東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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日本伝統鍼灸学会に参加してきました!! ②

2019.11.27

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前回のお話し

 

日本伝統鍼灸学会に参加してきました!! ①       参照

 

 

さて、1日目の開会式をサッと見た後は、小ホールに移って、学術部セミナーです。

 

 

一人目の登壇者は学術副部長である平地治美先生「医道における”医の倫理”」

 

 

平地先生は鍼灸師で薬剤師であり、鍼灸院と漢方薬局を開業され、千葉大の和漢診療科でもご活躍なさっている、大変高名な先生です。

 

千葉大学附属病院 和漢診療科にお邪魔してきました!!    参照

 

 

今回、学校の授業でもほとんど触れられることの無い、医の倫理の問題を、ヒポクラテスから中神琴渓まで、非常に分かり易くご講演下さいました。

 

(最後にまさかの麻原彰晃が出てきたのも良かったですね。(笑))

 

中神琴渓という人物

墓マイラー 7          参照

 

 

二人目は伝統鍼灸学会の副会長であり、学術部長の戸ヶ崎正男先生による「刺鍼施灸技術」

 

 

戸ヶ崎先生も、鍼灸院を開業しつつ、和ら会(やわらかい)という伝統鍼灸の研究会を主宰されている、大変高名な先生です。

 

 

私は今回、座長という立場で聴講させていただきました。

 

 

戸ヶ崎先生は、戦前から現在まで続く「経絡治療」という学派の主張の、見直しと改善を図ることが重要だと主張され、そのために、江戸期の鍼灸家の残した文献を調査し、

 

そこから、経絡治療に欠けているもの、積み残してきたものを浮き彫りにしようと試みておられます。

 

 

今回はその講演シリーズの第三回目ということで、再び多くの情報を提供していただきました。

 

 

先生がご提供くださった情報を参考に、これだけ東洋医学の国際化が進む中、やはり世界に打ち出すべき、

 

「真の日本伝統鍼灸とは何か」

 

ということを、今後もみんなで考えていく必要があると思います。

 

 

 

続く

 

 

 

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『中国医学と日本漢方』

2017.08.27

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最近、舘野正美(たてのまさみ)先生の『中国医学と日本漢方』を読み始めました。

 

 

すでに前半部分は読了しましたが、色々嬉しいことが書いてあります。

 

 

この本は前半後半の二部構成。

 

 

前半に二章、後半に二章。

 

 

それぞれ、医学、哲学の観点から、『呂氏春秋』、『易』、『吉益東洞』、『中神琴渓』という、重要な書籍や人物に触れて下さっています。

 

吉益東洞(よしますとうどう)について

中神琴渓という人物

「易」を勉強する意味 2    参照

 

『呂氏春秋』についても、そのうち紹介しましょう☆)

 

 

まだ前半部分を読んだだけだけど、先秦時代の医療の主役は鍼だったんじゃないかとか、気の停滞こそが病とか、自然治癒力思想、東洋医学特有の形而上学的世界観、

 

など、僕の好きな内容に触れてくれています。

 

 

”正美”という名前からして、美人な学者さんを一瞬想像しますが、いかつい「鬼軍曹」みたいな感じのルックスの、大学教授の先生です。

 

(アメフトのコーチもやってらっしゃるんだとか。。。( ゚Д゚))

 

 

後半もサクッと読みます☆

 

 

 

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千葉大学附属病院 和漢診療科にお邪魔してきました!!

2017.05.19

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昨日は、臨時に休診をいただいて、千葉大学附属病院の和漢診療科にお邪魔してきました!!

 

 

千葉大学には以前から「和漢診療科」という診療科があり、ここで医師と鍼灸師が協調しながら、患者さんの治療に当たっております。

 

千葉大学 和漢診療科 紹介ページ 参照

 

 

以前から気になっていたのですが、今回御縁があったので見学研修させていただくことになりました!!

 

 

朝の8時から30分勉強会。

 

 

大塚敬節先生のエピソードをまとめた『西荻医談』という著書を参加者で輪読していき、それをドクターが解説していきます。

 

 

この解説に、以前墓マイラーでも紹介したことのある名古屋玄医中神琴渓が出てきていたのが嬉しかったです。

 

大塚敬節を含む記事

中神琴渓を含む記事

名古屋玄医を含む記事     参照

 

 

ドクターと鍼灸師、薬剤師が一緒になってこういうことをやっているというのは、非常に良いことだと思いました。

 

 

10時からは診療開始。

 

 

ドクターの診療と、鍼灸師の先生の診療の両方を見学させていただきました。

 

 

印象的だったのは、両方とも、実によく患者さんの話を聞いているということと、電子カルテのオペレーションが非常に整っているということ。

 

 

やはり、ああいう大きな病院では必須なんでしょうが、電子カルテで、瞬時にリアルタイムで自分の担当患者がその日に何を訴え、

 

どういう処置をしたかが、その患者さんに関わる全員で共有できるようなシステムが整っており、そのインフラが機能するようなマンパワーも揃っている。

 

 

その電子データを基に、カンファレンスを行うのも非常にスムーズ。

 

 

これは正直、非常に羨ましかったですね。

 

 

また、かつては

 

「3時間待ちの3分診療」

 

とも揶揄された大学病院の診療体制の中で、非常に丁寧に患者さんの話をうかがう体制を整えているな、と思いました。

 

 

昼食は大学内の職員用の食堂で頂きましたが、どこに行っても、ロン毛に白衣は奇異な目で見られまくりますね。(笑)

 

 

昼食後、14時から教授の先生の回診とカンファレンスに参加。

 

 

やはり入院患者さんは重症が多いです。

 

 

でもまあ、私も長年往診をやってきたので、重症の患者さんは診慣れていますので、そういう意味での驚きや興奮はなかったですが、

 

教授の先生の診察を横で見ていて、あー自分も触りたい、この症例を一から診立てて鍼してみたい、という欲求がハンパじゃなかったです。(苦笑)

 

 

回診の後のカンファレンスも、電子データがあるために非常に分かりやすい。

 

 

会議室の壁をスクリーン代わりにして、プロジェクターで映写しながら、全員でそれを見ながら意見交換ができる。

 

 

病院ならではだな、と思ったのは、レントゲンなどの画像データも映写して、共有することが出来る点。

 

 

でもこれは、僕らも舌診なり顔面診では出来るはず。

 

 

東洋医学も、あれは出来るはずなんで、もっと電子化を進めるべきだと思いましたね。

 

 

その後、千葉大学の医学の6年生の学生さん達が鍼を体験する授業に参加。

 

 

医学部の学生さんが、

 

「スゲエ!」

 

とか、

 

「マジすか!」

 

とか、キャッキャ言いながら鍼を受ける姿に、

 

「あー、こういうの大事だナー。。。」

 

と思いました。

 

 

医師になる前の、まだ頭が柔らかい状態の時に、鍼灸や漢方などの東洋医学に触れてもらおう、という試みなんだそうです。

 

(素晴らしい!!)

 

 

そして最後は和漢診療科の鍼灸師同士での勉強会。

 

 

鍼灸師の先生がドイツの東洋医学の学会に参加したエピソードをお話しいただきました。

 

 

ヨーロッパでも、徐々に東洋医学は盛んになってきているようです。

 

 

今後、日本の東洋医学のレベルはどこまで上がるか。

 

 

今後、日本で、東洋医学が第一選択肢になる日は来るか。

 

 

色々考えさせられ、非常に有意義な1日でした。

 

 

 

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(社)北辰会2月本部基礎コース(補瀉、標本)

2011.02.21

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昨日、2月20日の日曜日は、大阪上本町で行われた、(社)北辰会本部基礎コースに参加してきました!!

 


今回は午前中は大ベテラン、大八木敏弘先生による、

「補瀉(ほしゃ)」

の講義。

 


そして午後は奥村裕一学術部長による講義

「標本(ひょうほん)」

のあと、本部講師である岡崎真也先生による講義

「選穴(せんけつ)」

という、鍼灸の臨床をやる上で欠かせない考え方を、ベテラン臨床家である講師の先生方から聞けるということで、久々に基礎コースに足を運んでみました。

 

・・・まあ、一般の方は聞き慣れないであろうこの3つ・・・。

 

どれも非常に重要な考え方です。

 

個人的には、奥村先生の講義の中で、江戸時代の名医、中神琴渓(なかがみきんけい)先生の症例を例に挙げて、「標本」を説明してらっしゃったのが印象に残りました。

 


中神琴渓についても、そのうち紹介したいと思います。

 


「標」と「本」については、以前このブログでも書きました。

カテゴリ「再分析」の重要性 参照

 

非常に重要な考え方です。

・・・「補瀉」「選穴」についても、患者さんが読んでも分かるぐらいの内容を、そのうち書こうと思いますです。

そして終わったあとは飲み会・・・。

 

今回の飲み会もなかなか濃かったです・・・。

 

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