東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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1日3回、3症例、公開臨床ノーカット版をやりました♪(*‘∀‘)

2016.02.22

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学生の皆さんは、ぼちぼち国試です。

 

 

まあ基本的には、国家資格を取るために、わざわざ500万近いお金と、3年間という膨大な時間を費やして、専門学校に通ったわけですから、

 

非常に重要な、越えるべき関門であります。

 

 

でもまあ、落とすことを目的とした試験ではないので、普通にやっていれば受かる、というのが国家試験。

 

 

ここで躓いているようではいけません。

 

 

問題はその後の鍼灸臨床家人生、どう生きるかです。

 

 

僕の後期授業も、3.9で一先ず終わります。

 

 

2015年度の後期からは、諸事情があって(苦笑)、人生で初めて、週に一回、1日4コマ受け持つことになりました。

 

 

朝10時から2時間講義を2コマ、いったん治療院に戻って何人か治療し、また6時から1時間半講義を2コマ。

 

 

4コマのうち3コマは同じ内容。

 

 

・・・いやー、なかなかのもんでしたね。(笑)

 

 

僕の本分、本職は、あくまでも鍼灸臨床の、待ったナシの厳しい現場。

 

 

そこでしか生きられない人間だと思っています。

 

 

ですので現状では、ちょっと患者さんに迷惑がかかり過ぎているので、本末転倒にならないためにも、2016年度からは1日2コマに減らさせていただきました。

 

 

で、こないだ、フィナーレともいうべき、公開臨床ノーカット版を、なんと1日3症例、やらせていただきました。

 

 

「公開臨床ノーカット版」とは、北辰会方式の弁証問診~体表観察~病態説明~治療~養生指導までの一連の流れを、実際のモデルを使って、

 

全てノーカットで公開する、かつて蓮風先生が恐らく日本(世界?)で最初におやりになった、伝説のデモンストレーションです。

 

 

僕からすれば、日頃やっている臨床の集大成的な講義でもあり、絶対に失敗できない、非常に緊張感のある講義です。

 

 

これを1日、3症例やりました。。。

 

 

しかも、問診が長時間必要なので、2週に渡って。。。

 

(予め学生さんに予診カルテを書いてもらい、最初の授業では問診のみとって、2回目の授業で残りの問診+治療です。)

 

 

いやはや、なかなかのもんでした。(苦笑)

 

 

まあでも、3症例とも、なかなかいいモデルで、まずまずうまくいったんじゃないかと思います。

 

 

心ある学生諸君に響いてくれることを期待します。

 

 

大変いい経験になりました。<m(__)m>

 

 

 

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奇恒之腑について 5

2016.02.02

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これまでのお話

 

奇恒之腑について 1

奇恒之腑について 2

奇恒之腑について 3

奇恒之腑について 4 参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

本日は奇恒之腑のラスト、「女子胞」についてです。

 

 

女子胞というのは、西洋医学で言う”女性生殖器”のような存在です。

 

(これも厳密に考えていくと違うのですが、イメージとしてはそんな感じです。)

 

 

要は、女性独特の臓器でり、妊娠し、胎児を育てる場所のことです。

 

(いわゆる”子宮”のイメージが一番近いでしょうね。)

 

 

形としては袋状でありながら、胎児を蔵する働きがあり、妊娠していない時でも、毎月、妊娠できるように十分な気血を蔵する、

 

というわけで、風変わりな存在である「奇恒之腑」にノミネートされとる訳です。

 

 

ちなみに、男性の場合の陰嚢、睾丸、精巣を”男子胞”という言い方はしませんし、奇恒之腑にも数えられていません。

 

(男性だって精を蔵するのにねー)

 

 

これは男性生殖器には胎児を妊養する能力がないからでしょう。

 

 

女子胞については当然、『黄帝内経』に出てきます。

 

 

『黄帝内経素問』奇病論(47)には、

 

「女子胞は腎に繋がっているのだー!!」

 

とあり、『黄帝内経素問』上古天真論(1)には、

 

「14歳になると、女子胞に関わる気血が盛んになって、妊娠できるようになるのだー!!」

 

と、書いてあります。

 

 

因みに、現代日本では初潮年齢の平均は12歳ぐらいだそうです。

 

 

2500年前と比較して、二歳も違うのは、栄養状態や、セクシャルな情報の氾濫など、様々な原因が考えられるでしょう。

 

 

