東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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第9回 DAPAカンファレンスで喋ってきました!!

2021.08.04

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8.2(月)の夜は、日本東方医学会の分科会であるDAPAカンファレンスに参加してきました!!

 

 

今回のテーマも、「緩和ケアと鍼灸」

 

 

このテーマは話題が盛り沢山なんで、3回に渡って行うようですが、今回はその第二回です。

 

 

緩和ケア専門の医師や看護師の先生方や、大学で緩和ケアについて研究なさっている先生、緩和ケアの現場で働いておられる鍼灸師の先生も参加されての、豪華メンバーでの勉強会でした。

 

 

今回の症例は「訪問看護師によるグリーフケアの症例」と、「認知症(徘徊、譫妄、不安)・胃瘻の1症例」の二症例。

 

 

 

1例目は訪問看護師さんによる、末期の患者さんとその御家族に対する医療的、精神的フォローの実際の症例です。

 

 

 

緩和ケアの現場では、患者さんだけでなく、その御家族へのサポートも非常に重要になります。

 

 

この症例では、患者さんが亡くなくなられる少し前の時点で、すでにご家族に「お看取り」についてレクチャーするということをやっておられ、

 

それは普通にスゴイと思いましたし、必要なことだと思いました。

 

 

二例目は、私の症例です。

 

 

 

亡くなった患者さんの御家族も含め、10年ほど前からお付き合いのあるご一家の、思い出深い症例です。

 

 

 

最終局面が近づくにつれ、私の頭にあったのは、

 

「御本人、御家族含め、関わる全員が、あとで後悔しないように」

 

ということでした。

 

 

 

自身の経験と知識をフル稼働して、よりエレガントに死に導くということは、生易しいことではないですが、本症例に関しては、まあまあの仕事、介入は出来たかな、という症例です。

 

 

あとは今回、この症例を通じて、胃に直接管を入れる経管栄養の方法である「胃瘻」というものについても、皆様に御一考頂きたかったので、強調してお伝えいたしました。

 

 

何がどの程度伝わったかは分かりませんが、アンケートの結果を待ちたいと思います。

 

 

緩和ケアシリーズ、残すはあと1回。

 

 

どんな症例が出てくるか、楽しみです。

 

 

・・・とまあこのように、非常に勉強になるDAPA、回を重ねるごとに受講者数が増えてきております!!

 

 

次回は9.13(月)20:00~ 1時間程度です。

 

 

楽しみです!!

 

 

 

お申込みはこちらから近日中にいけるようになると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2021年 8月の診療日時

2021.08.01

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◆患者さん各位

 

 

 

清明院のある首都東京、またまた、緊急事態宣言。。。

 

 

当初、「8.22まで」といって施行された4度目の緊急事態宣言でしたが、すでに「8月末まで」となり、周囲の3県も緊急事態宣言となりました。

 

 

9月にまた延長される可能性も全然高いと思うし、8.31に明けたとしても、また蔓延防止等重点措置は続くんでしょうから、もはや多くの都民に緊張感はないですし、

 

飲食関係、観光関係の業者の皆様の絶望感はハンパではないでしょう。

 

 

 

オリンピックの日本人選手活躍のニュースは、多少の救いですかね。

 

 

相変わらず連日、マスコミが1日の感染者数のみをセンセーショナルに報道する姿勢がこの1年半全く変わっていないことに辟易するのですが、

 

今回の第5波は、感染者数増加の割には、重症者数、死者数はそこまで増加していないのが現状のようで、これも冷静に見ていないといけませんね。

 

 

今は確定している、信頼できる情報を参考に、冷静に、出来る範囲で感染予防をしつつ、常に心身を調整し、最適化しておくことが一番でしょう。

 

 

自覚的な体の不調があるなら、早め早めに対処しておくことです。

 

 

鍼灸も、大いにご活用下さい。

 

 

いずれにせよ、終息しない疫病はありませんので、しっかりと前向いていきましょう。

 

