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03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2023.02.24
清明院では現在、求人募集しております。
本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?
募集内容の詳細はこちら。
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今日は告知です!!
てか最近、忙し過ぎ!!苦笑
毎週末、どっかで喋ってます。
が、しかし、今週末で一段落しそうです。
終わったらゆっくりしよっと。(∩´∀`)∩
明日、2.25(土)の18時半から19時半、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」さんにて、再び喋らせて頂きます!!
(後述しますが、私の講義は鍼灸師、鍼灸学生その他の方も、録画版の視聴はOKです!)
内容は、東洋医学における身体診察法(体表観察)シリーズのラストとして、「これまでにやった診察法の総まとめ」というお話を致します。
全8回に渡ってシリーズでやってきた内容の、まとめ編です。
〇
これまでにやってきた東洋医学的診察法(体表観察)シリーズは、当然ながら西洋医学の身体診察とは、全く異なる世界です。
東洋医学の診察法は「四診」と呼ばれます。
「四診」の「四」の内訳は「望診(ぼうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せっしん)」です。(『難経』61難 参照)
よく学生さんに言うのですが、これは必ず
「望(ぼう)→聞(ぶん)→問(もん)→切(せつ)」
の順番で覚えてね、と教えています。
(実際『難経』にもこの順番で出てきます。)
患者さんを東洋医学の目で診る時に、
まずは少し引いた位置から「望診」で、望み診る、つまり、術者が主体性と目的意識をもって、大きく全体像を把握します。
次に「聞診」で、その患者さんが発する音が聞こえる、臭いが分かるくらいの位置まで近づきます。
(因みに、匂いを”聞く”という言い方は、お香の世界にも「聞香(もんこう)」として残っていますね。これも、感じ取る側の主体性、目的意識が重視された言い方です。)
次に「問診」で、いよいよ会話ができる距離まで近づきます。
最後に「切診」で、ピタッと密着するように、手が触れられる位置まで近づく、という流れです。
(※切診の”切”はピタッと密着するという意味)
パッと「望診」しただけで患者さんのことが全て分かってしまえば、それはまさに神業だけど、普通の医者ではなかなかそうはいかないから、「四診」でもって、
医師の五感をフル活用して診察、診断しましょうね、というのが、現代にまで連なる、東洋医学的診察法のキホンです。
今回はそのまとめとして、一つ一つの診察法のミニマムエッセンシャルというか、僕なりに思う大事なことを、丸っと伝えようと思います。
(もちろん、一つ一つの診察法の詳細は、それぞれの講義を参照してほしいですが。)
東洋医学では、あらかじめ問診で得た情報に加えて、さらに全身くまなく、丁寧に観察するすることによって、十二経絡や五臓六腑や気血津液その他、
東洋医学独特の生体観において、「なにがどう」「どこがどう」おかしくなっているのかを、判断していくわけです。
数千年の伝統を持つ東洋医学では、そこから得られた所見をもとに、患者さん1人1人の病態を慎重に考え、鍼灸を配穴したり、漢方を処方したりするのです。
また、今回シリーズで講義してきた「体表観察」というものは、江戸期~近代までの、日本の医家、特に鍼灸家が重視してきた考え方、診察法、と言えます。
昭和初期、宇和川義瑞先生の『不問診断学』や、柳谷素霊先生の『簡明不問診察法』、平成に入っては藤本蓮風先生の『体表観察学』に纏まっています。
我々、現代を生きる鍼灸師、東洋医学を実践する者は、先輩方が守ってきたこの伝統を継承し、発展させていかなくてはなりません。
まあ、この講義において私がいつも心掛けているのは、西洋医学的な診察(身体診察)と、東洋医学的な診察(体表観察)、この二者にどういう違いがあるか、
医師の先生方にそれをよくよく考えて頂くことで、東西の医学の良さ、違い、協力すべき点、に思いを馳せて頂ければ、と思っています。
なかなか貴重な機会だと思いますので、全国の医師、医学生の皆様、お申込みはこちらからぜひ!!
※なお、Dr’s Prime Academiaは、医師、医学生限定の勉強会であり、内容もそれにアジャストした内容になっているのですが、私の講義に関しては、
多くの鍼灸師の方や鍼灸学生の方から「視たい!」という要望をこれまでに多数頂いたため、別途こちらから申し込んでいただければ、特別に後日、録画版を視聴できるということになりました。
東洋医学で救われる可能性のある患者さんのため、一生懸命やりますので、皆様ぜひ、御視聴下さい。<m(__)m>
〇
2023.02.01
◆患者さん各位
2020年に始まった、ウザいウザいコロナ禍も、ようやく今年の5月に5類に変更になることが正式決定、と、少し光明が見えてきたようにも思えます。
まあしかし、世界情勢、国内情勢はいまだに厳しく、今後どうなるやら分かりません。
・・・個人的には、一連の社会不安の完全終息なんて、残念ながらまだまだ先の話だろう、と見ています。
コロナも、5類になっても、1~2年は、前と同じような社会、という訳にはいかないでしょう。
(下手するともっとか、最悪、ずっとか・・??)
もう、ここまで来ると、仮に完全終息宣言みたいなものが出たとして、コロナ前の世界に戻るかというと、完全には戻らないかもしれませんね。
オンライン講義、テレワークは、今後も使われ続けるでしょう。
シンギュラリティ(技術的特異点)の日も近いとか、最近よく語られますが、まあ、医療、教育、生活インフラ全てにおいて、これまでとは違う、DX化された社会を、世界中が志向していくんでしょう。
こういう時に、何をどう考え、捉え、どう動くか。
変わるか、変わらないか。
同調圧力のキツイ日本の中で、各人の選択のセンスが、大いに問われますね。
ここで、なんか変にパニクっちゃって、博打まがいのことをやってみたり、あさっての方向に走り出す、みたいな浮き足立ったことになるのではなく、結局は今は各人が出来る範囲で工夫しながら、
自分の仕事に集中し、体調管理(治療、予防)と、出来る範囲での備蓄をしておくこと、に尽きますね。
疫病予防、心身の安定化、の、一番ベーシックな方法としては、自覚的な体の不調に、早め早めに対処しておくことです。
それには鍼灸、間違いなく超お勧めです。
「数千年続いてきた、職人芸的医療」は裏切りませんよ。笑
いずれにせよ、終息しない社会不安ありませんので、明けた後の楽しい日々を想像しつつ、しっかりと前向いていきましょう。
清明院は、いつも通り不動心で診療しております。
◆清明院、2023年2月の診療日時
臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してありますので、御予約の際は、予めご参照下さい。
◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。
◆毎週月曜日は、外来診療のみ、終日休診となります。
(※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約や、予約時間変更のお電話は受付可能です。)
◆火曜、木曜、金曜は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は、昼休みとさせて頂きます。
◆毎週水曜日は、外来は①14時~、②17時半~、③18時半~の3枠のみの受付とさせて頂きます。
◆2.18(土)は、第26回日本病院総合診療医学会に参加のため、午前診のみとさせて頂きます。
以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご協力のほど、宜しくお願い申し上ます。
清明院 院長 竹下有
2023.01.02
清明院では現在、求人募集しております。
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12.11(日)の朝に行われた、(一社)北辰会会員限定企画である古典ライブ講義を視聴しました!!
今回も藤本新風代表と、奥村裕一学術部長という、北辰会最強コンビによる、岡本一抱(1655-1716)の『万病回春病因指南』を題材とした、「小児科を学ぶ」というテーマでの講義でした。
〇
小児を取り巻く環境、生活様式は、16世紀に中国で『万病回春』が書かれた時代と、現代日本とでは、まったく違います。
勿論、同じ日本でも、岡本一抱が生きた17世紀の江戸時代とも、まったく違います。
核家族化、少子高齢化、インターネットの普及などなど。
清明院に来る小児も、動画を常に見ている子供は非常に多いです。
(取り上げると泣き喚く子も多いです。)
また、清明院では育児ノイローゼ気味のお母さんを診ることも非常に多く、ネグレクトやDVの問題も、もしかしたら昔より多いのではないかと危惧しています。
また、新生児から小児期のワクチンなどの医療体制、食事内容も、昔と今とではまったく異なります。
しかし、だからと言って、東洋医学が数千年培ってきた、伝統的な小児科医療に対する考え方を学ぶ必要はないかというと、まったくそんなことはありません。
現代日本の鍼灸の現場においても、漢方の現場においても、小児特有の諸疾患、諸症状の相談は非常に多く、私の少ない経験からも、東洋医学的なアプローチが非常に有効であることは疑いありません。
2009年に清明院を開業した時、こんな都会のど真ん中で、小児は滅多に来ないだろう、来るとしても親御さんが治療に来たついでに受けるくらいだろうから、と思って、
小児の治療費を500円に設定したところ、小児が来過ぎて、スタッフもいない中でベッドが全て小児で埋まり、保育園状態になり、参ったことを思い出します。苦笑
それだけ、現代の小児科の治療で解決しない悩みを持っておられるご家庭は多いのです。
今回は「小児科を学ぶ」というテーマで、とりわけ「泄瀉」「痢疾」にクローズアップして、小児科全般に対する往時の見解、また、江戸期の医家による鍼灸配穴など、総論的な解説もして頂きました。
圧巻だったのは新風先生の症例。
新風先生の院のスタッフのお子さん(乳幼児)が風邪をひかれたのを、お母さんに配穴を指示しながら治癒に導いた症例。
ああいう経験は非常に重要なことで、教わって実践している側のスタッフさんからしても、鍼の凄さに触れるいい機会だったろうと思います。
また、講義の中に出てきた香月牛山(1656-1740)の『小児必用養育草』も、恥ずかしながら目を通したことが無かったので、読んでみようと思います。
思うに、小児の病というのは治るにしても悪化するにしても非常にスピードが速く、モタモタ対応していると置いていかれることもあるので、正確な体表観察と、親御さんへの無駄のない問診から、
想定できる妥当性の高い病因病理を考えて事に当たることが非常に重要だと思います。
なお、本ライブ配信は北辰会会員限定企画です。
これを機に入会の方はこちらからぜひ!!
2023.01.01
◆患者さん各位
新年、明けましておめでとうございます!!
2020年に始まったコロナ禍は、今年こそは、今度こそは終息するか、せめて5類に変更になるか、と、国民みんなが心の中で期待、祈念しつつ、なんともう3年も経ってしまいました。
2020年の東京オリンピックが延期になったぐらいならまだしも、2022年には戦争が始まり、安倍元首相がテロで殺害されるという、とんでもない不穏な出来事が現実に起こっています。
中国では、ついに大規模な行動規制の緩和が発表されたようですが、これも今後どうなるやら分かりません。
・・・個人的には、一連の社会不安の完全終息は、まだまだ先だろうと見ています。
また、ここまで来ると、仮に終息したとして、コロナ前の世界に戻るかというと、もう戻らないでしょう。
シンギュラリティ(技術的特異点)の日も近いと、よく語られますが、まあ、医療、教育、生活インフラ全てにおいて、これまでとは違う、DX化された社会を、世界中が志向していくんでしょう。
こういう時に、何をどう考え、捉え、どう動くか。
同調圧力のキツイ日本の中で、各人の選択のセンスが、大いに問われますね。
なんかパニクっちゃって、博打まがいのことをやってみたり、あさっての方向に走り出す、みたいな浮き足立ったことになるのではなく、結局は今は各人が出来る範囲で工夫しながら、
自分の仕事に集中し、体調管理(治療、予防)と、出来る範囲での備蓄をしておくこと、に尽きますね。
疫病予防、心身の安定化、の、一番ベーシックな方法としては、自覚的な体の不調に、早め早めに対処しておくことです。
それには鍼灸、間違いなく超お勧めです。
「数千年続く職人芸」は裏切りませんよ。笑
いずれにせよ、終息しない疫病も戦争もありませんので、明けた後の楽しい日々を想像しつつ、しっかりと前向いていきましょう。
清明院は、いつも通り不動心で診療しております。
◆清明院、2023年1月の診療日時
臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してありますので、御予約の際は、予めご参照下さい。
◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。
◆毎週月曜日は、外来診療のみ、終日休診となります。
(※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約や、予約時間変更のお電話は受付可能です。)
◆火曜、木曜、金曜は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は、昼休みとさせて頂きます。
◆毎週水曜日は、外来は①14時~、②17時半~、③18時半~の3枠のみの受付とさせて頂きます。
◆12.15(木)は、順天堂東医研参加のため、外来予約は17時半までとさせて頂きます。
◆年末年始の診療は12.30(金)までとし、年始は1.5(木)からのスタートとさせて頂きます。
以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご協力のほど、宜しくお願い申し上ます。
清明院 院長 竹下有
2022.12.29
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報告が遅くなりましたが、12.15(木)の夜は、順天堂東医研で喋ってきました!!
この日は
前半「弁証問診ー男性生理ー」
後半「男性疾患で注意すべき東洋医学的身体所見」
というテーマで、いつも通り講義と実技デモをやってきました。
前回の10月は、実技動画が手ブレや音声不良にて、オンラインの視聴者からするともう一つ見にくい仕上がりだったので、今回は事前に学生さん達と大学で練習をしてから本番に臨みました。
(ああいうの、部活っぽくて素晴らしい☆)
よく最近のYoutuberなんかが使っている、スマホをセットすることが出来るジンバルという手振れ補正の機器を部費で購入して下さり、あっという間に使いこなす姿が、20歳も下の子たちなのに、非常に頼もしかったです。
(もう僕もオッサンですね。。)
この男性生理、調べると実はなかなかの社会問題であり、今はそこまで表面化していませんが、注目しておられる先生はすでにしており、今後非常にクローズアップされてくる可能性があると思います。
・・・で、そこに対して、また東洋医学が力を発揮するだろうと思います。
中国ではすでに『中医男科学』としてゴツイ本に纏まっています。
(残念ながら、日本語訳はまだないようです。誰か訳して~~)
西洋医学では、婦人科に関しては「ギネコロジー」とか「ギネ」なんて呼ばれ、藤原紀香さんが主演の『ギネ』なんていうドラマもあったくらいで、
注目度も高いですが、男性科の「アンドロロジー」に関しては、聞いたことある人すら少ないのではないでしょうか。
(因みに泌尿器科はウロロジー☆)
現代でも、泌尿器科の先生方が「男性外来」とか、「男性不妊外来」という形でポツポツとやっている感じが現状ではないでしょうか。
この分野は、医学生からすると、生理学でも解剖学でも、泌尿器科学でも、そこまでフィーチャーされる部分ではなく、今回の話は珍しかったのではないでしょうか。
しかし、陰陽を重んじる(というか基礎に置く)のが東洋医学ですから、婦人科を語って、男性科を語らないわけにはいきませんので、今回あえて入れました。
まずまず、インパクトがあったのではないかと思います。
実技デモも、いいモデルの方が2名出てこられ、気分よく行うことが出来、大変良かったです。
次回は年明けになりますが、また楽しめる内容を考えようと思います。
因みに今回で、何気に順天堂東医研は4周年を迎えました!
日本の西洋医学の旗振り役として、幕末から180年の歴史を持つ「現存する最古の西洋医学塾」である順天堂に、初めて正式に発足した東洋医学研究会、実に素晴らしいことです。
さあ、どこまでいけるか。
〇
2022.12.16
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今日は告知です!!
来週、12.20(火)の15時半から16時半、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」さんにて、再び喋らせて頂きます!!
(後述しますが、私の講義は鍼灸師、鍼灸学生その他の方も、録画版の視聴はOKです!)
内容は、東洋医学における「爪甲診・井穴診」のお話を致します。
指先をちょっと診るだけで、どれほどのことが分かるのか、それをお伝えできれば、と思います。
〇
これまでにやってきた「脈診」「舌診」「腹診」「背候診」「経穴診」「顔面気色診」「眼診」同様、東洋医学の「井穴診・爪甲診」は、当然ながら西洋医学の身体診察とは、全く異なる世界です。
東洋医学の診察法は「四診」と呼ばれます。
「四診」の「四」の内訳は「望診(ぼうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せっしん)」です。(『難経』61難 参照)
よく学生さんに言うのですが、これは必ず
「望(ぼう)→聞(ぶん)→問(もん)→切(せつ)」
の順番で覚えてね、と教えています。
(実際『難経』にもこの順番で出てきます。)
患者さんを東洋医学の目で診る時に、
まずは少し引いた位置から「望診」で、望み診る、つまり、術者が主体性と目的意識をもって、大きく全体像を把握します。
次に「聞診」で、その患者さんが発する音が聞こえる、臭いが分かるくらいの位置まで近づきます。
(因みに、匂いを”聞く”という言い方は、お香の世界にも「聞香(もんこう)」として残っていますね。これも、感じ取る側の主体性、目的意識が重視された言い方です。)
次に「問診」で、いよいよ会話ができる距離まで近づきます。
最後に「切診」で、ピタッと密着するように、手が触れられる位置まで近づく、という流れです。
(※切診の”切”はピタッと密着するという意味)
パッと「望診」しただけで患者さんのことが全て分かってしまえば、それはまさに神業だけど、普通の医者ではなかなかそうはいかないから、「四診」でもって、
医師の五感をフル活用して診察、診断しましょうね、というのが、現代にまで連なる、東洋医学的診察法のキホンです。
今回お話しする「井穴診・爪甲診」は、その四診の中の「切診」「望診」の一つです。
東洋医学では、患者さんの指先にある「井穴」という経穴の周辺を触診したり、爪の状態を丁寧に望診することによって、十二経絡や五臓六腑や気血津液その他、
東洋医学独特の生体観において、「なにがどう」「どこがどう」おかしくなっているのかを、判断していくわけです。
数千年の伝統を持つ東洋医学では、そこから得られた所見をもとに、患者さん1人1人の病態を慎重に考え、鍼灸を配穴したり、漢方を処方したりするのです。
また、この「井穴診・爪甲診」というものは、近代日本では鍼灸家によって重視されてきた考え方と言えます。
昭和初期、宇和川義瑞先生の『不問診断学』や、柳谷素霊先生の『簡明不問診察法』、平成に入っては藤本蓮風先生の『体表観察学』に纏まっています。
我々、現代を生きる鍼灸師、東洋医学を実践する者は、先輩方が守ってきたこの伝統を継承し、発展させていかなくてはなりません。
まあ、この講義において私がいつも心掛けているのは、西洋医学的な診察(身体診察)と、東洋医学的な診察(体表観察)、この二者にどういう違いがあるか、
医師の先生方にそれをよくよく考えて頂くことで、東西の医学の良さ、違い、協力すべき点、に思いを馳せて頂ければ、と思っています。
なかなか貴重な機会だと思いますので、全国の医師、医学生の皆様、お申込みはこちらからぜひ!!
※なお、Dr’s Prime Academiaは、医師、医学生限定の勉強会であり、内容もそれにアジャストした内容になっているのですが、私の講義に関しては、
多くの鍼灸師の方や鍼灸学生の方から「視たい!」という要望をこれまでに多数頂いたため、別途こちらから申し込んでいただければ、特別に後日、録画版を視聴できるということになりました。
東洋医学で救われる可能性のある患者さんのため、一生懸命やりますので、皆様ぜひ、御視聴下さい。<m(__)m>
〇
2022.12.01
◆患者さん各位
24節気では小雪を過ぎましたが、そこまで寒くないですね。
先月は珍しい天体ショーもあったり、近頃の世の中の出来事も含め、なんか平穏でない感じがします。
コロナは再び増加傾向(第8波)だそうですが、みんな辟易ムード。。。
ワールドカップ見てたら、8万人の大観衆の中、誰もマスクしてないで大声出して応援してるのに、日本では人通りの少ない田舎でも、全員キッチリマスクをしている奇異さ。笑
海外の人から見たら、もはやギャグでしょう。。。
中国でもずいぶんと国民が荒れ始めましたね。
そりゃそうでしょう、コロナが一人出ただけで街全体が封鎖、1日に何回もPCR、そんな生活が三年も続いて、海外の情報だって日々入ってくるでしょうに、怒らない方がおかしいと思います。苦笑
日本もこのまま徐々に、政策的にもインフルエンザ扱いに移行しそうで、なかなかしないのがイライラしますが(苦笑)、感染症以外にも、ロシアウクライナの戦争も相変わらず継続しているし、
円安、物価上昇問題などなど、正直、今年は(というか2020年頭から)ろくなニュースが無く、まだまだ世の中、どうなるやら分かりません。。。(*´Д`)
(ワールドカップで日本がドイツに勝ったのは、久々に胸がすくようなニュースでしたが、その後コスタリカに負けて、また意気消沈しましたね。苦笑)
・・・まあー、一連の社会不安の完全終息は、まだまだ先でしょうね。
また、ここまで来ると、終息したとして、コロナ前の世界に戻るかというと、もう戻らないでしょう。
シンギュラリティ(技術的特異点)の日も近いと、よく語られますが、まあ、医療、教育、生活インフラ全てにおいて、これまでとは違う、DX化された社会を、世界中が志向していくんでしょう。
こういう時に、何をどう考え、捉え、どう動くか。
同調圧力のキツイ日本の中で、各人の選択のセンスが、大いに問われますね。
とはいえ、なんかパニクっちゃって、博打みたいなことに走るのではなく、結局は今は各人が工夫しながら自分の仕事に集中し、体調管理(予防)と、出来る範囲での備蓄をしておくこと、に尽きますな。
疫病予防、夏バテ予防、心身の安定化、の、一番ベーシックな方法としては、自覚的な体の不調に、早め早めに対処しておくことです。
それには鍼灸、間違いなく超お勧めです。
「数千年続く職人芸」は裏切りませんよ。笑
いずれにせよ、終息しない疫病も戦争もありませんので、しっかりと前向いていきましょう。
清明院は、いつも通り不動心で診療しております。
◆清明院、2022年12月の診療日時
臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してありますので、御予約の際は、予めご参照下さい。
◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。
◆毎週月曜日は、外来診療のみ、終日休診となります。
(※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約や、予約時間変更のお電話は受付可能です。)
◆火曜、木曜、金曜は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は、昼休みとさせて頂きます。
◆毎週水曜日は、外来は①14時~、②17時半~、③18時半~の3枠のみの受付とさせて頂きます。
◆12.15(木)は、順天堂東医研参加のため、外来予約は17時半までとさせて頂きます。
◆年末年始の診療は12.30(金)までとし、年始は1.5(木)からのスタートとさせて頂きます。
以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご協力のほど、宜しくお願い申し上ます。
清明院 院長 竹下有
2022.11.27
清明院では現在、求人募集しております。
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11.17(木)の夜は、第46回の順天堂東医研に参加してきました!!
今回の講師はいつもお世話になっている長瀬眞彦先生。
テーマは
「冷えはつらいよ」
ということで、先生自身も悩まれている「冷え性」にフォーカスした内容でした。
「冷え」を東洋医学的に簡単に言えば、
1.気血の流れの停滞
2.気血の流れの不足
です。
気血(特に気)は、手足末梢まで、体の隅々まで温める作用(温煦作用)を持っているわけですが、これがうまく発揮できないと冷える訳です。
この症状で困っておられる患者さんは非常に多いです。
まあたまに「冷えは万病のもと」なんていう、極論的キャッチコピーを目にすることがありますが(苦笑)、万病とまでは言えなくても、冷えはあらゆる病の原因になり得ますし、あらゆる病を治りにくくさせる要因になり得るでしょう。
そういうものに、東洋医学(鍼灸・漢方)が効果を発揮します。
清明院でも、それが主訴じゃなくても、冷えを体質的に持っている患者さんを診ない日はありません。
私の少ない経験からも、以前はホッカイロが手放せなかったけど、今ではまったく冷えなくなったと仰るようになった症例は数多くあります。
今回は、長瀬先生の口訣も飛び出しつつ、「人参湯」の煎じ薬と、「呉茱萸湯」のエキス剤、両方の試飲会もやって、エキス剤ながらも、「呉茱萸湯」のパンチに皆さんやられていました。笑
呉茱萸湯に入っている「呉茱萸」という生薬は、以前植物園で生をかじったことがあるのですが、とんでもないです。
(笑・・・まあ、興味ある人はやってみて下さい。お勧めしませんが。。)
さて、次回の12.15(木)は、これまでの婦人科連続講義に続き、
「男性生理の問診」
「男性疾患で注目すべき体表所見」
という、性別シリーズでいきます!!
女性に女性生理があるならば、男性にも男性生理があります。
ここ、中医学では『男科学』として、非常に詳細に纏められております。
ハイブリッド開催になりますので、全国の医大生の皆さん、ぜひご参加ください☆(*‘∀‘)
お申込みはこちらから!!
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2022.11.24
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今週末、11.26(土)の18時半から19時半、医師、医学生のための勉強会「Dr’s Prime Academia」にて、再び喋らせて頂きます!!
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内容は、東洋医学における「顔面診・眼診」のお話を致します。
〇
これまでにやってきた「脈診」「舌診」「腹診」「背候診」「経穴診」同様、東洋医学の「顔面診・眼診」は、当然ながら西洋医学の診察とは全く異なる世界です。
東洋医学の診察法は「四診」と言われます。
「四診」の「四」の内訳は「望診(ぼうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せっしん)」です。(『難経』61難 参照)
よく学生さんに言うのですが、これは必ず
「望(ぼう)→聞(ぶん)→問(もん)→切(せつ)」
の順番で覚えてね、と教えています。
(実際『難経』にもこの順番で出てきます。)
患者さんを東洋医学の目で診る時に、
まずは引いた位置から「望診」で、望み診る、つまり、大きく全体像を把握します。
次に「聞診」で、その患者さんが発する音が聞こえる、臭いが分かるくらいの位置まで近づきます。
次に「問診」で、いよいよ会話ができる距離まで近づきます。
最後に「切診」で、ピタッと密着するように、手が触れられる位置まで近づく、という流れです。
(※切診の”切”はピタッと密着するという意味)
「望診」しただけで患者さんのことが全て分かってしまえば、それは神業だけど、普通の医者ではなかなかそうはいかないから、「四診」でもって、医師の五感をフル活用して診察、診断しましょうね、というのが、現代にまで連なる、東洋医学的診察法のキホンです。
今回お話しする「顔面診・眼診」は、その四診の中の「望診」の一つです。
しかも、望診の代表的な診察法である「舌診」が舌や舌苔の「色」を中心に診るのに対して、北辰会では「顔面”気色”診」と呼んで、「気色(きしょく)」を中心に診る診察法である、と強調しています。
「気色」という用語は色々な古典に出てくるのですが、この「気色」というものについて、蓮風先生は「色なき色」というレトリックを使って説明しておられます。
(因みに”気色”の診方については中国清代、汪広庵『望診遵経』に記載。『体表観察学』P32)
なかなか難しいですが、まあ要は、少し薄暗くした時にかえって浮かび上がったり、沈んだように見えて、目立って見える色のことを言います。
東洋医学では、患者さんの顔面の気色を丁寧に望診することによって、十二経絡や五臓六腑や気血津液その他、東洋医学独特の生体観において、
「なにがどう」「どこがどう」おかしくなっているのかを、判断していくわけです。
数千年の伝統を持つ東洋医学では、そこから得られた所見をもとに、患者さん1人1人の病態を考え、鍼灸を配穴し、漢方を処方するのです。
また、この「顔面気色診・眼診」というものは、日中を問わず、観相学、人相見の先生方によって重視されてきた考え方と言えます。
観相学も非常に奥の深い学問だと思いますので、講義の中では、軽く触れます。
まあ、私がいつも心掛けているのは、西洋医学的な診察(身体診察)と、東洋医学的な診察(体表観察)、この二者にどういう違いがあるか、医師の先生方にそれをよくよく考えて頂くことで、東西の医学の良さ、違い、協力すべき点、に思いを馳せて頂ければ、と思っています。
なかなか貴重な機会だと思いますので、全国の医師、医学生の皆様、お申込みはこちらからぜひ!!
※なお、Dr’s Prime Academiaは、医師、医学生限定の勉強会であり、内容もそれにアジャストした内容になっているのですが、私の講義に関しては、
多くの鍼灸師の方や鍼灸学生の方から「視たい!」という要望をこれまでに多数頂いたため、別途こちらから申し込んでいただければ、特別に後日、録画版を視聴できるということになりました。
東洋医学で救われる可能性のある患者さんのため、一生懸命やりますので、皆様ぜひ、御視聴下さい。<m(__)m>
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2022.11.12
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10.27(木)の夜は、第45回の順天堂東医研で喋ってきました!!
今回のテーマは
前半:東洋医学的診察法⑫「弁証問診その4(女性生理)」
後半:実技デモ「婦人科疾患の体表観察のポイント」
ということで、前回の長瀬先生の講義に続き、婦人科にフォーカスした内容でした。
生理痛、生理不順、PMS、PMDD、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮癌、卵巣癌、不妊症、不育症、更年期障害などなど、婦人科がらみの症状や病気で苦しんでおられる患者さんは非常に多いです。
婦人科医院の方でも、痛み止めやホルモン補充療法などなど、色々な方法で対処しているものの、なかなか対処しきれていないのが現状ではないでしょうか。
そういうものに、東洋医学(鍼灸・漢方)が意外と効果を発揮します。
清明院でも、婦人科の主訴の患者さんを診ない日はありません。
外科手術を急いでせざるを得ないような腫瘍系の疾患以外であれば、ほとんどのものに、少なくとも有効ではある、という印象を持っています。
私の少ない経験でも、減薬、廃薬に導くことが出来た症例は数多くあります。
今回は、シリーズで講義している「弁証問診」にフォーカスし、患者さんが女性であったら、どのような疾患であっても婦人科に関する問診を取ることが重要である旨、お話ししました。
女性の一生における、初潮→月経→妊娠→出産→閉経という生理的な一連の流れにおける諸相には、その女性の体質素因や、重要な病理を示す情報が、多分に含まれています。
ですので、東洋医学的な診療においては全症例において婦人科に関する情報を聴取し、治療の役に立てます。
また、前回から対面ハイブリッド開催になったので、実技デモも行いましたが、音声、映像が思いのほか乱れており、オンライン参加の方には大変見にくかったと思います。
大変失礼しました。<m(__)m>
これは次回の12.15(木)の講義ではキッチリと修正し、リベンジしたいと思います。
暫くはハイブリッド開催になりますので、お近くの大学の方はぜひ現地にて、遠方の医大生の皆さんはオンラインで、お気軽にご参加ください☆(*‘∀‘)
お申込みはこちらから!!
2012.07.08
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順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
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2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
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患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
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12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール