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2016.03.25

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これまでのお話・・・
補瀉 1 補瀉の定義と『黄帝内経素問』離合真邪論(27)の補法
補瀉 2 『黄帝内経素問』調経論(62)の補法
補瀉 3 『黄帝内経霊枢』終始萹(9)の補法
補瀉 4 『黄帝内経霊枢』官能萹(7)の補法
補瀉 5 『黄帝内経霊枢』邪客萹(71)の補法
補瀉 6 『黄帝内経霊枢』小鍼解篇(3)の補法
補瀉 7 『黄帝内経霊枢』邪気蔵府病形篇(4)の補法
補瀉 8 『黄帝内経素問』刺志論(53)の補法
補瀉 9 『黄帝内経霊枢』終始萹(9)の瀉法
補瀉 10 『黄帝内経霊枢』小鍼解萹(3)の瀉法
補瀉 11 『黄帝内経素問』八正神明論(26)の瀉法
補瀉 12 『黄帝内経素問』調経論(62)の瀉法
補瀉 13 『黄帝内経素問』刺志論(53)の瀉法
補瀉 14 『黄帝内経素問』離合真邪論(27)の瀉法
補瀉 15 『黄帝内経』の補法まとめ
補瀉 16 『黄帝内経』の瀉法まとめ
補瀉 17 『難経』71難における補瀉
補瀉 18 『難経』76難における補瀉
補瀉 19 『難経』76難における補瀉の続き
補瀉 20 『難経』78難における補瀉
補瀉 21 『難経』79難における補瀉
補瀉 22 『難経』における補瀉まとめ
補瀉 23 孫思邈(そんしばく 541~682)の『備急千金要方』『千金翼方』の補瀉
補瀉 24 金代、何若愚 撰『子午流注鍼経』における補瀉
補瀉 25 金代、竇漢卿『針経指南』における補瀉
補瀉 26 明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉
補瀉 27 明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉 その2
補瀉 28 明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉 その3
補瀉 29 明代、李梃『医学入門(1575)』における補瀉
補瀉 30 明代、高武『鍼灸聚英(1529)』における補瀉
補瀉 31 現代中医学における補瀉
補瀉 32 日本における補瀉の受容 参照
では続きいきます!!
いよいよ日本における補瀉の変遷、いきましょう!
◆『針道秘訣集』における補瀉
曲直瀬道三(1507-1594)の少し後の時代、御薗意斎(1557-1616)の門人である奥田意伯(17世紀)という人物が、『針道秘訣集』(1685)という本を出版しました。
これは我々北辰会とも、非常に関係の深い本です。
我々が主に使い、今では全国的に他の流派の先生方も多く使うようになった”夢分流打針術”のことが書かれた本です。
弱冠30代前半の時に蓮風先生が書いた、この『針道秘訣集』の解説書である『弁釈針道秘訣集』は、その後の鍼灸界に非常に大きな影響を与えた、
不朽の名著と言っていいでしょう。
現代日本で、腹部打鍼術を行う鍼灸臨床家で、これを読んでいない人はいないでしょう。
この本に、「補瀉の大事」という項があります。
ここには、
「『素問』『難経』『針灸聚英』等の本に、補瀉迎随の事が色々書かれてるけど、うちの流派では”補は瀉なり、瀉は補なり”と考えてるんですよ~~。」
と、書いてあります。
この本を書いたのは奥田意伯ですが、彼は、この本は夢分流の創始者である夢分斎の伝書として、発刊しています。
夢分斎という人は、京都の大徳寺の禅僧で、僧医です。
ですのでここの文章は、サスガ禅僧、って感じの言い方ですね。(笑)
これについて、蓮風先生は、最近でも2010.7.24のブログで、
「・・・腹部体表の状況を手掌で感知し邪気と正気をかみ分け、刻々と変化する腹壁に対応して鍼を施すのだ。
真に感性そのものの対応だ。これも「補瀉」の一つのありようなのである。」
と、述べておられます。
第43回 鍼の「補瀉」法にみる中国と日本 ―試みの論― 参照
まあ要は、正気と邪気を噛み分けて、自在に鍼を施し、結果的に臓腑経絡の虚実を調えて、全身の陰陽のバランスを整えて、生体の”治る力”を最大化する、
これが達成できれば、必ずしも形式的な手技にこだわる必要はなく、感性そのもので対応してもOK、ということです。
ただここで、個人的に危険だと思うのは、こういう考え方を盾に、全く意味不明な、破綻した論理に基づいて治療したり、
”意念”だの”愛”だの、そればかり主張して、全然医学理論を勉強しない輩が現れる可能性があることです。
夢分斎が、どれほどの勉強の上にこれを主張しているか。
蓮風先生が、どれほどの勉強の上にこれを主張しているか。
まずそれをきちんと踏まえるべきだと、僕は思います。
続く
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2015.09.01
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8.30の日曜日は、大阪、森之宮医療学園で行われた(一社)北辰会夏季研修会に参加してきました!!
今回もテーマは腹診と打鍼。
北辰会が主に採用している腹診法は、江戸時代の流派である
「夢分流(むぶんりゅう)」
という流派の腹診術です。
また、この流派の特長的な治療法である
「打鍼術(だしんじゅつ)」
も、皮膚に刺さない形で、現代風にアレンジして、積極的に臨床に用いております。
僕は例年、上級班に参加させてもらっております。
そして毎年、担当講師は北辰会副代表、藤本新風先生であります。
年に一回、新風先生に、ウデというか、日頃の臨床をチェックされる日、って感じです。(笑)
でもこの緊張感が、非常に良い。
今年も技術を盗みつつ、いい緊張感を味わわせてもらいました。
そして終了後の飲み会。
今年も、なかなかのもんでしたな。(笑)
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2012.05.28
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昨日、5月27日の日曜日は、高田馬場にある、日本医学柔整鍼灸専門学校にて行われた、(社)北辰会関東支部、定例会に参加してきました!!
今回、私用により午後からの参加となりましたが、午後は本部講師である森洋平先生による、
「蓮風刺鍼術 ~座学と実技~」
でした。
座学では、北辰会の治療に欠かせない、
「夢分流腹診、打鍼」
に関する解説のあと、北辰会独特の刺鍼術(鍼の打ち方)である、
「撓入鍼法(とうにゅうしんぽう)」
について、解説、実技デモンストレーションが行われました。
どれも臨床においては外せない技術であり、知識ですので、参加者の方々にとって、非常に参考になったんじゃないでしょうか。
僕も、あらためて勉強になることもあり、基礎基本の重要性を再確認しました。
実技では、僕も中級班を担当させていただきましたが、受講生が皆さん非常に熱心であったこと、また、モデルになった方が、
非常に「リアル」な患者さんに近かったことから、非常に楽しめました。(笑)
そして終わった後はお酒・・・。(笑)
充実の週末。(^v^)
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2011.12.06
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「気」を動かし、人体の「陰陽」のバランスを整えて、大自然、大宇宙の「陰陽の動き」にマッチした、健康な体、病気にならない体になろうぜ、というのが、東洋医学の眼目。
理論的立て付け。
・・・で、治療する上では、病の「陰陽」を、人体の「何と何」に設定するかが問題。
そこには、無数の物差しがある。
しかも、その組み合わせもある。
だから診断パターンは無限。
方法論も無限。
この医学は
”陰陽バランスの調和をはかる”
という「治療戦略」そのものは数千年前に確立、完成されているけど、「治療戦”術”」についてはまだまだいくらでも進化可能。
・・・と、いつか先輩から教わった。
〇
表裏の境界線。
内外の境界線。
病が裏へ、内へ行かないようにひたすら工夫。
病がなんとか表へ、外へ赴くようにひたすら工夫。
上下左右前後、寒熱虚実、臓腑、正邪のバランス調整を駆使しながら。
でも、浮かすだけじゃ不十分だったりもする。
あえてピントをぼかした戦術に出た方がいい時もある。
いちいち枝葉に構えてちゃ、キリがなかったりもする。
・・・そういう意味で、「枝葉に構わず」の夢分流はやっぱすごい。
カッコイイ。
「ザコはどいてろ」方式だ。
(by『スラムダンク』水戸洋平(笑))
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2011.11.27

清明院では現在、スタッフを急募しております!!
ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。
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以前から分かっていたつもりだったが、最近、これをよく感じる。
経穴(けいけつ)というものは、教科書のような、丸いポチッとした形をして存在してることはほとんどなく、大概はあやふやな、いびつな形をして存在していることが多い。
それが硬かったり、軟弱だったりする訳だ。
しかも皮膚表面に浮いてたり、深部に沈んでたり。
・・・で、それにピタッと合わせた鍼をしなければならない。
そこで大事なのが、「境界線」に対する意識。
虚実の境界線。
寒熱の境界線。
表裏(深浅)の境界線。
隣り合った経穴との境界線。
全体の中で、それが持つ意味。
フェザータッチと論理性、どちらも大事。
・・・で、そこを意識して上手に動かすと、非常に高い効果。
だが反面、危険もある。
意図したベクトルと逆方向に気が動けば、「悪化」だ。
境界線は曖昧だけど大事。
ひかない訳にはいかない。
そして、その両岸には「主従」があり、「法則性」がある。
最近も、夢分流から教わった。
うれしい再発見。
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2026.09.30
2026年 10月の診療日時2026.09.26
2026年8月の活動記録2026.09.01
2026年 9月の診療日時2026.08.07
2026年7月の活動記録2026.08.01
2026年 8月の診療日時2026.07.16
これまでに竹下が世に出した症例2026.07.08
2026年6月の活動記録2026.07.04
2026年5月の活動記録2026.07.01
2026年 7月の診療日時2026.06.03
2026年 6月の診療日時2026.05.07
2026年4月の活動記録2026.05.02
2026年3月の活動記録2026.05.01
2026年 5月の診療日時2026.03.28
4.12(日)、講演やります!!2026.03.27
2026年 4月の診療日時2026.03.24
2026年2月の活動記録2026.02.27
2026年 3月の診療日時2026.02.18
2026年1月の活動記録2026.02.01
2026年 2月の診療日時2026.01.29
2025年12月の活動記録2026.01.06
2026年 1月の診療日時2026.01.01
2026「丙午」謹賀鍼年!!!2025.12.30
年内診療終了!!2025.12.12
患者さんの声(睡眠障害、その他不定愁訴)2025.12.05
2025年11月の活動記録2025.12.01
2025年 12月の診療日時2025.11.22
患者さんの声(15年以上メンテナンスで継続通院)2025.11.20
11.22(土)、25(火)、通常通り診療やります!!2025.11.19
2025年10月の活動記録2025.10.29
2025年 11月の診療日時2025.10.15
2025年9月の活動記録2025.10.10
清明院16周年!!!2025.10.01
2025年 10月の診療日時2025.09.20
2025年8月の活動記録2025.09.01
2025年 9月の診療日時2025.08.15
2025年7月の活動記録2025.08.01
2025年 8月の診療日時2025.07.04
2025年6月の活動記録2025.07.01
2025年 7月の診療日時2025.06.26
2025年5月の活動記録2025.06.01
2025年 6月の診療日時2025.05.10
2025年4月の活動記録2025.05.01
2025年 5月の診療日時2025.04.04
2025年3月の活動記録2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」