東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: 問診

ハマるな~

2019.06.03

20190217_215550.JPG

 

 

 

清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!

 

 

募集内容の詳細はこちら!!

 

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ 

 

「エキテン」清明院サイト

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

いやー、今調べてる中国の宇宙論シリーズだが、ここから派生して色々調べていくと、おもしれーけどキリがねーーー。。。(~_~;)

 

 

気一元論、古代中国の神話の世界の話、物理学の話、数学の話、天文学の話、宋学の話、上天、上帝信仰の話、諸子百家における宇宙生成論、

 

宇宙開闢論などなど、調べれば調べるほどキリがない。。。

 

 

まあこういう百家争鳴の影響を受けながら、東洋医学というものも研究され、実践されてきたワケですね。

 

 

キリがない訳だ。

 

 

・・・けどまあ、古代中国の自然哲学は面白いし、意味もあるけど、冷静に考えて、僕らは常に現代日本でなしうる鍼灸の最高のパフォーマンスを追求していかなくてはいけない訳で、

 

何て言うか、冷静で客観的、現代的な視点が大事だと思いますね。

 

 

古典に臨床を合わせるのではなく、臨床を古典に合わせる姿勢ね。

 

 

蓮風先生から教わった、「臨床古典学」ってやつ。

 

 

西洋医学が、現代日本どころか世界の医療のメインストリームであることも当然踏まえた上で。

 

 

これ大事。

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルサイト

 

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

法事へ

2019.06.02

20190217_215624.JPG

 

 

 

清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!

 

 

募集内容の詳細はこちら!!

 

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ 

 

「エキテン」清明院サイト

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

日曜日は、群馬県前橋市へ。

 

 

4月に亡くなった祖父の、四十九日法要です。

 

祖父が逝く。   参照

 

 

四十九日については、以前書きました。

 

「四十九日」とは何か   参照

 

 

ついでに、いつものように悪友と飲んだくれです。。。

 

 

戦闘モードの東京から、群馬に帰ってくると、ホッとしますね。

 

 

心身を充電し、週明けからまたガンガン行きます!!!

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルサイト

 

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

中国の宇宙論 ⑥ 地動説との接触

2019.06.01

20190217_215713.JPG

 

 

 

清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!

 

 

募集内容の詳細はこちら!!

 

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ 

 

「エキテン」清明院サイト

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

これまでのお話し

 

 

中国の宇宙論 ① イントロ

中国の宇宙論 ② 蓋天説 

中国の宇宙論 ③ 渾天説

中国の宇宙論 ④ 宣夜説  

中国の宇宙論 ⑤ その他の説         参照

 

 

◆地動説との接触

 

 

古代から諸説紛々であった中国の宇宙論、まあ最終的には渾天説が最も支持を集めたようで、そのまま大きな変化はないまま、明代まで来たようです。

 

 

因みに、宇宙論に伴う日月星辰に関する学問(天文学)、暦に関する学問(暦法、運気論)、西洋の天文学に関しては、また長い話になってしまうので、

 

いつか書くことにして、ここでは立ち入りません。(^^;)

 

(まあそんなん書き出したらエライことになるー てかムリー 時間とお金があれば大学で一から教わりたいー )

 

 

明代に至って、あのコペルニクス(1473-1543)地動説地球球体説がイエズス会士によって中国に流入して、ようやく変更を迫られたようです。

 

 

渾天説では、水に浮かんだ大地を天球が取り囲んでおり、日月星辰はその天球上を絶え間なく動く、ということになっていましたが、地動説では大地そのものが動いている、

 

ということになり、話がまったく変わってきます。

 

 

しかし、『春秋』緯書である『元命苞』には「天左旋、地右動」とあり、『運斗枢』には「地動則見於天象」とあり、

 

「中国にはもともと地動説の考え方があった!!」

 

という説もあります。

 

(でもまあ、後出しじゃんけん感は否めない。。。)

 

 

また、公転の問題においても、『書経(尚書)』の緯書である『考霊曜』には

 

「・・・地常動不止・・・」

 

とか、

 

「・・・地体雖静而終日旋転・・・」

 

という記載もあるそうです。

 

 

また唐代の『開元占経』や、宋代の『太平御覧』にも、公転を示唆するような記載は見られるものの、歴史的にはあまり重視されてこなかったようです。

 

 

まあこのように、一見、メインストリームでない、マイナーな理論の中に、実は良いものがある、あるいは良いものどころかメインストリームよりも正しいものがある、

 

というのは、現代も同じですな。

 

 

自転公転説はともかく、地球球体説が、西洋では紀元前からあったのに対して、中国では天円地方論がメインであった、という違いは興味深いと思いますね。

 

 

 

天に対する意識、感覚が西洋と違うからではないか、と愚考しますが、どうなんでしょうね。。。

 

 

 

続く

 

 

 

 

【参考文献】

 

「蓋天説と渾天説の話」日本科学史学会

「梁武の蓋天説」山田慶児

Wikipedia「蓋天説」

『中国古代天文学簡史 日訳版』浅見遼訳 近代出版

『中国天文学研究』小沢賢二著 汲古書院

『東洋天文学史論叢』能田忠亮著 恒星社

『中国天文学・数学集』薮内清 編 朝日出版社

『古代中国の宇宙論』浅野裕一 岩波出版

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルサイト

 

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

2019年 6月の診療日時

2019.06.01

患者さん各位

 

清明院、2019年6月の診療日時です。

 

臨時休診日、休診時間等も、全てこちらに告知してあります。

 

御予約の際は、予めご参照下さい。

 

◆毎週日曜日は、外来診療、訪問診療とも、終日休診となります。

 

 

◆毎週月曜日は、外来診療のみ、終日休診となります。

 

(※往診事業部は稼働しておりますので、初診、再診のご予約、ご予約変更のお電話は受付可能です。)

 

◆5,12,19,26日(水)は、院長が東洋鍼灸専門学校にて講義のため、外来診療は14時~、17時半~、18時半~からの3枠のみの診療となります。

 

(14時~の枠が満床になった場合、15時~の枠を開放します。)

 

 

◆火曜から金曜まで(水曜を除く)は14時から17時まで、土曜日は14時から15時は昼休みとさせていただきます。

 

◆20日(木)は院長が順天堂大学医学部、東洋医学研究会参加のため、午後は17時半からの枠を最終とさせていただきます。

 

 

 

以上、診療時間外の活動等で、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

清明院 院長 竹下有

カチカチ病

2019.05.31

20190217_215450.JPG

 

 

 

 

清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!

 

 

募集内容の詳細はこちら!!

 

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ 

 

「エキテン」清明院サイト

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

患者さんに多い、「カチカチ病」

 

 

僕が勝手に名付けてるだけですが。(笑)

 

 

職場でカチカチ。

 

 

家でもカチカチ。

 

 

運動しない。

 

 

温度、湿度変化に体をさらさない。

 

 

効きすぎている空調により、夏は寒いところで仕事して、冬は暑いところで仕事してる。

 

 

結果、カチカチ病。

 

 

アトピー、リウマチなどのアレルギー疾患、癌、眩暈、婦人科疾患、精神科疾患、ほとんどこれ。

 

 

鍼はカチカチをゆるめる道具。

 

 

しかし、むやみやたらに打ったんじゃ、余計カチカチ。(゚∀゚)

 

 

どこまでゆるめるか、あえてゆるめ過ぎないか。

 

 

今日は泣く患者さんが多かった。。。

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルサイト

 

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

麻薬のような鍼 (∩´∀`)∩

2019.05.30

20190217_215322.JPG

 

 

 

清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!

 

 

募集内容の詳細はこちら!!

 

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ 

 

「エキテン」清明院サイト

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

清明院に通院中の、発育障害の4歳の患者さん。

 

 

ある日、ご機嫌ナナメ。

 

 

やたらにグズる。

 

 

・・・そこで、とあるところに鍼を翳す。

 

 

直後から、爆笑し始める。

 

 

爆笑の声が部屋からずーっと漏れている。

 

 

お母さん、この変化に、じゃっかん引く。(笑)

 

 

「なんか、麻薬でも打ったかのようです。。。」

 

とのこと。

 

 

 

 

またある日も、ご機嫌ナナメ。

 

 

来院するなり、何やらプンプン怒っている。

 

 

いつもなら、私が

 

「はい、舌を出して―」

 

と言うと

 

「ベー」

 

と出すけど、この日は無視。(苦笑)

 

 

・・・そこで、とあるところに鍼を翳す。

 

 

10分後、にっこり笑って自分から舌を出し、

 

「ベーーー」

 

とのこと。

 

 

お母さん、またじゃっかん引く。(笑)

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルサイト

 

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

トランプさんが来た。

2019.05.29

20190217_215345.JPG

 

 

 

清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!

 

 

募集内容の詳細はこちら!!

 

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ 

 

「エキテン」清明院サイト

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

こないだ、トランプさんが来ましたね。

 

 

安倍首相とゴルフに行ったり、炉端焼きに行ったり、相撲観戦に行ったりと、蜜月ぶりを内外、全世界にアピールしていましたね。(^^;)

 

 

・・・まあ、これは今に始まったことではなく、古くは中曽根さんとレーガン大統領の「ロン・ヤス関係」、小泉総理とブッシュ大統領の関係など、

 

自民党の日米蜜月アピールには、見慣れた感すらあります。

 

 

・・・うーん、ま、一回マジで殴り合ったことあるやつと、時間が経って仲良くなるってのは、良いことでもある。

 

 

一回マジでやって、負けちゃってんだから、あとは相手の力を利用活用して、残念ながら「力」が支配する国際社会の中で、出来るだけいいポジションをとっていくしかない。

 

 

現実論。

 

 

 

 

それはともかく、今回トランプさんがヘリでの移動に使った、六本木の米軍基地、赤坂プレスセンター(ハーディーバラックス)

 

 

・・・正直、ここの存在を忘れていたけど、今回、思い出してしまった。。。(~_~;)

 

 

wikiを見るとここは、2019年の2月に、港区長が返還要請を出したばかりだそうです。

 

(しかもこの活動は2004年から続けているとか。)

 

 

沖縄ばかりが話題になるけど、東京都内には7カ所の米軍基地があります。

 

 

日本には140の米軍施設があり、その面積は約10万ヘクタール(香川県の面積の約半分弱!!)です。

 

 

「赤坂プレスセンター」があるのは港区六本木、もちろん地価は日本最高峰、都内の庶民が、ある意味で憧れる居住地です。

 

(僕は六本木なんて、行ったことすらほとんどないけど・・・。(苦笑))

 

 

そんなところに米軍基地が。(~_~;)

 

(実は港区にはもう一つ米軍施設があります。)

 

 

これ、港区としては、全面返還を求めているんですよね。。。

 

 

それをアメリカはシカトどころか、大統領が使うっていうね。。。orz

 

 

因みに、オバマさんが広島の平和祈念公園に来た時も、わざわざ岩国基地を移動に使っていました。

 

 

トランプさんも、ああやって天皇陛下や首相と面会し、日本との蜜月をアピールしていますが、メディアではそのことを言うばっかりで、米軍基地である「赤坂プレスセンター」のことを、

 

米軍側の呼称である「ハーディーバラックス」という言い方で、サラッと報道していましたな。。。

 

 

トランプさんも、仲良しをアピールする一方で、あそこをわざわざ使って、日本人にどういうリアクションがあるか、試したのか何なのか。。。

 

 

はあ、もう70年以上、「アメリカの空」である東京の空を、ため息交じりに見上げてしまいますな。。。

 

 

赤坂プレスセンターは、六本木トンネルの上にあり、あっち方面に行く時に、けっこうあそこは通るんですよね。。。

 

 

今後、通るたびに思い出しちゃうなー、なんか。(*´Д`)

 

 

 

・・・まいーや、明日も鍼、頑張ります!!!

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルサイト

 

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

(一社)北辰会定例会&良導絡自律神経学会

2019.05.28

20190217_215243.JPG

 

 

 

清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!

 

 

募集内容の詳細はこちら!!

 

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ 

 

「エキテン」清明院サイト

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

5.26の日曜日は、高田馬場で行われた(一社)北辰会定例会東京会場に参加してきました!!

 

 

今回は朝から実技訓練「脈診・望診・取穴」。

 

 

先月と同じテーマでしたが、望診に爪甲診を入れ、取穴のテーマを前回の瘀血から湿熱、湿痰に変えて、蠡溝豊隆に変更しました。

 

「痰(たん)」「瘀血(おけつ)」について   参照

 

 

・・・まあ何と言っても、まずは

 

『胃の気の脈診』

 

『体表観察学』

 

『経穴解説』

 

の熟読から始まります。

 

(文字クリックで購入ページへ)

 

 

当たり前ですが、学術習得にはそれなりの時間、かかります。

 

 

学んですぐに出来るような浅薄なものではない。

 

 

でもそれだけ奥が深く、使いこなせるようになれば、素晴らしい世界が待っています。

 

 

ですので、たまに勘違いしているアンポンタンがいるけど、「難しいのが売り」というワケではない。

 

 

「難しくて高度で、でも素晴らしい世界を、誰でもが共有出来る、分かりやすい理論の次元に落とし込んで、それを時間をかけてじっくりと勉強している」ワケであります。

 

 

せっかく、良く晴れた爽やかな日曜日を潰して勉強に来たんですから、頑張って欲しいと思いますね。

 

 

午後は関東では久しぶりの「症例レポート」です。

 

 

今回は「伝統鍼灸 心月院」院長、坂井祐太先生による「健忘の一症例」です。

 

 

「健忘」などという症状を主訴として患者さんが来院するというのも、北辰会方式の鍼灸のいいところでありますね。

 

 

本来の伝統的な鍼灸医学というのは、全科疾患を治療してきました。

 

 

今回はフロアからたくさんの質問が出て、大変盛り上がりましたね。

 

 

たった一症例を、あらゆる角度からナンボでも深めることが出来る、これも北辰会方式の長所ですね。

 

 

終了後は、実は同じ日にお茶の水の順天堂医院で開催されていた「良導絡自律神経学会 東日本支部」の勉強会後の懇親会に参加してきました!!

 

 

以前このブログに書きましたが、実はこの日は、大阪から北辰会代表理事である藤本新風先生が見えて、特別講演を行っていました。

 

新風先生が良導絡の勉強会に!!   参照

 

 

こちらも非常に盛り上がったようで、良かったです。

 

 

良導絡と北辰会、患者さんに対して、全然違うアプローチの仕方だけど、どちらも効果が出ていることは確か。

 

 

和風先生と中谷先生のご縁もあるし、こういったコラボも面白いと思います。(゚∀゚)

 

 

懇親会では、良導絡の先生方のアツさ、元気さに触れて、面白かったです。

 

 

ご挨拶、名刺交換させていただいた良導絡の先生方、大変ありがとうございました!!<m(__)m>

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルサイト

 

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

中国の宇宙論 ⑤ その他の説

2019.05.27

20190217_215102.JPG

 

 

 

清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!

 

 

募集内容の詳細はこちら!!

 

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ 

 

「エキテン」清明院サイト

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

これまでのお話し

 

 

中国の宇宙論 ① イントロ

中国の宇宙論 ② 蓋天説 

中国の宇宙論 ③ 渾天説

中国の宇宙論 ④ 宣夜説     参照

 

 

◆その他の諸説

 

 

古代中国の宇宙論というと、これまで紹介してきた「蓋天説」「渾天説」「宣夜説」”三大宇宙論”なんて言われて有名なようです。

 

(とりわけ蓋天説渾天説ね)

 

 

でも、マイナーながら他にも諸説あったようです。

 

(まあ、そこまで評価に値するものではないようですが)

 

 

一応軽く触れておきます。

 

 

上記の三大宇宙論の後に出てきたのが「安天説(あんてんせつ)」「昕天説(けんてんせつ)」「穹天説(きゅうてんせつ)」の3つです。

 

 

まず、安天説は、東晋時代に虞喜(ぐき:281-356)が書いた『安天論』に、

 

「天も地も有形であるが無限の大きさを持ち、天体はそれぞれに固有の運動法則を持っている」

 

と説かれています。

 

 

虞喜という人物は、中国において「歳差」を発見した人物として有名です。

 

 

安天論の中には卓見もあったようですが、東洋医学者の間でも有名な、あの葛洪(261?-341?)に反駁され、多くの支持者を得られないまま廃れていったようです。

 

 

昕天説は三国時代、呉の姚信(ようしん)の説で、太陽の高さと気温の問題、夜の長さの問題を論じているが、これは完全に誤っているそうです。

 

(苦笑・・・ちなみにという見慣れない字ですが、これは朝、あるいは明らか、という意味を持っているそうです。)

 

 

穹天説も、虞喜の一派から派生したものであるが、これもさして評価に値するような論はないとのことです。。。

 

(苦笑・・・これもという見慣れない字ですが、これは大空、というほどの意味だそうです。)

 

 

ということで、やはり古代の宇宙論では現実の天体の位置を予測するのに役立った「渾天説」がチャンピオンになったということです。

 

 

古代中国人も日本人と同じように農耕民族。

 

 

天体の動きから暦や季節を予測するのは大変重要なことであったはずです。

 

 

やはり実際の現象を説明、理解するのに最も長けた説をとるのが普通であった訳ですね。

 

 

 

続く

 

 

 

 

【参考文献】

 

「蓋天説と渾天説の話」日本科学史学会

「梁武の蓋天説」山田慶児

Wikipedia「蓋天説」

『中国古代天文学簡史 日訳版』浅見遼訳 近代出版

『中国天文学研究』小沢賢二著 汲古書院

『東洋天文学史論叢』能田忠亮著 恒星社

『中国天文学・数学集』薮内清 編 朝日出版社

『古代中国の宇宙論』浅野裕一 岩波出版

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルサイト

 

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

中国の宇宙論 ④ 宣夜説

2019.05.26

20190217_215405.JPG

 

 

 

清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!

 

 

募集内容の詳細はこちら!!

 

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ 

 

「エキテン」清明院サイト

 

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

これまでのお話し

 

 

中国の宇宙論 ① イントロ

中国の宇宙論 ② 蓋天説   参照

 

 

◆「宣夜説」って何すか??(゚∀゚)

 

 

古代中国の宇宙論、最後は三大宇宙論の中では比較的マイナーな「宣夜説」であります!!

 

 

これはどういう論かというと、実はかなり今風です。

 

 

「天には形体が無く虚空である」

 

「天体は虚空の中に浮かんでおり、どこにも繋がれていないため、それぞれが固有の動きをする」

 

「天には果てがない」

 

「そこにある運動法則は”気”の動きで決まる」

 

 

などなど、これがもし発展深化していったら、現代の宇宙物理学と同じような結論に達していったんじゃないかと思われるような表現が出てきます。

 

 

後漢末期の蔡邕(さいよう 133-192)は、

 

「宣夜の説は、絶えて師法なし」

 

と述べ、この説の孤立的状況を伝えています。

 

 

しかしこの説は後漢よりも前、戦国時代にあの『荘子』「逍遥游萹」や、東晋時代に『列子』「湯門篇」にもみられます。

 

 

晋代(265-420)に著された『晋書』「天文志」や、三国時代の人物で宣夜論者だったとされる楊泉『物理論』における

 

「宇宙には気が満ちており、天地も星も気であり、その運動法則も気の動きによって決まる。」

 

という、僕らからすれば聞きなれた感のある「気一元論」が、やっぱり好きなんですがね。

 

 

しかし、この宣夜説は惜しくも発展せずに、歴史の陰に埋もれてしまいました。

 

 

漢代以降、中国の宇宙論は渾天説を中心に推移していったようです。

 

 

 

続く

 

 

 

 

【参考文献】

 

「蓋天説と渾天説の話」日本科学史学会

「梁武の蓋天説」山田慶児

Wikipedia「蓋天説」

『中国古代天文学簡史 日訳版』浅見遼訳 近代出版

『中国天文学研究』小沢賢二著 汲古書院

『東洋天文学史論叢』能田忠亮著 恒星社

『中国天文学・数学集』薮内清 編 朝日出版社

『古代中国の宇宙論』浅野裕一 岩波出版

 

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルサイト

 

 

清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