 

清明院では、感染対策については最新情報を参考に最適化しつつ、この騒動中もいつも通り診療しております。

 

清明院のコロナウイルス対策に関して   参照

 

 

◆清明院、2021年8月の診療日時

 

 

臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してありますので、御予約の際は、予めご参照下さい。

 

 

◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。

 

 

◆毎週月曜日は、外来診療のみ、終日休診となります。

 

 (※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約や、予約時間変更のお電話は受付可能です。)

 

 

◆火曜~金曜は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は、昼休みとさせていただきます。

 

 

◆8.17(火)は夏季休診日とさせていただきますが、電話は繋がるようにしておきますので、症状急変等、急用のある患者さんは電話下さい。

 

 

◆8.25(水)は、院長が東洋鍼灸専門学校にて講義のため、外来は①14時~、②17時半~、③18時半~の3枠のみの受付とさせていただきます。

 

 

◆8.26(木)は院長が順天堂大学医学部、東洋医学研究会に参加のため、午後は18時~の再診受付、15時半~の初診受付が最終枠となります。

 

 

 

以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上ます。

 

 

 

 

清明院 院長 竹下有

 

 

 

 

(一社)北辰会、エキスパートライブ配信を視聴しました!!

2021.07.14

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7.11の日曜日は、(一社)北辰会エキスパートライブ配信の症例解説「嘈囃(そうざつ)、食欲不振」を視聴しました!!

 

 

嘈囃(そうざつ)というのは聞き慣れない病名だと思いますが、中医学的な弁病名であり、要は胸やけのことです。

 

 

福岡の筒井先生が、苦心しながらも、よく患者さんに寄り添っている様子が分かる症例であり、同時に、北辰会方式の弁証論治を進めていく上で、

 

初学者から中級者が陥りやすい部分におけるヒントが多く含まれた症例だったと思います。

 

 

また今回、強く感じたのは二つ。

 

 

一つは、質問の数がリアル開催よりも多い!!

 

 

もう一つは、原先生と油谷先生の仕切りが上手い!!

 

 

この二つです。(^^)

 

 

世界広しといえども、鍼灸臨床において、北辰会方式ほど、細かく患者さんの情報を拾う治療方式もないと思います。

 

 

北辰会は1979年の創立以来、一貫してこの姿勢を貫いています。

 

 

それだけに、症例を聞いていると、ハッキリさせたくなる部分も多く、1つの症例を本気で掘り下げたら、ホントは何日もかかるぐらい、質問が山ほど出てくるくらい、素材が豊富だと思います。

 

 

今回、下手するとリアル開催よりも質問が多かったように感じたのは、ネット配信講義であり、顔が見えないからなのか、思ったことをすぐにチャット欄に打ち込めるからなのか、

 

それは分かりませんが、これだったら、やり方をブラッシュアップしていけば、リアル開催よりもある意味盛り上がるのかもしれません。

 

 

また、舌診所見や顔面気色診所見なども、全員がPCやスマホの画面上で綺麗な画像で確認することが出来ますので、大会場のスクリーンに映すよりも正直見やすいし、

 

参加するのに移動する手間や交通費もかからないわけで、以前は北辰会の本部定例会といえば、北海道の先生から沖縄の先生まで飛行機で来られて参加されていましたが、

 

そういう遠方の先生にとっては、非常に参加し易くなったのではないでしょうか。

 

(僕も今回、開始5分前まで家で寝てました。。(笑))

 

 

また今回は原先生と油谷先生の司会コンビが非常に良かったですね。

 

 

進行といい、まとめといい、非常に分かり易かったと思います。

 

 

油谷先生のメガネ+作務衣姿の佇まいは、もはや僧侶の域に達していましたね。

 

 

まあ、いつまで続くか分からない、このコロナ禍の中で、そこら中で、オンライン講座や、非対面非接触サービスのインフラが整いまくってきています。

 

 

