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これまでのお話・・・
乳製品は体にいい?
乳製品は体にいい?(その2)
乳製品は体にいい?(その3)
では、どんどんいきます!
これまで、乳製品について色々とお話してきました。
乳製品が栄養価が高く、東洋医学的にも、西洋医学的にも、そのもの自体は非常に栄養豊富な食品であることが分かりました。
しかし、モノにいくら栄養あったって、それを吸収できなかったら、意味ナッシングですよね!?(笑)
ここに、牛乳否定派の人たちの理論的根拠がありますし、それは一定、注目に値すると思いますが、東洋医学的にはあったり前の話です。
その具体的内容にいく前に、その2で触れましたが、乳製品を一般庶民が積極的に摂るようになったのは、明治以降、
ドイツ式の栄養学が入ってきてからだそうです。
ここでいう、「ドイツ式の栄養学」って一体どんなんなんでしょうか。
これは当時、ドイツのミュンヘン大学教授で、栄養学の権威であった、カール・ フォン・フォイトという人物が提唱したものだそうで、
要は、欧米列強に負けないデカイ体を作って、体力と攻撃力を付けましょう、そのためには食事を欧米化しましょう、という考え方で、その具体的内容は
「高脂肪・高タンパク・低糖質」
の食事であり、その具体的メニューといったら、お決まりの肉と卵と乳製品、です。
おいおいフォントさん、日本とドイツでは、気候も人種もまったく違いますよ?
・・・と思ってしまいますが、これを大々的に採用したのには、何か裏(別の理由)があったのかもしれません。
ともかくこうして、近代日本人の食生活は、それまでの、米と野菜と魚中心の
「低脂肪・低タンパク、高糖質(砂糖ではなく、米のでんぷんの糖)」
の食生活とは、まったく真逆のものになってしまいました。
そして明治政府は、富国強兵政策の名の下、この栄養学を強硬に推し進めました。
ちなみにこの頃、鍼灸、漢方といった東洋医学も、ほぼお取りつぶしにされました。(怒)
そして敗戦後、日本は食糧不足に陥り、GHQは日本人の主食である米を「食べると頭が悪くなる」などという、とんでもない風評を流し、
自国で豊富にとれて、余っていた小麦を使った「パン食」を普及させました。
それが今でも続いております。
(僕も朝食はパンとコーヒー、ベーコンエッグで育ちました。)
「飽食の時代」なんて言われながらも、最近では”健康ブーム”とかいって、サプリメントをガンガン摂る風潮があります。
サプリメントをとらなくてはならない食生活というのは、すでにして”いい食生活”とは言えない訳で、本当に国民の健康を願うなら、
食生活自体を改善する知恵を説くのが先じゃないでしょうか。
〇
ところでそういう、食品の持つ栄養素や栄養価を重視する、現代の栄養学が、一番パワーを発揮するのは学校や病院です。
給食には、いまだに必ず牛乳が出ますし、今の子供たちはどうか分からないけど、
“ステーキや焼き肉はごちそうで、食べるとスタミナがつくもの”
というイメージは、僕なんかは脳裏に完全に刷り込まれております。
その結果が、”飽食の時代”と揶揄される、現代の食生活事情です。
国によってマインドコントロールされた結果なんでしょうかねえ・・・。
・・・ま、うまいモンはうまいけどネ♪(爆)
なんか、どんどん話が逸れますが、続く。(笑)
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2012.07.20
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最近、大津市でのいじめによる中学生の自殺の問題が、盛んにニュースで報じられております。
2012.02.22
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先日、清明院の患者さんで、小学校の先生をされている方からうかがいました。
その日、妙に肝鬱所見(かんうつしょけん・・・肝の臓の異常を示す所見)がきつく、
「あれ、なにかあったの??」
と聞くと、
「ええ、実は・・・、」
