東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2021年度 日本東洋医学会関西支部例会を視聴しました!!

2021.11.12

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夜な夜な、10.24に京都タワーで行われた、日本東洋医学会、2021関西例会を視聴しました!!

 

(オンデマンド配信最高!!笑)

 

 

私も一応名前だけ会員になっている(一社)日本東洋医学会ですが、最近、毎日のように地方会のお知らせが来ます。笑

 

 

でもこれは素晴らしいことです。

 

 

オンライン配信が出来るようになったことで、比較的簡単に、日本全国の有名な先生を招いて講演してもらえる。

 

 

会場までいかなくても、しかも時間に縛られずに、いつでもどこでも講演が聴ける。

 

 

地方の先生方にとって、この上なく有難いのではないでしょうか。

 

 

しかも喋るのがゆっくりな先生の講演は、オンデマンドなら倍速再生できる。笑

 

 

完成度の高いスライドはスクショしておいて復習できる。

 

 

欲しい情報を、以前よりも全然効率的に得ることが出来る時代、ついに到来です。

 

 

向学心のある人にとっては、もはやこの上ないシステムが完成しつつあるでしょう。

 

 

まあその分、よく指摘されるように、リアルでの付き合いがしにくくなるというマイナス面はありましょうが、それがしたい人は会場に行けばいい訳なので、

 

今後はハイブリッド開催が基本になるでしょうね。

 

 

まああとは、簡単に出来てしまう録音、録画、流出等の問題もよく言われますが、これは恐らく、厳罰化が進むでしょうし、今は正義感旺盛なネット自警団も多数いますので、問題ないでしょう。

 

 

あとは、便利な分、供給される情報がこれまでよりも圧倒的に過多になりますので、そこら辺にいる、ただの頭でっかちにならないように、

 

情報を受容する側の取捨選択能力、情報処理能力はこれまで以上に、大いに問われるでしょうね。

 

 

余分な情報をいちいち拾わないこと、また、必要と感じて拾った情報に関しては、本当に必要だったかどうかきちんと咀嚼して、必要であれば自分のものにすること、

 

まあよく言う、「情報リテラシー」ってやつが、今後ますます問われるでしょう。

 

 

今回、なんといっても最初の「煽り映像」が素晴らしかったです。笑

 

 

僕の好きな、種々の格闘技イベントでも、イベント開始前、あるいは試合前の会場のテンションを上げるのに欠かせないのが、カッコいい音楽と映像で演出される「煽り映像」なわけですが、

 

今回、どなたが作ったのか分かりませんが、映画のオープニング(スターウォーズ風?)のような映像、大変素晴らしかったです。

 

 

やはり今後は、講演者やそのスタッフにはYoutuber的な素質が求められそうですね。苦笑

 

 

これも時代の要請です。

 

(真贋を見分ける目が、ホントに問われますね)

 

 

今回も印象的な講演が多く、ザッと挙げると以下の通りです。

 

 

中村真理先生の「末梢性顔面神経麻痺完全脱神経型に対する鍼灸治療の効果-発症1年以内、14名-」

 ☞顔面神経麻痺の柳原スケールは清明院でも使っていますが、詳細なデータについてまでは知らなかったので、大変参考になりました。

 

篠原明徳先生の「肝気虚の理法方薬」

 ☞肝の病理の中でも、等閑視されがち、あるいは腎気虚と混同されがちな「肝気虚」という病理ですが、今回、非常に分かり易く解説して頂きました。

 

北村順先生の「循環器領域における漢⽅の現状と今後」

 ☞心臓、腎臓などの循環器領域の疾患に対して、東洋医学は、古代から当たり前に扱ったきた訳ですが、現代医学的なエビデンスは非常に少なく、近年、エビデンス構築、臨床実践が進んでいるようです。一臨床家として、この動きは見逃せないですね。

 

山本昇伯先生の「東西医学融合の2例と分断の2例」

 ☞以前から存じ上げている山本先生ですが、主に眼科領域で、漢方医的、総合内科医的な視点をもって診療にあたっておられる先生で、とても分かり易いご講演でした。

 

福原慎也先生、千福貞博先生の「新型コロナウイルス感染症の諸症状に対して葛根湯合小柴胡湯加桔梗石膏が奏功した透析患者の1例」

 ☞これも非常に刺激的な症例で、透析患者の重症化リスクは非常に高いのですが、早期(疑い段階)で漢方薬で介入して見事に効果を上げた症例でした。個人的にも、コロナ禍以降、最もお世話になった漢方は「桔梗石膏」です。笑

 

王宝禮先生の「本邦の歯学部における漢方医学教育の現状と考察」

 ☞これもなかなかレアな内容。虫歯だけでない、あらゆる口内トラブルに対して、東洋医学は有用だと思います。歯学部でも、積極的に東洋医学教育、行うべきだと思いました。

 

 

・・・まあー、この他にも面白い講演が多数あり、関西のまだ見ぬツワモノの先生方、素晴らしいと思いました。

 

 

また今回は、いつもお世話になっている北辰会の漢方医、竹本喜典先生も座長として参加されており、先生も今後ますますご活躍されるのだろうと思いましたね。

 

 

さて、今週末は日本伝統鍼灸学会もありますし、東洋医学会の九州支部もあります。苦笑

 

(これもオンデマンドなんで、両方の聴きたい講演のみ聴ける!!)

 

 

 

便利な仕組みを最大活用して、サクサクと欲しい情報を拾って、サクサクと鍼灸臨床家としてのレベル上げに勤しみましょう☆

 

 

 

 

 

 

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第2回、順天堂東医研シンポジウム「Covid-19に対する東洋医学の医療的知見について」で喋らせていただきます。

2021.01.31

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来たる2.25(木)の19時から21時順天堂東医研主催の第二回シンポジウムでシンポジストとして講演させていただきます!!

 

第一回シンポから早1年以上。は、はやい。。。)

 

 

開催は2月末ですから、希望的観測では、今よりは感染者数や社会状況も落ち着いている筈ですが、まだまだコロナ禍の最中ではあるので、

 

今回は完全オンラインにて開催いたします。

 

 

テーマはまさにタイムリーな「Covid-19に対する東洋医学の医療的知見について」であります。

 

 

なお、私の他にシンポジストとしてご講演下さるのは、いつもお世話になっている、日本東方医学会会長である長瀬眞彦先生と、以前から書籍では勉強させていただいておりましたが、

 

今回初めてお目にかかりました、本草薬膳学院学院長である辰巳洋先生、そして、司会を務めて下さるのは順天堂大学大学院、公衆衛生学の教授である谷川武先生です。

 

(私以外は超豪華メンバーです。(゜o゜))

 

 

著名な先生方に囲まれて大変恐縮ですが、精一杯楽しんで来ようと思います。(^^;

 

 

内容としては、

 

辰巳先生からは「COVID-19の中医学における基本的な考え方と、予防の薬膳に関するお話し」

 

長瀬先生からは「COVID-19と漢方薬に関する、予防や治療に関するお話し」

 

私からは「COVID-19と鍼灸における、基本的な考え方と後遺症に関するお話し」

 

を、20分強ずつ、順番にお話しさせていただき、質問も受け、残った時間で討論をしよう、ということになっております。

 

 

辰巳先生は2020.6.25に発刊された、東洋医学の業界では知らない人のいない老舗医学雑誌『中医臨床』の別冊『COVID-19と中医学』にて、

 

COVID-19の中医学における基本的な考え方(病因、病位、病機)を寄稿された先生であり、長瀬先生も、2020年にコロナ騒動が起こると、

 

いち早くコロナ予防のためのオンライン診療を立ち上げた先生です。

 

 

私も、僭越ながら2020年の11月に日本中医学会学術大会で発表させていただいた、今問題になっている”コロナ後遺症”と思われる「COVID-19治癒後の諸症状の一症例」の話と、

 

この1年におけるコロナと鍼灸の関わり全般の話を、絡めてお伝え出来るかと思います。

 

 

しかも今回、主催は順天堂大学の公衆衛生学講座です。

 

 

疫病といえば公衆衛生学。

 

 

これはなかなかない、貴重なシンポジウムになると思います。

 

 

さらに終了後も、オンラインで懇親会をやる予定ですので、お時間のある方はぜひご参加いただければと思います。

 

 

今回、医歯薬系の学生さんはもちろん、鍼灸や看護その他の学生さんも、無料でご参加いただけます!!