治療家youtuberみたいなものも、今後はどんどん増えるでしょう。

 

 

新時代到来ですね。

 

 

30年前は、インターネットどころか、携帯電話すらほとんどなかったのに。。。

 

 

ここから20年後、30年後は、どうなっているか。

 

 

こうなってしまった以上、変わるもの、変えるべきものと、変わらないもの、変えるべきでないものを、それぞれがそれぞれの現場で、よくよく考えざるを得ない時だろうと思います。

 

 

『孫子』の兵法が、いまだによく読まれることの意味を考えなくてはいけませんね。

 

 

 

 

 

 

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日本東方医学会、第16回中医学研修講座(臨床の部)視聴しました!!

2021.07.13

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7.10(土)の夜は、日本東方医学会第16回中医学研修講座(臨床の部)に参加してきました!!

 

 

今回のテーマは「皮膚科・泌尿器科」

 

 

講師の先生は菅沼栄先生

 

 

菅沼先生については、私の手持ちの御著書『いかに弁証論治するか』シリーズと、『東洋医学が教える食養生』を通じてと、お名前のみしか存じ上げなかったので、

 

どんな先生か知らなかったので、楽しみにしていました。

 

 

菅沼先生は1954年に北京にお生まれになり、1970年代後半から北京中医薬大学で講師を務め、1980年代には来日され、その後帰化され、

 

日本における中医学啓蒙の旗振り役を長年やってこられた先生です。

 

 

今回、皮膚科と泌尿器科の病の中医学的な考え方を基礎から臨床的な話も含めて分かり易くお話ししてくださいました。

 

 

皮膚科において、有名な黄連解毒湯という漢方薬を迂闊に使うと、かえって血虚や津液の不足を助長してしまって悪化させる場合があるというお話は、訳も分からずに

 

「皮膚科=皮膚の熱=黄連解毒湯」

 

みたいに、短絡的な発想からこの薬を使って悪化させてしまった経験のある人にとっては耳が痛い話ではないかと思いますし、皮膚疾患において、

 

邪気の種類や、皮膚は皮膚でも、病変が起こる深さの微妙な違いの問題はやはり非常に重要で、先生の臨床上の工夫が随所に盛り込まれた内容でした。

 

 

こういう、非常にストレートでスクエアな中医学の話を、実は久しぶりに聞いたんですが、やはりこういう基本が、完璧に頭に入っているかどうかというのは、

 

臨床上非常に重要なことだと思いました。

 

 

臨床では、必ず行き詰まる場面に出くわすことがある訳ですが、一つ一つの方剤、一つ一つの生薬に対する理解が的確であれば、乗り越えていくことが出来る筈ですね。

 

 

泌尿器科においても、同じ利水でも、ゆっくりと利水するのか、激しく利水するのか、場面場面に応じて使い分けることが必要ですね。

 

 

 

これは鍼灸も同じですので、非常に初心に帰ることが出来ました。

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研に参加してきました!!

2021.05.28

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昨日の夜は、毎月恒例、順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

コロナ禍でも、学びの火は消しません☆

 

 

今回の講師はいつもお世話になっている日本東方医学会会長の長瀬眞彦先生

 

 

今回の講演テーマは「生薬について知ろう」です。

 

 

これはこれから東洋医学をやる医師にとって、非常に重要なテーマですね。

 

 

・・・と同時に、掘り下げていったらキリがないテーマでもあるんですが、いつもながら、長瀬先生の講義は分かり易いです。

 

 

色々難しい内容や発展的な内容についても十分に分かった上で、東洋医学の初学者である学生にとって、あえてちょうど理解し易いところ、

 

興味を引くところで講義を構成しておられ、そのジェントルな心遣いがサスガでした。

 

 

学生もずいぶん興味を持ったことと思います。

 

 

あらゆる素材から「精製された」西洋薬と、精製をせずに、自然のままの天然物に由来する「生薬」を組みあわせて使う漢方薬。

 

 

ここにもよく、西洋医学と東洋医学の基本的なスタンスの違いが表れていると思いますし、現代で毎年作られている新薬の6割は天然物からヒントを得て作られているということも、生薬学を学ぶ意義の一つでしょう。

 

 

また今回、数名の学生が、実際に長瀬先生が経験した症例について考えるという、先生の講義の恒例になりつつある「宿題」に答えていたのですが、その答えがどれも実に素晴らしかった!!