とおっしゃって、最近学校で起こっていることを教えて下さいました。
なんでも、その小学校では、2年生の子供が、授業中にふざけて、教室から走って逃げ出してしまうんだそうです。
それもなんと、過半数が・・・。
生徒たちは、悪ぶったり、何かに抗議しているいるワケではなく、あくまでも「フザケ半分で」そういうことをやっているんだそうです。
僕らのような、当事者でない外野からすれば、そんなん、ひっぱたいてでも教室に戻せばいいじゃん、と思うけど、
今は”体罰厳禁”の時代です。
そうする訳にもいかず、親御さんと協力して、頑張って指導していきましょうね、と結論付けるしかなく、しかしそれをしても、一向に状況は変わらないそうです。
であれば、「他の生徒の邪魔だから」ということで、そんなやつら出校停止にすればいいと思いますが、それを強制できる権限もないようです。
仕方なく、放置して、残った生徒に淡々と授業をやっている状況なんだそうです。
さらに驚いたことに、中には、それを学校の授業のせいにしてくる親御さんもいるようです。
子供が逃げ出すような、退屈な授業をする方が悪い、という訳です。
近年話題の、モンスターぺアレンツっていう人種ですネ・・・。
その人たちは、
「退屈な授業を、奇声を発して走って逃げ出す」
という野蛮極まりない、無礼極まりない行為よりも、
「つまらない授業をやる」
という行為の方が問題だ、という訳です。
なんかもう、ワケ分かりませんね・・・。
そういう大人に育てられた、そういう子どもが、やがて大人になり、医療をやったりするのかな・・・、と思うと、ドンヨリしてきます。
ゆとり教育だの、教師と生徒は平等で、自由闊達な、個性を伸ばす教育だの・・・。
それを声高にうたった結果、もちろん全部ではないけれど、こういう悲惨な現状が生じるケースもある、ということを、よくよく考えなくてはならないように思うのは僕だけでしょうか。
自由と無秩序は違うと思うし、制約や強制と秩序というのも、違うと思います。
教育は国民の義務で、みんな15歳まで教育を受ける義務があるワケだけど、「どんな教育か」が大事です。
これも結局はバランスだから、難しいは難しいけど、な~んか最近ホントに、おかしくない??
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2012.02.07
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最近、橋下徹大阪市長に関するニュースの過熱っぷりがスゴイです。
それにしてもこの人は、弁護士で元コメンテーターだけあって、口がたちますし、タレント性があるし、何より実行力がありますねえ・・・。
メディアの使い方のうまさから、よく小泉元総理と比較されているようですが、演説の時の喋り方とか、確かにちょっと似てますよね・・・。
(橋下さんは小泉さんを大政治家だと思って尊敬してると公言してますから、きっと影響受けてるんでしょうね。)
有名な思想家の内田樹さんや、精神科医の香山リカさん、帝塚山学院大学教授の薬師院さん、北大教授の山口さん、そうそうたる面々から、
『橋下主義(ハシズム)を許すな』という本の中でコテンパンに批判されましたが、これを逆に受けて立って、田原総一郎の「朝まで生テレビ」の中で、
まさにコテンパンにやり返しました。
観た方は分かると思うけど、あの、1対6の激論に、余裕しゃくしゃくで臨んで、あれだけの楽勝ムードを醸し出せるのは、ディベートの技術もあるんでしょうが、
それ以前に彼が自分自身の打ち出した改革案に絶対の自信と信念を持っていて、なおかつ批判派の、自分に対する批判をまず聞いて、キチッと分析したうえで、
さらにそれがどこがどう的外れなのかを論理的に分析出来ているからでしょう。
まるで一人の冷静な大人に対して、6人の子供がギャーギャーとわがままや不満や不安などの感情をぶつけているだけ、のようにみえました。
放送翌日から、アレを見た視聴者からの、特に香山リカさん、薬師院さんに対するネットでのバッシングはひどいモノです。
・・・まあ、そうやって、ある部分を切り取って、誰かのことを匿名でコテンパンにネットで叩く風潮なんてのは、最近の非常によろしくない風潮でもあります。
香山さんや薬師院さんにも、いい部分、いい主張はあるはずで、そこを考えた上で判断しないと、と思います。
最低でも、全然いいところなく議論に負けたとしても、それなりに自分の意見をもって、今あれだけの勢いのある橋下さんの前に、批判派として、
全国民の前に出てきたというだけ、彼らはまだ評価できますね。
(少なくとも、実名を伏せて、ネットで人の誹謗中傷をしてる連中よりは、です。)
ちなみに橋下さんの批判本の筆頭に名前の出ている内田樹さんはなぜか出てませんでしたが、個人的にはぜひ出て欲しかった。
内田樹さんという人は非常に話しの分かりやすい方で、僕も何度かブログを読まさせていただいてますし、その主張の中には非常に同感なことも多いので、
橋下さんの改革の中でも問題になりやすい、教育改革に関して、直接対決がぜひ観たかったのですが、まあ・・・、仕方ない。
色々な事情があるのかもしれません。
橋下さんがよくいうように、今の日本の行政制度(仕組み)そのものは明治以降変わっていない、完全に制度疲労を起こしている、だから制度そのものを変えないと、
せっかくの議会制民主主義なんていったって、話し合うだけで結果的に何も決まらないんだ、だからその仕組みそのものの改革を大阪からやるんだ、
大阪の府と市による無駄な2重行政が、日本の政治機構の縮図なんだ!そして大阪都構想を成功させて、ひいては日本の政治の仕組みを変えたいんだ!
というのは、僕のような浅学でも非常によく分かりますし、ワクワク期待大です。
この調子でどんどんいい方向に日本が変わって、ついでに医療行政も変わって欲しいナー、と密かに思っております・・・。
出来ないのかナー、東洋医師・・・。
ちなみに私は、橋下さんについては、スゴイ期待してますが、常に冷静に、批判的にみていよう、と思っています。
小泉さんの時も思いましたが、世がフィーバーしてるならば、逆に必要以上に、意識的に冷静に。
コレ、陰陽論です。
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2011.12.15
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最近、再び小児の新患さんが多い清明院・・・。
開業当初は、こんな新宿のど真ん中で、小児がたくさん来るなんてこと、まったく想定していませんでした。(笑)
場所柄、サラリーマンやOLさんが増えるかな~、と思っていましたが、清明院の患者層は老若男女、実に様々です。
これはとっても、いいことです。(感謝合掌)
幅広い患者さん達、大歓迎です♪
東洋医学は、もともとそういう医学です。
近年よく見かける「〇〇専門鍼灸院」というやり方も、それはそれで否定しませんが、清明院はそれでいうなら東洋医学専門鍼灸院です。
だから、当然患者層は老若男女になりますし、職業や病気も実に様々、となります。なるはずです。
(と思ってます。)
また、それこそが東洋医学のよさである、とも思います。
まさに蓮風先生もよくおっしゃる、「我々は全科者じゃ!(笑)」ですネ。
小児に関してもこれまで、よくあるアレルギーやら、夜泣きやら、おねしょなどから、先天性の難病まで、様々な疾患を診させていただいております。
・・・つい最近診た、夜泣きの症例。
一口に夜泣きといっても、東洋医学的には実に色々な原因で起こるのですが、その子の場合はメインは
「水の滞り」
でした。
水が滞ると、気や血も滞ります。
五臓六腑、特に脾の臓、胃の腑、大小腸の腑、腎の臓、膀胱の腑などを中心に、ジワーッと障害します。
子供はお腹がすくと、ぐずります。
そして気が済むまで、お乳や離乳食を飲みまくりの食いまくりです。(笑)
もちろんそれに耐えられる臓腑の状態なら問題ないのですが、まだまだ未熟な、カワイイ臓腑・・・。
受け止めきれない場合もあります。
そうすると、様々な異変が起こってくることがあるのです。
・・・ま、そんな考えで、お腹にサッと鍼を接触。
「サッ」とね。
1回で夜泣き激減。
お母さん不思議がる。
これが東洋医学。
鍼最高。
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2011.12.09
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「気」を動かし、人体の「陰陽」のバランスを整えて、結果的に「治る力」を最大限引き出し、病気を治したり、病気を予防する東洋医学。
この「陰陽」の境界線をどこに引くか、それをどう動かすかが問題であることは、先日述べました。
そこで今日は、「気が動く感覚」というものについて考えてみたいと思います。
「鍼灸によって気が動いた感覚」これは、”正しい鍼灸治療”を受けた人にしか分からない感覚かもしれません。
これは、清明院の多くの患者さんが、清明院HP内、「患者さんの声」に書いて下さっているように、大体は、実に気持ち良いものです。
「昔鍼灸をやったことがあるけど、とにかく痛かったし熱かったし恐かったし、症状は楽になんないし、何の説明もないし、トラウマです。」
という人は、”正しい鍼を受けた”とは言えないでしょう。
(苦笑・・・まあこれもある意味で、「マイナスの方向に気が動いた」とも言えますが。)
”正しい鍼灸治療によって、陰陽バランスが整う方向に気が動く感覚”というものの感じ方は、人によって違います。
人によっては、
「体が温まる感じで、とにかく気持ちいい!」
とか、
「心、気持ちがリラックスする感じ。」
とか、
「一時的に痛みやしびれが出ることがあるけど、それが治まると症状がスッキリする感じ。」
とか、
「トイレに行きたくなる感じ。」
とか、
「睡眠が足りてても、鍼した瞬間、猛烈に眠くなる感じ。」
などなど、とにかく人によって全然違います。
中には、症状や脈や舌、その他東洋医学的な所見は明らかに良性に変化していても、鍼をしている最中は、
「いや別に、特に何も感じませんでした。」
「症状も全く変わりませんでした。」
と仰る人もいます。(笑)
熱いお風呂が好きな人もいれば、ぬるいお風呂が好きな人もいるように、「感覚」というのは非常に個人差があり、個性があります。
「気が動く感覚」も、例外ではないのです。
過敏から鈍感まで、人それぞれ、千差万別です。
まあ、子供や動物に鍼をすると、彼らは基本的には大人よりも、人間よりも敏感であり、シャープに気が動きますので、反応が興味深いです。
よく言われることとして、
「鍼って、そういう敏感な体質の人じゃないと効かないんじゃないですか??」
という話がありますが、コレはそんなことないと思います。
敏感であろうが鈍感であろうが、気が動き、陰陽バランスが整えば、おのずと「治る力」は引き出され、よくなるものと、僕は思っています。
ただ、「そのことを術者自身が正確に把握できれば」の話ですがネ。
これはつまり、「気を”動かした側の”感覚」の問題です。
ここにもまた個人差があり、しかも様々なガイドライン(流派による違い)があります。
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2011.08.18
清明院では現在、求人募集しております。
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今日お話しするのは、皆さんよくご存じの「激安の殿堂」のことではありません。(笑)
・・・こないだ、関西に行った時、とある先生と、『ドン・キホーテ』という小説の話になりました。
実はこの作品、僕は大人になってから、ちゃんと読んだことがありません。
でも小学生の頃、家にあった、この本を子供向けにあらすじだけ簡単に書いた絵本みたいなのを読んだ記憶はあります。
このお話は、スペインの作家、セルバンテス(1547~1616)の作品で、17世紀のヨーロッパ文学の名作です。
2002年には、世界54か国の著名な文学者100人の投票による「史上最高の文学百選」で1位を獲得した作品だそうです。
あらすじとしては、『騎士道物語※』を読み過ぎて妄想に取りつかれた男が、自分を伝説の騎士だと勘違いし、世直しの旅に出る、というお話で、
風車を悪い巨人だと思いこんで立ち向かう、というシーンが有名ですが、なぜこんなにも有名で、評価が高いのか、というところは、あまり知られていません。
(※騎士道物語・・・当時のヨーロッパで流行していた、騎士の武勲や恋愛模様をヒロイックに描いた物語。)
〇
この主人公である妄想に陥った男は、実は旧態依然とした当時のスペインを例えており、風車は当時のオランダを示しており、実は当時のスペイン政府を痛烈に批判したメタファー(暗喩)なんだそうです。
(17世紀ごろのスペインとオランダの歴史については、ネットでいくらでも出てきます。興味がある方は調べてみて下さい。)
また、この小説の中では、現代の小説で多用される、あらゆる手法の原型とも言える表現方法がふんだんに使われており、その意味でも評価が高いんだそうです。
〇
物語の中では、主人公たちの行くところ、騎士道精神の狂気と夢想が、ことごとく現実社会と衝突し、はたから見たら滑稽ながらも、彼らにとっては悲痛な失敗を繰り返します。
しかし、行く先々で嘲笑の対象になりながらも、ドン・キホーテの(妄想による)勇気と気高い意志はいささかもくじけることがありません。
・・・とまあ、そんなお話です。
ネットなんかで調べますと、これには大きく2パターンの感想があるようです。
1つは、
バカを承知で理想主義に生きることが、はたから見たらいかに無意味で、滑稽で、無様なものかというのを痛烈に皮肉った、現実主義の大切さを強調した作品である、
という感想と、もう1つは、
数々の困難に遭いながらもくじけないで突き進むドン・キホーテの姿から、信念を持って生きることの難しさと同時に、その大切さと尊さに気付かされ、大きな勇気をもらえる、
という感想です。
信念を持って理想に生きて、現実とのギャップに苦しみながらも、それでもくじけずにやって、それなりの結果を残そうとする人生がいいか、
現実を迎合して、ある意味「冷静に賢く」生きるのがいいか、それともその狭間でうまくバランスを取りながら生きるのがいいか。
皆さんはどうでしょうか・・・??
『ドン・キホーテ』、ちゃんと読んでみようと思います。
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2011.08.09
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「患者さんの声」をいただきましたので、ご紹介します。
7歳 女児
症状:アトピー性皮膚炎 止まらない咳 便秘など
※以下の文章は、Sちゃんのお母様が書いて下さいました。(笑・・・念のためネ。)
初めて清明院に伺ったのは、1年半ほど前、娘の咳が薬を飲んでもなかなか治らないので困っていた時でした。
このまま薬を飲み続けることに抵抗と疑問を感じていた時に、たまたま『チャングムの誓い』という韓流ドラマで、鍼で病気を治すシーンを見て、
大昔から現代まで廃れていない鍼治療を受けたらこの咳が治るかもしれない・・・と直感的に思ったのです。
たくさんの鍼灸院のホームページの中で清明院を選んだ理由は、医院長先生の自己紹介のところに「趣味・寝ること」とあったからです。
「なんと正直なお医者様でしょう!この先生になら安心して娘を診て頂けそう!」(笑・・・もちろん、ホームページやブログの他の内容もしっかり拝見して、決めさせて頂きましたよ。)
竹下先生のお人柄を見て、もし不親切な先生だったら他の鍼灸院に移ろうと考えていました。
また、通い続けているうちにまるで親戚の家にでも来たかのように清明院でのびのびとする娘に、
いつも優しく、たまにキビシく接してくださる竹下先生のお人柄に触れるうちに、娘が成長して大人になっても、老人になっても、
あらゆる病気についてご相談できる一生の主治医さんにやっとお会いできたんだなということを確信できるようになりました。
娘の生活環境、生活状況などは、関係が無さそうで実はみんなつながっていて、全体的に改善していかないと、
本当の意味で「元気になった」とは言えない、ということが理解できるようになり、納得いたしました。
現在娘は、おかげさまですっかり元気になりました。
朝昼晩飲んでいたアレルギーの薬は、特に痒い時だけ飲めば大丈夫になり、皮膚の具合の悪い時に塗るステロイドの少し入った薬も、めったに使わずに済むようになりました。