 

 

それ以外の方については、一般人の方も専門家の方も、2000円で参加できますので、コロナと東洋医学に興味のある方、ぜひご参加ください。

 

 

お申込みはこちらから!!!

 

 

 

・・・いやー、楽しみ☆(*‘∀‘)

 

 

 

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12.19(木)順天堂東医研公開シンポジウム、申し込み締め切り迫る!!

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何度かこのブログで告知したように、来たる12.22(日)に、(一社)北辰会、代表特別講演が、東京衛生学園専門学校で行われます。

 

 

すでに申し込み期限は過ぎてまして、お陰様で去年を上回る満員御礼であります。<m(__)m>

 

 

・・・まあ喋る側としては、相手が何人でも変わらないっちゃ変わらないんですが、大勢いて熱気があった方が、より気合いが入る感じが、ないではないです。(`・ω・´)ゞ

 

 

すでにスライドはほぼ出来ていまして、なかなかいい話が出来ると思うので、頑張ります!!!

 

 

また、これも以前告知しましたが、実はその3日前の12.19(木)の夜に、順天堂東医研の創立1周年記念の公開シンポジウム(PDFポスター)があります!!

 

 

これもすでに100名を超える申し込みがあり、もう少しで立ち見の状況になりそうです!

 

(まあ、予定では1時間半なんで、立ち見でも大丈夫!(笑))

 

 

医師、医学生はもちろん、歯科医師、薬剤師、看護師、鍼灸師、鍼灸学生、一般人、患者さん、役人さんなど、実に多彩なバックボーンを持った聴講者が揃うようです。

 

 

15日が締め切りとのことなので、あと3日しかないので、お申し込みはお早めに!!

 

 

こちらからお申込できます!!!

 

 

清明院10周年、臨床20周年の節目の年末ですからね、ヤなこと忘れて、いっちょパーッと、終わりたいね☆

 

 

 

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柳谷素霊著『鍼灸の科学 実技編』

2019.08.19

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『鍼灸の科学』という本がある。

 

 

昭和34年に第一刷。

 

 

出版社は医歯薬出版。

 

 

この本は「理論編」「実技編」の二冊セットである。

 

 

「理論編」の方を書いたのは当時の東京教育大学(現:筑波大学)の講師、芹沢勝助先生

 

(この先生も、そのうち紹介しましょう。)

 

 

戦後、GHQによる鍼灸廃止の流れに抗う形で、先日紹介した京大の石川日出鶴丸先生や、この芹沢勝助先生たちが構築した、現代科学理論でもって再構築し、

 

衛生面や安全性に配慮した鍼灸治療理論と実践の流れが、令和の現在でも随所に続き、業界内で、たいへん大きな影響力を持っています。

 

石川日出鶴丸先生の言葉

石川日出鶴丸先生の言葉 2    参照

 

 

もちろん、以前にも少し紹介しましたが、「鍼灸の西洋医学化」の流れは明治の時代からすでにあります。

 

墓マイラー 32 奥村三策先生   

奥村三策という人物

今日は盲学校へ       参照

 

 

この辺についても、このブログ上で、冷静に再検討したいですね。

 

 

令和だしね。

 

 

 

 

そして、この本の「実技編」を書いたのは柳谷素霊先生

 

柳谷素霊という人物

墓マイラー 15      参照

 

 

この本が出版された昭和34年(1959年)は、柳谷先生が亡くなられた年です。

 

 

亡くなったのがこの年の2.20、出版されたのが3.5ですから、まあ、遺言みたいな本でしょうか。

 

 

序文の日付が3.3と、なんと死後の日付になっています。。。

 

 

序文を読むと、なんというか、全てわかった上で、妙に低姿勢というか、経験だけでは科学でないと素直に認め、最後の行ですべての業界人に敬意と謝意を表し、

 

ささやかながらもポジティブさを感じる内容になっている。

 

 

なんて言うか、遺言としてカッコいいと思いました。(`・ω・´)ゞ

 

