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これまでのお話・・・
「理」の意味 4 参照
では、一旦まとめましょう!!
◆「機」の意味
「機」という漢字の意味をネットで調べるますと、以下のように出てきます。
〇
1.物事の起こるきっかけ。また、物事をするのによいおり。機会。時機。「―を見る」「反撃の―を逸する」
2.物事の大事なところ。かなめ。「―を制する」
3.飛行機。「プロペラ―」
4.仏語。仏の教えに触発されて活動を始める精神的能力。教えを受ける人、あるいは修行をする人の能力・素質。機根。
6.細かい部品の組み合わせで働く仕掛け。からくり。「機械・機関・機器/印刷機・発動機」
10.心の働き。「機嫌・機知・機転・機敏/春機・心機・動機」
(『goo辞書』漢字ペディア 参照)
〇
いつものように藤堂、白川、諸橋など、軽く調べてみましたが、あまり面白い意味が出てきませんでした。。。(苦笑)
「病因病機」の「機」の意味として、もっとも適当なのは、上記で言うと7.でしょうかね。
つまり「病因病機」の意味は、
「病の原因と、病の細かい仕組み。」
となります。
前回書きましたが、「病因病”理”」の方は
「病の原因と、病の普遍的筋道、法則、道理」
と解釈できますので、「機」と「理」の2者を比較すると、正直どっちもどっちな感じもしますが(苦笑)、「病」というのも、個別具体的な自然現象(仏教でいう”事”に相当)であり、
そこには病理のみならず、生理も含めた一定の普遍的法則性(理)がある、と考え、それを術者の脳内に、文章なりチャート図なりに論理的にまとめ、
そこから推定、類推できる治療結果や、中長期的な予後を出来るだけ的確に予測しながら治療を進めていく、というのが北辰会方式の弁証論治なわけですから、
単に病の仕組みを考えているだけでは生理的な変化をとらえきれておらず、不十分なところがあるように思え、その意味ではやはり「病因病理」という言い方の方が、
より実際に近く、適切な感じがします。
・・・まあ、昔の北辰会の先輩方が、流儀を作っていく時に、こういうちょっとした言葉に、こういう意図を込めたかどうかは、今となっては不明なんですが、
僕的な考察としてはこんな感じです。
・・・まあこのように、ちょっとしたことでも、細かく考えていくと、なかなか面白いものです。(゚∀゚)
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2016.08.02
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これまでのお話・・・
「理」の意味 3 参照
◆「理」の意味から見る”病因病理”
ここまで、「理」という言葉の意味をあれやこれやと考えてきました。
多義的で、古代中国のあらゆる思想哲学において重視されてきた言葉であることが分かったと思います。
〇
話しを最初に戻すと、東洋医学的な病のメカニズムのことを、北辰会では「病因病理」といい、症例を内外で発表する際には、その「病因病理」を、
わざわざチャート図にして添付し、発表するようにしています。
これは、文字でゴチャゴチャ書くよりも、チャート図にすればスッキリと一目瞭然だからです。
症例によっては、非常に複雑怪奇になる東洋医学的な病理パターンを、ペライチの紙に見取り図的に図示して、スッキリとまとめることが出来るかどうか、
これは非常に「論理的思考」や「その症例に対する理解度」が問われるところです。
まさに、「病の東洋医学的な設計図」として、「病因病理チャート図」を使っているわけです。
これが、一症例一症例、頭の中に的確に描ける人ほど、論理的でシャープな弁証論治が出来る人、ということになります。
(まあ忘れちゃいけないこととして、それプラス「技術力」「人間性」ということになる訳ですが。)
ホンモノの臨床は、理論偏重でもイケない、技術偏重でもイケない、まさに「学・術」両面のバランスの取れたものであることが理想です。
(それでも、現実は術者の個性によって、理論偏重になったり、技術偏重になったりするものですがネ。。。)
さて前回まで、東洋哲学における「理」の意味をツラツラ書いて来ましたが、この意味からすれば、”病因病理”という言い方は、
「病の原因と、病の普遍的な筋道、法則、道理」
となります。
では、現代中医学の言う、”病因病機”という言い方の場合はどうなんでしょう。
違いは何なんでしょう。
次回からは「機」の意味を考えて、「理」と比較してみたいと思います。
続く
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2016.07.22
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来週、東洋鍼灸専門学校にて、「北辰会方式打鍼術~実技編~」を講義します。
実はこれはなかなか画期的な話でして、これまで、鍼灸学校で「打鍼」のことが紹介程度に講義されたことはあっても、
平常授業の中で、打鍼を日本で一番、臨床で応用しているといっていい、「北辰会方式の打鍼術」が、
”鍼灸学校の授業の中で”
”実際の打鍼の道具を手に取って”
北辰会の講師によってハッキリとした形で講義されるのは、有史以来初めてなんじゃないかと思います。
(笑・・・大げさか。)
