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これまでのお話・・・
「柴胡桂枝湯証(さいこけいしとうしょう)」という状態
「柴胡桂枝湯証」という状態 その2 参照
では続きです。
何やらちょっと難しい話が続いてしまいましたが、小柴胡湯という薬については、以前にもこのブログに何度か登場しております。
確認しましょう。
三禁湯(さんきんとう)?
病院での漢方薬の使われ方 その4 参照
まあ、よく話題になる薬なんですね。
それだけよく効くとも、応用の幅が広いとも考えられますが、どうであれ、薬というのは間違った使い方をすればただの毒です。
こないだも患者さんから、病院で漢方薬を出してもらっているが、全然効かない、どうすればいいか、という相談を受けました。
漢方薬を飲むならば、漢方薬専門で、何年も、何十年も、真剣に臨床を続けてこられた先生に処方してもらうのが一番いい、というか、その選択「しか」ないと思いますし、
僕は患者さんにはいつもそう伝え、場合によっては信頼できる漢方家を紹介するようにしています。
鍼灸にしても漢方にしても、生半可な知識や経験で扱える代物じゃない、と思っています。
生半可な知識、経験で扱う鍼灸、漢方を受けて、効かなかったり、悪化するという経験をしてしまった人は、大変不幸だと思います。
〇
まあともかく、柴胡桂枝湯ですが、歴史的には漢の時代の『傷寒論』という古典に初登場します。
そこには、
「寒邪に侵襲されて5、6日経って、発熱し、少し悪寒がし、節々が痛く、少し吐き気がし、みぞおちがつかえるようなものは柴胡桂枝湯で治る!」
と記されております。
上記の文章のうち、発熱、悪寒、節々の痛みという症状が”太陽病”、つまり桂枝湯でカバーできる症状であり、
吐き気やみぞおちのつかえが”少陽病”、つまり小柴胡湯でカバーできる症状なのです。
では鍼灸ではそれをどうするか、という話も含め、「柴胡桂枝湯証」という状態 その4 に続く。
〇
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2014.02.04
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前回のお話・・・
では続きです。
前回、柴胡桂枝湯は、「小柴胡湯+桂枝湯」である、というお話をしました。
・・・ということは、柴胡桂枝湯を理解するためには、まずは小柴胡湯と桂枝湯を理解せねばなりません。
まず、「小柴胡湯」という薬は、
・柴胡
・半夏
・生姜
・黄芩
・人参
・大棗
・甘草
という、七味の生薬で構成されています。
この薬は、東洋医学的には無数にある、カゼひきの病態パターンのうち、”少陽病”という概念でとらえられるパターンの代表格です。
ここで、「少陽病」というのはどういうものかというと、
「口が苦くて、咽が乾いて、めまいがして、暑がったり寒がったりし、脇腹から肋骨の辺が詰まった感じがし、食欲不振、
胸がモヤモヤして嘔吐したり、あるいは胸がモヤモヤするだけで嘔吐しなかったり、あるいは腹痛し、あるいは動悸し、
小便の出が悪く、あるいは咽の乾きがなく、微熱があったり、咳が出るもの」
という、長ったらしい、しかもややこしい定義の、カゼの1パターンです。
これは非常に幅が広い概念だといえます。
でまあ、これを治す代表選手が小柴胡湯、ってわけです。
・・・で、「桂枝湯」はどうかといえば、
・桂枝
・芍薬
・生姜
・大棗
・甘草
という五味で構成されております。
(因みにこのうちの生姜、大棗、甘草の三味は、小柴胡湯とカブっていますね。)
桂枝湯は、”太陽病”というパターンの中の、”太陽中風証”というカゼ引きの、代表的な薬といわれます。
ここで「太陽病」というものの定義は、
「脈が浮いて、頭やうなじが痛くて寒気がする状態」
であり、その中の「太陽中風証」というのは、上記の状態に加えて、
「汗がダラダラ、ジトジトと止まらないような状態」
のことです。
(かなりザックリ言うと、ですが。)
太陽病というのは、カゼを引いた、つまり、風邪(ふうじゃ)や寒邪(かんじゃ)を中心とした外邪に侵襲された場合、最初(初期)になりやすい状態です。
まあ、それを治す代表選手が桂枝湯、ってわけです。
この「桂枝湯」という薬は、実は漢方薬の王様みたいな薬でして、かの後漢代に著された、漢方薬の聖典とも言われる『傷寒論』の一番初めに出てくる薬も桂枝湯ですし、
清代の温病学の聖典とも言われる『温病条辨』の一番最初に出てくる方剤も桂枝湯なのです。
このことは重く見る必要があると思います。
〇
まあまとめると、少陽病と太陽病が同時に起こっているような場合に、それを治す薬が柴胡桂枝湯である、と言えます。
また、小柴胡湯と桂枝湯、この2つの薬の構成生薬を見ると、小柴胡湯に、桂枝と芍薬を加えたのが柴胡桂枝湯、とも言えます。
(それぞれの分量抜きに考えれば、ですよ。)
「柴胡桂枝湯証」という状態 その3 に続く。
◆参考文献
神戸中医学研究会 編著『中医臨床のための方剤学』医歯薬出版株式会社
神戸中医学研究会 編著『基礎中医学』燎原
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2014.01.25
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前回のお話
ここまで、”腎着証”について説明してきました。
もし、患者さんの病態がこの”腎着証”そのものであるならば、「苓姜朮甘湯」という薬がよく効くよ、ということが『金匱要略』に書いてあります。
・・・では、鍼ならどうするか。
それを考えるには、この苓姜朮甘湯がいかなるものか、を考えなくてはいけません。
この薬の中身は
・茯苓(ぶくりょう)・・・水腫・痰飲の治療および健脾に使用
・白朮(びゃくじゅつ)・・・主として補脾
・甘草(かんぞう)・・・緩和、緩解、鎮咳、鎮痛、去痰薬として
・乾姜(かんきょう)・・・陽虚あるいは寒凝による冷え、寒がり、疼痛
でございます。
ザーッとみて気付くのは、腎の臓に対する生薬が入っていないことです。
ま、ここがポイントかな、と思います。
あくまでも水邪を動かし、散らし、結果的に脾の臓、腎の臓を活性化し、腰に憑りついた水をどかすことで、各症状を治すのです。
ということは、刺鍼するポイントは、寒邪、水邪、痰飲を動かす経穴、となります。
(全身にたくさんあります。)
ちなみに腎、脾、水邪については
「腎」って何ですか?(その11)
「脾」って何ですか?(その9)
カテゴリ 邪気(発病因子) 参照
・・・とまあ、こんな感じで、漢方薬の話というのは、鍼灸に翻訳して考えることができるのです。
東洋医学の文献には、治療の部分が、漢方薬中心に論述されている古典が多いですが、すべて鍼灸に置き換えて考えることができます。
そしてそこには、鍼灸治療の様々なヒントや、新たな考え方が隠されています。
終わり
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2014.01.22
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今日、学校の講義で、学生さんから問われて、一瞬ど忘れしていたこの「腎着」という病態。
ネット上のいくつかの中医学サイト等に解説がありました。
まあ簡単にまとめると、「腎着」とは、張仲景の『金匱要略』内の「五臓風寒積聚病脈証并治」に出てくる病名で、寒湿邪が腰部に停滞して起こる一連の症状(腰部の冷え、重い痛み、寝返りしにくい、雨天や曇天で悪化など)を言い、
治療は苓姜朮甘湯(別名:腎著湯)で行う、とあります。
◆参考サイト
http://www.sm-sun.com/family/yougokaisetu/sa/jinntyaku.htm
・・・まあ簡単に言えば、寒邪と湿邪が腰部(腎の臓)を抑え込んだパターンね。
虚実については微妙なんでしょうが、邪気を散らすのを優先、と。
一考の余地ありですね。
・・・調べ直し、勉強になりました。
臨床上、割かし良くある病態ではないかと思います。
学生さん、どうもありがとう。
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2012.10.08
2012.05.04
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ここ何日かは雨ですが、先週あたりから、暖房の必要のない日が増えて来ました。
2012.04.10
東洋医学をやる者なら、知らない者はいないし、通らない者はいないであろう、古典中の古典に、『傷寒論』という書物があります。
僕もまだまだ全然ですが、こないだも、とある勉強会に参加し、これを長いこと読んでおります。
何度も何度も読んで、解釈し、発見を得ながら、忘れては覚え、一生かけて読むような本だと思っています。
この書が著された年代は後漢末期の時代、書いた人物は張仲景という人物です。
張仲景については、以前このブログで紹介しました。
過去記事 「張仲景(ちょうちゅうけい)」という人物 参照
この本は、やれ伝染病の治療を論じた本だとか、やれ腸チフスの治療を論じた本だとか、色々な言われ方があるのですが、東洋医学的にいうと、
「寒邪(かんじゃ)に傷(やぶ)られてから、最終的に生命に関わるレベルまでの間に起こる、一連の病理変化の、詳細な様子とその治療法」
が書かれた本です。
「寒邪」については過去記事 「寒燥」について 参照
”傷(やぶ)られる”という表現は東洋医学独特の言い回しですが、要するに”侵入、侵襲される”というような意味です。
寒邪(冷えの邪気)に侵入、浸蝕されて、徐々に正気が弱って、最終的には死んでしまう、その一連の流れを、詳細に詳細に、説いた本です。
ここに書かれた多彩な病理変化の描写と解釈から、東洋医学固有の人体観、生命観が十二分に透けて見え、この本を、決して西洋医学のいう伝染病や腸チフスなどの、
特定の疾病「のみ」の治療方法を述べた本としたり、単なるカゼのステージ分類の本、と落とし込むのはもったいないと、個人的には思っています。
そしてこの本における各病態に対する処置は、湯液(いわゆる漢方薬)によるものが中心です。
鍼とお灸も出て来ますが、どちらかといえば完全に脇役です。
学生の頃、とある先生から、
「『傷寒論』は漢方薬の本だから、鍼灸師が読んでもあんまり役に立たないよ。」
と、聞いたことがあります。
その当時は僕も、へー、そんなもんかなあ・・・、と思って聞いていましたが、今ではその先生の考えは間違いだと思っています。
先ほども言うように、『傷寒論』が漢方薬の本、なんていう、浅すぎる解釈はイカンと思います。
『傷寒論』が、漢方薬を扱う先生方にとっての基本であることは確かですが、我々鍼灸師だって、『傷寒論』の内容をもし知らなかったら、
恐くて外感病の治療なんてできません。
なぜなら、『傷寒論』の内容を知らないと、患者さんの症候も、ある治療をした後の変化も、それが何を意味するか、考えようがないからです。
『傷寒論』には、人が病んでから死に至るまでの各レベルにおける詳細な様子が書かれているため、拡大解釈をすれば、どんな病にも応用が出来るし、
各レベルでの治療法を考えることが出来、予後の予測をすることが出来るのです。
だからこの本は鍼灸師にとっても、必須の書なんです。
『傷寒論』については、まだまだ書きたいことが山ほどありますので、折に触れて、あまり専門的で難しくならないように紹介していこうと思っています。
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2012.01.22
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金曜日に、関東地方でも初雪が降りました。
幸い、道路に積もったり、交通機関が麻痺するほどではなかったので、往診事業部には影響は出ず、私もバイクに乗って元気に往診に出ました。
ここのところ寒い日が続いていましたので、ついに来たか!という感じでしたネ。
やはり寒いと、いわゆる「カゼ」をひく人が多いです。
寒さが原因で、神経痛や、五十肩が悪化するケースもあります。
これを東洋医学的にどう考えるかというと、「風邪(ふうじゃ)」と「寒邪(かんじゃ)」が合わさって、「風寒邪(ふうかんじゃ)」となって、
自然界の”邪気(じゃき)”として、健康な人体の”正気(せいき)”を脅かすからだ、と考えます。
そしてこれは、もともと、飲食の不摂生があったり、睡眠不足などからくる過労があったり、過度のストレスによる血行不良があったりする人は、
当然邪気に侵入されやすく、この「風寒邪」にももちろん侵入されやすくなります。
結局は普段の養生が大事だ、ということですな。
そしてその「邪気に入られた時のカラダの状況と、邪気の強さや種類」によって、結果的に呈する症状も経過も、千差万別、という訳です。
こういうことを前もって予測するのに、自然界の大きな動きを東洋医学的に把握しておくことは非常に有益です。
そこで重要なのが、(一社)北辰会、橋本浩一先生の
『内経気象学(だいけいきしょうがく)』
です。
これは大変膨大な学問で、抵抗のある人も多いんですが、専門用語の問題だけ慣れてしまえば、実は非常に論理的で分かりやすい学問です。
基本的には60年周期で、いついつの何年は土運太過だから、四季はこうなると予測できる、というモノですから、パソコンともよく馴染みます。
そこで橋本先生は、なんと内経気象学のPCソフトまで開発しております。
(スゴ過ぎる・・・!)
内経気象学リアルタイム 参照
常に先手先手を打った治療、また、大自然の大きな動きをも視野に入れた「壮大な」弁証論治が表現できてこそ、東洋医学なんだと思います。
・・・精進しなくては、と思います。
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2011.02.23
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これまでのお話・・・
「腎」って何ですか?(その11)
「膀胱(ぼうこう)」って何ですか?
「膀胱」って何ですか?(その2)
「膀胱」って何ですか?(その3)
☆「膀胱の腑」と「腎の臓」と「カゼ」と「寒気」
これまでで、「膀胱の腑」は「腎の臓」と関係が深い、ということをお話ししました。
これは「膀胱の腑」というのは尿を貯めて出す、貯尿、排尿の働きに大きく関わり、その”尿をためる”という働きをフォローしてくれてるのが「腎の臓」なんだ、というお話でした。
この「腎の臓」の働きが弱ると、「膀胱の腑」はおしっこを十分に溜めて、十分に排泄する、という働きがしにくくなります。
そうすると、全身に色々な異常が出てきます。
その重要なものの一つに、「カゼをひきやすくなる」というものがあります。
カゼの初期に、ゾクゾク寒気がしたり、妙に体がだるくなったりしますよね?
そういう症状のバックボーンに、この「腎」と「膀胱」の不調和があることがよくあります。
以前言うように、「尿」というのは”余分なお水”な訳ですから、コレが正常に排出できていれば、体は温かい状態に保たれます。
コレが小便でうまく排出できない、そして代替的に大便や汗でも排出できない、という状況が起こると、”余分なお水”は体に停滞していき、
結果的に体を冷やし、重だるくし、冷えの邪気、すなわち東洋医学の言う「寒邪」に侵入されやすくなるのです。
「寒燥」について 参照
ちなみにこの、”腎-膀胱”というコンビネーションによる水分排泄機構がうまく働かない時、「下痢」という現象も起こりやすいです。
なぜならば、前回説明したように、”小腸―大腸”のつなぎ目(闌門)あたりから腎の力を借りて、余分な水分が浸み込んでくる膀胱ですから、ここで膀胱の方に不要な水分がいかない、
となると、大腸の方に余分な水分が流れる、ということになり、結果、大便が水分を多量に含んで、「下痢」という現象が起こるんです。
・・・まあこのように、我々は、患者さんに普段当たり前に起こる現象の一つ一つを、
”何が原因か”
”どういうメカニズムか”
東洋医学的によーくよーく考えて、治療にあたっています。
コレは一つの学問であり、理論です。
魔法なんかじゃございません。
続く
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2011.01.23
20日から、24節気で言う、「大寒」に入りましたね。
患者さんの中に、
「大寒に入ったから、寒餅(かんもち)を注文したのよ~。」
とおっしゃっている方がおりました。
大寒の日にはお餅をついて食べる風習が昔からあるということは、あまり知られていません。
(皆さんご存知でしたか??実は、僕も知りませんでした・・・。)
・・・ところで何で、大寒にはお餅をつくんでしょうか?そこで今日は、もち米についてのお話。
「大寒」とは1年のうちで最も寒い、とされている時期です。
これはつまり冷えの邪気、「寒邪(かんじゃ)」が人体に最も侵襲しやすい時期、という風にも考えられます。
「寒燥」について 参照
そしてこの時期のお水は綺麗で、この水で餅をつくと、日持ちもよく、一番おいしいと言われているようです。
(水というものについても、またいつか述べましょう。)
もち米は漢方薬の生薬名を『糯米(だべい)』と言います。
(ちなみにうるち米のことを『粳米(こうべい)』と言い、こちらも有名です。)
コメには数種類ありますが、有名なものとして、粘り気の違いによってうるち米の『粳米(こうべい)』と、もち米の『糯米(だべい)』があります。
詳しくは述べませんが、これら2つはデンプンに含まれる成分の割合が違います。
『糯米(だべい)』つまりもち米から作る有名な生薬に、「膠飴(こうい)」というものがあります。
これはいわゆる”水飴(みずあめ)”のことです。
因みに源草社の田畑隆一郎氏の著『薬徴』に、
「もち米(糯米)を麦芽で糖化した飴を最上とする」
とあります。
どんなデンプンからでも飴はできるが、もち米から作った飴が一番いい、というわけです。
コレは、もち米が含むデンプンは、特別に良質なものであることが古来から分かっていた証拠です。
また、元気、気力の『気』の文字は、もともと『氣』と書き『气』は雲の流れる形で雲気をいい、『气』は生命の源泉、おおもととされ、
米はその気を養うもとである、というので、『气』に『米』を加えて『氣』になったとされています。
「米を食べないと、元気が出ない」
と昔から言いますが、その通りなのだと思います。
そしてもち米は、米の中の米、
KING OF 〝KOME”
ってとこなんでしょう。(笑)
また当然、現代栄養学でも、”お餅”といえば有名な高カロリー食でございます。
(だから正月に太るし、七草粥の意味も出てくるわけですね)
そしてこれはゆっくりと消化されますので、血糖値の高い状態を保つことが出来て腹もちがよく、寒さに負けない、つまり「寒邪(かんじゃ)」に負けない体づくりに、
一役買ってくれます。
・・・昔の人は、もち米が薬になるぐらい良質のデンプンを含んでいることも、もち米が体を元気にし、厳しい寒さを乗り越えられるようにする食品であったことも、
当然のように気付いていて、こういう風習を残してくれている訳でしょう。
現代の加工食品、保存料といったものが、その優れた「合理性」とともに、こういう素晴らしい知恵を我々から奪っていくのかもしれませんネ・・・。
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(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
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