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2018.10.24
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清明院は、重症、難病、難治性疾患、と言われる患者さんだらけです。
こういう患者さんの中には、当然ながら、
「いつ何があっても不思議ではない」
レベルの患者さんもいます。
いつも通り治療室に入り、
「お加減は如何ですか?」
と問うと、患者さん自身は
「お陰様で調子いいです。」
と言っているが、脈がおかしい、舌がおかしい、顔面気色がおかしい。
こういうことはたまにあります。
ここでキチッとした対応が取れなければ、ドボンです。
あるいはその逆に、患者さんは
「すごく具合が悪いです。どこどこが痛くて、どこどこがこうでああで・・・。」
と仰っていても、体表所見を診たら安心できる場合もあります。
ただ、こちらの安心感と、相手の安心感は比例しませんから、ここでの対応次第では、違った意味でドボンです。(笑)
昨日、「治未病」「治已病」という記事を書いたけど、僕らは当たり前だけど、「患者さんよりも全然早く」気付かないといけません。
今日もそういう症例に、何例か出会いました。
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2018.10.23
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何か今日は妙に「治未病」の重要性を再認識した。
何か意味があるんだろう。
朝から、何人かの患者さんから連続で
「清明院に来てから、体調が崩れても軽く済むようになった。」
というお言葉を、異口同音に、何人もの患者さんからもらった。
今日の東京はだいぶ本格的に気温が下がっている。
ここまで極端な気候変化があっても、例年と比べ、体調の悪化がない、あるいはあっても大したことがない、ということを実感されたのだろう。
素晴らしいことだ。
そうかと思えば、しばらくぶりに来た患者さんが大きく崩れていた。
色々と忙しく、なかなか治療に来れなかったそうだ。
また次回の治療も、ずいぶん先になってしまうという。
こういうことだと、治すのは大変なのだ。
(でもやるしかない訳だけど)
今日は妙に「治未病」「治已病」について考えさせられた。
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2018.10.22
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直感は大事。
初診の患者さんが入ってきた瞬間。
再診の患者さんでも、入ってきた瞬間。
問診をして脈診をして舌診をして、そういう分析智に落とし込む以上に、本質的な情報をくれる場合がある。
これを磨くにはどうするか。
確度を上げるにはどうするか。
・・・毎日、一生懸命、やるしかない。
寝る前に、今日患者さんに対して一生懸命やったか、納得できてるか。
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2018.10.21
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鍼灸師の野望って、なんでしょ??
(因みに、”野望”というのは”分不相応な望み”という意味らしい。)
国民の鍼灸受療率の向上?
(現状5%!(T_T))
国民皆保険制度への主体的参入?
(現状は医師による同意書がないと取り扱い不可能、しかも僅か6疾患のみで、一回の治療の療養費はMAXで1610円。(T_T))
独自の診断権を持って、鍼灸医師として格上げ?
(いまだに飲み屋で、鍼灸って国家資格なんだ!と言われます。。。)
お金持ちになって豊かな暮らしをすること?
(鍼灸師の平均年収はサラリーマン並みか、ちょっとそれよりいいか、くらいです。)
ただただ、幸せになりたい??(笑)
鍼灸師如きが、そんなこと言っちゃいけない??
〇
僕はずいぶん前から、
「鍼でなんでも治せるようになること。」
ですね。
恐らく死ぬまで、変わんないと思います。
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2018.10.20
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たまに学生さんに問います。
「ねえ、鍼灸ってこの世に必要??」
と。
普段、斜に構えているような学生も、少し動揺した顔をしますな。(笑)
たいがいは無言、でも、少し動揺してから、
「必要・・・だと思います。」
みたいに答える場合があります。
すると僕はすかさず、
「どうして?どうして必要なんですか??」
と問います。
すると、貝が閉じたかのように、たいがい無言になる。(笑)
鍼灸師の皆さん、例えば自分のお子さんや、お身内からこう聞かれたら、どう答えますか??
