東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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病態説明と安心感と治療効果

2013.12.13

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東洋医学は「気」を動かす医学。

正しく動かすためには、正常な気の動きが

「どう崩れているのか」

「どの程度崩れているのか」

が分からないと(東洋医学的に分析できないと)、治療できない。

こういう論理的分析は非常に大事だが、それはこっちの問題。

たとえこれが出来てても、患者さんが納得していないと、実際は思うように動かない。

患者さんは、みんながみんな東洋医学のことを信じてくれている訳ではない。

一見、信じてくれてそうな人ほど、実は怪しかったりする。(苦笑)

とんでもない曲解や、誤解をしていたりする。

こういうものを丁寧に説明し、”ご安心”、”ご納得”いただいた上で、治療すると、気の動きがいいので、治療上有利。

何も媚びてる訳じゃない。

治療するのに有利だから、丁寧に丁寧に説明するのだ。

治療を進めていく上で、不安感が大きいと、動くものも動かないし、結果的に寒熱虚実を見誤ることにもなる。

なぜか。

・・・心主神明論。

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仏教医学のターミナル・ケア その2

2013.11.04

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前回のお話。

 


仏教医学のターミナル・ケア
 参照

 


では、続きいきます。

 

前回、『看病用心鈔』という本を紹介しました。

 


この本が著された時代は、鎌倉新興仏教が続々と誕生していた時代、つまり、日本史の教科書でお馴染み、

 

法然が浄土宗、栄西が臨済宗、親鸞が浄土真宗、道元が曹洞宗、日蓮が日蓮宗、一遍が時宗

 

を、それぞれ開いた時代でした。

 

(中学時代、覚えるの苦痛だった~~)

 

その時代に、浄土宗の第3祖である良忠という人物が書いたのが『看病用心鈔』です。

 

そこには、これから臨終を迎える人に対して、どのような環境を整えるのがよいか、どのように看病していったらよいかが、具体的に書かれております。

 

興味深いものをいくつか挙げてみると、

1.3人、末期では5人程度の”看病人”で看病しなさい。

2.看病人以外、特に妻子や身内は絶対に近づけないこと。

3.祈祷の禁止

4.遺書を書かせない

5.食べたいものは何かなどと聞いてはいけない

6.病人が見た夢の内容を必ず申告させる

7.ひたすら念仏を唱えさせる

8.病人を正しく導く
(心から回復を願って看病していることを理解させる、善悪の判断を正確にできるようにする、世の中や誰かを恨んだり、怒ったりしないこと)

などなど、とあります。

 


要するに、臨終を前にして、病人の心を乱さないように乱さないように、細心の注意を払え、ということです。

 


また、念仏で心が安定するかどうかは、現代人には分かりにくい感覚だと思いますが、この時代では非常に意味があったのだと思います。

 


庶民にとって、”簡単で単純な行”という意味で。

 

 

2.はちょっと意外ですよね。

 

最後の時に妻子が近くにいると、心が乱れるんでしょうかね。。。

 

・・・ん~、人によるような。(笑)

 

3.5.8.あたりは、非常に納得できます。

 


こういうことやりだすと、病人の心はかき乱され、かえって病状は悪化するというケースが、現実によくあると思います。

 


いつの時代も、「最後、どう死ぬか。」というのは、人間一人一人の大きなテーマだったはずです。

 

鎌倉時代は戦乱が各地で起こって、人心が不安な時代だったことでしょう。

 

だから多くの新興仏教を生んだ、とも考えられます。

 

そういう中で、病にかかり、それが不治であると分かった時、どうしたら安寧に極楽に逝けるか、そういう強い要望から生まれたのがこの本です。

参考にする価値があると思います。

 

 

◆参考文献

 

出帆新社『やさしい仏教医学』杉田暉道

 

 

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東洋医学的な病のメカニズム

2013.10.25

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清明院では、初診の問診が終わり、体表観察が終わった後、

「あなたの体の状態は”東洋医学的には”これこれこういう状態ですので、こういう治療方針で、こういう鍼をしていきます。」

という”しつこいぐらいの”説明を、必ずするように心がけている。

 


術者が、その患者さんの病の東洋医学的なメカニズムを、全く理解せずに鍼をすることは、大変危険だ。

 

例えるなら、目隠しして日本刀を振り回しているような。

 

全く動かし方を知らない人が、エンジンのかかった車の運転席に乗っているような。

 

地図を読めない人に、目的地まで案内してもらっているような。

 

そういう危険さ、不安感がある。

 

病の、東洋医学的なメカニズムのことを

「病因病理(びょういんびょうり)」

あるいは

「病因病機(びょういんびょうき)」

という。

 


これについては、以前書いた。

カテゴリ 「再分析」の重要性 参照

 