まあ、気合い入れていこうと思います。
こういう機会を下さった東鍼校の校長先生、学科長に感謝します。
〇
ところで「打鍼」というのは、もともとは先の尖った太い鍼を、木槌でコンコンと叩いて皮下に打ち込み、治療する方法と言われてきました。
(いたそーですねー)
古文献に書いてあるように、先の鋭く尖った鍼を使って、実際に木槌でその鍼の頭を叩いて、皮膚に打ち込む先生もいらっしゃるようですが、
これは痛みなく行うのが非常に難しく、北辰会ではそれを現代人の繊細な感覚に合うようにアレンジし、太くて先の丸い鍼を使って、
その鍼を腹部のツボに当てて、その上から木槌で叩打し、独特の圧加減と振動と音の響きで刺激する、非常にソフトな治療法として、
さらにそれを現代中医学の弁証論治の考え方ともクロスオーバーさせて、「北辰会方式打鍼術」として昇華しております。
(因みに、最近の長野仁先生や大浦慈観先生たちの研究によれば、江戸期から”刺さない打鍼術”は存在していたようです。)
ですので、現代の鍼灸臨床の現場ではむしろ普通の人よりも過敏な、小児や女性などによく用います。
〇
ところでところで、江戸時代に打鍼を世に広めたのは、先日ご一族の墓所に墓参してきました、江戸初期の京都の鍼医、御薗意斎先生です。
御薗意斎という人物 参照
御園意斎先生以前にも、打鍼術自体はあったそうですが、御薗意斎先生の師匠とも言われる、臨済禅の僧医である夢分斎という先生が、
打鍼をするにあたっての診察、治療部位を腹部に限局し、さらに禅の考え方と組み合わせて理論的に展開し、
「夢分流打鍼術」
として一つの流儀としてまとめ、それを当時のカリスマドクターであった御薗意斎先生に伝え、世に広まり、さらにその後、奥田意伯という人物が、
夢分斎先生の伝書として刊行したのが
『針道秘訣集』
という有名な本であると言われています。
その後、打鍼術は全国色々なところで行われていたようですが、現代でも続く、鍼管を使って刺入する管鍼術に押されたのか、江戸後期から大正時代あたりまでは、
衰退していた時期もありましたが、昭和の初期になって、私が今教鞭を取っている、東洋鍼灸専門学校を作った柳谷素霊先生によって紹介され、
その弟子筋である橋本素岳先生、小野文恵先生、福岡の馬場伯光先生たちが、臨床で応用していたあたりから、復興が始まったようです。
柳谷素霊という人物 参照
・・・で、1970年代(昭和40年代)に至って、打鍼術の伝書である『針道秘訣集』を解説した本である『弁釈針道秘訣集』を刊行し、
自分たちなりにアレンジし、再び大きく世に広めたのが、北辰会代表、藤本蓮風先生です。
・・・で、僕はその影響を受けて、普段の臨床に北辰会方式の、”刺さない”打鍼を使っているわけなんですね。
これは江戸時代初期から現代までの数百年、連綿と続く一筋の流れなのです。
打鍼をやるならば、こういうことをキチッと踏まえないと。
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2016.07.15
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ちょっと先の話になりますが、9.17(土)、9.18(日)の二日間、東京都江戸川区にあるタワーホール船堀にて、
日本中医学会という学会の学術大会が行われます。
中医学というのは、今や東洋医学教育のグローバルスタンダードとなっております。
1949年に、現、中華人民共和国が建国されました。
言うまでもなく、統治機構は共産党一党独裁体制です。
そして、1955年、北京中医薬大学の任応秋教授が『中医的弁証論治的体系』という論文を発表して以来、中国によって盛んに主張されるようになったのが、
いわゆる”現代中医学”というものです。
(この辺の細かい歴史的背景についても、機会があったら語りましょう。)
そして、1972年、米国のニクソン大統領が訪中し、同年、日本の田中角栄首相が日中国交正常化して以来、日本にも本格的に中医学が入ってきました。
中医学の輸入に対しては、当然ながら日本の東洋医学業界にも、批判や否定、あるいは肯定などの、実に色々なリアクションがありましたが、
今から約50年前から、これを積極的に取り入れ、実際の鍼灸臨床レベルにおける、さらに高次元な「日本的な応用」を試みてきたのが、
北辰会代表、藤本蓮風先生だと思います。
・・・まあ、僕も一応、日本中医学会の会員ですので、日曜日のみですが、行ってみようと思います。
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2016.06.24
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蒸し暑い日々が続いています。
皆さん、汗がベタベタして、イヤでしょ!?(笑)
東洋医学では、汗の出方と性質と、出た後の変化を問題にします。
患者さんから聞いていると、全身、色々な部位から汗をかく人がおります。
患者さんの中で、
「頭だけから妙に汗が出るー( ゚Д゚)」
と仰る人がいます。
さてこれは、東洋医学的に考えると、どういう現象か。
まずは弁証論治の父、張仲景(150?-219)先生の『傷寒論』に聞いてみましょう。
1.辨痓濕暍脉證第四.に、
「濕家之爲病.一身盡疼.發熱.身色如似熏黄.濕家.其人但頭汗出.背強.欲得被覆向火.若下之早則噦.