 

 

医学生から、

 

「この症例において、まず八綱弁証では・・・、」

 

とか、

 

「さらに気血津液で考えると・・・、」

 

とか、

 

「臓腑的には肝が中心と考えられるけど、脾の異常も見えるので、この場合は木克土の関係性から・・・、」

 

とか、

 

「この腹診所見からは・・・、」

 

などの発言があり、粗削りながら、何気にしっかりと東洋医学の世界観、弁証論治の思考過程を身に付けており、そこに僕としては鳥肌モンの大感動。(笑)

 

 

あれが聴けたことが、今回の講義の一番の衝撃でしたね。

 

 

いやー、うれしかったわー。

 

 

 

順天堂東医研を始めて二年半、構想段階から考えたら5年以上、やっぱり何でもやってみるもんだと実感した、40歳の初夏。(笑)

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研で喋ってきました!!

2021.04.27

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4.22の木曜日の夜は、2021年度一発目の順天堂東医研にて喋ってきました!!

 

 

この活動は2021年度から、大学に認可を受けた、正式な部活動「学生のための順天堂大学東洋医学研究会」として再始動しました!

 

(・・ややネーミングが長いですが、略称は同じということで。(^^;)

 

 

これまでは、活動実績もないし、部員も少ないので、単に「同好会」という扱いだったのですが、ささやかですが、大学内にきちんとした立ち位置を得たようです。

 

(めでたい!!そして尽力した学生諸氏、素晴らしい!!(^^))

 

 

正式な発足一発目の講義で、しかも新入部員の方も多く、オンライン講義、ということだったので、ここは一つ初心に帰って、

 

2018年の12月に、初めて私が順天堂に伺って講義した内容を、リビルドして1コマ目に喋りました。

 

 

というワケで今回の講義は

 

「これから東洋医学を学ぶ皆さんへ -2021-」

 

「東洋医学のキホン 気・血・津・液・精・神の生理と病理」

 

の二本立てでやりました。

 

 

 

 

順天堂大学の前身は、今から183年前の1838年、長崎で3年間蘭学を学んで帰ってきた佐藤泰然先生が東京、薬研堀に開いた「和田塾」という蘭学塾が始まりです。

 

順天堂大学HP 参照

 

 

 

佐藤先生の息子さん(実子で長男)は、かの有名な松本良順先生、養子は佐藤尚中先生、この二人は現在の東京大学医学部と、順天堂医院の初代の長となった先生です。

 

 

つまり幕末以降、現在まで続く、日本の西洋医学振興の歴史の中心、根本、旗振り役は順天堂大学の創立者一家なのです。

 

『易経』にある”天の道理に順(したが)う”順天堂に、創立からちょうど180年後に東洋医学研究会が出来たという面白さ。)

 

 

また、明治時代に国策的に東洋医学を撲滅した側の中心人物である、済生学舎(現:日本医科大)の祖である長谷川泰先生は、佐藤尚中先生の教え子でした。

 

 

そして、明治の終わりになって、なんとその済生学舎の学生の中から、昭和の漢方復興運動の火付け役となる和田啓十郎先生が現れるのです。

 

 

和田啓十郎-湯本求真-大塚敬節の流れは、今でも北里大学や慶応大学の東洋医学に繋がっていると言っていいと思います。

 

 

とてもドラマチックですよね。

 

 

・・・まあ何にせよ、歴史を踏まえ、未来を見据え、考え、行動することは重要です。

 

 

東洋医学と西洋医学は協力、連携出来ます。

 

 

清明院では実際にしょっちゅうやってます。

 

 

しかし、きれいごとを言うようかもしれないが、これはお互いにリスペクトしあうことが大前提として肝要であり、一方が一方を尊大な態度で支配しようとしたり、

 

一方が事大主義に陥り、矜持をなくして阿諛追従や、面従腹背の態度をとったら、それは連携、協力とは名ばかりの、非常にいびつで不自然なものとなるでしょう。

 

 

2コマ目は、この医学の基本となる、人体を流動するエネルギーである「気・血・津・液・精・神」について、生理と病理を簡単に説明しました。

 

 

新入部員や初参加の人には若干難しかったかもしれませんが、オンライン講義であり、動画で復習できることもあって、あえてやや早い説明にしてみました。

 

 

繰り返し話を聞いて、復習して、を繰り返していると、徐々に東洋医学の世界観が分かってくる筈です。

 

 

 

まあーなにしろ、これからが楽しみな会ですね。(^^♪

 

 

 

 

 

 

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第18回 三旗塾オープン講座を聴講しました!

2021.04.09

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先日、2021.3.21に行われた、中医鍼灸・漢方の勉強会である三旗塾の第18回のオープン講座を聴講させて頂きました!!

 

 

この講座は本来、2020年3月に、対面で行う予定であった講座ですが、コロナ禍によって1年ずれて、しかもオンラインでの開催となりました。

 

 

しかし、今回私は、当日は私用ですぐに中座しなければならなかったので、オンラインになったことで後日、動画で一時停止しながらじっくりと視聴することできました。

 

(これがオンライン講義の素晴らしい点ですね。なかなかコロナ禍が終息しないので、今後はオンラインとハイブリッドが講演会の主流になるでしょう。。)

 

 

今回の講師の一人目は、この業界の人なら誰でも知っている業界誌『中医臨床』を1980年から発刊し(現在通巻164巻)、東洋医学を学ぶ上で大変重要な、

 

数多くの書籍を出版し続けてきた東洋学術出版社井ノ上匠社長

 

 

講演テーマは「中国における鍼灸弁証論治の歴史」です。

 

 

井ノ上先生のことは以前から存じ上げておりまして、歴史ある出版社の二代目の社長さんであり、中医学に関しては学者さん並の勉強量であります。

 

 

先生の情報リサーチの能力は大変素晴らしく、そしてよく纏まっているので、話が非常に分かり易いです。

 

(スライドも見やすい。)

 

 

僕も以前から、各学校での講義や、北辰会での講義で、近代中国や日本における歴史的経緯などに関して分からないことがあると、ご教示いただいている先生です。

 

 

今回の講義の内容も、以前に何度かやり取りさせて頂いたことがある内容の、先生による再編集、最新版ともいえる内容で、知らない内容や意外な事実がたくさんあり、非常に勉強になりました。

 

 

聴講後にも、メールで多くの質問をさせて頂き、非常に丁寧にお答えいただきましたので、さっそく今年度以降の学校講義や北辰会での講義に反映させようと思います。<m(__)m>

 

 

今回のような講義の内容を、引きでも寄りでも深く理解し、あそこまで語れる人材は、日本国内に非常に少ないのではないでしょうか。

 

 

実に貴重な存在です。

 

 

二人目の講師は三旗塾代表の金子朝彦先生

 

 

この業界では、知らない人のいない先生です。

 

 

講義テーマは「定位が子宮にある18穴の使い方」

 

 

金子先生は以前から経穴の「穴性(穴位効能)」というものを研究してこられ、各経穴が持つ作用については、近代の日本鍼灸界において第一人者と言っていい先生です。

 

 

今回、「子宮(女子胞)」に焦点を当てて、様々な経穴の臨床的な使い方を説明して下さいました。

 

 

清明院でも、子宮や卵巣にまつわる婦人科疾患といえば、毎日たくさん診ますが、北辰会ではあまり使わない経穴についても、先生の御経験を踏まえて丁寧に解説して下さり、非常に興味深かったです。

 

 

ぜひ書籍化してほしいですね。

 

 

このオープン講座では、終了後の懇親会で、普段会うことの無い、色々な会派の先生方とお話しできるので、それも楽しみの一つだったんですが、

 

まあ暫くは、仕方ないですね。(苦笑)

 

 

こういう時はひたすら机に向かって、新しい知識を増やしたり、これまでの知識を整理しておきましょう。

 

 

もちろん太らないように、運動もキッチリと!!

 

 

 

 

 

 

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順天堂東医研に参加してきました!!

2021.03.19

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昨日の夜は、順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

今回の講師は日本東方医学会理事長である、長瀬眞彦先生

 

 

講義テーマは「COVID-19後遺症と漢方」

 

 

今回の講義も、非常に分かり易かったです。

 

 

COVID-19そのものと、今問題になっているコロナ後遺症のお話しと、『傷寒論』の六経弁証の話を絡めて、分かり易くお話し下さいました。

 

 

後遺症の際によく問題になる「倦怠感」に関しては、西洋医学的には「筋痛性脳脊髄炎」とか「慢性疲労症候群」という概念でくくられることがあるようですが、こういったものに、意外と東洋医学で上手に対処することが出来るのではないか、というお話もあり、

 

また、よく問題になり、特に若い人を震え上がらせていると言っていい後遺症の一つである「脱毛」に関して、東洋医学の考え方を紹介して下さいました。

 

 

コロナ後遺症に限らず、脱毛と一口に言っても程度があり、ちょっとした円形脱毛症から、重いものでは全身の毛という毛が全て抜け落ちてしまうものもあり、

 

ものによってはなかなか難しいものもあるのですが、東洋医学が効果を発揮することがあります。

 

 

「脱毛」に関しては、このブログでも以前何回か書きました。

 

「脱毛」を含む記事 参照

 

 

また、日本の東洋医学で最も大きな学会であり、私も所属している日本東洋医学会でも、COVID-19に関して、研究が進んでいるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ワクチンが出来たといっても、変異種問題、後遺症問題と、まだまだ話題が尽きないCOVID-19ですが、ここで、日本の東洋医学はどうするのか、って感じですね。

 

 

 

 

また今回は、1年生が多かったのも嬉しかったです。

 

 

なかなか個性的なメンバーが入ったようで、今後が楽しみです。(^^)

 

 

3月までで、1年間順天堂東医研の総括(代表)を務めた学生さんが代替わりするのですが、2020年度は、コロナ禍に見舞われながらも、すぐさまオンライン講義のインフラを整えたことで、

 

むしろ全国の医大生とも繋がることが出来、それまでよりも大きい規模で活動することが出来たし、最近では大学にも正式な部活として認定され、先日の第二回のシンポジウムでは、

 

全国から多くの皆さんに参加していただき、まさに「禍を福に転じる」ことに成功した、立派な1年でした。

 

 

2020年度の総括を務めた須賀君、素晴らしい御功績、大変お疲れ様でした。<m(__)m>

 

 

 

この活動が、末永く続き、やがて多くの患者さんを救うことになることを願っています。

 

 

 

 

 

 

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2021年度、日本東方医学会カリキュラム発表!!

2021.03.18

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いつも順天堂東医研でお世話になっている長瀬眞彦先生が理事長を務める、日本東方医学会の、2021年度のカリキュラムが発表されました!!

 

 

 

この学会は、その前身である医師東洋医学研究所から数えると、昭和48年(1973年)から始まった、約50年の歴史を持つ学会で、中国伝統医学のみならず、

 

全ユーラシアの伝統医学と西洋医学の交流が目的の学会です。

 

(壮大!(゜o゜))

 

 

毎年この学会では、全国的に有名な医師、鍼灸師の先生方がご講演なさるのですが、意外と知っている人が少ないのではないかと思います。

 

 

中医学の講座(基礎~応用まで)以外にも、鍼灸の講座あり、こないだ私も喋らせていただいた、医新薬連携研究会(DAPA)の講座ありと、実に盛り沢山の内容になっています。

 

 

・・・まあ、何かきっかけがあって、東洋医学にせっかく興味を持っても、いきなり細かい部分の勉強とか、マニアックで専門的過ぎる内容にはちょっと抵抗があるので、

 

まずは東洋医学を全体的、俯瞰的に、分かり易く学んでみたいけど、どこに行ったらいいか分からない、誰に聞いたらいいか分からない、

 

そんな医療従事者の方に、非常におススメです。

 

 

 

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順天堂東医研で喋ってきました!!

2021.01.22

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清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!

 

 

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最近、年が明けてからなんやかんやと猛烈に忙しいので、気付いたら日が経ってしまいましたが、年明け一発目の順天堂東医研、14日に喋ってまいりました!

 

 

せっかく、去年の秋からは対面+オンラインのハイブリッド開催で出来るようになったのに、東京は再び緊急事態宣言ということで、

 

今回からは再び完全オンラインでの開催となりました。(^^;

 

(いつ対面再開できるやら。。。)

 

 

まあ仕方ないですね、やまない雨はないと思って、明るくいきましょう!!(゚∀゚)

 

 

今回の講義テーマは

 

1.奇恒之腑、奇経八脈

 

2.弁証問診(主訴~現病歴の聴取)

 

の二本立てです。

 

 

これまで、順天堂東医研では約二年かけて、「五藏六府」「十二臓腑経絡」という、この医学が最も基本に置いている考え方について説いてきました。

 

 

これらの内容は、西洋医学でいえば「解剖学」「生理学」にあたる部分であり、鍼灸医学も、湯液医学も、けっきょくはこれを前提に理論構築されています。

 

 

だから、数学の問題を解くのに公式や定理を熟知していることが必要なのと同じく、英文を読むときに、単語の意味やイディオムを熟知しているのが必要不可欠であるのと同じく、

 

東洋医学な診療をやろうと思ったら、これらに対する理解というのは不可欠です。

 

 

しかし、では五臓六腑、十二経絡だけ知っていれば十分かというと、それもそうでもない。

 

 

他にも、基本として重要な概念がある。

 

 

・・・ということで今回、”五臓六腑、十二経絡以外の重要な存在”として無視するわけにはいかない、「奇恒之腑」と「奇経八脈」をごく簡単にやってみました。

 

 

これはある意味、どういうリアクションが来るのか、自分の中でチャレンジでもありました。

 

 

・・・で、結果は、「難しい」「抽象論の極み」という反応もありまして(苦笑)、なかなかホロ苦い結果となりました。。。(^^;

 

 

しかし、彼らが今後も勉強を継続し、将来、東洋医学的な臨床をやるようになっていった時には、色々と繋がってくるように、仕掛けたつもりです。

 

 

また今回、後半の「弁証問診」については分かり易かったようで、非常に好評でしたので、バランスは良かったと思います。

 

(・・と考えて自分を慰める(笑))

 

 

今回講義するにあたって、いつもお世話になっている長瀬眞彦先生からおススメいただいた二つの本

 

『Gノート 問診特集』

 

『問診から学べる漢方薬ツールキット』

 

で、総合診療医や漢方医による問診の世界について、ある程度予習させていただいてから臨んだのも、自分的に良かったです。

 

 

鍼灸臨床家ならではの弁証問診の世界については、20年間、自分なりにやってきたつもりですが、医大生に東洋医学的な問診を語る上では、

 

伝え方を少し工夫しないとだなと、改めて思いましたね。

 

 

・・・まあこうやって、毎回調整を重ね、より良いものを作り続けるしかないですな。

 

 

 

また告知しますが、来月には楽しみなイベントがあります。( *´艸`)

 

 

 

 

 

 

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