東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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声音嘶唖(嗄声・失声)について ③

2019.02.10

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これまでのお話し

 

参照

 

 

◆今回の治療と反省

 

 

今回、見事に立春とともに起こった、一連の症状でした。

 

 

まず時節柄、内傷としての肝胆の異常は頭に置くべきでしょう。

 

(決めつけてはイカんけどね)

 

 

土曜の食事会での緊張からの緩和、東方医学会での緊張からの緩和、この、「緊張からの緩和」「緩和」の際に症状が重くなるようなものは、

 

北辰会では、多くは肝気実型の病変と考えます。

 

 

今回は、最初の段階で、それにさらに外邪が絡んでいるものと考えた。

 

 

日曜の夜の、発熱時の段階での治療が、あまりにもシャープに決まったため、調子に乗って気を抜いたのがミスでした。

 

 

いくら軽くても、風邪気味であった場合、完全に治ってからも1週間、最低でも3日は、重々気を付けて過ごすべきでしたね。

 

 

その意味で、水曜日の午後、いやむしろ朝、咽喉がおかしい、声が出にくいと感じた時に、即座に病理を分析して手を打つべきでした。

 

 

それを放っておいて、講義で喋り、飲み会で喋り・・・、という流れをもって、迂闊にも「嗄声」という病を完成させてしまいました。(苦笑)

 

 

こうなると、邪熱の発生源を「肝の鬱熱」「中焦の湿熱」と考えて、せっせと治療したものの、「排便や排尿、発汗」というイベントを待って、

 

一定の期間を経過しないと、もはや即座には声は戻りません。。。orz

 

 

・・・いやー、いい勉強になりました。

 

 

しかし立春(というか時節の問題)、やはり恐るべし。。。

 

 

来年は健やかに立春を迎えたいなあ・・・。

 

 

 

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声音嘶唖(嗄声・失声)について ②

2019.02.09

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前回のお話し

 

声音嘶唖(嗄声・失声)について ①       参照

 

 

◆今回の嗄声の大まかな経過

 

 

今回、実は日本東方医学会の前日の土曜の夜にも、やや緊張する食事会があった。(苦笑)

 

 

土曜の、予約パンパンの診療が終わって、すぐに移動し、食事会が終わって、家に帰ったのは夜中。

 

 

家に帰ってすぐ寝たが、少し飲んだせいもあって、何となく怠く、日曜の目覚めは悪かった。

 

 

東方医学会では、たまにしかお目にかからない全国の先生方にご挨拶させていただき、会の最中から懇親会の時に、咽喉に違和感(軽い嚥下痛)を感じていた。

 

 

また家に帰って、寝ていると、ノド痛はマシになりつつも、今度は熱っぽい感じと怠さが出てきた。

 

 

・・・あー、咽喉痛から来て高熱を発熱、というよくあるパターン、始まっちゃったかなー、と思って、とある経穴に鍼し、とある漢方を飲み、すぐ寝る!

 

 

深夜、発汗するが怠い、頭痛もあった。

 

 

着替えて、水飲んで、また寝る。

 

 

朝には解熱し、怠さに関しても、だいぶ体が軽くなる。

 

 

ただ、まだじゃっかん頭痛、体痛があったが、月曜はオフであり、午後にはほぼ気にならなくなる。

 

 

そんな訳で、火曜はいつも通り仕事。

 

 

普通に出来た。

 

 

しかし火曜の夜、油断してエアコン付けたまま寝てしまい、朝、再びやや咽喉に違和感(痛みまではいかず、イガイガ感)があったが、起きて動き出したらすぐに治まる。

 

 

そのまま、学校で90分喋り、院に戻って診療し、飯食って、一休みしている時にスタッフと話している時に、妙に声が出にくいことに気付く。

 

 

・・・ま、これぐらいなら平気だろ、と思って放置し、夜の診療をガンガンやってから、再び学校で、夜の講義へ。

 

 

この講義中に、いよいよ声が出にくくなってくる。(苦笑)

 

 

講義終了後、とある飲み会で、さらに声が出にくくなるが、体はまったく元気であり、調子に乗って、少し酒を飲む。

 

 

家に帰ったのは夜中、すぐにとある漢方、とある経穴に鍼し、寝る!!

 

 

そして木曜朝、前夜よりはマシなものの、やはりまだ、全然声が出にくい。

 

 

声が出にくいことを、患者さんにヘコヘコと謝りながら、患者さんから心配されながら、ガラガラ声でどうにか診療。(苦笑)

 

 

飴を舐めつつ、水分取りつつ、鍼しつつ、とある漢方を飲みつつ診療。

 

 

・・・で、昨日(金曜)。

 

 

まあ木曜が10だとすれば4くらいかな。

 

 

だいぶ声は出てますが、音域や音量によってはかすれる感じ。

 

 

これがどの音域、音量だか掴めないので、喋っていて、思いがけず声が枯れてストレス。

 

 

普通に、全然違和感なく発音できる音域もある。

 

 

こういうの、五音(角、 徴、 宮、商、 羽 かく、ち、ぐう、しょう、う)で分析したら面白いだろうね。

 

(やり方分かんないけど。。。)

 

 

そして今日。

 

 

さらに良化。

 

 

未だに、とある音域、音量だとかすれるが、まあまあ喋れるようになってきた。

 

 

今夜、寝てさらに回復する機会がありますから、明日の順雪会では、どうにか90分なら喋れるでしょう。(笑)

 

 

いやー、アブねーアブねー(;’∀’)

 

 

これが2,3日ズレてたら、講演を誰かに代わってもらう騒ぎです。

 

 

 

続く

 

 

 

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声音嘶唖(せいおんせいあ)嗄声・失声について ①

2019.02.08

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昨日、立春になり、声を失う。(笑)という記事を書きました。

 

 

ついでなんで、今回私が立春早々見舞われた、声音嘶唖(嗄声・失声)というものについて簡単にまとめておきましょう。

 

 

ネガティブな出来事を、ポジティブに変換。

 

 

この症状は、『症状による中医診断と治療 下巻』「耳鼻咽喉科症状」のところに、

 

「喉痒(いんよう:喉の痒み)」

「咽乾(いんかん:咽の乾き)」

「咽腫(いんしゅ:咽喉の発赤、腫脹)」

「咽喉痛(いんこうつう:咽喉の痛み)」

「咽喉白腐(いんこうはくふ:咽喉部に白い膜が出来るもので、ジフテリアに相当する)」

「喉中梗阻(こうちゅうこうそ:梅核気、ヒステリー球に相当するもの)」

「懸雍下垂(けんようかすい:口蓋垂が腫脹して下垂するもの)」

 

など、喉の炎症症状とともに纏められています。

 

 

「声音嘶唖(せいおんせいあ)」の参考弁証分型としては5つ。

 

1.風寒

2.風熱

3.熱邪犯肺

4.肺腎陰虚

5.血瘀痰聚

 

とあります。

 

 

1.2.は外邪性であり、いわゆる風邪ひき(感冒)の時に声が出にくくなるやつです。

 

4.はご老人や虚弱体質者などの慢性的な嗄声の場合が多いです。

 

5.は西洋医学的に言うと声帯ポリープのようなものですね。

 

 

今回の僕の場合、外邪の問題が水曜の午後の段階で片付いていたとするならば、3.が妥当(というか一番近い)だと考えます。

 

 

今回の嗄声に関しては、外邪の線は考慮しつつも、内傷病として扱いました。

 

 

外邪については、悪寒悪風症状や浮脈などはなかったので、内熱が主、外邪はあったとしても風熱で軽度、と考えています。

 

 

ただこの場合、内熱(熱邪)の発生源を特定しないことには、結局スッとするのど飴を舐めたり、のどを流注する経絡に対する通経などの、

 

対症療法に終始することになります。

 

(もちろん対症療法(標治)も非常に重要ですが。)

 

 

・・・さて、熱邪の発生源はどこであったか。

 

 

【参考文献】

 

『症状による中医診断と治療』燎原

 

 

 

続く

 

 

 

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立春になり、声を失う。(笑)

2019.02.07

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二十四節気では立春ですね。

 

 

完全に春です。

 

 

「春ならでは」の症状の患者さんオンパレードです。

 

 

因みに旧暦では今が正月、旧正月というやつですね。

 

 

中国や台湾の人たちは今まさに正月休み中です。

 

 

ちょっと羨ましいですね。(‘ω’)

 

 

ところで、先日の日本東方医学会の後、少しノドに違和感があり、夜じゃっかん発熱しました。

 

日本東方医学会に参加してきました!!   参照

 

 

即座に自分で治療し、そのまま解熱し落ち着き、火曜には問題なく仕事していました。

 

 

そして水曜、治ったことに油断し、エアコンつけっぱなしで寝てしまったせいか、再び、朝からじゃっかん喉の違和感が出たものの、いつも通り東鍼校の講義で喋り、

 

いつも通り院に戻って診療やり、飯食って、一休みしていたら、なんか、声が出にくい。。。

 

 

軽く嗄声(させい)です。(苦笑)

 

 

まあ、痛みが酷い訳でも、発熱した訳でもないので、特に治療もせずに、そのまま午後の診療を終え、さらに夜の講義で喋っていると、講義中にいよいよ悪化。。。

 

 

しかも、この日は講義終了後にも、前から決まっていた、ちょっと外せない大事な飲みがあり、そこでもけっこう一生懸命喋ったので、さらに悪化。。。

 

 

家に帰って、すぐに鍼して漢方を飲んで、朝には少し回復したものの、まだ全然ダメ。

 

 

・・・イヤー情けない。

 

 

今日は完璧に「枯れ声ヤロー」です。

 

 

今日見えた患者さん達に心配かけて、申し訳ない。<m(__)m><m(__)m>

 

 

しかし、ここまで喉を潰したのは、10年以上ぶりぐらいですかね。

 

 

前回、20代の頃に嗄声をやった時は、朝までカラオケで歌いまくって、そのまま寝ずに仕事したらノドが潰れた、って感じだった気がしますので、たった90分の講義を、たかだか二コマ喋って、

 

夜に2時間チョイくらい飲んだだけでノドが完全に潰れるとは、いくら病み上がりだったとはいえ、明らかな「老い」を感じましたね。。。

 

 

・・・まあ、フニャフニャしてても始まらないので、ついでなんで、嗄声(声音嘶唖)について、キチッとまとめておきましょう。

 

 

これも僕なりの春の病なんでしょう。

 

 

 

トホホ。。。(T_T)

 

 

 

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「百会」の不思議

2019.01.27

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こないだ、勉強会で、面白いことがあった。

 

 

まあ最近はすっかり立春前、という感じがハッキリしてきました。

 

 

こんな大都会東京でも、敏感な患者さんの中には、体の変化、風や日差しの変化に気付く人もいるようです。

 

 

この時期、足厥陰肝経の終末であり、「三陽五会」とも「百脈が朝会する処」とも言われる「百会」穴が大活躍します。

 

 

こないだの勉強会で、

 

「足が冷えて頭が逆上せる」

 

という人がいました。

 

 

百会穴に鍼をすると、爽やかにのぼせが下がる感覚があって、足が温もる。

 

 

また、

 

「体が火照って熱い」

 

という人がいました。

 

 

百会に鍼をすると、全身が涼やかに冷えて、気持ちがいいという。

 

 

同じ経穴に同じように鍼をしても、ある時は温まったり、ある時は冷えたり。

 

百会大活躍☆

「百会(ひゃくえ)」という経穴 5     参照

 

 

 

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インフル狂騒曲

2019.01.18

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世の中、インフル狂騒曲ですな。

 

 

テレビでもインフルインフル・・・。

 

 

ラジオでもインフルインフル・・・。

 

 

ネットでもインフルインフル・・・。

 

 

そしてお決まりの「予防接種って、意味あるんですか?」っていう、毎年恒例の質問も乱れ飛ぶ。(苦笑)

 

予防接種の是非

インフルエンザワクチンの時期   参照

 

 

僕は今年の正月、狭い個室居酒屋で、おそらくインフルに罹患済みであったろう友人二人(飲んでいる時はじゃっかんカゼ気味で、二人とも翌日高熱で寝込んだ)と、

 

近い距離で長時間飲んでいましたが、まったく罹患しませんでした。(゚∀゚)

 

 

患者さんでも、

 

「インフルエンザなので、2、3日寝て、動けるようになったら治療に行きます。」

 

というキャンセルの電話をくれる人もいれば、

 

「インフルエンザなんですけど、診てもらえますか?」

 

という人もいます。(笑)

 

 

東洋医学で、鍼灸でやってくれと言われれば、僕はやります。

 

 

インフルエンザでも、あまりにも毒性が強いようなものであれば東洋医学的には「疫癘の邪気」という扱いになるんでしょうけども、毎年巷で流行する、

 

タミフルリレンザイナビルゾフルーザラピアクタが効いて、2、3日で回復するようなものであれば、通常の感冒と同じように、『傷寒論』『温病学』の考え方で対応し、

 

うまくいったケースはこれまでにも数多く経験しています。

 

「疫癘」を含む記事 参照

 

 

基本的な六経弁証、衛気営血弁証、三焦弁証が大事ですね。

 

 

ただ、通常の風寒風熱と比較すると、やはり邪気の勢いが強いのは強いようで、数脈が緩まない、あるいは緩んでもすぐに戻るものは要注意だと思います。

 

 

「感染症に鍼灸は効かない!」と、頭ごなしに言われますが、本来は西洋医学とも積極的に協力できるところだと思うんですがね。。。

 

 

まあもちろん、こういうものを扱えるだけの学術がないのに触ったら、危険でしかないのは言うまでもないですが。

 

 

『傷寒論』『温病学』を読んでおり、六経弁証、衛気営血弁証、三焦弁証について理解し、これを鍼灸で臨床応用出来る鍼灸師が、日本にどれくらいいるかを考えたら、

 

仕方ないことかもしれませんね。

 

 

 

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あさイチ「東洋医学で1年を元気に!」観ました☆

2019.01.10

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新年早々、1.4にNHKで放送された、あさイチ「東洋医学で1年を元気に!」を観ました!!

 

番組サイト 参照

 

 

去年も、NHKでは、盛んに東洋医学の特集が組まれた。

 

 

それに関しては、このブログ上でも煽ったし、感想も述べた。

 

NHK「東洋医学 ホントのチカラ~科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ~」

NHK「日本人のおなまえっ!」

NHKの見た!            参照

 

 

ちょうど1年前に、産経新聞で大々的に記事が出て以降、国内の東洋医学熱が、にわかに活気づいているように見えなくもない。

 

産経新聞にこんな記事が。    参照

 

 

しかし放送後、清明院はいたっていつも通りであり、こういう番組をNHKでやったからと言って、一気にバブル的な好景気、みたいな現象は起こらない。(苦笑)

 

 

それが起こっているのは、これに出演した大学病院の先生のところらしい、ということも述べた。

 

NHKの番組の影響    参照

 

 

やはり国民の多くは、我々在野の臨床家よりも、大学病院という権威を、相対的に信用するのであろうか。(苦笑)

 

 

今回の番組であるが、「東洋医学」という括りで、「鍼灸」「漢方」「食養生」という3つのジャンルに分けて、専門家として鍼灸師と医師の先生が出演し、

 

それぞれに意見を述べたことは良かったと思う。

 

 

「東洋医学」といった場合、この3者はセットであり、相互に協調し合って、患者の健康を守ってきたわけである。

 

(ホントはさらに「導引」「気功」「運動法」なんかも入れてもいいと思うけど)

 

 

また漢方でも鍼灸でも、「即効性」と、中長期的な「体質改善」を説いていたことも良かったと思う。

 

 

それぞれの内容については、細かい部分で気になるところもなかったではないが、NHKのことだから、そこは周到に、全てわかった上で、あの内容なのかな、という気もした。

 

 

清明院に治療に見えている、何人かのテレビ関係者に聞いたが、NHKは、どこからも突っ込まれないように、番組づくりにかなり繊細に気を使っているのだそうだ。

 

(民放よりもマンパワーもあるでしょうしね)

 

 

まあただ、鍼灸に関してはいつも思うが、

 

「お手軽におうちで出来る、簡単ツボ療法☆」

 

みたいなノリをあまり強調するのはやめて欲しい。。。

 

 

この医学固有の人体観、疾病観をもっと説いてほしい。。。

 

 

大学病院だけでなく、在野の臨床家にも光を当ててほしい。。。

 

 

・・・まいーや、清明院はいつも通り、今日も明日も、ガンガンやります!!!

 

 

 

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(一社)北辰会冬季研修会、申し込み期間延長!!

2019.01.09

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来たる2月10~11日(日・月)の二日間、熱海の温泉旅館「和風館」にて、毎年恒例、(一社)北辰会主催、宿泊型の大研修会「順雪会(じゅんせつえ)」が開催されます!!

 

 

すでに申込期限を過ぎましたが、

 

「2月の予定が分からず、迷っているうちに申込期限が終わってしまった。。。」

 

とか、

 

「急遽参加できることになったんですが、今からでも大丈夫でしょうか?」

 

という問い合わせが必ず毎年あります。(苦笑)

 

 

そんな方のために、今回、講師の先生を若干名増員し、申込期間を1.15まで延長しました!!

 

 

藤本新風代表をはじめとする、(一社)北辰会本部支部の精鋭講師陣の、きめ細やかな実技指導が、トコトン受けられます!!

 

 

(一社)北辰会公式ブログ 参照

 

 

2019年冬季研修会「順雪会」パンフレット(PDF)

 

 

申し込みフォームはこちら!!

 

 

・・・今回、僕も90分喋ります。

 

 

演題は「講師候補登用試験解説」です。

 

 

かなり実践的かつ理論的な内容になります。

 

 

また何と言っても、会長である藤本蓮風先生も60分喋ります!!

 

(蓮風先生の講義が関東で聴けるのは今やこの「順雪会」のみです!!)

 

 

演題は「なぜ北辰会を作ったのか」であります。

 

 

北辰会という流派は、近代日本鍼灸の流れの中で、非常に重要な存在だと思います。

 

 

1867年の明治維新以降、色々な経緯がありながらも、結果的にどん底に落ちた日本の東洋医学(鍼灸漢方)。

 

 

そこから、戦前の1930年代、柳谷素霊先生以降の、経絡治療学派の誕生~発展の時代、そして戦後の経絡論争以降の現代医学派の台頭、そして1970年代以降の、

 

現代中医学(TCM)の輸入~翻訳~模倣~発展の時代、北辰会はその大きな時代の流れを十分に踏まえて、今や世界基準たるTCMを理論や用語の基本に置きつつも、

 

そこに日本固有の学術をも組み込み、西洋医学者でも分かりやすいように教材と教育システムを構築している、稀有な流派です。

 

 

それを今から約50年近くも前に、なぜ作ろうと思ったのか。

 

 

創始者本人が語ります。

 

 

濃密な60分、聴くしかないですよこれは。(゚∀゚)

 

 

 

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年末年始もシビアな治療☆

2019.01.06

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今回の年末年始、30日の夜に、母と叔母と食事していると、叔母の顔色が悪いことに気付きました。

 

 

叔母はここ数年、とある重病で闘病中の身です。

 

 

でも、秋くらいに、少し体調を崩したことがありましたが、その後は安定していると聞いていました。

 

 

「んー、それにしてはちょっと顔色が悪いな。。。」

 

と思いつつも、

 

「まあでも、飯食ったら少し戻るかな。」

 

と考え、特に指摘もせずに、一緒に食事していました。

 

 

・・・ところが食事後、顔色がさらに悪くなったので、叔母が帰った後、母親に

 

「あれ、ちょっと心配だねえ。。。注意しといて。」

 

と告げておきました。

 

 

すると翌朝、案の定

 

「発熱した、具合が悪い。」

 

と連絡あり、急遽往診することに。(苦笑)

 

 

地元に帰って、気の抜けきったところで、大みそかに往診することになるとは。。。(苦笑)

 

 

叔母は持病の重病で強い薬を普段から使っていますから、相当に体力が弱っています。

 

 

そこへ持ってきて、母ともう一人の叔母と一緒に、1日動き回って、疲労が出たんですね。

 

 

結局、31日~3日まで、連日往診しましたが、31日、1日くらいの時は状態があまり良くなく、叔母は独り暮らしでもあるので、あわや入院させるレベルかと思いましたが、

 

どうにかこうにか落ち着いてくれて、少しホッとして帰ってきました。

 

(まあまだ、今月一杯くらいは気を抜けませんが。。。)

 

 

平生まあまあ健康な人が、ちょっと肩が凝ってるから鍼してくれとか、そういうレベルでなく、普通にガチの、入院するしないの瀬戸際の治療でしたね。(苦笑)

 

 

けっきょく、年末年始も鍼の神から、

 

「お前なに気ィ抜いてんだ、治療やれ!!」

 

と、頭を小突かれた気分でした。。。(苦笑)

 

 

やっぱ甘くないすね、鍼の神は。。。

 

 

ありがとうございます。

 

 

 

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「要素還元主義」とは

2018.12.30

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こないだの講義で、「要素還元論」について少し喋った。

 

 

これ、いつかこのブログに書いたっけ、と思って調べたら、書いてなかったので、ここに書いておく。

 

 

まあ、「コトバンク」に書いてあることを引用すると、

 

生物学における基本的生命観の一つで,物理・化学的に不可解にみえる生命現象も,要素現象に分析・還元していって、これら要素の作用様式を解明することにより理解することができるとする立場。
近代生物学の流れが分析的理解を中心としてきたことは事実であり,たとえば遺伝現象は,DNAの二重螺旋構造へと還元されたともいえる。
ただし,ひたすら要素のみを強調することは要素間の関係を閑却視することになるので,生物学においては全体的視野も忘れてはならないとして,還元主義のみの強調を批判する立場もある。
L.ベルタランフィの生体論 (有機体論) の主張などは,これに近い。
なお,還元主義という用語は 20世紀後半,ことに 1970年代になってから頻用されはじめたもので,それ以前はこの語の示す立場は,
機械論という表現の一側面をなしていた。
・・・と、相変わらず読むのが面倒になる文体で書かれている。(^^;

 

 

まあ要は、生命の複雑な仕組みを理解するのに、そこから一部を取り出してきて、それの仕組みをよーく調べたら、全体の仕組みがわかるよん、

 

という、生物学上の立場です。

 

 

これは、そこに起こる現象を物理化学の法則で理解できるという機械論(生命機械論)とも通じるところがあり、西洋医学が発展したきたのは、

 

この観点が大きく影響しています。

 

 

現代日本人がその恩恵にあやかっているレントゲンやCT、MRI、ワクチン、外科手術、点滴などは、この考え方に基づいて発展してきたものです。

 

 

まあ、世界中で大成功を収めたといっていいでしょう。

 

 

当然、この考え方からすれば、生命というものは

 

「DNAを自己複製するシステム」

 

ということになりますから、今や、再生医療、遺伝子治療に熱い注目が注がれています。

 

 

それはそれで、どんどんやりゃあいいです。

 

 

要素還元主義、人間機械論が先鋭化すればするほど、東洋医学が持つ生気論的生命観、全体観の存在価値がかえって増すでしょう。

 

 

また、医療は、現実問題として簡単で、持続可能でないといかんしね。

 

 

俺ら、鍼ともぐさと布団がありゃ、どこでも出来る。

 

(布団は無くてもいいか)

 

 

でけえ機械とか設備とか、要らないのね☆

 

 

鍼灸最高!!

 

 

生気論と機械論は東洋医学は宗教か。 13参照

 

この医学の根本哲学は総合と総体 参考文献参照

 

 

 

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