(真っ直ぐな眼差しで)
・・・これだけ社会インフラとして発達し、ほぼ誰もその信憑性を疑わない西洋医学。
医師と言えば、高収入職業の代名詞ですね。
全国の街中に白い巨塔が建ちまくっており、ほぼ100%の国民が病院で生まれ、病院で死にます。
で、学校や会社には西洋医学の先生が健診に来て、血液検査と画像診断と心電図検査を行い、風邪ひいたら病院で薬もらう、何か病気になったら、病院で薬もらう。
みんな義務として持っている保険証を使って、数百円から数千円という、低廉な料金で、現代最先端科学技術の粋を凝らした西洋薬がたくさんもらえる。
・・・で、その薬をもってしても治らなかったら、入院して手術する、化学療法受ける。
それも全て国民皆保険で、受けれる。
今や年間90兆の国家予算のうち、40兆は医療費。
それも、この数字には救急車の出動費と介護にかかったお金は入ってないらしい。
まあ、そうこうしているうちに年取って、人は死ぬ。
・・・これ、鍼灸が入る隙間、あるんですか??
・・・もしねえなら、別に必要なくね?
俺はねー、これねー、
「大いにある!ありまくる!あってあってしょうがない!全然手が足らない!!だから絶対に必要だ!西洋医学が治せないものを治せる鍼灸師の存在が!!」
と、思ってんですよ。(゚∀゚)
20年くらい前からね。
・・・でもね、もし
「鍼灸には、西洋医学が出来ないことをやってのける力なんてない、鍼灸は一種の刺激療法、物理療法として、西洋医学の理解の及ぶ範疇で運用すべきものだ。」
っていう立場をとるならば、マッサージチェアとか、低周波治療器とか、湿布と大して変わんねんじゃねんすか??
また、病院の湿布で楽にならない人を、1時間以上かけて一生懸命揉んであげて、
「いやー、楽になったよ、ありがとう。」
と言われて5、6千円もらって幸せ、なんて、そこら中の無資格の外人さんがやってないすか??
そんなら、わざわざ500万も払って三年間も学校通って、国家資格なんて取らんでもよくね??
ここんとこ、どう思ってんですかね、皆は。
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2018.10.19
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昨日、11.24(土)~25(日) 日本伝統鍼灸学会 大阪大会に関して告知しました。
これを読んだ人は全員来ましょう。(゚∀゚)
・・・で、告知が続きますが(苦笑)、今日は12.16(日)に開催される、毎年年末恒例の、(一社)北辰会、東京衛生学園特別講演に関して告知します!!
この特別講演は、かれこれもう10年くらい前から、毎年やっているんじゃないでしょうか。。。
10年くらい前、ある先生方との呑みの席で、パパっと開催が決まったこのイベント。(笑)
確か一発目は、北辰会関東支部の設立15周年記念特別講演かなんかだったんですよね。
以来毎年、藤本蓮風先生をお招きして、普段の定例勉強会とは違う、特別なテーマでの講演会をやってきました。
去年から、(一社)北辰会の代表が藤本新風先生に代わりまして、今後は新風先生をお招きして行う形になることと思います。
私はこの講演会に関しては、企画発案者であることもあって、全回で前座を務めてきました。
今年もやらせていただきます。(゚∀゚)
今年のテーマは何と、1日通して「打鍼縛り」です!!
東洋医学は現在、中国が国家主導で推し進めているTCM(現代中医学)をベースに世界中で教育され、広まりつつありますが、日本には、日本独特とってもいい、
優れた東洋医学の技術や考え方がいくつかあります。
カテゴリ 中医学 参照
そのうちの一つが「腹診術・打鍼術」でしょう。
「打鍼」を含む記事 参照
今回は午前中に尾崎真哉支部長から「腹診・打鍼の歴史」、
午後一は私から「腹診・打鍼の重要点」、
最後は藤本新風先生による「腹診・打鍼の実技披露」と、日本独自の「腹診・打鍼」を知る上では、この上ない内容になっております。
そして終了後は忘年会です☆
(今年もスペシャルゲストが来ますよ~~!!)
これ読んだ人は、全員来ましょう。(ΦωΦ)
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全員ロン毛の講師陣で、お待ちしております☆(*‘∀‘)
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2018.10.18
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患者さんには大変ご迷惑おかけしますが、来月、11月24~25日の土日と二日間、大阪の茨木市で行われる日本伝統鍼灸学会学術大会に参加してきます!!
(因みに今回、清明院元副院長の松木宣嘉先生が副実行委員長だったりします。あいつは副が得意だ。)
・・・かつては、
「へっ 学会なんてめんどくせー あんなもん目立ちたがり屋のエライさんの集まりだろ?(*´Д`) それより臨床なんだよ俺はよー!!( ゚Д゚)」
とか思って、全然出ていなかったし、見向きもしなかった「学会」ですが、ここ数年、おとなしく毎年参加しております。(爆)
しかも今では、上記の僕のような雰囲気の、クソ態度の悪い鍼灸学生にも、笑顔で
「学会には出ましょうね、勉強になりますからね~~(^^)/」
なんて、勧めてすらいます。(爆)
・・・なぜ、このような変化が起こったのか。
数年前から、何度か学会で発表して気付いたのは、学会というところは、
”ヤル気のある人”、”意識の高い人”
の集まりだからです。
話していて気分がいい。
このブログに何度も書いているように、鍼灸治療の受療率は国民のたった5%。
しかもそのほとんどは、慰安的なマッサージの延長としての、気休め的な鍼ではないでしょうか。
この僕ですら、伝統的な東洋医学理論に基づいた鍼への、あまりの無理解に、テンションが下がる時もあります。
(年取ったんかな。。。)
でも学会に行くと、全国各地で奮闘している先生方にお会いして、
「あー、俺ももっと頑張らないと。」
と、いい刺激をもらえます。
自分の勉強不足に気づく。
自分とは違う視点の存在に気づく。
・・・で、結果的に明日からの臨床の糧になる。
まあ、こういう刺激を本気で欲するようになるまでには、けっこう色々な段階を経る必要があるのかもね。。。(苦笑)
今年は、あの李時珍が残した伝説の脈診法である気口九道脈診や、北辰会の代名詞的になっている打鍼術など、興味深い内容が目白押し!!
そして今回も、(一社)北辰会の先生方がたくさん出ます!!
私も、今回は日曜日に初の座長として参加します!!
気合い入れていきますよ~~☆(ΦωΦ)
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2018.10.17
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これまでのお話
大伯父の人生 5 参照
・・・ここまで書いてきたように、お盆に何気なく墓参に行ったことがきっかけとなり、大伯父の人生について知るいい機会を得た。
これも墓マイラーの副産物だ。
墓マイラー 目次 参照
大東亜戦争を知り、その伏線とも言える明治維新がどういうものであったかを知る、ということは、現代日本で東洋医学を行っている者としては、
必要なことではないだろうか。
(もちろん後ろばっかり見ててはダメで、常に未来志向でないといけないのは言うまでもないですが)
また今回は、今から70年以上前の、大東亜戦争でのフィリピン戦の成り行き、悲劇についても、詳しく知るいい機会になった。
今日の日本でも、フィリピンからの留学生や、出稼ぎ労働者なんかを、街で見かけることがあるが、彼ら彼女らのお爺さんお婆さんは、もしかすると戦時中は抗日ゲリラだったかもしれない。
ホントに、両国の黒歴史だと思う。
フィリピンの歴史を見ると、古くは500年前、スペインに植民地化され(そもそもフィリピンという国の名前がスペインの皇太子フェリペの名前に由来している)、
その後、1898年、米西戦争の結果として、今度はアメリカに植民地化され、さらにその後、1941年には、大東亜戦争の結果として日本に統治され、
戦後は独立しているものの、現代でも様々な問題を抱え、国内事情は真の意味で平和で安定、繁栄しているとは思えないというのは周知の通りだ。
(しかしドゥテルテ大統領、いかついね☆)
フィリピン人の対日感情は、前回書いたような複雑ないきさつがあるため、親日国として知られる、他の数々のアジア諸国とは、少し毛色が違うようだ。
(某国よりは全然マシだけど 苦笑)
因みに、僕はこのブログ上でも普通に度々、TVなどでよく言われる太平洋戦争、第二次世界大戦のことを
「大東亜戦争」
と書いているが、これをもって
「竹下は右翼だ」
とか考えるアホがいたらいけないので、念のため付言しておくが、単に当時の日本なりの大義名分、立場を考えた時、この名称の方が正当で分かりやすいと思うから普通にこう書いている。
(”太平洋戦争”という呼称は実際、戦後にGHQに強制された言い方です。)
身内を殺傷された側としては、アメリカ側の価値観、呼称である「太平洋戦争」と呼ぶ気にはイマイチならない、という、感情論的な部分もないではない。
(・・・ま、内容に対する理解が重要なんであって、どっちでもいいっちゃいいんだけど (^^;))
まあー、今回色々分かったんで、そのうち時間でも作って、フィリピンのソラノにでも慰霊の旅に行って、ソラノの土でも持って帰ってきて、
鈴木家の墓の下にでも、入れてやるか。
どういう訳だか、戦後73年間、乾二さんの骨はフィリピンにまだある筈なのに、鈴木家は誰もフィリピンに慰霊には行っていないようだ。
(辛過ぎて行く気にならなかったか。。。あるいはそのためにそこまで時間とお金をかける気にならなかったか。)
まあ、僕の誕生日と大伯父の死んだ日が奇しくも近いし、今回こういう機会を得たのもなんかの縁だと思うし、俺が行ってやろうかな。
・・・で、前橋の墓の墓誌に、乾二さんの名前も刻んであげよう。
その時はいつかまたこのブログで報告できたら、と思います。
ご先祖さんを大切に。
合掌
とりあえずその日まで、このシリーズ終わり。
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2018.10.16
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これまでのお話
大伯父の人生 4 参照
フィリピンの戦い(主にレイテ島、ルソン島)の日本軍の犠牲者は、約50万人と言われているらしい。
大東亜戦争では軍人、民間人合わせて300万人以上の日本人が亡くなっているので、その約6分の1はフィリピン戦で命を落としていることになる。
フィリピンで戦った日本軍は、ほぼ全滅に近い。
その犠牲の一人が私の大伯父、というワケだ。
これは、冷静にフィリピン戦の前までの流れ(南方での負けっぷり)から考えれば、当然の結果、と見ることも出来る。
援軍も補給も弾薬もない中で、マニラ陥落後、半年ものゲリラ戦。。。
下された命令は、有名な「永久抗戦」。
アメリカの本土上陸を1秒でも遅らせろ、そのための捨て石になれ、という、大本営からの無理難題のお達し。
(これを大真面目に守ろうとしたわけだから、教育というのは恐ろしい。)
まあ、大東亜戦争自体がそうだけど、何であんな、そもそも勝ち目ゼロの戦争なんてやったのか。
白人の横暴に、アジアを代表して刃向かった?
自国の権益の更なる拡大のため?
大東亜共栄圏という理想郷の実現??
日清、日露、第一次と勝ち進んで、調子に乗った??
まあいずれにせよ、要は強い奴に、勝ち目のないケンカを挑んで、普通にボコられた、ってトコですかね。
(まあ、そう仕向けた強い奴の手に乗っちゃった、って感じですかね。)
腹立つけど仕方ない。
現実として受け入れざるを得ない。
まあ後世の我々は、何事も、精神論根性論や、運任せだけでは勝てない、ということと、勝てないと分かっていながらも、ケンカを挑まなきゃならない、
というような状況を絶対に作らない、ということを、キチッと学び、日々意識するべきだと思います。
(鍼灸臨床も一緒ですね。)
まあそれでも同じことを繰り返してきたのが、人間の歴史なんでしょうけども。。。orz
フィリピン戦の全体像については、この動画が分かりやすかった。↓↓
また、この証言集も、貴重なものばかりで、非常にリアル。↓↓
(NHKが作ったものだからヤダ、という人もいるかもしれないが、実際の当事者の声であることには変わりない。)
映画では、ルソン島の戦いをモデルにした日本映画は恐らくなく(あったら誰か教えて下さい)、レイテ島の戦いを題材にした『野火(のび)』という有名な映画がありまして、
これは実際にレイテ島の戦いを生き抜いた作者、大岡昇平さんの小説をもとにしており、1959年版と2015年版があります。
僕は2015年版を見ましたが、まあー、ほとんどホラー映画です。。。
『野火』で描かれているのは、レイテ島の主な戦闘で日本が敗北して、敗走後の散り散りになった兵士たちのジャングルでの話ですので、ルソン島の戦いで言えば、
3月に大伯父が亡くなった後の、北部での半年くらいの状況に近いでしょう。
(てか、そうであってほしい。。。)
宇多丸さんは絶賛です。
(因みに上記に紹介した動画と映画は、どれもショッキングな内容なので、心臓弱い人はやめといた方がいいです。)
・・・まあ、実際に2世代前の日本人が経験した、こういう動画や映画や証言なんかを、空調の効いた部屋で、清潔な飲み物でも飲みながら見れるという現実に、
僕ら現代の日本人は心から感謝できるかどうか、じゃないすかね。
私の祖父は海軍出身なんですが、いつか
「そもそも戦争なんてバカバカしいんだけど、レイテまでは仕方ない面はあった。でもそれ以降は、降伏の段取りが遅すぎた。だから結果的に無駄な犠牲を増やし過ぎた。」
というようなことを言っていたことがありました。
まあレイテまでは、連合艦隊がギリギリ機能していたので、これは海軍軍人らしい見方なのかもしれませんが、まあ当時の国家体制では、あの時点での降伏は無理だったんでしょうね。
あの当時に、中枢部がパッとそういう判断が出来るような状況だったのであれば、そもそも開戦なんてしてないようにも思えます。
・・・戦争から学ぶことは多く、非常に大事だと思っています。
日々の鍼灸臨床も、学校講義も、清明院という組織のマネージメントも、同じところがあるからです。
自信のない症例に
「そもそも触らない」
という選択、多角的に見て、イケるかと思って触ったけど、やはり無理だったという場合に、
「ではどうやって幕引きするか」
という選択など、その場その場での的確な判断力、集中力が要求されます。
これを間違えば、旧日本軍のように、多くの犠牲を伴って「大敗」します。(苦笑)
続く
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2018.10.15
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これまでのお話
大伯父の人生 2 参照
軍歴を入手してから、大伯父がフィリピンに着いてから亡くなるまで約半年の、さらに少し詳しい足取りが知りたいと考え、ネットや書籍で色々調べていると、
同じ部隊で、大伯父と同じ日に、満州からフィリピンに移動した人の証言が見つかった。
また、清明院のエライ近所の住友ビルの中には、こんな施設があることも分かった。
(まだ行ってないのですが、今度ゆっくりと行ってみたいと思います。)
この方(照井さん)の証言を読むと、フィリピン戦の地獄っぷりがよく分かるとともに、恐らく大伯父と顔見知りだったのではないかと思わされる。
満州からフィリピンまで、恐らく同じ船か同じ船団で動いており、同じ部隊で二年過ごしている訳だから、あるいは仲良かったかもしれない。
もっと早くに、この方の存在を知っていれば、会ってお話を聞くこともできたかもしれないと思うと、遅くに調べることになったことを少し後悔した。
(さすがにもう他界されているか、ご存命であっても記憶が定かでないだろう。)
まあ今はネットの時代、こうやってネット上に書いておけば、いつかご遺族の方から何か聞けるかもしれない。
今回ここに書いたのは、そういう狙いもある。
このPDF資料の22ページに書いてある、
「・・・以後、満州出発以来、苦楽を共にし、他隊へ行った戦友たちと、再び会うことはなかった。・・・」
の、”他隊へ行った戦友たち”の一人は、大伯父であろう。
・・・また、同じ部隊の生き残りの人を訪ねたりして、祖母や曾祖母は調べなかったのかなと、気になったりもした。
(まあ戦後はそんな余裕もなかったか、あるいは忘れたいくらい辛い思い出になっていたのか。。。)
大伯父は、祖母にとってはとても優しいお兄ちゃんであり、曾祖母にとっては、ボイラーの製造工場を家業としていた鈴木家の跡取りとして、
むしろ長男よりも出来が良かった乾二さんに期待していたようで、その喪失感はハンパじゃなかったろうと思う。
戦地で亡くなったと聞かされ、帰ってきたのは骨壺だけ。
骨壺の中には、名前だけが書かれた札のみが入っていたそうで、祖母はそれを見たときには
「なんだこれ。。」
と思ったそうです。
曾祖母も、祖父方の曾祖母に対して、
「お宅は全員無事で、ホントに良かったですねえ。。」
と、よく言っていたそうだ。
これが戦死した末端の一兵卒の、残された一家の悲惨さだ。
一生、このことを暗く考えさせられることになる。
これは勝った側のアメリカだって、同じことだろう。
・・・戦争はやっちゃダメですね。
続く
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順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
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謹賀鍼年!!2024.12.28
年内診療終了!!2024.12.14
2024年11月の活動記録2024.12.01
2024年 12月の診療日時2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
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