講義でそんな話をしていると、こないだ学生さんから、こんな質問を受けた。

「では病因病理は、可能な限り複雑な方がいいんでしょうか。」

と。

 

それはちょっと違う。

 

病気にもよると思うが、逆に、可能な限りシンプルな方が良いと思う。

 


複雑な病因病理の病もあれば、単純明快な病因病理の病もある。

 

丁寧な方がいいに越したことはないが、複雑なら複雑なほどいいかというと、それも違うのだ。

 


患者さんの病気に合わせて、「的確な」病因病理を構築すること。

 

出来るようになること。

 

 

 

・・・で、それを、「自分で理解、分析できる範囲で」動かすこと。

 

 


まずはこれが、東洋医学的な治療で良好な結果を得るための、近道だ。

 

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また台風が。。。

2013.10.19

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先日、大きな被害のあった台風26号。。。

(さらに…)

とある湿疹の患者さん

2013.09.08

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8月から見えている、とある湿疹の患者さん。

(さらに…)

不思議な現象が起こる(間質性肺炎と鍼)

2013.09.06

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今通院されている間質性肺炎の患者さん。

画像診断では、肺に黒い陰影があり、呼吸困難、咳といった症状が出ている。

初診時、

「病院では、多少は仕方ないって言われたんですけど、こういうのって、治るんでしょうか。。。」

と、不安顔。


「経験上、鍼灸治療をやってみる価値はあると思います。」

と冷静に返した僕。


患者さん、恐る恐る、

「じゃあ、ちょっとだけ試してみようかしら。。。」

と仰り、治療スタート。(笑)

初診の治療直後、呼吸が劇的に楽になる。

2診目、3診目と、徐々に徐々に咳が出なくなり、現在は呼吸苦を忘れていることもあるほど。

肺に黒い影があるのに、どうしてこんなに短期間で呼吸の状態が変化するのか。

鍼灸臨床の毎日には、よくこういう不思議なことが起こる。

いずれにせよ、病院、西洋医学にはできなかった仕事ができた、と思っている。

わずか一本の鍼で。

鍼はホントにスゴイ。

今度、病院の検査の結果が楽しみな症例。

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「鍼じゃヘルニアは治らねえよ!」

2013.08.16

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今回の夏休み中は、楽しいこともたくさんあった半面、何度か鍼灸に対する批判的な意見も聞いたので、ちょっと書いとこうかな、と思います。(笑)

まず一発目は、僕の友人の話。

この友人は旧友であり、長いこと連絡を取っていなかったのだが、今回の帰省で、久々に会った。

この春に、仕事の肉体的負荷から、坐骨神経痛を発症したとのこと。

あとで整形外科にてMRI検査の結果、腰のヘルニアだと分かったのだが、発症当時、本人はヘルニアだとは思わず、足の痺れがあることから、近所の鍼灸院を受診。

すると、なぜかそこの鍼の先生が、

「これは絶対にヘルニアじゃない、大丈夫、治る。」

と断言したので、その言葉を信じて3か月ほど、足の痺れている部分に鍼して灸して、さらにマッサージする治療に、「ほぼ毎日」治療に通った。

毎回の効果の判定や理学検査等の評価はほぼなく、治療院に行くとひたすら寝かされて鍼灸マッサージを患部にされるのみ、という感じだったそうだ。

そして、症状、全然よくならず。。。

不安がる友人に、その先生は経過中も、

「大丈夫、徐々に良くなるから。」

の一点張りで、具体的な説明はなし。

変わらない症状に、いよいよ不安に感じたので、「自主的に」総合病院を受診。

MRI検査の結果、「典型的なヘルニア」と診断。

・・・で、そのことを鍼灸院の先生に伝えると、悪びれる様子は全くなく、

「あー、よかったねえ、痺れの原因がはっきりして。じゃあ次回からはヘルニアの治療に切り替えるから。」

と、言われたそうだ。。。(絶句)

で、今度は腰回りに、同じように鍼、灸、マッサージ。

それでも全然症状が変わらないので、とうとう愛想をつかして、通院を自主的に辞めたんだそうだ。

・・・で、その友人曰く、

「鍼じゃヘルニアは治らねえよ!」

 

「鍼が嫌いになった。」


とのこと。

・・・悲しいことだが、この友人がそう思うのも無理はない。

僕としては、なぜ最初の段階で、その先生が、彼がヘルニアじゃないことを断言したのかが、不思議でしょうがない。

超能力者なんだろうか。

そもそも、西洋医学的な診断名をどうこう言う権利(診断権)は、我々にはない。

まして、髄核の形態的異常である腰部のヘルニアの有無を確定するには、画像診断(それもレントゲンではなく、個人病院にはまずない、MRIという機械での診断)は必須。

・・・これ、訴えられてもおかしくない事例だ。

実にため息の出る話だった。

因みに、僕(清明院)のこれまで経験した症例では、首でも腰でも、ヘルニアと診断名のついている痛み、神経痛が完全治癒(症状消失)した例や、

 

完治ではないけど、症状がかなり緩解、軽減した例、あるいは、治療したものの症状が不変であり、紹介状を書いて専門病院を紹介し、手術に至り、

 

結局よくなった例など、すべて経験があるが、おおよそ、ヘルニアと聞いたら、鍼灸治療が有効である可能性が高い、という印象をもっている。

だから、どうしても手術したくない患者さんにとっては、鍼灸治療をやる価値は非常に高いと思って、積極的にお勧めしている。

 

(ただし、一定期間やって、効果が薄かったら、別の治療なり、西洋医学的な治療をお勧めすることにしている。)

患者さんは、ある鍼の先生のところに行って治らないと、鍼そのものの評価を、その印象で十把一絡げに断じてしまう。

 

で、それを方々で吹張するだろう。

仕方のない話であるが、悔しい、悲しい話だ。

その友人も、こうなる前に、僕に一言相談してほしかった。。。

もちろんその友人には、その後きっちり鍼をし、これまで感じたことのなかったような直後効果を実感してもらいましたが、果たしてどうでしょうかね。。。

鍼灸への不信は、回復したんでしょうか。

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モンスター

2013.07.21

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毎日患者さんを診ていると、思わず天を仰ぐような事態に遭遇することがある。

(さらに…)

数値は一面的

2013.07.19

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こないだ、患者さんと交わした会話。

今年の5月から見えている、とある難病の患者さん。

「こないだ、定期検診に行ったら、持病の数値が悪化していました。。。」

とのこと。

しかし、症状自体は、鍼治療開始後、大幅に改善している。


「検査数値の取り扱いについては、担当の先生の御意見をよく聞いた方がいいけど、痛みが改善しているという事実は、素直に良いこととして受け止めた方がいいと思います。」

とお伝えし、励ました。


その患者さんも、これまでの経験(病院の医師の心無い言葉や、西洋医学的な治療での苦い思い出)から、そのことをよく分かっていらっしゃるようで、

「ホント、検査数値って何なんですかねえ。。。」

とおっしゃった。


検査数値と、自覚的な体の状態が一致しない、ということは、臨床現場ではたまに見かける。

僕は、西洋医学の、検査数値を計測し、それに基づいて診断したり、予後を考えるやり方について、別に、異論はない。

「あ、そう、君らの常識から言ったらそうなるわな。」

というぐらいのもんだ。

我々は、あくまでも東洋医学的に望聞問切、四診を使って判断する。


・・・で、我々なりに治療した結果、症状が取れて、ADL、QOLが上がったと、患者さん本人、周囲のご家族等が納得していれば、それでいんじゃないか?

それでも数値が悪化しているのは不安だから、どんな副作用があろうとも、”数値を正常化するための”西洋医学的な治療を行うかどうか、

というのは、患者さんや、ご家族の判断次第。

我々は側面からアドバイスすることしかできない。

現代医学の粋を集めた検査数値と言えども、生命の、ある部分を表現しているものに過ぎず、あまりにも絶対視し過ぎるのはどうかと思う。

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微動だにしない。

2013.06.24

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清明院には、いわゆる精神疾患の患者さんが多く見えております。

近年増加傾向であり、社会問題にもなっておりますが、こういった精神疾患は、当然ながら東洋医学でも、なかなか簡単なものではありません。


治療者側も、患者さん側も、大変根気がいるものが多いです。


まずは話をよーく伺い、そして体の歪みをよーく窺い、上手に上手に、丁寧に丁寧に、少しづつ、慎重に、バランスを整えていきます。


そうすると、少しづつ少しづつ、精神も整ってきます。


しかし、治療経過中、何らかの原因、例えば誰かから何かショックなことを言われたとか、急激にカゼをひいたりして、

大きく体調を崩したりしたのがきっかけで、患者さんからしてみたら、これまでの治療が台無しになったと思えるような、

心身の不調を感じることがあります。


こういう時、患者さんは激しく動揺するでしょう。


診療所内で泣き叫ばれたり、責めたてられることもあります。


そういう時、術者はどうするか。


・・・微動だにしません。


この場面、極めて大事です。

 

(と思っています。)

ここでキッチリと、今回、その患者さんのカラダに起こったことを丁寧に説明し、これまでの経過も丁寧に説明し、粛々と、冷静に、治療します。

 


ここで、昂ぶる患者さんの感情に引きずられると、絶対にうまくいきません。


経験上。

圧倒的な不安定に、治療者として対峙するならば、必要以上に安定していなくてはいけない。


ここでは、知識と経験が必要不可欠。

 

理屈だけじゃ実践できない。

 

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