娘の場合も「鍼ではなく、成長によって治ったのでは?」と思われる人もいるかもしれません。
私は、この文章を読んで、鍼灸院になじみが無いために、行きあぐねている方の背中を押させていただければと思い、主 に清明院を選ばせていただいた理由について書かせていただきました。
今後とも、どうぞよろしくおねがいいたします。
大変気持ちのこもった「声」をいただき、とても嬉しく思います。
Sちゃん自身の声としては、実はかなり以前(1年半ほど前)に、このブログに登場してくれております。
嬉しいプレゼント 参照
小児の病、というのは、どういう病であれ親御さんとの関係性や、親によってコントロール出来る、衣・食・住全てに渡る生活環境と、大きく関わります。
この女の子の場合も、初診時、お母様が大変な思いをしながらも、非常に冷静に、かつ合理的に、娘さんに最適な医療を模索しておられることがひしひしと伝わってきました。
お母様自身もお仕事が非常に忙しいのに、大変だったろうと思います。
問診してみると、生活の中に、アレルギーを治すには不利な状況、環境があることがよく分かりました。
しかしそれでも、鍼の力で心身を整えることで、どこまでいけるか、という症例だと思います。
「肝脾同病(かんひどうびょう)」と証を立てて治療を開始し、1年半の間、雨の日も風の日も一生懸命通院され、少しづつだけど、今では上記のように、かなりよくなりました。
御両親、特にお母様の御努力は相当なものであったろうと思います。
お母様はよくなった理由を鍼と、運動と、生活リズムと食事、と分析されましたが、私から見ると、ここまでよくなった理由は、
「それら+御両親の努力」今後もSちゃんの健やかな成長を見守っていきたいと思います。
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2011.07.14
今日は、数年ぶりに会う、以前の職場の同僚(鍼灸師)が、清明院に治療を受けに来ました。
彼女は以前、同じ職場にいた頃から、体調を悪くすると必ず僕が治療していました。
(・・・というか強引に僕がやってました。(笑))
いつだったか、彼女が「細菌性腸炎」と診断され、下痢と腹痛が続いている時も、あえて抗生剤を飲まずに鍼だけで治療したり、
風を引いて40度近い熱が出た時も、薬を一切飲まずにあえて鍼だけで治療したりと、かなり根性のある「鍼フリーク」です。
(しかし、彼女自身はあまり勉強はしない人なんですがネ・・・。(苦笑))
そんな彼女が、いつの間にか子供を二人も産んでいたようで、産後から腰痛が出始め、最近では足にしびれも出てきた、
そこで、「竹下なら何とかするだろう」とのことで久々の来院となりました。
長い間、一生懸命治療を続けて、しっかりと結果を残していくと、こういうときに患者さんの脳裏に、
「あいつなら何とかするかも・・・。」
という言葉が浮かんでくれるもんなんです。
・・・ともかく、女性にとって、「出産」というイベントは、本来まったくの生理的な現象で、病気ではありません。
しかし、妊娠、出産、育児によって色々な不調を起こすことがあります。
これには、身体的、精神的な問題が複雑に関わってきます。
東洋医学では、
「妊娠、出産、育児により、何がどうなった結果、こうなってるのか。」
それをシャープに分析して治療します。
昨今話題の不妊症等々、そういった女性特有の病気についても、そのうちこのブログでまとめなければ、と思っております。
・・・まあそんな訳で、今日の治療後も、すっかり楽になって帰っていきました。
そして今日の診療終了後は、先輩の鍼灸院が移転改装したとのことで、そのお祝いに行ってまいります!
そしてそのあとはおそらくその先輩とサシでお酒・・・。
生きて帰れるんだろうか・・・。(苦笑)
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2011.07.01
さて、前回までのお話・・・
前回の終わりに、同じように暑い環境にいても、同じように水分補給をしていても、熱中症を発症する人としない人がある、と述べました。
コレは、厳然たる事実ですよね?
今日もニュースで、目黒区の小学生が6人、熱中症で病院に搬送された、とニュースでやっていました。
・・・この病気は、早めに病院に送っちゃえば、大事に至らないケースがほとんどです。
これから、7月8月と、全国のありとあらゆる病院の救急外来が、熱中症患者だらけになることでしょう。
頭では分かっているようでも、いざ自分がなってみたり、なった人を目の前にすると、素人ではなかなか冷静な判断が出来ないものです。
・・・が、そうはいっても、出来れば病院に行かずに済ませた方がいいです。
6人の児童の親御さんも、学校から第一報を受けた時は気が気じゃなかったことでしょう。
・・・で、どうしてこの6人がなったのか、という問題です。
症状をみると、手のしびれ、吐き気、6人中2人は自力で歩行できない状態だった、とあります。
実際に詳しいことは、診ていないので何とも言えませんが、この6人の心身の状態が、運動する前から、すでにして他の子供よりも不健全であった可能性は高いです。
(もちろん東洋医学的に診て、です。)
・・・また、他の可能性も想定できます。
1.むしろ他の子供よりも健全であったが、子供自身が相対的に激しく運動し過ぎて発症した。
コレはよくある、非常に重要なケースだと思います。
子供にはほどほどで加減する、という考え方はなかなか出来ません。
(僕の幼少期なんて、まさにそうでした。)
さっきまであんなに元気だったのが突然・・・、てやつですね。適度に休憩させる、保護者の監督力が重要です。
2.学校側の対処法が誤っており、適切な水分補給をさせてなかったか、させ過ぎていた。
コレもあり得るケースでしょうね。
しかしこれはなかなか、現場の教員の先生達からしても、医療のプロではないので、児童全員を完璧にコントロールするのは難しい面があると思います。
あまり保護者側を強く断罪するのも、如何なものか、とよく思います。
・・・よく、テレビなどでは「水分補給、水分補給」と盛んに伝えています。
僕は昔からこれに、一抹の不安を覚えます。
平素から考えなしに真水をガブガブ飲んだら(飲ませたら)、それがかえって熱中症の原因になることだってあるんです。
こないだ、スタッフブログで樫山先生が書いておられましたが、暑くて汗をかいている時は、水分とともに塩分やミネラルも一緒に出ていっております。
だから水分と合わせてこれらも補給しないと、かえってミネラル不足から、けいれん等々が起こってくることがあるわけです。
汗として塩分やミネラルが体外に出てってしまうと、当然血中濃度は下がり、そこに塩分やミネラルを含まない真水を飲むと、余計に塩分、ミネラルの濃度が下がり(薄まり)、不足状態が助長される、という訳です。
・・・まあ、そのために作られたのがスポーツドリンクってやつですね。
しかし、スポーツドリンクについては以前から「糖分が過剰である!」という批判がかなりあります。
今のところの私の考えでは、スポーツドリンクは、運動時でしかも大量発汗時であれば、吸収スピード等々を考えた時に、摂り方を間違わなければいいのではないかと思っています。
それでも、
「いや、俺は現代科学なんぞには頼らん!あんな甘っとろいの呑めるか!!」
という方は、うす~い塩水(1%ぐらい)がいいと思います。
(また最近では「経口補水液」なんてのもありますね。)
・・・要はこうして、ミネラルと塩分を、水分と一緒に吸収することで、電解質異常を回避する訳です。
ここでまた、
ミネラルって何??塩分って何??スポーツドリンクの具体的な取り方は??
・・・という疑問がわくでしょうが、そういうことを詳しく書いて下さっている良質なサイトはいくらでもありますので、それについてはそちらを見ていただくとして、
ここでは早いとこ、東洋医学の話に行きましょう!!
長くなっちゃったので、次回に続く・・・。(苦笑)
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2025.04.04
2025年3月の活動記録2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時2025.01.01
謹賀鍼年!!2024.12.28
年内診療終了!!2024.12.14
2024年11月の活動記録2024.12.01
2024年 12月の診療日時2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール