煩目瞑.劇者必乃解.所以然者.陽氣重故也.麻黄湯主之.十六.

太陽病.脉浮緊.發熱身無汗自者愈.

・・・(中略)・・・

傷寒脉浮緊.不發汗.因致者.麻黄湯主之.二十一.

傷寒不大便六七日.頭痛有熱者.與承氣湯.其小便清者.知不在裏.仍在表也.當須發汗.若頭痛者必.宜桂枝湯.二十二.」

 

・・・と、ここにも鼻血ブーについて色々と書いてあります。

 

まあ簡単に訳しますと、

 

「カゼの初期で、寒気等々の初期症状がまだとれてなかったら、便を下しちゃだめだよ。桂枝湯がいいよ。

 

カゼの初期に、間違って下しちゃって治らないものは桂枝湯がいいよ。

 

カゼがこじれて、脈が浮いて堅く、汗でなくて発熱し節々が痛いもの麻黄湯がいいよ。麻黄湯を飲んでから、少しいいのに、イライラや視力の低下、

 

鼻血が出て楽になるものは、ひどく陽気が籠ってしまっているからだよ。

 

カゼの初期のもので体に汗が出ていなくて、勝手に鼻血が出るものは自然に治るよ。

 

(中略)

 

カゼひいて、汗が出ずに鼻血が出るようなものは麻黄湯がベストだよ!

 

カゼひいてこじれて、1週間ほど経って便が出ずに頭痛するものは承気湯で下すといいよ。ただし、もし小便の色が薄かったら下したらダメ!

 

で、その場合は桂枝湯がいいよ。桂枝湯を飲んでも頭痛がするものは、必ず鼻血が出るでしょう。」

 

 

まあ要は、カゼの初期、あるいはちょっとこじれたやつで、まだ悪寒や体重節痛、頭痛などの初期症状が残っていて、汗が出ないような場合に、

 

汗の代わりに鼻血が出て治る、というパターンがあることを教えてくれております。

 

 

これを東洋医学では「汗血同源」と言ったり、「紅汗」と呼んだりしています。

 

 

ただ、鼻血が出るということは陽気がひどく籠ってしまっている場合であり、汗が出るよりもアブノーマルな治癒機序、ということが分かります。

 

 

 

続く

 

 

 

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(一社)北辰会エキスパートコース大阪会場 内経気象学

2017.11.21

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11.19は、大阪で行われた(一社)北辰会エキスパートコース大阪会場へ。

 

 

今回、午前中は実技。

 

ベテランの開業鍼灸師の先生方と、鍼のやり合いです。

 

術者によって注目点が違う、勉強になりましたねー。

 

 

午後は藤本蓮風先生による症例報告「湿熱黄疸」

 

 

黄疸に関しては、僕の少ない経験の中でも、何度か相まみえたことがあります。

 

 

・・・苦い思い出も多い、大変難しい症状だと思います。

 

 

僅かな期間で、劇的に治した、素晴らしい症例でした。

 

 

午後2コマ目は堀内齊毉龍先生による「症例の傷寒論的解析」

 

 

これは先日、日本東洋医学会で発表なさった講演の、ロングバージョンです。

 

日本東洋医学会関西支部例会に参加してきました!!   参照

 

 

堀内先生の講義は何時も非常に論理的で、僕的には大変分かりやすかったのですが、傷寒論の用語に慣れていない人にとっては、ちょっと難しかったかもしれません。

 

 

でもまあ、北辰会のエキスパートコースですから、あれでいいと思います。

 

 

最後は橋本浩一先生による「内経気象学」

 

 

橋本先生の講演は毎年、着実にレベルアップ、ブラッシュアップしています。

 

 

以前私から、雨といっても色々な雨があり、内経気象学的にはそれによってどう違うか、という質問をさせていただいたことがあったのですが、

 

今回、それをキチッと調べてきてくださり、大変ありがたかったです。

 

 

いやー、今回も盛りだくさんの内容で、大満足でした。(゚∀゚)

 

 

 

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