東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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(社)北辰会関東支部7月定例勉強会

2012.07.23

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昨日、7月22日の日曜日は、高田馬場にある日本医学柔整鍼灸専門学校にて行われた、(社)北辰会関東支部、勉強会に参加してきました!!

今回の講義内容は朝から後藤りゅう先生による講義

「心神をうかがう問診」

でした。

(社)北辰会では、「心の臓」が蔵する「神(しん)」というものや、もっと大きな、東洋自然哲学における「神(しん)」というものを、大変重要視しております。

私も以前、これに関する中心的な内容である「神主学説(しんしゅがくせつ)」の講義を何度かさせていただいたことがありますので、

僕自身、前から好きなテーマの一つであります。

「心の臓」「神」については

「心」って何ですか?(その7)
「心包」って何ですか?(その6) などなど参照

(これ以外にも検索機能を使えば、”神主学説”についても山ほど解説してあります。読んでね~♪)

「心神」に対する学問的、歴史的な理解から、神秘的な部分まで、後藤先生自身の実体験を通じた、大変興味深い講義でした。

午後一からは実技指導

「背候診」

でした。

私も臨床コースをひと班、担当させていただきましたが、みんなやる気があって、指導しやすかったです。

そして最後は山梨の渡邊久子先生による講義

「女性カルテ解説」

です。

「女性カルテ」とは、北辰会専用の、女性特有の、月経や出産について問う、女性を診療する上では欠かせない、とっても重要なカルテであります。

女性の会員や聴講生からの質問が多かったことが印象的でしたね。

やはりみんな、非常に興味はあるけど、なかなか正確に理解できていない部分なんだと思います。

そして、終わったあとは酒・・・。(笑)

北辰会の飲み会で出る話は、いつもスゴイですよ・・・。

来なきゃソンだと思いますけどねえ~。(笑)

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麻痺が動く感動

2012.07.04

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最近見た、下垂手(かすいしゅ)の患者さん。


西洋医学的には、末梢性(※まっしょうせい)の「橈骨神経麻痺(とうこつしんけいまひ)」なんて呼ばれる。

(※末梢性とは、脳(中枢)に異常が起こって発症したものではないということ。)

いわゆる”お化け”の手みたいに、だらりと下がったまま、手首を挙げることが出来ず、指を開く、グーチョキパーの”パー”の動きが出来ない病気です。

 

日本脊髄外科学会「橈骨神経麻痺」のページ 参照


コレは、寝てる間に自分の上腕を腕枕にして寝ていたりすると、自分の頭で圧迫されたりしても起こることがあり、軽い、すぐ戻る程度のものなら、

 

意外と経験のある方も多いのではないでしょうか。


しかし、コレがいつまで経っても全く動くようにならず、整形外科に行っても、整骨院に行っても、一向に動き出す様子がない・・・。


心配して先生に聞いても、

「そのうち動いてくるよ。」

とか、先生によっては、

「場合によっては動くようにならないケースもある。」

とか、

「後遺症になることもある。」

とか言われ、全然動き出す気配がないままに、数週間が過ぎると、ますます不安・・・。


仕事でパソコンは使うし、もし手がこのままだったら、もしかしたら仕事を辞めなきゃかも・・・と、不安は募るばかりです。

2日前、まさにこんな感じの患者さんがみえました。

発症から2週間経っているものの、まったく動き出す気配がない。

そこで、詳しく問診し、多面的観察から、とあるツボに鍼を一本。


治療直後に、いきなり少し動いたことにビックリ仰天。


2日後の今日、かなり動くようになった手を、嬉しそうに見せてくれた。


(最初の全く動かない状態を数字の10だとすると、4程度まで回復していました。)

 

・・・ま、鍼最高。(笑)

 

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(社)北辰会関東支部6月定例会

2012.06.25

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昨日、6月24日の日曜日は、高田馬場にある日本医学柔整鍼灸専門学校にて行われた、(社)北辰会関東支部定例勉強会に参加してきました!!

今回は午前中は金子太先生による講義、

「八綱陰陽に関わる問診」

でした。

”八綱(はっこう)”というものについては、以前このブログでも一般の方向けに解説しました。

「八綱」って何ですか? 参照

東洋医学的な治療を行う上で、絶対にハズせない考え方です。

ここを大きく外せば、病気は必ず悪化しますし、ここが的確であれば、少しづつでも、いい方向に持っていくことが出来ます。

午後は実技指導

「背候診(はいこうしん)」

でした。

これは、我々が毎日行う、大変重要な診察法で、読んで字のごとく、”背中をうかがう”診察法であります。

僕もひと班担当させていただきましたが、受講生の先生方は非常に熱心で、教えがいがあるなあ、と思いながらやってました。(笑)

そして最後は症例レポート、

「うつ症について(DVD特別上映)」

でした。

これは、去年の9月に北辰会本部臨床コースで行われたもので、内容がよくまとまっているので、関東支部でも特別に公開しよう、という試みでした。

スクリーンの大きさの問題や、音声の問題で、受講生の皆さんは聴きとりにくかったり、観にくかったりしたかもしれませんが、

おおむね本部の熱気は伝わったんじゃないかと思います。

そして終わった後は、本部から見えた山本克仁先生も一緒に、お酒・・・。

実は定例会の前日も、山本先生とお酒・・・。

刺激的同業同世代、最高です♪

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清明院は2歳半

2012.06.23

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こないだ、とある人から言われた。

(さらに…)

「聞診」の訓練

2012.06.08

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こないだ、藤本漢祥院に研修に行った時、あることを教わろうと思っていた。

それは「聞診(ぶんしん)」についてだ。

東洋医学では、基本中の基本として、「四診(ししん)」といって、


「望診(ぼうしん)」・・・患者さんの状態を目で見て診察する

「聞診(ぶんしん)」・・・患者さんの臭いや、関節や呼吸の異常な音、声色を感じて診察する

「問診(もんしん)」・・・患者さんに話を聞いて診察する

「切診(せっしん)」・・・患者さんを触って診察する


この4つの診察法を駆使して診察にあたるのがセオリー。

 


ところがこの内の一つ、「聞診」は、基本でありながら訓練が難しい診察法の一つだ。

 


例えば「臭い」をとってみても、東洋医学では「五臭(ごしゅう)」といって、患者さんが発する病的な臭いを5つのパターンに分けて論じているが、

いわゆる”臭い見本”なんてものは存在しない。(笑)

 


だからこればっかりは、それが分かっておられる先生の横にいて、

「コレが〇〇の臭いだよ。」

といって教えてもらう以外にないのだ。

 


それをしないのであれば、自分で苦労して獲得していくか、「聞診」に関してはとりあえず横に置いておくしかない。

 


・・・で、教わってきました。

 


とあるパターンの臭いを。

 

なるほど・・・。

 

自分が思ってたのと違う・・・。(苦笑)

 

 


こーゆーの、すごく大事。

 

 

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患者さんの声(20代男性 6年続く重い花粉症)

2012.06.02

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再び「患者さんの声」をいただきましたので、紹介します!!

20代 男性


【症状】6年間続く重度の花粉症による目の痒み、くしゃみ等

6年位前から自分は花粉症だとハッキリ自覚するようになりました。


3年前からは目のかゆみ、止まらないクシャミで夜も寝付けず、アイボンで目を洗い、薬を毎日飲んでいました。

 
そんな中、友人から「花粉症に鍼が効く。」と教えてもらいました。

 
「鍼はやったことないけど、なんかうそ臭い。」

「”気”ってなんだ? ドラゴンボールか??」

「肩こり、腰痛には効くかもしれないけど・・・。」

と思いながらも、

「少しでも症状が軽くなればラッキー♪」

と、昨年(H24年)の10月から通い始めました。

 
週1回程度で通いだしましたが、それまで医療費にお金をかける習慣がなかったので、サラリーマンにとって1回5千円はかなり大きい負担です。
 

最初のころは生活を切り詰めて治療費を捻出していましたが、忘年会・お祝い事・親の入院などで出費が増えてしまい、途中からは月2回程度に減らしました。

(安月給なので、これでも辛いですが・・・)

 
最初の問診では、自分でも意識していないことを色々聞かれるし、先生は長髪で怪しげなオッサン(実際は若いらしいですが)だし、

院内は変な音楽が流れているし、「やっぱり何か胡散臭い!」と思ってました。(笑)

 
しかも、花粉症の治療なので、効果があるのかどうかは春にならないとわかりません。

「4月に効果を実感できなかったら、通うのをやめよう。」

と思ってました。

 
・・・で、今年の春。
 

完治とはいきませんでしたが、薬を飲まなくても我慢できる程度の症状で、一日に数回しかクシャミをしませんでした。

例年は薬をのんでも止まらないのに、今年は一切飲んでません。

目も多少かゆくなりますが、目薬・アイボンが必要なほどではありませんでした。

ここまで効果があるとは思いませんでした。

正直びっくりしました。

来年のためにも継続して通いたいと思ってますが、どの程度の頻度で通えば良いかが、まだ分かりません。

回数が多いほど良いのは当然でしょうが、無理なく続けられる範囲で通おうと思ってます。

 

【清明院からのコメント】

なかなか、厳しい「患者さんの声」をいただきました。(苦笑)

軽く酔った状態で書いてくれたそうなので、何となく文章から酒の匂いがしますね。

あのー、胡散臭くて、すいません。<m(__)m>

・・・でもまあ、良くなったんだから、いいじゃないか、という症例です。(笑)

この方は初診時、コメントにもあるように、”疑いの眼(まなこ)”丸出しでやってきました。(紹介なのにー。)

しかし、どことなくサバサバした感じで、よければ続ける、ダメならやめる、とハッキリ割り切ってきました、という印象を受けました。

「肝鬱気逆、湿熱」と証を立て、治療をすると、初回からいい変化。

この時点で、しっかり継続すれば、間違いなく例年よりはいい状態になります、と伝えました。

経過中、経済的な問題から、治療間隔を開けざるを得なくなったので、理想的とまではいきませんでしたが、まずまず調整出来た方だと思います。

あとは酒に気をつけて、経済的に無理のない範囲で通ってくれれば、もっとよくなるでしょう。(笑)

近年増加傾向である花粉症・・・、西洋薬で症状だけ無理やり抑えてごまかしておられる方が少なくありません。

根本的には体質改善、生活改善をしないことには、根治は難しい疾患だと思います。

辛い症状でお困りの方は、清明院に相談に来られてはいかがでしょうか。


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「気」を読む

2012.05.18

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こないだの北辰会の座談会で、「アクティブタッチ」なる言葉を初めて聞いた。

 

コレは、ただの触覚と違い、「能動的な触覚」と言われるもので、触る本人が、自発的な意図を持って触ることによって、触った対象物をよりよく理解出来る、という考え方だそうです。

 


 


「ただ触る」のと、「何かを感じ取ろうとしながら触る」・・・。

 


前者と後者は全然違います。

 

コレは、僕らの仕事にも通じるものがあります。

 


患者さんが清明院に入ってきた瞬間から、問診から、体表観察に至るまでの全てのフェイズで、この感覚を働かせています。

 

ですのでこの考え方は、「触る」という行為のみに限らず、誰かと対した場合、誰かと話した場合に、


「その相手から何かを感じ取る。」


感覚であろうと思います。

 

コレが出来ない人というのが、いわゆるKY人間です。(笑)

 


「気が読めない」ワケです。

 


治療をやっていると、次第にこの感覚が養われ、磨かれていくように思います。

 

僕なんてまだまだだけど、KY人間にだけはならないように、日々精進します。

 

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患者さんの声(20代女性 止まらない咳、嘔吐、精神的な不安定感、体のアンバランスなど)

2012.04.13

 

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

 

本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?

 

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

 

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久々に、「患者さまの声」をいただきましたので、紹介します!!

 

20代 女性

【症状】幼少から続く、止まらない発作性の咳、嘔吐、精神的な不安定感、体のアンバランスなど

 

清明院にお世話になり出したのは、2年前の2月でした。

症状は、何カ月も長引く、ひどい咳だったのですが、西洋薬も漢方薬も、吐いてしまうので、なかなかいい治療法に出会えず、行き着いた先が清明院でした。

一番驚いたこと。

なんと言っても、細か~いカルテと、長~い問診!

1時間以上も、自分の体について、人と話し合うことなど、今までなかったので、衝撃を受けました。

問診は、

「どうしてそんなことを聞くの!?」

ということも含めて、頭の先から足先まで、自分自身のことを知る時間でしたし、何より、今起きている症状(咳)が、

実は幼少期から何度も何度も繰り返し起きていて、それは、決まった季節に、決まった時間、条件で、似たような感情になっている時に起こっていると分かりました。

体について話している時間でしたが、不思議とその問診は、自分の病気を引き起こしている「心」の傾向を知るきっかけにもなり、

心と体があらためて繋がっていること、どのような症状も、体からの大事なサインなんだと気付くことが出来ました。

キモチをごまかして、慌ただしく生活していると見えなくなっていくものが、竹下院長のワイルドな質問と、どんなことを吐き出してもいいような(笑)包容力によって、

次第に、見えてくるというか、認められるようになってきました。

清明院の治療はとてもマイルドな刺激で、鍼を1、2本しか刺さないのに、まず、心がスーッと開くような状態になり、

その後、体がゆるんでくるのが分かります。

そして、咳が止まってくる、といった感じです。

もちろん、生活があまり忙しくなると、今でも若干の再発はあるのですが、初診の問診の中で、自分のくせを知ることが出来たので、

弱点の季節や環境の時には早めに清明院に行って、体の力を底上げしたりして、なんというか、今まで一人で耐えていた不調に、

二人三脚で対応できるようになった感覚があります。

早めに治療に行くようになって、今まで1カ月から半年も続いていた症状が、2、3回の治療で、通常まで回復します。

また、清明院でのミラクルの一つに、治療中に上あごが動いて、元の位置に戻っていくような感覚がありました。

咳を治療する過程で、顔や骨盤のゆがみが自然に治っていたり、嬉しい副産物がたくさんありました。

本来の自分から、かけ離れて生きていた証拠なんでしょうね。

こうやって、本来の自然な状態に戻ると、「心」が変わってきます。

私にとっての何よりの副産物はそのことだったと思います。

鍼は色んなことに効くけど、私が、人に清明院を紹介する時は、

「”心”に効くよ!」

ということを必ず伝えることにしています。

私自身が2年間通ってみて、そのことで身体が改善したと実感しているからです。

今は、不調が起きたら、まず自分と対話して、食事や生活を見直し、それでも変な時は、清明院で、先生のダジャレを聞きながら、心の回復に努めています。(笑)

 


【清明院からのコメント】

大変、嬉しいお言葉をいただきました。

これを読んで、最近の、ギャグ交じり(というかほぼギャグのみ)のやり取りから考えると、ここまで鍼の奥深い効果が正確に伝わっていたとは!と驚いております。

・・・この方の、初診予約の電話を、よく覚えています。

症状と名前を述べて、予約を入れながらも、咳がキツ過ぎて、何を言っているのか正直よく分からなかったのです。(笑)

待合室でカルテを記入している間も、何度も咳こみ、涙ぐみ、鼻もグシュグシュ、非常に辛そうでした。

・・・ですが、1時間以上キッチリと問診しました。

それは、別にイジめていたワケではなく、この患者さんからの

「本気で困っている、治りたい。治して欲しい。」

という気持ち(魂の叫び?)が伝わったからだし、この患者さんの現在の生活や、これまでの人生といった、大きな大きなバックボーンに、

この病の大きな原因があると直感したからです。

・・・で、実際にそうでした。

診察のあと、「腎虚(じんきょ)≧肝鬱気逆(かんうつきぎゃく)」と証を立て、一回の治療で咳は激減。

それ以来、すっかり鍼のトリコとなり、心も体も楽になられたようです。

初診の時と、表情が、笑顔が、全然違います。

もしあの初診の時、苦しそうだからと言ってすぐに横にならせて、鍼をし、咳のみを治めてすぐに帰していたら、上記のような「患者さまの声」はなかったでしょう。

現象としては「咳」であっても、その東洋医学的なメカニズム、その人のバックボーンをを理解してあげることが、いかに重要か。

体と心が繋がっているということに目を向けることが、いかに重要か。

あらためてそれを勉強させていただいた、貴重な症例だと思っています。

 


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最近の症例(突発性難聴)

2012.02.15

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清明院では現在、スタッフを急募しております!!


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たまには症例を紹介しないとネ。

仕事してないんじゃないかと思われたらかなわん。(笑)

症状 左突発性難聴 50代 女性 

初診 H24.1月

ある日突然、左の耳が籠ったような感じがし、音が聞こえにくくなる。

仕事で無理はしていたが、今に始まったことではない。

耳鼻科にて、「突発性難聴」と診断され、ステロイド内服薬を処方されるも、ほぼ無効。

このまま聴力が戻らないのでは、と慌てていた時、古くからの友人の紹介で清明院に来院。

実はそのご友人の娘さんも、かつて突発性難聴を患い、清明院で完治した患者さんである。

以来、ご一家ほぼ全員で来院されている。(笑)

詳しい問診の後、治療はお腹の経穴に一本。

初診の治療直後、左耳の聞こえがよくなっていてビックリ仰天。

3診目にはほぼ正常に復した。

現在、健康管理、再発予防で治療継続中。

突発性難聴は、当然モノによるが、発症してしまったらとにかく早めに手を打てば、症状を改善させやすく、完治することも珍しくない疾患だという印象。

耳鼻科ではステロイドしか選択肢がなく、コレが効かなかった場合、なす術がなく、泣き寝入りになってしまっている患者さんは少なくない。

もちろん病名だけ聞いて、全てが治せるなんて言わないが、早期の鍼灸治療を選択肢に入れてはどうだろうか。

ちなみにステロイドが無効、あるいは効果薄で、そのまま聴力が戻らず、片耳のみの聴力に頼るようになって何年か経ってしまった患者さんも、

これまで何人か診ているが、完治とはいかないまでも、改善例は多くある。

・・・ちなみに、この方も娘さんをご紹介いただいた。(笑)

こうして全国、全世界に着々と広がる、鍼ネットワーク。


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(社)北辰会1月本部臨床コース

2012.01.16


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昨日、2012年1月15日は、大阪にて行われた、(社)北辰会本部臨床コースに参加してきました!!

今回、都合により午後からの参加となりましたが、午後イチは代表理事である藤本蓮風先生による講義、

「奇経八脈の帯脈について~章門穴、帯脈穴の最新情報~」

でした。

奇経八脈については、去年の5月に、関東支部にて、私も講義させていただきました。

昔から、個人的に好きなテーマです。

奇経八脈そのものや、それに所属、関連する経穴は、実際に、僕自身の臨床でも、非常によく使う考え方だし、経穴であります。

今回は蓮風先生のとらえ方、考え方の一端を垣間見ることが出来て、非常に参考になりました。

やはり奇経の魅力は、「治る力を活かす」上で重要な色々なものをいっぺんに調整できる点だと思いますです。

もちろんそれなりのリスクもはらみますがネ・・・。

そのあとは北辰会の本部育成部長である藤本彰宣先生による症例発表、

「ミトコンドリア複合体Ⅳ欠損症」

という大変珍しい病気の、小児の症例でした。

この病名、僕は初めて聞いた病気なんですが、世界的にも珍しい病気なんだそうです。

しかしこういった病気が来ても、我々東洋医学の立場では、問診と、体表観察にて、弁証論治するのみであります!!

この症例でも、わずかな期間で、しっかりと症状を改善させておりました。

西洋医学の難病は、東洋医学では必ずしも難病とは限らない、ということですネ。

・・・一応、誤解されたくないので付け加えますが、当然、「治るか、治らないか。」には、その先生の技術力が大きく関わってきます。

看板に”東洋医学”と書いてあるから、どこに行っても同じかというと、それは違いますので、ご注意ください。

そして終わった後はお酒・・・。

終電で東京へ・・・。

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