東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)

2024.07.10

 

 

 

 

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「患者さんの声」を頂きましたので紹介します。

 

 

下記以外の「患者さんの声」についてはHP内およびGoogleのクチコミページをご参照下さい。

 

 

 

 

 

 

70代女性 介護関係

 

 

【症状】

 

白内障の手術後の右目の痛みと違和感、不安感(気力、体力の低下)

 

 

【既往歴】

 

20代 ギックリ腰

40代 腰椎椎間板ヘルニア

70代 右五十肩

 

 

(以下本文↓↓)

 

 

白内障の手術は、人生がパッと明るくなると言われていますが、私は手術を受けたら、今までよりもかえって見にくくなり、目の違和感、痛みに苦しまされ、術後半年過ぎても、毎日不安でいっぱい、という状況でした。

 

 

精神的にもすっかり落ち込んでしまい、眼科以外のかかりつけ医の先生にお世話になりました。

 

 

手術直後は痛みはそこまでなかったのですが、見え方の違和感が強く、眼科で、メガネで矯正するために処方されたレンズで様子をみていると、

 

今度は手術した右目だけがさらに痛くなり、結局4回作り直しましたが、結局そのままになってしまいました。

 

 

眼科医からは

 

「医学的には問題ありません。失明する心配は無いですよ。」

 

との事でしたし、他の眼科医に聞いても

 

「手術の痕は綺麗ですよ。何も問題ありませんよ。」

 

との事。

 

 

それでも、明らかに痛みがあり、次はいつ出るのか、もう治らないのではないかと不安で、胸が押しつぶされそうでした。

 

 

そんな時、かかっている歯科の先生から「清明院」の話を伺い、ワラをもすがる思いで診ていただきました。

 

 

始めにスタッフの方が丁寧に問診をして下さり、次に診察になり、先生が

 

「体の状態がわかりました。」

 

と仰って、1本鍼を刺すだけでしたが、不思議なことに全身の血行が良くなり、手足がジンジンと感じました。

 

 

その後、1週間に1回受診し、3回が過ぎた頃、あれだけ不安で仕方がなかった右目の痛みが嘘みたいに起きなくなっていました。

 

 

それでも、またもしかしたら痛みが出るのかな・・?と不安がよぎりますが、それも含め先生にお願いして、不安のない日常生活が送れるようになりたいと思っております。

 

 

たった1本の鍼で痛みもなく、リラックスでき、自分の体の調整をして頂けるなんて本当に感謝です。

 

 

これからもお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

【清明院からのコメント】

 

 

この方は当院に通院されている歯科医の先生の患者さんでした。

 

 

当院には、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、鍼灸師などなど、多くのプロの医療人の皆さんが、患者さんとして長く通院されており、その皆さんが実際に現場で手を焼いておられる患者さんを、当院によく紹介して下さいます。

 

 

これは大変有難いことで、鍼毉冥利に尽きるところでもあります。

 

 

この方も、御自身がおかかりの歯科医の先生に目のことを相談したところ、清明院を勧めて下さったとのことで、鍼灸の経験は数十年前に腰痛の治療でかかったことしかなく、はじめは

 

「目の症状に鍼灸!?」

 

という感じで、半信半疑のお顔でお見えになりました。

 

 

初診時、「肝鬱瘀血>腎虚」と弁証し、治療を開始すると、治療直後では症状は動きませんでしたが、大変ポジティブな所見の変化を確認できたので、

 

そのまま治療を続行すると、1回目の翌日から効果を実感され、3回目でほぼ気にならなくなった、という変化を得ました。

 

 

当院に通院されている眼科医の先生に聞くと、白内障の手術というのは、非常に治療成績のいい手術だそうで、お受けになる患者さんは多いのですが、今回のような症例も、ごくたまにはあるようです。

 

 

しかし、手術部位の変化自体に問題がなければ、因果関係を証明するのはなかなか難しいようで、この症例のように、眼科の先生から

 

「手術はうまくいっています。」

 

「手術と痛みは関係ないです。」

 

と言われてしまうと、そこからどうして良いか分からずに、泣き寝入りになる患者さんもおられるようです。

 

 

・・・まあ、手術一般に言えることだと思っていますが、もちろん異常を起こした部位を切除したり入れ替えたりするのはやむを得ないケースがあり、手術そのものに関しては僕も全然否定しませんし、むしろ肯定的です。

 

 

また、近年の麻酔や手術道具や診断機械の進歩には目覚ましいものがあり、上手に活用するのであれば、恩恵の方が圧倒的に大きいだろうと思っています。

 

 

韓国ドラマの『チャングム』『馬医』なんかにもそういうシーンが出てきましたが、古代から中世までの鍼医たちも、出来るものなら内臓に対する外科手術だって、やりたかった筈です。

 

 

ですが、やはり手術というのは、異常な部分に処置をするために、どうしても正常な部分を切る訳ですから、手術で切られた正常な部分に関しては、ある意味大怪我したのと同じようなものです。

 

 

場合によっては、後遺症のような症状が出たり、全身のバランスが崩れて思わぬ症状が出ても、何ら不思議はないでしょう。

 

 

東洋医学ではこのような「大怪我」に関しては「瘀血(離経の血)」と考えて、気の動きを調えて、結果的に瘀血が散っていくように考えて処置します。

 

 

本症例はそれが奏功した症例だと思います。

 

 

何らかの手術後から、それまでになかった症状が出てきて、それを執刀医に相談しても

 

「手術はうまくいきました、出来ることはありません。」

 

と言われてしまってお困りの患者さんは、一度伝統鍼灸を試してみては如何でしょうか。

 

 

 

 

↑↑大変達筆のお手紙で頂きました。これだけPCが普及しているだけに、手書きって良いですね。

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研主催、特別公開シンポジウムに登壇してきました!

2023.03.05

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2.12(日)は、順天堂東医研主催、第4回特別公開セミナーに登壇してきました!!

 

 

この日はしかも、午前中から医歯薬学生を集めて「医歯薬学生のための東洋医学セミナー」を同時開催しようということで、午前中は私から脈診、舌診、腹診のキホンの講義をし、

 

その後長瀬先生と友岡先生に手伝って頂いて実技講座、午後は長瀬眞彦先生からコロナ後遺症の症例を提示して頂き、学生さんと一緒に症例検討会を行いました。

 

 

これが非常に、素晴らしかったです。

 

 

4つの大学から、症例に関して自分たちの考え方を述べる発表があり、皆さんの弁証論治の推論の完成度に驚きました。

 

 

学生の時点であそこまで出来ていれば、10年もすれば恐ろしいことになるでしょう。

 

 

ただでさえ普段の西洋医学の勉強も忙しい筈なのに、まったく大したもんです。

 

 

圧倒的インテリジェンス。(^^)

 

 

夜は今年も順天堂の谷川武教授を座長にお迎えし、独立行政法人 労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所過労死等防止調査研究センター センター長の高橋正也先生

 

長瀬先生と私で、「睡眠の生理と改善策~西洋医学と東洋医学の知見から~」というタイトルでシンポジウムを行いました。

 

 

高橋先生から最新の睡眠医学の知見を御講義いただき、東洋医学しか知らない私にとっては、非常に刺激的でした。

 

 

質問も何個も出て、非常に盛り上がったと思います。

 

 

本シンポジウムはオンデマンド配信があり、まだ申し込み可能だそうです。

 

 

ご興味のある方はこちらからどうぞ。

 

 

2018年に始まった順天堂東医研、はや4周年を迎え、来月はついに50回目の講義になります。

 

 

講師は私ですので、気合い入れていこうと思います。

 

 

 

 

 

 

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Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!

2023.01.30

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1.21(土)の夜は、再び医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」さんにて喋らせて頂きました!!