ともあれ、上記から分かるのは、女子胞腎の臓と非常に関わりが深く、女子が正常に発育すると、一定の年齢で、女子胞において妊娠できるようになる、ということですね。

 

 

ただ実際は、女子胞には経絡で言うと腎の臓の経絡である足少陰腎経の他にも、足厥陰肝経、足太陰脾経、足陽明胃経、奇経八脈の任脈、督脈、衝脈が入りますし、

 

機能の上では心の臓も深く関わりますので、一概に女子胞の病だからと言って、腎の臓が悪いとは即断できません。

 

 

清明院にも婦人科疾患の患者さんは非常に多いのですが、一例一例、的確な弁証論治が要求されます。

 

 

まだまだ細かいことを語りだしたらキリがないですが、「奇恒之腑」シリーズ、一先ずここまでにします。

 

 

 

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12月(一社)北辰会スタンダードコース東京会場

2015.12.14

 

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13日の日曜日は、お茶の水女子大学で行われた(一社)北辰会スタンダードコース東京会場に参加してきました!!

 

 

講義内容の詳細はスタッフブログにも書いてありましたので割愛します。

 

勉強会へ  参照

 

 

午前中は上級班を一班、実技指導担当させていただきました。

 

 

んー・・・、まあ、指導してて思うのは、結局は基本を一つ一つ理解することが重要なんじゃないかな、と思いますね、いつも。

 

 

午後は土田丈先生による講義

 

「カルテ記載 体表観察」。

 

 

丈先生とは、実は鍼灸学校の同級生です。

 

 

彼はもともとトレーナー志望でしたが、いつの間にかロン毛になって、北辰会の講師になっちゃいました。(笑)

 

 

講義を重ねるごとに、講義力が増していると思います。

 

 

そして最後は本部の堀内齊毉龍先生による講義

 

「カルテ記載 弁証~病因病理図作図」。

 

 

実はこれが非常に重要です。

 

 

ここをどうやっているかが、ウデの差の大きな一つでしょうね。

 

 

齊毉龍先生の、関西弁全開の上手い喋りで、聴講者の皆さんにこの内容の重要性が伝わったんじゃないかと思います。(笑)

 

 

・・・なんか最近、皆の講義の中で、”コワいキャラ”として扱われることが増えて来ていて、不満に感じる今日この頃です。

 

 

 

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12月(一社)北辰会スタンダードコース大阪会場

2015.12.08

 

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6日の日曜日は大阪で行われた(一社)北辰会スタンダードコース大阪会場に参加してきました!!

 

 

今回は1日通じて1枚のカルテを使った講義。

 

 

こういうのは初めてかもしれませんね。

 

 

でも今後はそういう風に、1日通じて共通のテーマがあった方がいいのかもしれませんね。。。

 

 

午前中は足立尚哉先生による

 

「カルテ記入 問診」。

 

 

足立先生は、教員養成科を出ているわけではないのですが、教員養成科で「教育技法」という講義、訓練を受けた私から見てみも、

 

非常に講義がうまいです。

 

 

というか、回を重ねるごとにグングン上達しています。

 

 

今後、北辰会の名講師の一人になっていくでしょうね。

 

 

午後一は山本克仁先生による

 

「カルテ記入 体表観察」。

 

 

これも、山本先生のキャラが炸裂した、いい講義でした。

 

 

聴衆も山本先生のパワーに圧倒されたんじゃないでしょうか。(笑)

 

 

そして最後は藤本新風副代表による

 

「カルテ記入 病因病理図作図~弁証」。

 

 

これが非常に大事です。

 

 

北辰会方式の詳細で長い問診や、緻密な体表観察は、正確に病因病理を構築し、弁証論治するためにやっているのです。

 

(もちろん人間理解、患者さんへの共感を大事にしつつ、ですが。)

 

 

ですから新風先生が強調されていたように、本気で北辰会方式をやろうと思うのであれば、必ず北辰会カルテを1枚、

 

最後まで自分の力で仕上げてみるべきだと思います。

 

 

 

これを自主的にやるかどうか。

 

 

 

その人のその後の鍼灸師人生が決まってきますね。

 

 

 

 

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「三陰三陽」という考え方 5

2015.11.20

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これまでのお話

「三陰三陽」という考え方 1

「三陰三陽」という考え方 2

「三陰三陽」という考え方 3

「三陰三陽」という考え方 4  参照

 

 

では続きいきます!

 

 

ここまで、手足の三陰三陽経と、五臓六腑との関わり(仮説も含めて)を説明してきました。

 

今日はまた別の角度から考えてみたいと思います。

 

手足の経絡にはそれぞれ、「三陰三陽」の名前が付いています。

 

どういうことかというと、以下の通り。

手の大腸経、足の胃経・・・陽明経(ようめいけい)

手の三焦経、足の胆経・・・少陽経(しょうようけい)

手の小腸経、足の膀胱経・・・太陽経(たいようけい)

手の肺経、足の脾経・・・太陰経(たいいんけい)

手の心包経、足の肝経・・・厥陰経(けついんけい)

手の心経、足の腎経・・・少陰経(しょういんけい)

とまあこのように、手の経絡と足の経絡を一つづつまとめて一対にし、それぞれに名前が付けられています。

 

この、”陽明”だの”少陽”だのという名前は、もちろん『黄帝内経』にて定義されたのですが、どういう意味かと言うと、一つには

「その経絡の陽気や陰気の多寡」

を示すんだそうです。

 

少陽経と太陽経といったら、何となく太陽経の方が陽気が多そう、というのは、字からしてすぐ分かりますね。

 

少陰経と太陰経もしかりですね。

 

では、陽明経というのはいったい何なんでしょう。

 

これは、太陽経よりもさらに陽気が多く、いよいよ明るい、という意味なんだそうです。

 

では、厥陰経というのはいったい何なんでしょう。

 

これは、太陰、少陰と陰気が少なくなってきて、いよいよ尽きるように少ない、という意味なんだそうです。

 

(厥には”厥(つ)きる”という意味があるそうです。)

 

でもまあ、本当に尽きてしまっては死んでしまいますから、あくまでも生きている人間の中における、相対的な陰気の少なさを示すのが、この呼び名なんだそうです。

 

そして、この6つの呼び名を「六経(りっけい)」と呼びまして、これが後代の有名な『傷寒論』「六経弁証」という考え方に繋がっていきます。

 

『傷寒論』というのは、「傷寒」というぐらいですから、超簡単に言えば”寒邪(冷えの邪気)”にやられ、色々な症状を呈しながら、

最終的には死んでしまうところまでの病気の流れ(各ステージ)について、病の起承転結を詳細に詳細に説明した本です。

『傷寒論(しょうかんろん)』という本 参照

 


ですから当然、経絡それぞれの陽気や陰気の多寡に応じて、寒邪に侵襲された場合に出てくる症状や所見が、それぞれの経(位置)によって違うのです。

 

続く

 

 

 

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10月(一社)北辰会スタンダードコース東京会場

2015.10.12

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昨日、10.11の日曜日は、お茶の水女子大学で開催された(一社)北辰会スタンダードコースで講義してきました!!


今回、朝一から講義する予定でしたが、前日から珍しくカゼを引いていまして、日曜の朝にも少しばかり症状が残っていましたので、

大事をとって午前中は休ませていただきました。

(順番を変わってくれた先生方、ありがとうございます!!<m(__)m>)

そして、朝8時台に一回自分で治療してちょっと寝て、10時台にもう一回治療してまたちょっと寝て、

症状は全て取れて、体調完璧になった状態で、悠然と会場入り。

いい感じで2時間喋ることが出来ました。(笑)

今回の講義は

「カルテ記載 問診」

ということで、今年度のカリキュラムから試験的に導入されている、”カルテ記載”というシリーズもの講義の一発目です。

北辰会では、独自に開発した、弁証論治専用のカルテを使って、患者さんの情報を詳細に問診し、体表観察し、

病因病理と証を明確にした上で、治療に入ります。

そこまでやるから、たった一本の鍼で、驚くような効果を上げることが出来ます。

しかし、この「北辰会専用カルテ」をキチッと臨床で使いこなせている先生は、嘆かわしいことに、会員でも少ないのが現状です。

昨日も、実際に北辰会カルテを使って、証と病因病理を明確にして治療している先生がどの程度いるか、

挙手を求めましたが、なんと会場の1割程度。。。

ということは、残念なことに、ほとんどの人は北辰会が教える手法や配穴を断片的にマネして、

効いたとか効かないとかやってるだけな訳です。

これではいけません。

せっかく北辰会がやっている基礎基本からの教育が、意味薄です。

昨日はその辺を、しつこくしつこく、主張させていただきました。

・・・まあ、誰にどう響いたか。

アンケートの結果を待ちます。

終了後の飲みはアツかったネ。(笑)

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患者さんの声(30代男性 多発性円形脱毛症)

2015.10.11

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「患者さんの声」をいただきましたので紹介します。

(さらに…)

患者さんの声(30代女性 前置胎盤、再生不良性貧血)

2015.10.03

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(さらに…)

求人募集中!!!

2015.10.03

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清明院では現在、求人募集しております。
 
 
「東洋医学の医者」「鍼灸医」の世界を、我々と追求してみませんか?
 
 
募集内容の詳細は以下の通りです。
 
 
(※本記事の内容は、2025年春夏時点のものです。)
 
 
 
 

◆必要資格

 
 

鍼師、灸師、按摩マッサージ指圧師の国家資格を「必ず3つ全て」持っており、東洋医学的な鍼灸治療や、在宅医療に興味のある、優しく、真面目で、健康な方。

 

(学生であっても、3年生で、成績優秀でやる気があれば、特別に見習いとして雇用する場合があります。)

 

 

◆年齢

 

ヤル気のある、20代~30代までの方を希望します。(男女不問です。)

 

 

◆条件

 

アルバイトでも、常勤でも、相談に応じます。

 

なるべく常勤を希望します。未経験や、経験が浅い場合は、アルバイトは不可とさせていただきます。)

 

(なお、体験入社として、就職することを前提に、往診事業部スタッフの往診に同行して頂くことも可能です。)

 

 

◆給料

 
 

常勤の場合、最低月給25万円。アルバイトの場合、最低時給1200円。あとは経験、能力に応じます。

 

 (臨床未経験者の場合、最低でも最初の3か月間は研修、試用期間とし、月給20万円とします。)

 

 (経験者であっても、学術のレベルに応じて、着任後3~6か月程度は研修期間とする場合があります。)

 

 

通勤交通費は基本的に全額支給しますが、月の通勤交通費の合計が2万円を超える場合は要相談となります。

 

 

 

◆待遇、昇給、福利厚生等

 
 
完全週休2日制(日曜日+平日1日公休)、仕事ぶりに応じて昇給あり。
 

・常勤社員は社会保険、厚生年金、雇用保険、労災保険完備。

 

・院内勉強会(東洋医学、在宅医療)、実技指導、提携クリニック、救急外来での研修教育制度有り。

 (当院のスタッフは、院長をはじめ、鍼灸学校で教鞭をとっている鍼灸師もおります。)

 

・年に一回、社員旅行有り。(過去に沖縄、奄美大島など。入社二年目より参加可能。)

 

・年末年始、夏季、GWに連休有り。

 

・協会提携の保険会社にて所得補償保険(任意)、賠償責任保険(弊社負担)加入。

 

・慶弔休暇・有給休暇・産休・育休制度あり。

 

 

 

◆業務内容

 

1.往診(患者宅、あるいは介護施設)による鍼灸マッサージ治療、リハビリ訓練、運動療法等。

 (当院の往診患者の多くは鍼灸治療のみか鍼灸治療併用です。治療に関して、学・術両面からサポートします)

 

2.院内診療助手(弁証問診、体表観察カルテ記入、施灸、刺絡の助手、受付業務、電話対応、ベッドメイク等)

 
 
 
◆清明院で学べること
 
 
1.東洋医学、伝統鍼灸の臨床と、それに付随する内容全般
 
2.北辰会方式鍼灸治療
  (中医鍼灸弁証論治学、体表観察の学術、撓入鍼法、打鍼、古代鍼、刺絡、施灸法など)
 
3.健康保険を活用した訪問鍼灸マッサージ事業のノウハウ
 
4.重症、難治性疾患の患者への鍼灸での対応に関して
 
5.医師(開業医、総合病院)、薬剤師その他、医療・介護系の多職種との連携のノウハウ
  (弊院院長竹下は、日本東方医学会の分科会である医鍼薬地域医療連携研究会の代表です。)
 
6.医療系の各学会への参加、発表(口演、論文)のノウハウ
 
 
 
◆清明院の歴史
 
 
2009年、院長+スタッフ1名にて、ベッド5床のスペースで開業。
 
2011年、患者数増加に伴い、スタッフを増員。
 
2015年、患者数増加に伴い、スタッフを増員し、ベッド9床のスペースに移転。
 
2017年、法人化(株式会社 清明院)。
 
2020年、医師との連携を強化し、医師の研修受け入れ開始。(2025年現在までに、10名の医師が研修)
 
 

現在に至る。

 

 

 

◆臨床経験者、普通自動2輪の免許を持っている方を優遇します。

 

 

興味のある方、質問のある方は、

 

お電話 03(6300)0763

 

あるいは

 

メール seimeiinn.advertising@gmail.com

 

まで、お気軽にお問い合わせください。

 

 

事前に履歴書にて書類選考の上、面接させていただきます。

 

 

清明院は、外来診療部門では、徹頭徹尾東洋医学的、伝統的な鍼灸治療をメインにしながら、医師(西洋医学の各科および漢方医)とも連携し、健康保険を活用した在宅診療部門も併設しているという、全国的にみても、ほとんどないスタイルの治療院です。

 
 

本格的な東洋医学を日々勉強しながら、自分自身も毎日患者さんが診ることが出来て、給与面でも一般企業並みの待遇も受けられる、本気で確かな技術、知識、経験を磨くには、最高の環境だと思います。

 

 

当院で数年間しっかりと勤めて、その後に開業した先輩の先生達は、全国各地で、伝統鍼灸の鍼灸院を盛業しております。

 

 
 
では、ご応募お待ちしております!!
 
 
 
 
 
採用担当 竹下
 
 
 
 
 

「尺膚診」について 12

2015.09.22

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これまでのお話

 


「尺膚診(しゃくふしん)」について 
「尺膚診」について 2                     
「尺膚診」について 3          
「尺膚診」について 4
「尺膚診」について 5   
「尺膚診」について 6
「尺膚診」について 7
「尺膚診」について 8 
「尺膚診」について 9
「尺膚診」について 10
「尺膚診」について 11  
     
  参照

 

では続きいきます!

 

 

◆『傷寒論』における尺膚診の記載?

さて、前腕の皮膚の状態を詳細に伺う診察法である、この”尺膚診”というものに関して、超有名な古典である、

『史記』『黄帝内経』、そして『難経』における記載を紹介してきました。

 

今日は東洋医学を学ぶものにとってのもう一つの聖典、『傷寒論』における尺膚診の記載を紹介したいと思います。

『傷寒論』については 『傷寒論(しょうかんろん)』という本 参照

 


この傷寒論の最初に”傷寒卒病論集”という、序文のような文章があります。

 


ここに、

・・・觀今之醫、不念思求経旨、以演其所知、各承家技、終始順舊、省疾問病、務在口給、相対斯須、

便處湯薬、按寸不及尺、・・・(中略)・・・、所謂窺管而已。

という文章が出てまいります。

 

これを簡単に意訳しますと、

最近の医者をみてると、古典を学んで、そこから原理原則を自分で新たに発見して、自分の学術をレベルアップさせようとは少しも思はず、

それぞれ、自分の流派の技術を受け継いで、優れたものとし、始めから終わりまで、古いしきたりに従うだけであり、

病人を診察するにも、顔色を窺い、巧みに口を使って丸め込むことに身を入れて、診療にかける時間はいとも簡単に済ませ、

いい加減に薬を与えている。

脈診も、手首の脈を見るのが関の山で、尺膚は診ない。

こんなんじゃあ、細い管から天を臨むようなもんだ。

 

・・・という風に、『傷寒論』の著者である張仲景は嘆じて、当時の医療界を憂いています。

ここで言う”尺”をどう訳すかについては、

”尺膚(前腕の皮膚の状態)”

という説と、

”尺位の脈(手首の動脈の一部分)”

という説と、諸説紛々なんだそうですが、個人的には尺膚であってほしいですね。(笑)

 


『黄帝内経霊枢』邪気蔵府病形篇(4)に書いてあるように、脈診情報と尺膚診情報は太鼓とバチのような関係ですのでね。(笑)

 

尺膚診情報と脈診情報、この二つが一致するのをもって順と考える。

 


尺膚診で相対的に陰をうかがい、脈診で相対的に陽をうかがう。

 


で、これら二つよりも顔面診はさらに相対的に陽をうかがう、と。

 


このように、各診察法は並列ではなく、それぞれに診ているポイントがあり、それらの陰陽のグラデーションまで考え併せて、弁証に資する情報と位置付けるのですな。

 

だから、各診察法の位置づけが明確であるほど、正確な診断を下すことが可能になる。

 

シャープな治療が可能になる。

 

位置づけがあいまいな人がやっている鍼よりも、大きく気を動かすことが出来る。

 

続く

 

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