(苦笑・・・まあ、『理論編』の序文も同じ内容だから、芹沢先生の文章化かもしれないけど。。)

 

 

内容は刺鍼法や手技に関してであり、さほど珍しいことは書いていないが、第一章「はりの実技」、第二章「きゅうの実技」ともに、ラストに「補瀉」について書かれている。

 

(ここに、個人的に含みを感じます。)

 

補瀉 目次    参照

 

 

とりわけ、鍼の補瀉の方には、朝鮮の鍼灸書である『臓珍要編』における”補瀉の程度の問題”と、日本、江戸期の『鍼灸広狭神倶集』”宗気と補瀉”の考えを引いており、

 

しかも、これはどこから持ってきた考えなのか定かでないが、補法をするにも瀉法をするにも、ある呪文を唱えながらするものである、ということを紹介している。

 

 

この呪文の部分に関して詳細は述べませんが、これは江戸期、岡本一抱『鍼灸抜萃大成』からの引用であり、男女で補瀉の手法が逆になる、

 

と述べられています。

 

岡本一抱という人物     参照

 

 

鍼灸師養成施設の教材としても使用されることになっていたこの本に、あえてこの内容を入れ込むところに、少し柳谷先生の本音が垣間見えているような気がします。(゚∀゚)

 

 

柳谷先生は、昭和13年から、戦時中の約5年の休刊期を挟んで、死の約2年前の昭和31年まで、今でも刊行されている業界誌『医道の日本』の巻頭言の執筆をしています。

 

 

特に戦後になってから、GHQのクソ強引な要請を受けて、法律上、教育制度上「現代化」という名の「西洋医学化」を強いられてのことですが、

 

「鍼灸の科学化」というテーマで、柳谷先生は何度も巻頭言を書いているが、これを読んでみると、いわゆる当時の「科学派」と言われる人達を、

 

暗に揶揄したような雰囲気の内容が多く、柳谷先生にしてはやや歯切れが悪いようにも読めます。

 

 

戦前、大いに鍼灸医道の理想を語っていた時と比べると、戦後の古典的鍼灸への心無い批判に対する、忸怩たる思いがあったんでしょうかね。。。

 

 

柳谷先生は、このテーマで最後に書いた昭和29年5月の「鍼灸の科学は臨床の場から」という記事において、

 

「臨床を離れて、鍼灸の本質的な科学の形成は考えられないと思う。」

 

と述べ、

 

「鍼灸術は元来、天然所応、自然律の必然的所産であり、臨床から産声をあげたものである。」

 

と述べ、最後の行では

 

「屡々臨床の場において遭遇する、非科学的な現実の究明もまた必要事であるばかりでなく、ここに鍼灸の本質的なものがあるように考えられるのである。」

 

と言い切っている。

 

 

・・・まあ要するに、どいつもこいつも科学科学というが、その対象をどうするか、という問題がまずあるし、また、今の科学で分からなかったら非科学、

 

という立場は、かえって科学的じゃなくね? 鍼灸は、臨床は、そんなもんじゃなくね?? というアツい主張に聞こえます。

 

 

・・・しかし、この問題に関しては、批判したり、嘆いたり、見出しを語るに留まり、ではどうするか、鍼灸の臨床の本質を科学化するには具体的にどうしたらいいか、

 

その方法論は?というところについては、残念ながら語れなかった、提示できなかった、というところではないでしょうか。

 

 

この問題に関する巻頭言を拾い読みすると、鍼灸による生体実験の問題や、統計の導入の問題、科学化の背景にあるべき哲学の問題などに関して、

 

今でも語られるような諸問題点の根本的な部分をほとんど網羅して、実に鋭く指摘している。

 

 

これを最後に、「鍼灸の科学化」に関してはほぼ語ることなく、最期を迎えたかと思いきや、人生最後の本のタイトルが『鍼灸の科学』だったとは。。。

 

 

そして、柳谷先生の死後、1960年代に入って、北朝鮮のボンハン学説が話題になり、1970年代に入って、日中国交正常化、鍼麻酔、漢方ブームから、

 

1980年代の中医学導入期、1990年代の国際化、国内での各流派間の論争期、2000年代の規制緩和からの鍼灸学校の乱立激増、大学化、そして現代・・・と、

 

社会における鍼灸の位置づけは常に変化しています。

 

 

変化していますけど、どうなんでしょうね。

 

 

鍼灸臨床の本質は、結局は数千年前と変わっていないような。。。(^^;)

 

 

語り出すとキリがないけど、この本は、日本近代鍼灸史の貴重な資料でもありますので、芹沢勝助先生の『理論編』と合わせて、おススメです!!

 

 

 

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『新しい鍼灸診療 第2版 』出版!!

2019.07.20

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少し告知が遅くなりましたが、こないだ、6.28に医歯薬出版から新しい鍼灸診療 第2版という書籍が出版されました!!

 

(タイトルクリックamazonページへ)

 

 

因みに、今日FBの方では告知しましたが、FBやってない人のために、ブログでも書いておきます!

 

竹下FB   参照

 

 

同名の書籍は15年前に出版されており、今回、改訂第二版として、(一社)北辰会代表、藤本新風先生が北辰会方式の紹介を書いてくださっております。

 

 

非常に簡潔に、北辰会方式のエッセンスを述べて下さっていますので、日本、世界に無数にある鍼灸治療の方式の中で、北辰会方式がいかなるものか、

 

これを読んでいただければ、他の方式との比較とともに、よく分かるのではないかと思います。

 

 

おススメです!!!

 

 

 

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「脾不統血」か「血熱妄行」か。

2019.04.14

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清明院には毎日のように、いわゆる「出血病変」の患者さんが見えます。

 

 

女性生殖器からの不正出血はもちろん、血尿、血便、痔からの出血、歯ぐきからの出血、内出血傾向などなど・・・。

 

 

これは東洋医学的には「血脈」の破綻の結果と考える。

 

「血脈」を含む記事 参照

 

 

血脈が破綻するメカニズムには、大きく言うと「脾不統血」「血熱妄行」がある。

 

「脾」って何ですか?(その9)    参照

 

 

(あ、「血熱」に関して、詳しく説明していなかった。。。これはあとで書いとこ。)

 

 

ただしこれはあくまでも「大きく分けて」の話であって、実際は「気不摂血」だったり、局所的な「瘀血」「瘀熱」、さらにはそれらの成因にいたるまでの関与があったりと、

 

細かく弁じ分けないと、なかなか思うように効果は出ませんし、治療後の変化に対して分析も出来ません。

 

 

北辰会の言う「正邪弁証」の大事ですね。

 

(これも書いて無かったねえ。。。(苦笑))

 

 

 

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親不知を抜くことの是非

2018.06.29

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「親不知を抜く」という行為。

 

 

だいぶ前にここに書きましたが、僕もかつて一本だけ、やったことがあります。

 

 

 

患者さんから、

 

「歯医者さんからそう勧められたけど、どうなんでしょう?」

 

と聞かれることがあります。

 

 

これについては、親不知が斜めに生えていて隣の歯を圧迫して痛みが出ていたり、隣の歯との間に微妙な隙間が出来て、そこによく食べカスが詰まり、

 

何度も虫歯になっているとか、そういう明らかな物理的不具合があれば、やむを得ない場合はあると思いますが、普通に真っ直ぐ生えていて、

 

虫歯でもないのに、

 

「どうせ虫歯になるし、いらない歯だから抜こう」

 

と勧めるのは、おかしくないか?と、昔から思っています。

 

(どうなんすか?歯医者さん達。)

 

 

また、歯列矯正をするのにスペースが作りたいから、という理由も正直あまり、好きではありません。

 

 

現状、何もないなら、虫歯にならないように、磨き方を指導するのが普通じゃないか?と思いますね。

 

 

矯正するにしても、親不知を活かしてやればいいのに、と。

 

 

こういう患者さんがいたら、僕はすぐに知り合いの最強の歯医者さんに紹介します。(笑)

 

 

・・・手術を含む、外科的な行為は、東洋医学的には怪我と似ています。

 

(もちろん麻酔下でやるから痛くない訳だけども。)

 

 

悪いところを取るために、良いところを切ります。

 

 

切られたところは、切り傷がつくわけです。

 

(もちろん綺麗に縫うけど、それでも、です。)

 

 

そして、そこがそのまま「古傷」になります。

 

 

東洋医学的にはそこに慢性的な気滞が起こり、瘀血が生じることがあります。

 

 

そして、そこには有形無形の様々な邪気が集まりやすくなります。

 

 

やらんでいい外科的行為は、極力やらん方がいいと思いますね。

 

 

誤解されたくないので付言しておきますが、僕はもちろん、外科的な処置のすべてを否定するものでは全くありません。

 

 

むしろ適切な外科手術については、大リスペクトしています。

 

 

 

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ピップエレ〇バン貼っていいですか?

2018.06.24

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昨日、という記事を書きました。

 

 

・・・で、今日はこれ。

 

 

患者さんから問われる。

 

「ピップエレ〇バン貼っていいですか?」

 

と。

 

 

僕は大体、

 

「あれは貼る場所によっては良くないこともあるから、鍼治療である程度よくなるまでは止めといて。」

 

ということが多いです。

 

 

製造メーカには申し訳ないが、実際に本気でこう思って、こう答えています。

 

 

どうしても貼りたいのであれば、鍼治療を中止して、それで自分で治すように勧めます。

 

 

僕は基本的に、指輪やピアスなど、歯の被せ物も含めて、

 

「同じ部位を長時間、金属で刺激し続ける(それもピンポイントで)」

 

のは反対です。

 

 

昔は、正直そんな微弱な刺激、人体にとって大して関係ない、と思っていました。

 

 

しかし、自分で鍼を実践する中で、

 

「こんなに僅かな刺激で、こんなにも全身に大きな変化が出てしまうのか。。。」

 

という感覚を、自分で毎日毎日実感するにつれて、上記のような考え方に変わっていきました。

 

 

・・・そもそも、刺激されていることを意識できないぐらい微弱な刺激こそが、一番強力な刺激なのかもしれません。

 

 

しかもピンポイント、経穴にあたってしまっていた場合、全身への大きな変化が、知らず知らず惹き起こされることも考えられる。

 

 

だから、しないのが無難、というわけです。

 

 

 

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暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学 3

2018.02.16

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前回のお話

 

暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学

暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学 2   参照

 

 

では続きいきましょう。

 

 

◆暈厥の弁証

 

 

暈厥には、どんな証が考えられるかというと、以下の通り。

 

1.気虚

2.血虚

3.血気上逆

4.肝陽上亢

5.痰濁上擾

6.暑熱

 

『症状による中医診断と治療』には、以上の6つが挙げられています。

 

(成書によっては、多少多かったり、少なかったりする場合があります。)

 

 

1.2.は虚証、3.4.は肝の病変、5.6.は実証です。

 

 

臓腑では「肝の臓」の異常が中心であり、病態に虚実あり、ということですね。

 

 

だから、一口に暈厥とっても、治療法は、倒れたメカニズムによってそれぞれです。

 

 

もし失敗すれば悪化して、深刻な状態になることも考えられます。

 

 

ですので、やはり「的確な診断」が重要です。

 

 

・・・で、こないだの先輩のケースはどれに該当するかな~・・・、と考えていく訳ですが、ここ(成書)に挙げられているのはあくまでもひな形的なパターンの羅列であって、

 

これらが時には複合的に、あるいはここに書かれていないパターンでも、暈厥は起こってきます。

 

 

ですので、あまり上記の弁証分類に縛られ過ぎて、無理やり当てはめて考えるのも、失敗のもとだったりします。

 

(教条主義を排す、ってやつね。)

 

 

また北辰会方式としては、どういった機序(病因病理)で、上記の証による暈厥に至ったのか、の把握が重要でしょう。

 

(これは、予後にも関わるからです。)

 

 

まあ、あくまでも実際の体表所見、当日の患者像を参考に、何が起こったのかを考えるべきだと思います。

 

 

そういったことを十分に鑑みつつ、慎重に考えると、あの日、その先輩は倒れる直前に、ホテルの豪華な食事を、普段よりも多くとり、普段ほとんど飲まない酒(ビール)も多く飲んでいました。

 

(瓶ビール二本ほどかな?)

 

 

この時点で、脾胃に常ならぬ負担を強いていたことは十分に考えられます。

 

(飲食不節→湿困脾土、湿熱中阻、脾失健運、胃失和降などの”病因→病理”が考えられます。)

 

 

しかも朝から早起きし、熱海への移動疲れもあったことと思いますし、研修会ですから、精神的緊張もあったことと思います。

 

(睡眠不足→気虚や血虚、新幹線での長時間同一姿勢、精神的緊張→肝鬱気滞、気滞血瘀などが考えられますね。)

 

 

しかも倒れる直前に、露天風呂にて長湯をしている。

 

 

長風呂では、肉体的緊張は緩み(理気活血疏肝)つつも、あまりに長ければ、疲労(気虚や血虚)は助長される面があります。

 

 

また、冬場の露天風呂ですから、そこで風寒邪を感受した可能性もある。

 

(その場合は気が急激に上逆傾向になります。)

 

 

ただ、横で見ていましたが、湯舟には肩まで浸かっておりましたし、一緒に入っていて、そこまで風も強くなく、冷たい風を受けていた感じはしませんでしたね。

 

(そして、風呂から上がった瞬間、一瞬”左に”フラッとよろめいたのが少し気にはなりました。)

 

 

風呂場での会話にも特に参加しておらず、そこで何か七情が乱れるようなことはなかったのではないかと思います。

 

(これは推測ですが。)

 

 

その後、脱衣所で急に後ろにバターンと倒れた時、すぐさま駆けつけて脈を診ていた先生が、

 

「沈んで細くて堅いけど、力はあります。重按がやや弱いです。」

 

と仰っていました。

 

 

この脈は、その後すぐに意識がついた時、その瞬間に、緩みながら浮いてきたそうです。

 

 

ここで、気虚や血虚の暈厥では、顔面蒼白、脈無力が特徴で、肝の病変や暑熱では顔面紅潮が特徴ですが、顔色としては、土気色、という感じで、蒼白でも紅潮でもなかったですね。

 

 

 

また、血虚で倒れると、目が落ちくぼんで輝きがない、というのが特徴のようですが、倒れた瞬間、目は一点を見つめ、妙にギラっとしていました。

 

 

血気上逆では歯を食いしばるのが特徴ですが、口は開いて、歯は食いしばっていなかったです。

 

 

倒れた時に上腹部を触った先生は、極端に冷えていたと仰っています。

 

 

また、ご本人が意識がついてから、

 

「倒れる寸前に悪心がして、気付いたら倒れていた。」

 

と仰っています。

 

 

舌診は、意識がついてすぐの舌は舌背が紫暗、舌腹は淡白傾向、特に舌下静脈が淡白気味だったようです。

 

(血虚と瘀血の所見が両方出ていますが、血虚が本と診てとれますね)

 

 

これらの情報を総合すると、成書の分類からいけば、5.の痰濁上擾が中心でありつつも、背後に若干、2.の血虚があるのでは??となります。

 

 

さて、これを治療して、今後同じ状況にさらされても、暈厥を起こさない体にするにはどうしたらいいでしょうか。

 

 

 

続く

 

 

 

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肩痛の次はうつ病

2018.01.06

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去年の年末に見えた、中年の男性患者さん。

 

 

小学校の頃から、ずーっと、肩が痛い。

 

 

どこに行っても治らない。

 

 

それが清明院の鍼で劇的に変化した。

 

 

で、他に何か困っていることはないかと問う。

 

 

うつ病も治したいと仰る。

 

 

こうやって、徐々に主訴は変わっていく。

 

 

高いハードルになっていく。

 

 

それでいい。

 

 

昔、先輩によく言われた。

 

「慢性の肩こり腰痛も楽に出来ねえような奴に、癌だの難病の相談なんか来ねえよ。」

 

と。

 

 

ごもっともな指摘。

 

 

ただ、鍼灸と言えば肩腰膝の慢性疾患に対する慰安的療法の一つ、という世間一般の認識は、正直歯がゆい。

 

 

 

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