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これまでのお話し
中国の宇宙論 ① イントロ
中国の宇宙論 ② 蓋天説
中国の宇宙論 ④ 宣夜説 参照
◆その他の諸説
古代中国の宇宙論というと、これまで紹介してきた「蓋天説」「渾天説」「宣夜説」が”三大宇宙論”なんて言われて有名なようです。
(とりわけ蓋天説と渾天説ね)
でも、マイナーながら他にも諸説あったようです。
(まあ、そこまで評価に値するものではないようですが)
一応軽く触れておきます。
上記の三大宇宙論の後に出てきたのが「安天説(あんてんせつ)」「昕天説(けんてんせつ)」「穹天説(きゅうてんせつ)」の3つです。
まず、安天説は、東晋時代に虞喜(ぐき:281-356)が書いた『安天論』に、
「天も地も有形であるが無限の大きさを持ち、天体はそれぞれに固有の運動法則を持っている」
と説かれています。
虞喜という人物は、中国において「歳差」を発見した人物として有名です。
安天論の中には卓見もあったようですが、東洋医学者の間でも有名な、あの葛洪(261?-341?)に反駁され、多くの支持者を得られないまま廃れていったようです。
昕天説は三国時代、呉の姚信(ようしん)の説で、太陽の高さと気温の問題、夜の長さの問題を論じているが、これは完全に誤っているそうです。
(苦笑・・・ちなみに昕という見慣れない字ですが、これは朝、あるいは明らか、という意味を持っているそうです。)
穹天説も、虞喜の一派から派生したものであるが、これもさして評価に値するような論はないとのことです。。。
(苦笑・・・これも穹という見慣れない字ですが、これは大空、というほどの意味だそうです。)
ということで、やはり古代の宇宙論では現実の天体の位置を予測するのに役立った「渾天説」がチャンピオンになったということです。
古代中国人も日本人と同じように農耕民族。
天体の動きから暦や季節を予測するのは大変重要なことであったはずです。
やはり実際の現象を説明、理解するのに最も長けた説をとるのが普通であった訳ですね。
続く
【参考文献】
『中国古代天文学簡史 日訳版』浅見遼訳 近代出版
『中国天文学研究』小沢賢二著 汲古書院
『東洋天文学史論叢』能田忠亮著 恒星社
『中国天文学・数学集』薮内清 編 朝日出版社
『古代中国の宇宙論』浅野裕一 岩波出版
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これまでのお話し
中国の宇宙論 ① イントロ
中国の宇宙論 ② 蓋天説 参照
◆「宣夜説」って何すか??(゚∀゚)
古代中国の宇宙論、最後は三大宇宙論の中では比較的マイナーな「宣夜説」であります!!
これはどういう論かというと、実はかなり今風です。
「天には形体が無く虚空である」
「天体は虚空の中に浮かんでおり、どこにも繋がれていないため、それぞれが固有の動きをする」
「天には果てがない」
「そこにある運動法則は”気”の動きで決まる」
などなど、これがもし発展深化していったら、現代の宇宙物理学と同じような結論に達していったんじゃないかと思われるような表現が出てきます。
後漢末期の蔡邕(さいよう 133-192)は、
「宣夜の説は、絶えて師法なし」
と述べ、この説の孤立的状況を伝えています。
しかしこの説は後漢よりも前、戦国時代にあの『荘子』の「逍遥游萹」や、東晋時代に『列子』の「湯門篇」にもみられます。
晋代(265-420)に著された『晋書』の「天文志」や、三国時代の人物で宣夜論者だったとされる楊泉の『物理論』における
「宇宙には気が満ちており、天地も星も気であり、その運動法則も気の動きによって決まる。」
という、僕らからすれば聞きなれた感のある「気一元論」が、やっぱり好きなんですがね。
しかし、この宣夜説は惜しくも発展せずに、歴史の陰に埋もれてしまいました。
漢代以降、中国の宇宙論は渾天説を中心に推移していったようです。
続く
【参考文献】
『中国古代天文学簡史 日訳版』浅見遼訳 近代出版
『中国天文学研究』小沢賢二著 汲古書院
『東洋天文学史論叢』能田忠亮著 恒星社
『中国天文学・数学集』薮内清 編 朝日出版社
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これまでのお話し