 

 

 

今回は「尺膚診・人体各所の望診」ということで、我々が普段行っている、前腕の皮膚の特殊な診方と、これまでに講義していない、全身各所の望診のやり方を提示しました。

 

 

尺膚診については、以前このブログに書きました。

過去記事 「尺膚診」について

 

 

 

今回も、拍手ボタンとかハートボタンとか、凄いねボタンとか、押して下さった先生方、たいへん有難う御座います!

 

 

あれ、意外と嬉しいですね。笑

 

 

顔は見えないけど、喋ってて励みになります!!<m(__)m>

 

 

前腕で全身状態を窺う触診(尺膚診)については、東洋医学をやっている人でも、聞いたことない人が多いくらい、マニアックっちゃマニアックな診方です。

 

 

でも、我々北辰会では非常に重宝する診方ですし、これをやらない日はありません。

 

 

人体の前後左右上下、どこに邪気の実や正気の虚が偏っているかが分かり、診断の参考になります。

 

 

また今回はそれに加え、髪、耳、歯などなど、人体各所の、外から見えるあらゆる部位を、東洋医学ではどのように評価するか、のお話もしました。

 

 

望診といえば、普通は舌診と顔面診に偏ってしまって、それ以外はけっこう軽視されがちなんですが、実は非常に重要であり、常に人体各所を東洋医学的な目線で患者さんを診ていないと分からないこと、気付けないことというのが、臨床上は多々あります。

 

 

 

今回も75名以上もの医師が聴講して下さり、嬉しい限りです。

 

 

 

来月についてはまた告知しようと思いますが、2.25(土)の18時半~、これまでのまとめをやります!!

 

 

 

医師、医学生の皆様、お楽しみに!!

 

 

 

 

 

 

 

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2.12(日)順天堂東医研公開シンポジウム「睡眠の生理と改善策」にて喋ります。

2023.01.29

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来たる2.12(日に、順天堂東医研毎年恒例の、第4回 順天堂東医研特別公開シンポジウム「睡眠の生理と改善策」が行われます!!

 

 

このシンポジウムは、特別にどなたでも参加できます。

 

 

因みに過去の3回は

 

2019年冬「東洋医学における予防医学の現状と課題」

2021年春「COVID-19と東洋医学」

2022年春「東洋医学の学び方~伝統医学とどう向き合っていくか~」

 

というテーマでした!

 

 

どの回も参加者100名越えの、大変盛り上がるイベントです。

 

 

今回は、いつも順天堂東医研でお世話になっている長瀬眞彦先生、谷川武教授に加え、特別ゲストとして、睡眠衛生のエキスパートである、独立行政法人、労働者健康安全機構、労働安全衛生総合研究所、過労死等防止調査研究センター、センター長である高橋正也先生にもご登壇頂きます。

 

 

実は谷川教授も睡眠医学に関してはエキスパートであり、このお二人から睡眠医学の最前線の話が聴けるのが、今から非常に楽しみです。

 

 

僕はというと、基本的に「寝ること」の専門家なんですが(笑)、東洋医学、特に鍼灸の側面から見た、睡眠の生理と病理、簡単な養生法や治療に関して、一般の方にも分かるように語らせて頂こうかな、と思っております。

 

 

こちらのリンクから、ぜひドシドシとお申し込み下さい。

 

 

オンライン(zoom)で行われ、事後のオンデマンド配信もあります。

 

 

一般は受講費2000円、医療系学生(鍼灸学生含む)は無料となります。

 

 

さらに今回は、同日2.12(日)の昼間にも、「医歯薬学生限定」で、「医歯薬学生のための順天堂大学東洋医学セミナー」を行います!!

 

 

こちらは、

 

午前中の11:00~12:30は東洋医学的診察法の実技指導「脈診・舌診・腹診」

 

午後13:30~16:30は大学対抗症例検討会「コロナ後遺症」

 

16:30からは漢方の試飲会

 

を行います!!

 

 

医歯薬学生の皆様、是非奮ってご参加ください!!

 

 

そのまま大学に残って頂ければ、夜に行われるシンポジウムにも、対面でご参加いただけます!!

 

 

お申し込みはこちらから、ドシドシどうぞ!!

 

 

順天堂東医研も、2018年に創立して早4年が経ちました。

 

 

こうして大規模で発展的なイベントが打てていることが、とても嬉しく、学生さんの頑張りを見ていると、頼もしい限りです。

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研に参加してきました!!

2023.01.28

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1.19(木)の夜は、第48回の順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

今回の講師はいつもお世話になっている長瀬眞彦先生

 

 

テーマは

 

「水も滴る?」

 

ということで、「津液(水分)の異常」にフォーカスした内容でした。

 

 

 

「津液の異常」を東洋医学的に簡単に言えば、

 

1.津液の流動の停滞

 

2.津液の絶対量の不足

 

の二つに大別できます。

 

 

津液は、手足末梢まで、体の隅々までを潤す作用(滋潤作用)を持っているわけですが、これがうまく発揮できないと、乾燥したり、熱を持ったりする訳です。

 

 

また、津液が体のどこかで停滞すれば、浮腫みになります。

 

 

不足してる部分や過剰な部分が生まれて、いわゆる「ムラ」が生じることもあります。

 

 

この症状で困っておられる患者さんも、非常に多いです。

 

 

乾燥や浮腫みというのは、あらゆる病の原因になり得ますし、あらゆる病を治りにくくさせる要因になり得るでしょう。

 

 

そういうものに、東洋医学(鍼灸・漢方)が効果を発揮します。

 

 

清明院でも、たとえそれが主訴じゃなくても、乾燥や浮腫みを体質的に持っている患者さんを、診ない日はありません。

 

 

私の少ない経験からも、鍼灸を始めてから浮腫みが取れた、乾燥している皮膚に潤いが出た、と患者さんが仰るようになった、なんていう症例は数知れずあります。

 

 

今回は、長瀬先生の症例も参照しつつ、「五苓散」の煎じ薬と、「麦門冬湯」のエキス剤、両方の試飲会もやりました。

 

 

学生さんも非常に勉強になったのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

・・・さて、ここで告知ですが、次回の2.12(日)は、毎年恒例の特別公開シンポジウム「睡眠の生理と改善策」であります!!

 

 

詳しくはまた別記事で紹介しようと思いますが、どなたでも参加可能ですので、是非、上記のリンクからお申し込みください!!

 

 

一般の方は2000円、医療系学生(鍼灸学生含む)は無料となります!!

 

(今回はオンデマンド配信もあります!!)

 

 

また、同日2.12(日)の昼間は、「医歯薬学生のための順天堂大学東洋医学セミナー」を行います!!

 

 

こちらは医歯薬学生限定のセミナーとなりまして、午前中は脈診などの東洋医学的診察法の実技指導なので、対面でのご参加、午後は「コロナ後遺症」の大学対抗の症例検討会なので、

 

オンラインでも参加できる、という企画になっております。

 

(参加費は無料!!お申し込みは上記のリンクから!!)

 

 

次々と色々なイベントが行われて、コロナで疲弊した日本も、徐々にではありますが、活気づいてきておりますね。(^^)

 

 

 

 

 

 

 

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Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!

2022.12.31

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12.20(火)は、再び医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」さんにて喋らせて頂きました!!

 

 

 

 

前回は、メディカルトリビューンさんとのコラボということで、1000人を超える視聴者数だったのですが、今回はいつも通りに戻りました。苦笑

 

 

 

まあしかし、今後も他社とのコラボはあるらしいので、まあ、どこかの誰かの、何かに引っかかれば、という思いで、今後も発信し続けます。

 

 

そのうち何か起こるだろうと思います。

 

 

そして、その後の定着率をどこまで高められるか、が僕の仕事なのでしょう。

 

 

まあやはり、潜在的に東洋医学に対する興味を抱く医師は多いものの、少し専門的になってくると、

 

「なんかマニアックだなー。。。( ;∀;)」

 

とか、

 

「いやー、そこまではちょっと。。。(^^;」

 

となる医師は多いと思いますので、まずは興味を強めて頂けるように、拙いながらも頑張って喋りたいと思います。

 

 

興味を強めて強めて・・、いざ自分からやる!となった時の、彼ら(医師達)の圧倒的な勉強力を、僕は信頼しています。

 

 

今回は「爪甲診・井穴診」ということで、我々が普段行っている、爪や指先の経穴に対する、東洋医学独特の観点から診ていく方法を提示しました。

 

 

今回も拍手ボタンとかハートボタンとか、凄いねボタンとか、押して下さった先生方、たいへん有難う御座います!

 

 

あれ、意外と嬉しいですね。笑

 

 

顔は見えないけど、喋ってて励みになります!!<m(__)m>

 

 

今回は著名な先生も視聴して下さり、大変光栄でした。

 

 

そして好意的な御感想、大変有難う御座いました!<m(__)m>

 

 

年末には、ドクターズプライムの講師陣に対する選挙(人気投票?)があり、僕なんぞはランキング圏外かと思いきや、「新たな学び賞」で3位入賞させて頂き、こちらも非常に嬉しかったです。

 

 

次回は年明け1.21(土)の18:30~19:30、内容は「尺膚診・人体各所の望診」で行います!!

 

 

前腕で全身状態を窺う触診(尺膚診)に加え、髪、耳、歯などなど、人体各所の、外から見えるあらゆる部位を、東洋医学ではどのように評価するか、いきます!!

 

 

 

また近くなりましたら告知しますので、皆様ぜひ!(^^)

 

 

 

 

 

 

 

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7.9(土)18時から「Dr’s Prime Academia」で喋ります!

2022.07.07

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7.9(土)の夜18時から、ドクターズプライムさんの企画で、

 

「東洋医学へのいざない 診察編②-舌診―」

 

という内容でオンライン講義致します!

 

(因みに無料です。)

 

 

お申込みはこちらから!!

 

(見逃し配信はありますが、オンデマンドではなく、後日決まった日時に再配信、という形になるそうです。)

 

 

前回までは「医師の勉強会」というタイトルの講座だったのですが、今回からは「Dr’s Prime Academia」という、カッチョイイ横文字の講座名に変わったそうです。

 

 

これにより、これまでは一回一回申し込みする必要があったのが、アカウントを作成すれば毎回ログインして視聴することできるようになったようです。

 

 

 

 

西洋医学では、舌癌の有無などを中心に、口内炎や歯周病など、口腔内の病変を察知し、あるいはそれを通じて全身性の疾患を疑う目的でなされる、口腔内の視診の一環としての舌診。

 

 

それに対して東洋医学では、舌の観察を通じて、なんと「全身の状態」を把握します。

 

 

しかもここでいう「全身の状態」というのは、

 

「八綱弁証レベルにおける陰陽の偏差(とりわけ寒熱を中心に)、また、全身における気血津液の偏在状況、流動状況、五臓六腑の病理状況、病邪の判別、また、それを通じて生命力(胃の気)の盛衰など」

 

という意味です。笑

 

 

まあ要は東洋医学における舌診というのは、舌を診ただけで、全身の生理状況、病理状況その他を、一括して診んが為になされるものであります。

 

 

先日書いたように、脈診もそうでしたね。

 

 

今回はそんな深遠な「東洋医学的舌診の世界」のエッセンスを、医師の先生方向けに、極力要約して噛み砕いてお伝えしようと思います。

 

 

内容は東洋医学ビギナーの医師の先生方にアジャストします。

 

(今回からは、リアルタイム参加は医師、医学生の方のみで、それ以外の方は後日アーカイブ配信、という形に、今のところはするようです。)

 

 

 

お楽しみに!!!

 

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研 第三回公開シンポジウムで喋ってきました。

2022.03.03

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2.24(木)の夜は、順天堂東医研毎年恒例の第三回 特別公開シンポジウムが行われました。

 

 

「現存する日本最古の西洋医学塾」である順天堂大学が180周年を迎えた、2018年の12月に産声を上げた順天堂東医研では、以後毎月、鍼灸、湯液、ヨガの勉強会を開催しておりますが、

 

現状、これに参加できるのは医歯薬系の学生のみ、とさせて頂いております。

 

(医歯薬系の学生であれば全国からzoomで参加できますが、それ以外に関しては基本クローズドで行っています。)

 

 

ですので、順天堂東医研が完全オープンになるのは年に一回、この公開シンポジウムのみです。

 

 

この日は鍼灸師も鍼灸学生も、患者さんなどの一般人の方々も参加できます。

 

 

事前申し込みで130名以上、当日参加も100名以上と、学生主催と思えない立派なイベントだったと思います。

 

(もちろん当日参加できなかった30名以上の方も、後日オンデマンド配信で視ることが出来ます。)

 

 

今回、座長の労をとって頂く予定だった順天堂の谷川武教授が急用で途中参加となり、急遽座長を務めることになった長瀬眞彦先生のファシリテーションにも滞りなく、

 

今回のシンポジウムの特別ゲストである千葉大の並木隆雄教授の、千葉大和漢診療科の歴史を踏まえた講義も、最後の総合討論も、趣向を凝らした懇親会も、

 

全て事前に作ったタイムスケジュール通りに、サクサクと滞りなく運営され、改めて順天堂東医研の学生さんの能力の高さを感じましたね。(゜o゜)

 

 

僕は僕なりに、鍼灸の話を聞いたことが無い医大生の方や、鍼灸の興味を持つ一般人の方に向けて、かなり噛み砕いてこの医学の魅力をお話しさせて頂きました。

 

 

鍼灸師の方からしたら退屈な話だったかもしれませんが、ま、近年私は、ああいう仕事もやっています。笑

 

 

もっと臨床的な話、専門的な話が聴きたい、と思った人は北辰会のEラーニングをどうぞ。

 

(近年は絡脈、刺絡、十二経筋、十二経別など、重要な内容を展開しています。)

 

 

昨日、アンケートの集計結果が上がってきましたが、おおむね好評だったようで良かったです。

 

 

時間内に答えきれなかった質問にも、全て回答いたしましたので、後日配信されることと思います。

 

 

2020年からのコロナ禍を、すぐさま福に転じ、オンライン講義やオンラインイベントのインフラを急ピッチで整え、医学生への告知宣伝を強化し、

 

実際に少ない人数でこうしたイベントを回すことが出来ている順天堂東医研の学生諸君、実に将来が楽しみですね☆

 

 

 

 

 

 

 

 

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2021年度 日本東洋医学会関西支部例会を視聴しました!!

2021.11.12

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夜な夜な、10.24に京都タワーで行われた、日本東洋医学会、2021関西例会を視聴しました!!

 

(オンデマンド配信最高!!笑)

 

 

私も一応名前だけ会員になっている(一社)日本東洋医学会ですが、最近、毎日のように地方会のお知らせが来ます。笑

 

 

でもこれは素晴らしいことです。

 

 

オンライン配信が出来るようになったことで、比較的簡単に、日本全国の有名な先生を招いて講演してもらえる。

 

 

会場までいかなくても、しかも時間に縛られずに、いつでもどこでも講演が聴ける。

 

 

地方の先生方にとって、この上なく有難いのではないでしょうか。

 

 

しかも喋るのがゆっくりな先生の講演は、オンデマンドなら倍速再生できる。笑

 

 

完成度の高いスライドはスクショしておいて復習できる。

 

 

欲しい情報を、以前よりも全然効率的に得ることが出来る時代、ついに到来です。

 

 

向学心のある人にとっては、もはやこの上ないシステムが完成しつつあるでしょう。

 

 

まあその分、よく指摘されるように、リアルでの付き合いがしにくくなるというマイナス面はありましょうが、それがしたい人は会場に行けばいい訳なので、

 

今後はハイブリッド開催が基本になるでしょうね。

 

 

まああとは、簡単に出来てしまう録音、録画、流出等の問題もよく言われますが、これは恐らく、厳罰化が進むでしょうし、今は正義感旺盛なネット自警団も多数いますので、問題ないでしょう。

 

 

あとは、便利な分、供給される情報がこれまでよりも圧倒的に過多になりますので、そこら辺にいる、ただの頭でっかちにならないように、

 

情報を受容する側の取捨選択能力、情報処理能力はこれまで以上に、大いに問われるでしょうね。

 

 

余分な情報をいちいち拾わないこと、また、必要と感じて拾った情報に関しては、本当に必要だったかどうかきちんと咀嚼して、必要であれば自分のものにすること、

 

まあよく言う、「情報リテラシー」ってやつが、今後ますます問われるでしょう。

 

 

今回、なんといっても最初の「煽り映像」が素晴らしかったです。笑

 

 

僕の好きな、種々の格闘技イベントでも、イベント開始前、あるいは試合前の会場のテンションを上げるのに欠かせないのが、カッコいい音楽と映像で演出される「煽り映像」なわけですが、

 

今回、どなたが作ったのか分かりませんが、映画のオープニング(スターウォーズ風?)のような映像、大変素晴らしかったです。

 

 

やはり今後は、講演者やそのスタッフにはYoutuber的な素質が求められそうですね。苦笑

 

 

これも時代の要請です。

 

(真贋を見分ける目が、ホントに問われますね)

 

 

今回も印象的な講演が多く、ザッと挙げると以下の通りです。

 

 

中村真理先生の「末梢性顔面神経麻痺完全脱神経型に対する鍼灸治療の効果-発症1年以内、14名-」

 ☞顔面神経麻痺の柳原スケールは清明院でも使っていますが、詳細なデータについてまでは知らなかったので、大変参考になりました。

 

篠原明徳先生の「肝気虚の理法方薬」

 ☞肝の病理の中でも、等閑視されがち、あるいは腎気虚と混同されがちな「肝気虚」という病理ですが、今回、非常に分かり易く解説して頂きました。

 

北村順先生の「循環器領域における漢⽅の現状と今後」

 ☞心臓、腎臓などの循環器領域の疾患に対して、東洋医学は、古代から当たり前に扱ったきた訳ですが、現代医学的なエビデンスは非常に少なく、近年、エビデンス構築、臨床実践が進んでいるようです。一臨床家として、この動きは見逃せないですね。

 

山本昇伯先生の「東西医学融合の2例と分断の2例」

 ☞以前から存じ上げている山本先生ですが、主に眼科領域で、漢方医的、総合内科医的な視点をもって診療にあたっておられる先生で、とても分かり易いご講演でした。

 

福原慎也先生、千福貞博先生の「新型コロナウイルス感染症の諸症状に対して葛根湯合小柴胡湯加桔梗石膏が奏功した透析患者の1例」

 ☞これも非常に刺激的な症例で、透析患者の重症化リスクは非常に高いのですが、早期(疑い段階)で漢方薬で介入して見事に効果を上げた症例でした。個人的にも、コロナ禍以降、最もお世話になった漢方は「桔梗石膏」です。笑

 

王宝禮先生の「本邦の歯学部における漢方医学教育の現状と考察」

 ☞これもなかなかレアな内容。虫歯だけでない、あらゆる口内トラブルに対して、東洋医学は有用だと思います。歯学部でも、積極的に東洋医学教育、行うべきだと思いました。

 

 

・・・まあー、この他にも面白い講演が多数あり、関西のまだ見ぬツワモノの先生方、素晴らしいと思いました。

 

 

また今回は、いつもお世話になっている北辰会の漢方医、竹本喜典先生も座長として参加されており、先生も今後ますますご活躍されるのだろうと思いましたね。

 

 

さて、今週末は日本伝統鍼灸学会もありますし、東洋医学会の九州支部もあります。苦笑

 

(これもオンデマンドなんで、両方の聴きたい講演のみ聴ける!!)

 

 

 

便利な仕組みを最大活用して、サクサクと欲しい情報を拾って、サクサクと鍼灸臨床家としてのレベル上げに勤しみましょう☆

 

 

 

 

 

 

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第2回、順天堂東医研シンポジウム「Covid-19に対する東洋医学の医療的知見について」で喋らせていただきます。

2021.01.31

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清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!

 

 

募集内容の詳細はこちら!!

 

 

 

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来たる2.25(木)の19時から21時順天堂東医研主催の第二回シンポジウムでシンポジストとして講演させていただきます!!

 

第一回シンポから早1年以上。は、はやい。。。)

 

 

開催は2月末ですから、希望的観測では、今よりは感染者数や社会状況も落ち着いている筈ですが、まだまだコロナ禍の最中ではあるので、

 

今回は完全オンラインにて開催いたします。

 

 

テーマはまさにタイムリーな「Covid-19に対する東洋医学の医療的知見について」であります。

 

 

なお、私の他にシンポジストとしてご講演下さるのは、いつもお世話になっている、日本東方医学会会長である長瀬眞彦先生と、以前から書籍では勉強させていただいておりましたが、

 

今回初めてお目にかかりました、本草薬膳学院学院長である辰巳洋先生、そして、司会を務めて下さるのは順天堂大学大学院、公衆衛生学の教授である谷川武先生です。

 

(私以外は超豪華メンバーです。(゜o゜))

 

 

著名な先生方に囲まれて大変恐縮ですが、精一杯楽しんで来ようと思います。(^^;

 

 

内容としては、

 

辰巳先生からは「COVID-19の中医学における基本的な考え方と、予防の薬膳に関するお話し」

 

長瀬先生からは「COVID-19と漢方薬に関する、予防や治療に関するお話し」

 

私からは「COVID-19と鍼灸における、基本的な考え方と後遺症に関するお話し」

 

を、20分強ずつ、順番にお話しさせていただき、質問も受け、残った時間で討論をしよう、ということになっております。

 

 

辰巳先生は2020.6.25に発刊された、東洋医学の業界では知らない人のいない老舗医学雑誌『中医臨床』の別冊『COVID-19と中医学』にて、

 

COVID-19の中医学における基本的な考え方(病因、病位、病機)を寄稿された先生であり、長瀬先生も、2020年にコロナ騒動が起こると、

 

いち早くコロナ予防のためのオンライン診療を立ち上げた先生です。

 

 

私も、僭越ながら2020年の11月に日本中医学会学術大会で発表させていただいた、今問題になっている”コロナ後遺症”と思われる「COVID-19治癒後の諸症状の一症例」の話と、

 

この1年におけるコロナと鍼灸の関わり全般の話を、絡めてお伝え出来るかと思います。

 

 

しかも今回、主催は順天堂大学の公衆衛生学講座です。

 

 

疫病といえば公衆衛生学。

 

 

これはなかなかない、貴重なシンポジウムになると思います。

 

 

さらに終了後も、オンラインで懇親会をやる予定ですので、お時間のある方はぜひご参加いただければと思います。

 

 

今回、医歯薬系の学生さんはもちろん、鍼灸や看護その他の学生さんも、無料でご参加いただけます!!

 

 

それ以外の方については、一般人の方も専門家の方も、2000円で参加できますので、コロナと東洋医学に興味のある方、ぜひご参加ください。

 

 

お申込みはこちらから!!!

 

 

 

・・・いやー、楽しみ☆(*‘∀‘)

 

 

 

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