胸滿.小便不利.舌上如胎者.以丹田有熱.胸中有寒.渇欲得水.而不能飮.口燥煩也.
濕家下之.額上汗出.微喘.小便利者死.若下利不止者.亦死.」
と、出てきます。
まあ要するに、「湿邪」を体にため込んでいる人は、頭に汗かくよ、って話です。
(笑・・・端折り過ぎか。)
こういう人は、胃腸を弱らせると、体の状態が余計に悪化し、頭の汗が止まりません。
続く。
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2016.04.30
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先日、「補瀉」について書きました。
補法は正気を集めること、瀉法は邪気を散らすこと。
「虚証」に対して補法、「実証」に対して瀉法。
「虚証」とは、”正気の弱り”を中心とした病、「実証」とは、”邪気(病因)の攻勢”を中心とした病、でした。
そして、「補瀉」の目的は、畢竟するに、気の流れを良くして、正気が持つ「治る力」を最大化することでした。
東洋医学の解剖生理学と言ってもいい、「臓腑経絡学」が『黄帝内経』によってキチッと定義される前、医療の中心は巫祝(ふしゅく:まじない)であったと言われております。
病というのは、患者さんに悪い「オニ」が憑りついて起こるもの、と考えられていました。
「オニ」も、「鬼」と書いて「キ」と読みます。
「気」と「鬼」。
似て非なるものなわけです。
要は、この曖昧で神秘的な「鬼」の考え方を、「陰陽論」でもって、「気」ととらえ、論理的に整理し直したのが東洋医学、と見ることも出来ます。
(あまりにもザックリ言い過ぎか。(苦笑))
・・・まあ、どんどん行きましょう。
続く
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2016.03.30
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そろそろ、あっという間に3月が終わります。
(早い!!(゜レ゜))
いよいよ、2016年度が始まりますね。
普段の水曜日は学校で教えているので、春休み中は、比較的水曜日は色々と思索しながら、ゆっくり過ごさせていただきました。
さて、2016年度の活動予定。
まずは何と言っても、このデカくなった清明院をもっともっと、フル活用することです。
以前の清明院は、患者さんとスタッフでパンパンになったから、出ました。
今度の清明院もそうしましょう。
患者さんにもスタッフにも、もっともっと増えていただき、既存スタッフには、もっともっと成長していただきましょう。
既存患者さん達の健康は、僕が鍼で何としても守りましょう。
まあ今年も重症、難病、奇病、不定愁訴、何でも上等で、バンバン治していこうと思っています!!
そして学校教育活動。。。
今年もへこたれずに、学校で東洋鍼灸専門学校の3年生、東京衛生学園専門学校、臨床教育専攻科(教員養成科)2年生を対象に講義します。
東鍼校の方は1クラス半年間20コマ、昼夜4クラス、全てやります!
衛生学園の方は10月に2日間、4コマのみですが、まあ、例年通り、言いたい放題、やりたい放題でいこうと思っています☆(笑)
響け、届けと、念じながら。
そして北辰会の方でも、4.24、11.27、12.18に東京で喋ります!!
4.24は「北辰会方式の一連の流れとその勉強法」
11.27は「北辰会方式 弁証・病因病理構築・選穴・治則治法」
12.18は「臓腑経絡学 総集編」
どれも、やるからにはマジですので、気合い入れていきます。
特に12月は藤本新風副代表と、2年ぶりに東京衛生学園にいらっしゃる藤本蓮風代表の前座の、朝イチ一発目ですので、
いっちょガツンとかまそうかな、と思っています。(笑)
本部も支部も、非会員も学生も、聴きに来ない人は損しますよ~。(笑)
あと毎回、実技指導はしますけどね。
学会発表の方ですが、今んとこ未定です。
世界学会でカマしたかったんですけどねー。。。
口演発表は英語発表なんで、ちょっとムズイかなー、って感じなんだそうです。
(F●●K!!(笑))
・・・まあいいです。
今後も色んな拡声器使って、東洋医学、中国伝統医学に立脚した日本固有の鍼灸医学、世に問います。
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2016.03.29
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3.27の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会役員講師研修会に参加してきました!!
今回は北辰会の役員、講師限定の、”内輪の”勉強会。
とは言っても、もはや北辰会は役員講師だけでももはや50人くらいいます。
規模的にはほとんど普通の勉強会です。(笑)
以前は、この勉強会は、非常にマニアックな知識と技術の塊のような先生方が、全国から一堂に集まって、それぞれの最新の考え方、
診方などをぶつけ合って、情報交換するような場だったのですが、近年は
「標準的な北辰会方式の指導法の統一」
ということで、北辰会方式というものを教わりに来た人が、迷わずに上達できるように、講師間での教え方にバラつきがあまり出ないように、
極力、指導法を標準化しよう、で、それを皆ですり合わせよう、という動きになっています。
・・・まあ、とは言っても、あれだけのメンバーが揃いますから、やっぱり話はマニアック、高度な話になります。(笑)
技術ごとですから、すり合わせとか、マニュアル化という枠組みになじまないことも当然出てくるのです。
M先生との、数学的な情報処理、物理学的な情報処理、弁証論治家によって、情報処理のシステムが違う、という話、
なかなか面白かったですね。
今回、土曜日の時点でカゼ引いていて、非常に心配でしたが、日曜日の研修会、月曜の漢祥院研修、すべて無事終えることができ、
ホッとしています。(*‘∀‘)
さて、今日も情報処理。(笑)
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2016.03.20
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「患者さんの声」をいただきましたので紹介します。
60代 女性
【症状】脊柱管狭窄症による腰下肢の痛み痺れ(坐骨神経痛)、歩行困難
【既往歴】関節リウマチ、右顔面神経麻痺
「竹下先生なら親身になって診てくれますよ。」
という言葉を頼りに清明院に行ったのが、今から二年ほど前の事です。
当時、新宿駅から清明院までの5分程度の道中、痺れで毎回一度は立ち止まり、屈伸をして、どうにか通っていました。
そして鍼治療が始まっても、元々鈍感な体質?!の為、最初の頃は何の変化も感じませんでした。
温めて頂いた足元が気持ちいい...くらいでした。
それが、いつとは分からないのですが、屈伸しないで通えるようになったのです。
最近では、お友達と週二、三回歩く時間を作って、60~90分、休みなく歩いているのです。
普段、持病の他、私にとっては万病の時の駆け込み寺のようです。
知らず知らずの間に、竹下先生のお導きでここまでこれたと、感謝しています。
これからも体調を崩したら清明院。
なにで来ても、最善の対応をしますと断言して下さる竹下先生。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
あの言葉を信じて良かったです。
【清明院からのコメント】
本症例は、初診がH26年の4月でした。
あるマッサージ院さんからの紹介でした。
この症例も、専門病院で投薬治療を行い、一定の改善を見るも、それ以上の効果に関してはお手上げ状態になっていた症例です。
そういうものを治してこその鍼灸医学ですね。
清明院では、脊柱管狭窄症に関しては、これまでにも診させていただいた経験が多くあり、それなりに自信があります。
初診時、「肝鬱気滞、腎虚」と弁証し、鍼をした後の変化から見て、これはいけるだろうな、という手ごたえは感じていました。
ただ、本症例は本格的に発症してから4年が経過しており、初めて軽い症状を自覚したのは15年前、という慢性症状であり、
メインの症状以外の既往歴も色々とあるので、時間はそれなりにかかるだろうと思いました。
案の定、初回の治療後、いい変化は感じていたものの、すぐに症状が元に戻ってしまうという、患者さんも、こちらとしても、ヤキモキするような状況がしばらく続きましたが、
それでも冷静に、有効打を与え続けた結果、上記のような素晴らしい結果が得られた、という症例だと思います。
よく頑張って通って下さったと思います。
このように、慢性、難治性の疾患を治療する場合、患者さん自身の治療に対する前向きな心持ち、行動が非常に重要になります。
初診以降、週1,2回のペースで治療を続け、無理をして疲れたり、カゼを引いたり、症状が強く出てきたりする度に適切に対応し続け、
徐々に徐々に症状が緩解していき、初診から1年が経った頃には、症状は半分以下となり、1年半たった頃には、最初を10とすると1程度まで改善しました。
現在では月に1.2回、健康の維持増進を目的に、通院を継続されております。
一回二回の治療で劇的に治癒した症例も、派手で結構ですが、こういう症例も実は鍼灸治療、東洋医学の醍醐味、本領だったりします。
脊柱管狭窄症というと、薬や注射で痛みや痺れをごまかし続け、いよいよ歩けなくなると手術する、で、しばらくするとまた同じ症状が出て、
同じことの繰り返しをしているうちに、いよいよ歩行困難、お手上げ状態となる、という悲惨な流れになってしまう方が非常に多いのですが、
早い段階で清明院に鍼に来ることをお勧めします。
何でも治せるとは言いませんが、脊柱管狭窄症については、鍼を持って以来、非常に多くの症例を診ていますが、総じて皆さん結果はいいようなので、
お困りの方は是非一度診せにいらしてください。
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2016.03.10
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3.9の水曜日で、東洋鍼灸専門学校、2015年度の後期授業が終了しました!!
〇
・・・いやー、長かったー!!(@_@)
今回は「体表観察学」を昼夜3クラスに、「臓腑経絡学」を昼1クラスに、各クラス約20コマずつ、合計80コマの講義を終了しました!!
この、1日4コマ講義の話を受けたとき、どんなことが起こるか、楽しみとか言っていましたが、結果的には、「僕が」けっこう疲れました。
(苦笑・・・すなわち、まさかの”僕が疲れる”という結果が得られました。。。)
まあでも、ここに、カリキュラム内容を公開し、記念碑にしようと思います。
【昼専科、夜本科専科】
1.ガイダンス~北辰会方式概論
2.中医学概論 実技デモ
3.28脈状診 実技
4.胃の気の脈診 実技
5.舌診 実技
6.腹診 実技
7.背候診 実技
8.原穴診・八脈交会八穴診 実技
9.顔面気色診・眼診 実技
10.臓腑経絡学概論 実技
11.弁証問診①総論 実技
12.弁証問診②各論 実技
13.弁証問診③女性カルテ 実技
14.弁証問診④男性カルテ 実技
15.刺鍼術・施灸術 実技
16.難病症例解説 実技
17.公開臨床①(問診)
18.公開臨床②(体表観察~治療~養生指導)
19.空間診 実技
20.爪甲診・井穴診 実技
【昼本科】
1.ガイダンス 実技
2.臓腑経絡学総論 実技
3.臓腑経絡学 肺 実技
4.臓腑経絡学 大腸 実技
5.臓腑経絡学 胃 実技
6.臓腑経絡学 脾 実技
7.臓腑経絡学 心 実技
8.臓腑経絡学 小腸 実技
9.臓腑経絡学 膀胱 実技
10.臓腑経絡学 腎 実技
11.臓腑経絡学 心包 実技
12.臓腑経絡学 三焦 実技
13.臓腑経絡学 胆 実技
14.臓腑経絡学 肝 実技
15.奇恒之腑 実技
16.奇経八脈① 実技
17.奇経八脈② 実技
18.気と陰陽論基礎 実技
19.神主学説基礎 実技
(昼本科については前期に体表観察学の一通りの講義が終わっているため、座学講義の後半は実技で体表観察の練習をしました。)
・・・専門家の皆さん、なかなかのラインナップでしょ??(笑)
上記講義、どのコマも、一切の手抜きナシです。
やるからにはマジです。
でもちょっと疲れたので(苦笑)、2016年度はコマ数を半分に減らして、臨んでみようと思います。
やっぱ僕の居場所は、患者前だ。
それをよく理解する上で、大変大きな半年でした。
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2025.04.04
2025年3月の活動記録2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時2025.01.01
謹賀鍼年!!2024.12.28
年内診療終了!!2024.12.14
2024年11月の活動記録2024.12.01
2024年 12月の診療日時2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール