東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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第54回、順天堂東医研で喋ってきました!

2023.08.18

 

 

 

 

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7.20(木)は、第54回、順天堂東医研で喋ってきました!!

 

 

今回の講師は私です。

 

 

講義テーマは「東洋医学的診断法① 弁証論治総論~八綱弁証」ということで、ついに新シリーズ突入です!!

 

 

順天堂東医研では、鍼灸担当の私も湯液担当の長瀬先生も、東洋医学の学理の基本を「中医学」に置いています。

 

(もちろん、だからと言って他の考え方に対して排他的であったり、やたらに批判的であることはないと付言しておきますし、そこは学生にもいつも注意しています。)

 

 

世界中でも、いまや東洋医学教育といえばほとんど「中医学」が採用されています。

 

 

これは、1949年に建国された現代の中国(中華人民共和国)が、1950年代以降、現在に至るまで、東洋医学専門の医師免許である「中医師」育成に採用し、世界中に一生懸命広めまくった結果であり、

 

それが実際に教育に使いやすく、それを学んだ医師が、医療現場で活躍出来るだけの内容を持っているから、でしょう。

 

 

その中医学の基本が「整体観」と「弁証論治」であります。

 

 

この辺の話に関しては、過去に何度も書いています。

 

カテゴリ「中医学」参照

 

 

1950年代に「弁証論治」という考え方を発表なさったのは、北京中医学院(日本で言えば東大医学部みたいなもん)の教授である任応秋先生(1914-1984)であり、

 

1970年代の日中国交正常化以降、この任応秋先生をいち早く日本に招いて、講演を企画したのが、当時の医師東洋医学研究会(現、日本東方医学会)谷美智士先生だったりします。

 

 

何やら、深い御縁を感じます。

 

 

ところで私が、清明院開業前に、職場の後輩や内輪の仲間相手に、夜な夜な、基礎中医学を一から講義していたなんてのは、実に20年以上前の話です。苦笑

 

 

でも20年経って、様々な経験を経て、私も喋り手として、臨床家として、かなりパワーアップしていると思います。

 

 

・・・さあこれから、中医学の基本中の基本となる各弁証法に関して、全てマルっと講義しようと思います。

 

 

基本というのは、何十年経っても変わりません。

 

 

永久保存版でいきます!

 

 

 

 

 

 

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第26回 日本病院総合診療医医学会に登壇してきました。

2023.03.06

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2.18(土)~19(日)の二日間、宇都宮で行われた第26回、日本病院総合診療医学会にて登壇させて頂きました!

 

 

今回の大会テーマは「DIAGNOSTIC EXCELLENCE 総合診療、これからの診断学」ということで、大会長の志水太郎先生が、日経メディカルのインタビューに

 

「診断学の未来を創る、歴史的2日間にしたい」

 

とまで仰っている本大会の末席に加えて頂いたことを、大変嬉しく思います。

 

 

時間枠は19日の最後、シンポジウム「東洋医学、とても役立つもう一つの診断学」というテーマで、いつもお世話になっている長崎の寺澤佳洋先生を座長に、

 

清明院初代研修医、三井記念病院の増田卓也先生との三人でやりました。

 

 

いわゆる日本漢方の中心的な考え方である「方証相対」と、中医学の基本的な考え方である「弁証論治」を、西洋医学の診断学における「System 1」「System 2」「Pivot and Cluster Strategy:PCS」と対比させながら説明する、という試みでした。

 

 

巷では、脈も舌も腹も診ずに、また「東洋医学的な問診」もかけずに、西洋医学的な病名や症状のみから、安易に漢方を処方したり、西洋医学的な治療が行き詰まっているからと言って、

 

「まあ漢方でも・・」

 

とか、

 

「漢方ぐらいしか・・」

 

と、いわゆる「病名漢方」「症状漢方」「でもしか漢方」みたいな出され方が横行し、挙句の果てにはその考え方で濫用されたエキス製剤が枯渇するとか、有害事象が発生するという事態に陥り、

 

生薬資源の無駄遣いが囁かれる現代日本において、こういうシンポジウムがなされたことは、大変喜ばしいことだと思います。

 

 

当初は、同時刻に別の会場でやっている講義も非常に強力であることから、100人くらい入る教室で、5人とかしか来なかったらどうしようか・・・、とか言っていたんですが、

 

意外と、数十人もの先生方に熱心に聴きに来ていただき、質問も活発に出て、講演後は多くの先生方と名刺交換し、学会後にメールのやりとりで繋がることが出来て、

 

やはりリアル開催の学会は良いなと、再認識しました。

 

 

今回は他にも、増田卓也先生は一般発表(Best of Best Abstracts)でも「東洋医学の臨床推論―診断学を駆使した弁証論治を目指して―」というタイトルで発表なさり、

 

清明院二代目研修医、丸山晃央先生はポスター発表で「東洋医学的なアプローチが奏功した9歳女性の起立調節障害の一例」を私と連名で発表なさり、

 

(一社)北辰会の小児科医である、和歌山の児玉和彦先生は初日の最後に「小児・青年期の診断」というテーマで御講演なさいました。

 

 

皆さん爆裂してて、最高でした。

 

 

私もこの業界に入って23年になりますが、医師の学会に朝からフルで参加したのは初めてのことで、何から何まで、大変刺激的でした。

 

 

やはり、本当に患者さんのことを考えるなら、東洋医学と西洋医学は積極的に組むべきですね。

 

 

多くの臨床医の、学会での姿に触れることが出来たのは、私にとって大変貴重な経験になりました。

 

 

この学会に登壇するのは去年の夏以来2回目なんですが、今年は他にも、西洋医学の学会で登壇することがありそうです。

 

 

まあこうやって、少しづつでも理解者を増やし、患者さんのために、組める人と組んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会関東支部定例会に参加してきました!

2023.02.03

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1.29(日)は、北辰会関東支部の定例会に参加してきました。

 

 

今回は本部から原元氣先生も見えて、再び丸1日実技、テーマは「腹診、原穴診、打鍼」という内容でした。

 

 

私は今回も1日指導。

 

 

腹診も原穴診も、打鍼も、やってないとうまくなりません。

 

 

しかも、原穴診の結果、腹診の結果、その他、あらゆる診察法の結果を頭の中で瞬時に纏め、最小限の処置で最大限の効果を得ようとするのが北辰会方式です。

 

 

勉強会で月に一回教わって、その時は「なるほどー」とか思っても、また次の日から全然違うことしかやってなかったら、絶対に身に付きませんね、こういったプロの技術というのは。

 

 

北辰会の全学術は、実際に病める患者さんを治すためのもの、鍼灸治療のプロのための学術です。

 

 

そして、膨大な古典や中医学の知見の中から、黎明期から考えたら50年くらいの時間をかけて実際に拾い上げて、日々の臨床で追試してみて、間違いなく使えると検証済みの診察法、治療法を教えています。

 

 

ぜひとも、しっかりと覚えて、多くの病める患者さんを救ってほしいと思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

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日本東方医学会「新・中医臨床カンファレンス」に参加してきました。

2023.02.02

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1.23(月)の夜は、日本東方医学会の分科会である「新・中医臨床カンファレンス」を視聴してきました!!

 

 

これは、参加者の先生(主に医師・鍼灸師)が自身の症例を1例持ち寄って、それに対して、考えられる中医学的な病因病理と証に関して、中医学専門のベテランの医師の先生が解説して下さるという、初級~中級の先生方にとっては非常にありがたい内容の講座です。

 

 

講師の先生方は以下の通り。

 

長瀬 眞彦 吉祥寺中医クリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事長
髙橋 博樹 東銀座タカハシクリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事
菅沼 栄  えみクリニック東大前 中医師 ・ 日本東方医学会 講師

 

 

どの先生も、現場の第一線で活躍されている、大変高名な先生方です。

 

 

日本東方医学会の現会長である長瀬眞彦先生も、駆け出しの頃、この講座で非常に勉強され、成長したと仰っておりました。

 

 

今回の症例は、高橋先生による

 

 

手掌を中心とした湿疹(掌蹠膿疱症)

 

という、往診治療中のご高齢の女性患者さんの症例でした。

 

 

なかなか改善しなかったこの病気が、漢方と栄養療法によって改善した、という症例でした。

 

 

中医学では湿疹ときたら、基本的には

 

「皮膚に熱が籠ってしまった状態」

 

と考え、その原因を追究し、治療を進めます。

 

 

我々北辰会の流儀では、さらにそのメカニズムまで細かく絞り込んで、ごく小数穴で治療にあたりますが、一般的な中医学的な治療では、考えられるメカニズムに対して、複数の方剤や、栄養療法も合わせてアプローチすることが多いようです。

 

 

解説にあたった先生方が、本症例の問題点を絞って解説して下さり、僕はある意味出る幕がありませんでしたが、経絡に関する着眼点に関して長瀬先生が振って下さったり、

 

オンラインなので、佐賀県の先生が参加されていて、近くの鍼灸の先生を紹介したり、なかなか有意義な時間となりました。

 

 

今回の症例は大ベテランの高橋先生の症例でしたが、難しい病気じゃなくていいし、治せなかった症例でも良いので、若い先生にこそ、ガンガン症例を出して欲しいですね。

 

 

ここは学会でもないし、小規模だし、少々勉強不足で恥かいたって、大したことないです。笑

 

 

まあ、何にしろそうですが、自分の症例を、自分の考えだけで完結させていると、うまくいっていても、うまくいっていなくても、自分に都合よく解釈し、知らず知らず、裸の王様になっていく危険性があります。

 

 

ある程度の熟練度を得るまでは、恥を忍んでせっせと発表し、諸先輩方の御批判、御指摘を積極的に仰ぐべきでしょう。

 

 

僕自身も、学会発表や論文化した症例以外にも、ボツになってお蔵入りになった症例も合わせたら、発表を企図してまとめた症例はこれまでに数十例はあると思います。

 

 

そういう意味でも、素晴らしい企画だと思います。

 

 

この講座は、毎月第4月曜の20:00~やるようです。

 

 

お申込みはこちらから、ご興味のある、全国の医師、鍼灸師、薬剤師の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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(一社)北辰会関東支部定例会に参加してきました。

2023.01.04

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12.18(日)に東京、高田馬場で行われた(一社)北辰会定例会に参加してきました!

 

 

テーマは今回も、打鍼実技。

 

 

前回同様、丸1日、中級班の指導をさせて頂き、皆さん大変熱心で感心しました。

 

 

まあ2022年はまだコロナ禍であり、4月の時点ではどうなるか怪しかったことから、対面の勉強会はまだプレスタート的な感じで、打鍼をテーマに実技指導を繰り返して来ましたが、

 

結果的に何度も実技をやることで、少しずつ触り方がうまくなってきていると思います。

 

 

打鍼についても、徐々にではありますが、上達を見ることが出来ました。

 

 

でも来年度に入って、もし他のテーマになって、打鍼を触らなくなったら・・・、ということだと思います。苦笑

 

 

 

・・・まあ、鍼灸というのは、そうやって少しずつでも、常にやんないと、いつまで経っても・・・、という技術ごとだと思います。

 

 

10年前、20年前と、体を同じ感じで触っているのに、感じ取っている内容、考えている内容は違う訳です。

 

 

また、同じように鍼を体に当てていても、そこで感じ取っている変化は違う訳です。

 

 

そういうものに、価値を置けるかどうか、なんでしょうね。

 

 

プロのスポーツ選手は、必ず定期的に、自分のフォームを少しずつでも改造したり、崩れていないかどうか客観的にチェックしてもらったりしています。

 

 

まあ北辰会が数十年続けている実技指導というのは、そういうものなんでしょう。

 

 

また今回は藤本新風代表が見えて、「補瀉論Ⅳ」という内容で、左右の回旋の補瀉手技を解説して下さいました。

 

 

今回は何故か左右の話なのにスクリーンの画面が左右反転して映し出されるというハプニングがありましたが(苦笑)、刺鍼の奥深さが伝わったんじゃないかと思います。

 

 

北辰会では補瀉手技に関しては細かく言わない、というのが蓮風先生の主張でしたが、それは中医学が言うような手技的な補瀉を踏まえた上での主張です。

 

 

その、蓮風先生が過去に踏まえた部分を、再度見つめ直し、踏まえ直す講義だと思いましたね。

 

 

結果的に今後、北辰会の刺鍼法はさらにブラッシュアップされることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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第46回 順天堂東医研に参加してきました。

2022.11.27

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11.17(木)の夜は、第46回の順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

今回の講師はいつもお世話になっている長瀬眞彦先生

 

 

テーマは

 

「冷えはつらいよ」

 

ということで、先生自身も悩まれている「冷え性」にフォーカスした内容でした。

 

 

「冷え」を東洋医学的に簡単に言えば、

 

1.気血の流れの停滞

 

2.気血の流れの不足

 

です。

 

 

気血(特に気)は、手足末梢まで、体の隅々まで温める作用(温煦作用)を持っているわけですが、これがうまく発揮できないと冷える訳です。

 

 

この症状で困っておられる患者さんは非常に多いです。

 

 

まあたまに「冷えは万病のもと」なんていう、極論的キャッチコピーを目にすることがありますが(苦笑)、万病とまでは言えなくても、冷えはあらゆる病の原因になり得ますし、あらゆる病を治りにくくさせる要因になり得るでしょう。

 

 

そういうものに、東洋医学(鍼灸・漢方)が効果を発揮します。

 

 

清明院でも、それが主訴じゃなくても、冷えを体質的に持っている患者さんを診ない日はありません。

 

 

私の少ない経験からも、以前はホッカイロが手放せなかったけど、今ではまったく冷えなくなったと仰るようになった症例は数多くあります。

 

 

今回は、長瀬先生の口訣も飛び出しつつ、「人参湯」の煎じ薬と、「呉茱萸湯」のエキス剤、両方の試飲会もやって、エキス剤ながらも、「呉茱萸湯」のパンチに皆さんやられていました。笑

 

 

呉茱萸湯に入っている「呉茱萸」という生薬は、以前植物園で生をかじったことがあるのですが、とんでもないです。

 

(笑・・・まあ、興味ある人はやってみて下さい。お勧めしませんが。。)

 

 

さて、次回の12.15(木)は、これまでの婦人科連続講義に続き、

 

 

「男性生理の問診」

 

「男性疾患で注目すべき体表所見」

 

という、性別シリーズでいきます!!

 

 

女性に女性生理があるならば、男性にも男性生理があります。

 

 

ここ、中医学では『男科学』として、非常に詳細に纏められております。

 

 

ハイブリッド開催になりますので、全国の医大生の皆さん、ぜひご参加ください☆(*‘∀‘)

 

 

 

お申込みはこちらから!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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日本東方医学会「新・中医臨床カンファレンス」に参加してきました。

2022.11.11

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10.24(月)の夜は、日本東方医学会の分科会である「新・中医臨床カンファレンス」を視聴してきました!!

 

 

これは、参加者の先生(主に医師・鍼灸師)が症例を1例持ち寄って、それに対して、考えられる中医学的な病因病理と証に関して、中医学専門のベテランの医師の先生が解説して下さるという、

 

初級~中級の先生方にとっては非常にありがたい内容の講座です。

 

 

講師の先生方は以下の通り。

 

長瀬 眞彦 吉祥寺中医クリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事長
髙橋 博樹 東銀座タカハシクリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事
菅沼 栄  えみクリニック東大前 中医師 ・ 日本東方医学会 講師

 

 

どの先生も、大変高名な先生方です。

 

 

東方医学会の現会長である長瀬眞彦先生も、駆け出しの頃、この講座で非常に勉強され、成長したと仰っておりました。

 

 

今回の症例は、鍼灸師の先生による

 

膝を中心とした全身の痛み

 

という、往診治療中のご高齢の女性患者さんの症例でした。

 

 

この患者さんは、上記以外にも、ポリオの後遺症であったり、様々な重篤な既往歴を持っておられる患者さんであり、鍼灸治療によって疼痛は改善傾向、という症例でした。

 

 

中医学では痛みときたら、大きく「不通即通」「不栄即通」と分類して考え、どちらなのか、あるいは両方であってもそのウエイトは?と考え、治療を進めます。

 

 

我々北辰会の流儀では、さらにそのメカニズムまで細かく絞り込んで、小数穴で治療にあたりますが、一般的な中医学的な治療では、考えられるメカニズムに対して、複数の方剤や、複数の経穴でアプローチすることが多いようです。

 

 

 

解説にあたった先生方が、本症例の問題点を絞って解説して下さり、僕はある意味出る幕がありませんでしたが、私自身の経験から、症例を公に出す際の注意点として、気付いた点をいくつかコメントさせて頂きました。

 

 

まあ何にしろそうですが、自分の症例を、自分の考えだけで完結させていると、うまくいっていても、うまくいっていなくても、自分に都合よく解釈し、裸の王様になっていく危険性があります。

 

 

ある程度の熟練度を得るまでは、恥を忍んでせっせと発表し、諸先輩方の御批判、御指摘を積極的に仰ぐべきですね。

 

 

僕自身も、学会発表や論文化した症例以外にも、ボツになってお蔵入りになった症例も合わせたら、発表を企図してまとめた症例はこれまで二数十例はあると思います。

 

 

そういう意味でも、素晴らしい企画だと思います。

 

 

この講座は、毎月第4月曜の20:00~やるようです。

 

 

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第12回 日本中医薬学会学術総会を視聴しました!

2022.10.18

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10.8(土)~10.9(日)の2日間にわたって行われた第12回、日本中医薬学会学術総会を視聴しました!

 

(OD配信があるので11.9(水)まで申し込み可能だそうです。)

 

 

今回印象的だったのは会頭の清水雅行先生による会頭講演「中西医結合治療でがん・難病に挑む」

 

 

講義の冒頭から、もともと心臓外科医だった清水先生が、40歳を過ぎて東洋医学を志したきっかけとなった、ハンパじゃないプライベートのエピソードから始まり、

 

ガンを中心に、とんでもない難病の症例をのっけから最後までずーっと提示して下さり、その圧倒的な臨床効果、臨床量に驚きました。

 

 

清水先生は、数年前に一度学会の後の懇親会で少しだけお話しさせて頂いたことがありますが、多くを語らない、寡黙で謙虚な先生、という印象でしたので、そこも意外でした。

 

 

・・・しかし、病院ならではの、重症オンパレードでした。

 

 

西洋医学的に難しい疾患に、次々に漢方と鍼灸で介入出来て、西洋医学で出来ないことをしたり、西洋医学の治療を補ったり。

 

 

また、清水先生ほどのレベルでも、せっかく経過が良かったのに、他の病院の医師に

 

「東洋医学的な治療は一切止めて下さい。」

 

と言われて手を引いた結果、すぐに亡くなってしまった患者さんのエピソードなど、なかなか考えさせられるものがありました。

 

 

日本でも、東洋医学への理解がもっともっと広まり、深まることを願ってやみませんね。。。

 

 

また、大分大学の医学部の学生さんの発表もあり、大学の講義の中に東洋医学(中医学)の講義があり、それを、指導教員の監修の元で、上級生が下級生に行うという試みもなされているようで、これまた印象的でしたし、順天堂でも出来そうかな、と少し思いました。笑

 

 

さらに今回は、この業界では知らない人はいない業界誌『中医臨床』の出版社である東洋学術出版社の初代社長である山本勝司氏の追悼講演もあり、悲しいけど、時代が変わっていくのを感じました。

 

 

『中医臨床』は、東洋医学に関する何かについて調べる時には絶対に外せない本ですし、現社長である井ノ上先生にも、大変お世話になっております。

 

 

この業界も、どこもかしこも世代交代ですね。

 

 

・・・それにしても、オンラインは便利です。

 

 

でも、本当は仙台まで行って、懇親会で多くの先生方と色々話せたら、もっと良かったのに、と思います。

 

 

 

コロナ、いい加減もう少しで5類になりそうな気配もありますが、さーて、どうなるんでしょうね。。。

 

 

 

 

 

 

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日本東方医学会「新・中医臨床カンファレンス」に参加してきました。

2022.09.29

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9.26(月)の夜は、いつもお世話になっている長瀬真彦会長にお声がけ頂き、日本東方医学会の分科会である「新・中医臨床カンファレンス」を視聴してきました!!

 

 

これは、参加者の先生(主に医師・鍼灸師)が症例を1例持ち寄って、それに対して、考えられる中医学的な病因病理と証に関して、中医学専門のベテランの医師の先生が解説して下さるという、

 

初級~中級の先生方にとっては非常にありがたい内容の講座です。

 

 

講師の先生方は以下の通り。

 

長瀬 眞彦 吉祥寺中医クリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事長
髙橋 博樹 東銀座タカハシクリニック 院長 ・ 日本東方医学会 理事
菅沼 栄  えみクリニック東大前 中医師 ・ 日本東方医学会 講師

 

 

どの先生も、大変高名な先生方です。

 

 

東方医学会の現会長である長瀬眞彦先生も、駆け出しの頃、この講座で非常に勉強され、成長したと仰っておりました。

 

 

今回の症例は、鍼灸師の先生による

 

大腸と右足のすねの内側からの出血、日中の倦怠感、16時頃からの微熱、不眠・中途覚醒

 

という、往診治療中のご高齢の女性患者さんの症例でした。

 

 

この患者さんは、上記以外にも、うつ病であったり、癌であったり、様々な重篤な既往歴を持っておられる患者さんであり、現状はどうにか改善傾向ではあるものの、対応に苦慮しておられる、という症例でした。

 

 

こういう症例に、駆け出しの先生が鍼灸単独で臨むというのは、ある意味非常に危険なことではありますが、私も在宅医療を20年以上やっていますので、

 

苦慮しながらも一生懸命やっている、また、こういう症例をこそやりたい、と考える気持ちはよく分かります。

 

 

しかし、その清らかな気持ちと同時に重要なのは、そもそも往診治療を成立させてくれている、同意書を書いて下さっている医師の先生との綿密なコミュニケーションや、

 

患者さんの服薬内容などの西洋医学的な処置にも複眼的に注意を払いながら、置かれている環境まで含めて患者さんを俯瞰で見て、「三方よし」で慎重に進める姿勢でしょう。

 

 

また、それと同時に、基礎中医学的な「出血」「発熱」のメカニズムをキチッと押さえながら、学術的に的確な弁証論治も進めないといけません。

 

 

解説の先生方が問題点を絞って解説して下さり、僕はある意味出る幕がありませんでしたが、私自身の経験から、症例を公に出す際の注意点として、気付いた点をいくつかコメントさせて頂きました。

 

 

まあ何にしろそうですが、自分の症例を、自分の考えだけで完結させていると、うまくいっていても、うまくいっていなくても、自分に都合よく解釈し、裸の王様になっていく危険性があります。

 

 

ある程度の熟練度を得るまでは、恥を忍んでせっせと発表し、諸先輩方の御批判、御指摘を積極的に仰ぐべきですね。

 

 

この講座は、毎月第4月曜の20:00~やるようです。

 

 

お申込みはこちらから、ご興味のある医師、鍼灸師、薬剤師の方はぜひ!!

 

 

 

 

 

 

 

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第37回、順天堂東医研を視聴しました!!

2022.02.01

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清明院では現在、求人募集しております。

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1.27(木)の夜は、第36回の順天堂東医研に参加してきました!!

 

 

今回の講師も、いつもお世話になっている吉祥寺中医クリニック院長の長瀬眞彦先生

 

 

講義の内容は

 

「六淫:内邪について 自分の内面をみてみると… 」

 

という内容。

 

 

以前このブログにも書きましたが、東洋医学には、西洋医学のように細菌やウイルス、細胞などという考え方はなく、独特な病因論があります。

 

 

それが「邪気」と呼ばれるものですね。

 

カテゴリ  邪気(発病因子)   参照

 

 

これは、主に自然界の極端な環境変化によって、外界から侵襲して来ると考えられる「外邪」と、様々な原因によって体内から発生する「内邪」とに分けられます。

 

 

外邪は中医学ではよく「六淫(りくいん)の外邪」と呼ばれて「風・寒・暑・湿・相・火」の6種類に分類され、それぞれに症状や病理、治療法が深く検討されています。

 

 

今話題のコロナウイルスなんかも、こういった考え方を応用して対処し、高い効果を得たという報告があったことは、すでに伝えた通りです。

 

新型コロナウイルス肺炎診療ガイドライン試行第8版(中華人民共和国国家衛生健康委員会弁公庁)日本語訳版

 

 

内邪については「内生五邪(ないせいごじゃ)」と呼ばれて「風・寒・熱・湿・燥」の5種類に分類されて、それぞれに症状や病理、治療法が検討されています。

 

(ここで、外邪も内邪も、性質はほとんど一緒であることは注目に値しますね。)

 

 

今回は上記のうちの「内生五邪」に関するお話。

 

 

暴飲暴食などの飲食の不摂生や、過度のストレス、睡眠不足などなど、日常生活における様々な要因によって、体内に「内邪」が発生すると、それに応じた症状、病変が起こってきます。

 

 

例えば、暴飲暴食から体内に「湿邪」が発生したとなると、湿邪性の症状や病変が起こることは勿論、外邪としての「湿邪」をも、感受しやすくなります。

 

 

それまでは大丈夫だったのに、曇りなどの湿気の多い日や、雨の日などには、鈍重感や鈍痛や痺れなど「湿邪」による病変を起こしやすくなります。

 

 

雨天前にこういった症状が強くなったという御経験のある方も多いでしょう。

 

 

中医学ではこれを、内と外の邪気が合わさってしまっている、という意味で「内外合邪(ないがいごうじゃ)」と言います。

 

 

これは場合によってはかなり危険で、急性の脳卒中や心筋梗塞などは、東洋医学的にはこういうメカニズムで発症することが少なくないです。

 

 

だから、その人に起こりうる病理を予測しておき、予め生活養生をし、内邪を作らないことが、あらゆる病気を予防することになる訳ですね。

 

 

今回も非常に分かり易い解説で、全国津々浦々の医大生の皆さんから、鋭い質問が乱れ飛んでいたのが印象的でした。

 

 

さて、次回は先日告知したように、2.24(木)19:00~21:00に行われる、

 

第三回 特別公開シンポジウム「東洋医学の学び方~伝統医学とどう向き合っていくか~」

 

です!!

 

 

今回は千葉大の和漢診療科の教授である並木隆雄先生をゲストにお招きして、いつもながら大変豪華な特別回となっております。

 

 

お申込みされた方には、事後のアーカイブ配信もありますので、当日視聴できない方もぜひご参加ください!!

 

 

お申し込みはこちらから、お早めにどうぞ!!

 

 

 

 

 

 

 

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