中国の宇宙論 ① イントロ
中国の宇宙論 ② 蓋天説 参照
◆渾天説とは。
古代中国で、「蓋天説」の後に出てきた、もう一つの有名な宇宙構造論が「渾天(こんてん)説」です。
「渾天」とは、大きく丸い天、というほどの意味です。
これは、宇宙を卵のようなものと捉え、黄身が大地、殻が天、上半分は空気、下半分は水、と考え、殻である天が動いているとする、いわば
「素朴な天動説」
です。(笑)
これまた、こちらのサイト様の図示とご説明がたいへん分かりやすかったです。<m(__)m>
これで、二十八宿(星座の動き)や二至二分(夏至・冬至・春分・秋分)など、色々なことが説明できるようになったのですが、天が水中に潜るという説、
天地が水に浮かんでいるという説は、前漢の当時に「蓋天説支持派」から、かなり論難されたようです。(苦笑)
蓋天渾天論争では、前漢末期の揚雄さんと桓譚さんという人がずいぶん激しく論争したことが知られているそうです。
しかしまあ、結果的には渾天説の方が実際の現象と合致するため、徐々に渾天説が優勢となっていったという経緯があるらしく、現代的な球面天文学からみても、
蓋天説から渾天説への変遷は、科学の進歩、ととれます。
渾天説を大成したと言われる人物に、後漢の科学者、政治家である張衡(78-139)という人物がいます。
彼は紀元前4世紀からある「渾天儀」という天球モデルを完成させた人物として有名であり、その著書の中で「渾天説」を明確に述べたことで知られています。
渾天儀に関してはこちらのサイト様の解説が、実に詳しくて参考になります。
彼が作った渾天儀は、水時計の水の流れを応用して水流で動き、二十八宿の位置など、現実の現象、位置と悉く一致したといいます。
(・・・なんかそれ、欲しいな。。(゜o゜))
この渾天説と人体観、医学の関わりですが、僕としては真っ先に李時珍(1518-1593)の説が思い浮かびます。
李時珍の『奇経八脈考』冒頭の「八脈」の部分に、
「陽維脉は表、陰維脈は裏で乾坤を言い、陽蹻脉は左右の陽、陰蹻脉は左右の陰で東西を言い、督脈は後ろの陽、任脈衝脈は前の陰で南北を言い、帯脈は諸脈を束ねる、六合を言うなり。」
とあります。
(文章はかなり省略意訳しています。)
渾天説における天球の、赤道にあたる部分が帯脈、上下(天地、転じて表裏)は維脈、左右(東西)は蹻脈、前後(南北)は任督衝と、奇経八脈それぞれで、
球体としての人体(六合、つまり宇宙)の気のバランスをとっている、と考える説です。
因みに”宇宙”という単語の出典は『尸子』あるいは『淮南子』であります。
(”宇”が空間を意味し、”宙”が時間を意味します。つまり宇宙とは時空のことであります。)
李時珍は恐らく、天文学についても相当深く理解していたことでしょう。
彼が、小宇宙である人体を、球体(三次元空間における空間物体)として考えた時に、奇経八脉を用いてこのような論を説いたのは、鍼灸臨床家としては非常に面白い説だと感じます。
続く
【参考文献】
『中国古代天文学簡史 日訳版』浅見遼訳 近代出版
『中国天文学研究』小沢賢二著 汲古書院
『東洋天文学史論叢』能田忠亮著 恒星社
『中国天文学・数学集』薮内清 編 朝日出版社
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前回のお話し
蓋天説とは。 ① 参照
◆「蓋天説」って何すか??(゚∀゚)
「蓋天説」は、古代中国人が「宇宙」というものを認識するのに使った考え方で、もともと古くから存在した「天円地方説」という、正方形の大地の上を、
丸い天(おそらく半球形)が覆っているという考え方を発展させたもので、前漢の時代(BC206~AC8)には主流の考え方だったそうです。
ですので、時代から言うと、我々東洋医学のバイブルである『黄帝内経』が成立した頃の時代は、「蓋天説」よりも前の「天円地方説」が主流だったんじゃないかと思います。
「蓋天説」は戦国末期から前漢初期(BC2世紀頃)に著されたとされる、中国最古の数学書と言われる『周髀算経』下巻に詳述されており、
「蓋天説」のことを「周髀説」ともいうそうです。
因みに『周髀算経』では、3.14に近似の円周率や、ピタゴラスの三平方の定理や、ユークリッド幾何学に含まれる内容の記述があり、当時の中国の数学の水準の高さが分かる書なんだとか。(゜o゜)
「髀」というのは地面に垂直に立てた棒(gnomon:ノーモン、あるいは”表”というらしい)のことで、これの影の長さを観察し、ピタゴラスの定理を使うことで、
天地の大きさを算出したそうです。
(”周髀”ってのは周の時代の髀、って意味らしいね。)
蓋天説を図示したものでは、こちらのサイト様の説明が大変分かりやすかったです。
因みにこの時に、ノーモン(髀)の影の長さを測る尺度のことを「圭(けい)」といい、土に圭を設定して観測するので、「土圭(とけい)」ともいい、
これが「時計」の語源であるそうです。(゜o゜)
因みに因みに、蓋天説にも、『周髀算経』の上巻にある、天と地が平面で並行である第一次蓋天説と、下巻にある、天と地が並行であるけれども、
どちらも中心が隆起した曲面であるという第二次蓋天説があるらしいです。
大宇宙に天地があるように、小宇宙である人身にも天地があり、天には蓋のようなものが存在し、その上を太陽が同心円状に動き、上から大地を照らしたり、
雨を降らしたりするのではないか、という素朴な考え方が、人体の生理の認識にも反映されている訳ですね。
蔵象学的な肺の臓と心の臓に対する原初的な理解には、こういう考え方も背景にあったことでしょう。
アルカイックと斬ってしまえばそれまでだけど、なかなかユニークですな☆(゚∀゚)
・・・ついでなんで、中国の天文学、宇宙論である「渾天説」「宣夜説」、そしてその後の歴史にも触れておきます。
続く
【参考文献】
『中国古代天文学簡史 日訳版』浅見遼訳 近代出版
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2019.05.23
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こないだ、順天堂の東医研で「臓腑経絡学 肺」を講義しました。
『臓腑経絡学』を語るのは、オフィシャルでもアンオフィシャルでも、20代の頃から数えたら、もう何度目か分からないくらい語っています。
それでも、講義する度に新たな発見や疑問点、問題点が出てくる、かなり奥が深い学問だと思います。
臓腑経絡学の言う「肺の臓」には、”華蓋(かがい、はながさ)”という、別名というか考え方が紹介されている。
以前に書いたが、肺の臓は、”大葉として前三葉、後ろ三葉、小葉として左右二葉”の、八葉の葉っぱのような形が、”気管九節”に連なっているという、
現代の解剖学の常識からすればかなり奇妙な「蔵象図」として、”八葉蓮華”という言い方で表現される。
8枚の葉っぱで構成された、蓮の花をひっくり返したような形をした臓器が、五臓六腑の最も上に位置し、上がってきた気を下げる働き(粛降の働き)を持っている、と説く。
その他の詳細は 「肺」って何ですか?(その12) 参照
〇
ここで、古代中国の宇宙論である「蓋天説」が思い浮かぶ。
(・・・というか、こないだ喋ってて、ふと思い浮かんだ。(゚∀゚))
古代中国の宇宙論には、有名なものとして「蓋天説」「渾天説」の二つがあり、マイナーな説として「宣夜説」がある。
ちょうどいい機会だし、これまで、このブログでもあまり語って来なかった部分なので、古代中国の宇宙論に、ここらでザーッと触れておきます。
人体を小宇宙(ミクロコスモス)と考え、大自然、大宇宙(マクロコスモス)との大調和(整体観、天人合一)をもって平人(健康人)と考えるこの医学は、
原初の段階から古代中国人の宇宙論の影響を多分に受けています。
その辺をちょっと掘り下げときましょう。
続く
【参考文献】
『中国古代天文学簡史 日訳版』浅見遼訳 近代出版
『中国天文学研究』小沢賢二著 汲古書院
『東洋天文学史論叢』能田忠亮著 恒星社
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2019.05.22
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先日、開業して10年経ってようやく清明院のオフィシャルなメールアドレスを、独自ドメインのものに変えました。。。
それまではヤフーのフリーメールアドレス。(苦笑)
・・・なんかこれだと、企業としての信用がないんだそうです。
しかも、迷惑メールもたくさん来る。。。
しかも、ヤフーからのショッピングの宣伝がガンガン来る。。。
まあ以前からそのことはうっすらと知ってはいたんですが、もともとPCに疎く、そんなこと全く知らなかった私は、
「いやいや、鍼灸院の信用は治るか治らんかであって、アドレスのドメインの問題なんカンケーねえだろ!!」
とか思って、変えてきませんでした。(苦笑)
でも、今年は清明院も10周年だし、令和元年だし、なんか新しくしたいし、いい機会ってことで、新しいアドレスに変えました。
時代に阿ったワケであります!!(゚∀゚)
.comだの、.jpだの、いまだに違いがよく分かりませんが、まあ、患者さんはじめ、関係者の方々、今後は新アドレスをお願い致します。
(一応ブログでは迷惑メール防止で、公開しないでおきます。。。)
ドメインの解説に関してはこちらのサイト様が分かりやすかったです。
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2019.05.21
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これまでのお話し
◆また行きたい国、台湾。
僅か4泊ほどの研修でしたが、台湾の鍼灸の現状、台湾の歴史や雰囲気を知るには十分な内容だったと思います。
ここは中国とも共通していましたが、東洋医学、鍼灸漢方が「国民の医療」として庶民にしっかりと根付いており、鍼灸漢方をやっている先生方には、
国民の健康を守る立場としての、「医者」としての誇りと自信を大いに感じました。
日本の鍼灸師に、資格制度的には医師でこそないけど、自分も国民の健康を守る「医者」であると、「鍼医」としての自信と誇りを持って日々鍼を持っている先生がどのくらいいるだろうかと、改めて考えてしまいました。
日本との、大きな違いですね。
しかし、日本の鍼灸も、最高レベルになればもちろん学術では決して負けていない、教わることばかりでもない、とも思いましたね。
いつかそういう、向こうの最強とこっちの最強でのコラボイベントみたいなことが出来たら楽しいでしょうね☆(゚∀゚)
また今回も、研修先を紹介して下さった先生、通訳をしてくれた先生、旅程を組んでくれた先生には、感謝しかないです。<m(__)m>
彼らなしでは、今回の充実した研修はあり得ませんでした。。。
今回は、去年の中国と違って、移動距離を大幅に減らしたことも成功要因でした。
最初の計画段階では、台北だけでなく台中も見ようかとか、台南はどうかとか、そういう無茶な計画を立てようとしていましたが、初めて行く海外での、
旅先での移動時間は、極力短い方がいい。。。
その方が時間的、気分的に余裕があるし、移動疲れもない。
これは去年の中国で学びました。(苦笑)
いつかこのブログで、台南研修編、台中研修編が語れるといいですね。(^^)
今回、研修メンバーから
「海外移住するなら台湾だな。。。」
という意見が出るほど、台湾の雰囲気は素晴らしかったです。
今はネットがあるから、世界中の情報や映像や動画、現地の食べ物や洋服なんかまで、簡単に手に入りますが、やはり現地に行って、現地の人と話し、見て、感じてみないと分からないことは多いと感じましたね。
〇
・・・さて、中国台湾ときて、次は韓国ですかね。
この調子で、毎年GWを利用して、アジア圏、果ては世界の鍼灸、世界の伝統医学を見て回ろうと思っています。
(なんか一生かかりそうだけど。。。(苦笑))
あくまでも自分が毎日診ている、目の前の日本の患者さんのために、です。
おわり
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2019.05.20
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これまでのお話し
◆台湾の歴史に思いをいたす。
台湾(中華民国)という国に行くにあたっては、歴史をある程度知らなくてはいけないと、事前に研修メンバーといくらかの情報を共有しました。
・・・まあネット上に情報はいくらでもありますね。
台湾の歴史を語る上で外せない「霧社事件」を題材にした映画『セデック・バレ』はおススメです!!
まあ近年、韓国、北朝鮮、中国は露骨な反日教育、反日姿勢であり、台湾、その他多くのASEAN諸国は親日的、なんていうステレオタイプが広まっていますが、
本来は世界中の一つ一つの国と日本の間には、それなりの歴史ドラマがります。
そういうことを予め知った上で、その国に行くのと、全くの無知で、その国に行くのとでは違う。
僕はそのように考えています。
今回、初代総統である蒋介石の哀悼施設である中正記念堂や、道教、仏教の寺院にも訪れましたが、中正記念堂ではそのスケール感と、儀仗隊交代式の物々しさ、
寺院では台湾の人々の信仰の深さ、重さを感じました。
(俺はおみくじ引いたら凶出たけどネ。。。(T_T))
↑↑中正記念堂。
↑↑蒋介石像。「倫理」「民主」「科学」の3つのスローガン。
↑↑儀杖隊の気合い。
↑↑交代の時間まで、全く微動だにしません。。。
↑↑人でごった返す寺院。個人的には電光掲示板はやめて欲しかった。。。
↑↑圧倒的お供え物。
↑↑道教寺院での読経。女性なんですね。。。日本ではあまり聞けませんね。
〇
今回、研修メンバーの全員が台湾を気に入ったと思います。
人が優しい、なんか日本ぽい、飯が旨い。
今回は台北でしたが、台中と台南もいつか回ってみたいですね。
続く
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2019.05.19
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これまでのお話し
◆九份で、偶然大伯父の足跡に触れる
今回、観光も少ししました。
ミーハーなようですが、景色が『千と千尋の神隠し』に似ているということで話題になった九份に行ってみました。(笑)
(人がごった返しているので、そういう場所が嫌いな人には、正直あまりお勧めしません。。。)
ネットでは、この場所の雰囲気が『千と千尋の~』のモデルになったとか書かれているサイトもあるようですが、実際はまったく無関係のようです。(苦笑)
↑↑まあ確かに似てますね。
(そう騒がれてから、寄せにいったのかもしれません。。。)
暗くなる少し前の夕方、ここに着いて、海の見えるレストランで食事をしたのですが、そのレストランのテラスから、基隆(きんるい)市の港が見えました。
ここで鳥肌。( ゚Д゚)
基隆といえば、去年調べた、大東亜戦争で、フィリピンのルソン島で1945年の3月3日に戦死した大伯父が、1944年(昭和19年)の夏に、満州から移動する際に2日間立ち寄った港です。(゜o゜)
大伯父の人生 3 参照
↑↑手前から3つ目の岬の奥が基隆港だそうです。。。
今から70年以上前、21歳の大伯父が、死地に赴く直前に、ここに来ていたのか―、と思うと、現代、研修と観光で、まったく平和に台湾を訪れることが出来ることに、感謝しかないですね。
またこの基隆港は、戦後、二二八事件の際には死体の山になったという港でもあります。。。
ホント、戦争はやっちゃダメですね~。(~_~;)
続く
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2019.05.18
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これまでのお話し
◆3日目の午後は研修に。
故宮博物院を後にし、午後は再び鍼灸の研修へ。
有名な「董氏奇穴」と、鍼を真っ赤に焼いて刺鍼する「火鍼」の使い手である郭威均先生の診療所へ。
↑↑郭先生の病院の看板。
台湾で街を歩くと、そこら中にこのような「中醫診所」の看板があり、庶民のインフラとして東洋医学が根付いていることがよく分かります。
日本でも、鍼灸院の看板はよく見かけますが、だからと言って台湾のように東洋医学が根付いているとは言い難いと思います。
大きな違いですね。
また今回は長庚記念病院や、溫崇凱先生のところと違い、臨床を見学するのではなく、講義と実技を聴講する形での研修です。
最初に、郭先生の治療方法である「董氏奇穴」を使った治療法に関して、スライドを使ってレクチャー。
董氏奇穴についてはこちら 参照
この辺のパワポを使った講義のやり方は、日本と同じですね。
郭先生は若く見えますが、50歳だそうです。
(わけえ~~(゜o゜))
太極拳で鍛えているんだとか。
(ぽいぽい~(*‘∀‘))
董氏鍼灸の創始者である董景昌先生(1916~1975)、その直弟子である楊維傑先生(在米)が世界的に大変有名で、董景昌先生は、代々医師の家系であり、
家伝で秘伝であった「董氏奇穴」を初めて公開した人物で、台湾鍼灸の第一人者として知られ、あの蒋介石の主侍医であったこと、カンボジアのヨロン前総統の脳卒中を、
5回の治療で完治させたエピソードなどで知られています。
(オオー(゜o゜))
説明を一通り聴いた後、我々の中からモデルを使って実技デモを見せて下さいました。
郭先生の鍼を受けた後の松田蓮山先生は・・・、
↑↑こんなことになりました。(゚∀゚)
・・・当初は講義と実技で2時間の予定だったのですが、ヒートアップして、終わったのは3時間半後でした。。。
パワフルな郭先生、大変ありがとうございました!!<m(__)m>
董氏奇穴、勉強してみたいと思います☆
続く
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(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
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2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
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2024年1月の活動記録2024.02.01
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2023年、鍼療納め!!2023.12.21
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12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
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第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!