東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「真寒仮熱」というケース

2013.10.01

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臨床をやっていると、時たま出会う、「真寒仮熱(しんかんかねつ)」という病態。。。

こないだ、北辰会の先生と話している中で、話題に出てきました。


患部を診ると、いかにも熱を持って、赤くて、腫れてて、どう見ても「熱」って感じ。

東洋医学的には、そういうものには「清熱法(せいねつほう)」という、言わば”冷やす”治療をするのがセオリーです。


しかし、そうすると非常に悪化するものがある。


あるいは、治らないものがある。

患部の状態が「熱」を示している、という判断に間違いはない。


しかし、その「熱」を起こさしめた本質は他にあり、それが、場合によってはある臓腑の冷え(陽虚)だったりする。


その場合、その臓腑が特定できれば、その臓腑の陽気をフォローするように治療する。


鍼でもいいけど、例えばお灸や温灸を使って。


そうすると患部の熱、炎症がグングンひいてくる。


そういう症例が、たまにある。


アトピーなどの皮膚炎や、リウマチなどの関節炎、慢性の頭痛とか、色々な病態で、見受けられる。


言うまでもなく、大事なのは消去法ではなく、正確な弁証。

 

主訴が明らかな熱証であっても、それと矛盾する、寒証を示す情報から目を逸らさないよう、厳に、気を付けるべき。

 

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関節にばい菌が入る

2013.07.11

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毎週、学校で講義をするため、真面目にせっせと資料をまとめております。(笑)

 

どうも僕の文字は読みにくいらしく、板書中心だと読めないといわれるので(苦笑)、パワーポイントという、最強の文明の利器に、頼りっきりであります。

 

ところで鍼灸では、全身あらゆる関節の痛みに対して、対応します。

 


関節痛には、スポーツによる使いすぎとか、加齢による変形のあるもの、痛風やリウマチなどなど、あらゆる疾患があります。

 

それらのほぼすべてを、鍼灸はカバーできると思っていますが、中には中途半端な腕で手を出したらコワいものもあります。

 


一つには、「化膿性関節炎」という病気。

 


これは、扁桃炎や膀胱炎、尿道炎など、体のある部分の感染巣から、ばい菌が血液に乗って、膝などの関節に”飛び火”したもので、一度感染を起こすと、

 

場合によってはガンガン炎症が進み、関節の中の組織を破壊します。

万が一、関節内が破壊され、まともに動かないようにまで破壊されてしまうと、なかなか元通りにはならないので、いわゆる”後遺症”が残ってしまいます。

これは、鍼灸でやる場合でも、相当腕達者の先生でないと難しいと思います。

また、大体からして、その患者さんの平素の状況を正確に把握してなかったら、こういう病態について、思いもつきません。


こういうのは、週に一回とかで、モタモタ治療しているわけにはいきませんから、治療間隔を詰めて、場合によっては、一日に何回も診る形で速攻勝負をかけて、

 

ダメなら病院に送った方がいい、という病態です。

抵抗力、抗菌力の低下した、糖尿病の患者さんや腎臓の透析中の患者さんでは意外と多く、注意が必要です。

こういうのをズバッと治せば、西洋医学からは奇跡と言われ、患者さんには感謝され、同業者からは羨望の眼差しで見られるでしょう。

しかし、ウデが及ばない、と判断したのであれば、絶対に請け負ってはいけません。

 


因みに、その判断すらつかない人は論外です。

 

大いなる不幸の元です。

 

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美容鍼灸さんからの紹介

2013.06.29

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こないだ、診療中に、とある電話が。。。

「こちら、美容鍼灸に特化した治療院なのですが、患者さんのご家族がリウマチなんだそうですが、そちらで治療は可能でしょうか?」

というお電話。。

 


もちろん即答で、

「対応できますよ!」

とお答えしました。


電話を切ってから、なるほどなー、今後はこういうケースもあるだろうなー、と思いました。


もともと清明院は、同業者から患者さんをご紹介いただくことはお陰様で非常に多いのですが、美容鍼灸さんから紹介が来たことは初めてです。


そもそも東洋医学、鍼灸治療というものは、蓮風先生がよくおっしゃるように、「全科者(ぜんかもの)」です。(笑)

一応、現代中医学でも、歴代の東洋医学の名医たちの書いた本でも、症状別、症候別にまとめてある場合が多いのですが、東洋医学は基本的には全身どんな症状でも、

 

老若男女、どの世代でも、対応できるセッティングになっています。

しかし現代では、ニーズが多様化、かつ細分化していることも事実です。

たとえば清明院に、美容鍼灸やってほしいから顔に鍼してくれ、と言ってこられても、対応できません。

それぞれのニーズに対して、各先生が自分なりにプロ意識をもって、徹底的に高度なものを追求していく。

中途半端なところは淘汰されていく。

東洋医学の本質とは違えど、今後はこういう風に住み分けがなされていくのかもしれませんね。。。

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「熱」を籠らせないこと

2013.05.13

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生きてれば「熱」を生じる。

死ねば冷たくなる。

だから「熱」を生じるのは生きてる証拠。

大いに熱を発し、それを大いに発散する。

これが生命の輝きに繋がる。

・・・でも、これが籠ると、問題が起こる。

籠る場所によって症状は千差万別。

現代の様々な病、癌、リウマチ、アトピー、各種の精神病、東洋医学的にはいずれもこの「熱がこもる」というメカニズムが関与していることが多い。

熱が身を焦がし、気血水を凝滞させ、病をなす。

そこで、籠らせないための工夫が必要。

運動のやり方、食生活、睡眠状況・・・。

改善しないと、色々と問題が起こる。

治療的には、「熱の発散経路」に目を向けることも重要。


生体を、オーバーヒートさせてはいけない。

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論文提出!!

2013.04.03

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去年の日本伝統鍼灸学会で発表させてもらった、「リウマチ性多発筋痛症」の症例。。。

(さらに…)

12月(社)北辰会本部臨床コース 内経気象学

2012.12.17

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昨日、12月16日(日)は、大阪、上本町にて開催された、(社)北辰会本部臨床コースに参加してきました!!

午前中は堀宏行先生による症例解説

「リウマチ様の関節痛」

でした。

この講義は、本部会員の千葉顕嗣先生による症例を、ベテラン講師である堀先生が、丁寧に解説するという内容で、

堀先生と千葉先生の問答から、学ぶべき内容が山ほど出てきます。

基礎的であっても、忘れていた内容もあり、僕も非常に勉強になりました。

まあ、我々にしてみれば、リウマチの関節痛に鍼灸が効く、ということは当たり前なのですが、一般の方は知らない方も多いのではないでしょうか。

たまに、

「リウマチって、鍼で楽になるんですか?」

という問い合わせをいただくことがありますし。。。(苦笑)

そして午後はこのブログにも何度か登場して下さっている橋本浩一先生による

「内経気象学~来年度の気象予測~」

でした。

内経気象学のパイオニアによる、東洋医学の考え方に基づいて、気象を予測するという、貴重な内容でした。

そして最後は島内薫先生による講義

「空間と方剤」

相変わらず、マニアックかつ鋭い内容。。。

島内先生の講義は、いつも一つ一つの言葉が、どこにも書いてないようなことばかりなので、大変勉強になります。

ちなみにかつて清明院に見えた、橋本先生と島内先生の仲良し写真。↓↓

(社)北辰会関東支部1月定例会 参照

で、終了後は、毎年大盛り上がりの、北辰会の忘年会(慰労会?)。

いつもながら、北辰会はスゴイパワーの人間の集まりだなあ、と再認識しますね。。。(苦笑)

・・・さ~て、あとは来週の大仕事、頑張りまっす!!!

(社)北辰会関東支部、年末代表特別講演!! 参照

 

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9月(社)北辰会本部臨床コース

2012.09.03

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昨日、9月2日の日曜日は、大阪、上本町で行われた、(社)北辰会本部臨床コースに参加してきました!!

今回は午前中は実技練習。

僕は「刺鍼クラス」でしたので、何人かで別室にて、普段あまり使わない「捻鍼(ねんしん)」という技術を油谷真空先生から学びました。

非常に貴重な機会で、今後、臨床でも大いに役立つことと思います。

午後は関東支部の支部長である尾崎真哉先生による症例レポート「悪心」でした。

なかなか難しい背景をもった患者さんの症例であり、支部長もずいぶん苦戦されたようでしたが、症状は見事に治しておられました。

この症例の患者さんは若い女性患者さんでした。

こういう、内科的な疾患にも、鍼灸で対応できるという事実が、もっと世の中に広まるといいな、と思います。

その後は私のほうから、今年の10月27、28と江戸川区で行われる、日本伝統鍼灸学会で発表する症例

「リウマチ性多発筋痛症と診断された足底痛の1症例」

を、予行演習も兼ねて発表させていただきました。

色々な先生方から、修正点等、ご指摘いただき、非常に勉強になりました。

これで本番でも落ち着いて発表できると思います。

そして最後は(社)北辰会代表理事、藤本蓮風先生による公開臨床。

いつもながら、素晴らしい技の数々・・・。

そして今回は、置鍼している間にあらかじめ会員から集めておいた質問に蓮風先生がその場で答える、という時間があり、

大雑把なものから、重箱の隅をつつくような細かい質問まで、様々な疑問にスパスパと、ハッキリと自分の考えを答える様子に、

あらためて先生の勉強量の膨大さを感じました。

見習わなくては。

そして、終わった後はお酒・・・。

今回は珍しいメンツでの呑みとなり、いつもとは違った雰囲気で最高でした。(笑)

充実の週末♪

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伝統鍼灸学会の症例

2012.08.29

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先週に引き続き、今週末も関西に行きます。

毎週毎週、関西に行きます。(苦笑)

勉強のために。

患者さんと、自分自身のために。

今週末の北辰会本部臨床コースは、もし時間が余れば、今年度私が「伝統鍼灸学会」にて発表する予定の症例を、

リハーサルも兼ねて発表させていただく予定です。

伝統鍼灸学会ホームページ 参照

本当は、去年発表する予定だったのですが、例の地震で延期になりまして、今年発表する流れになった次第です。

この症例は、2010年度に僕が本部で発表させていただいた、「リウマチ性多発筋痛症」という病気の症例であり、実は発表する日の前々日に祖母が亡くなっていたんですが、

 

葬式を欠席して発表したという、思い出深い症例です。

実践から理論
症例・・      参照

ちなみに僕が伝統鍼灸学会で発表させて頂くのは初めてで、デビュー戦なんですが(笑)、たまたまこの学会も40周年記念大会ということで、

なんだかキリが良くて、いいです。(笑)

まー、今日も忙しい・・・。

でも、明日も朝から晩までガンガン鍼します。

何か見えてくるはず。

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患者さんの声(30代男性、SLE:全身性エリテマトーデスに伴う諸症状)

2011.07.26

 

 

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

 

本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?

 

募集内容の詳細はこちら

 

 

 

 

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再び、「患者さんの声」をいただきましたので、紹介します!!


30代 男性 

症状:SLE(全身性エリテマトーデス)に伴う諸症状(全身の軋み感、震え、不安感、脱毛、疲れやすいetc..)

 
私は元々、仕事の関係で中国の上海に赴任をしていたのですが、過労とストレスで体調を壊してしまい、病院に担ぎ込まれた時の病名は、


SLE(全身性エリテマトーデス)
という膠原病(こうげんびょう)の一種である難病、とのことでした。

しかも同時に、その病気から来る腎炎も発病しており、もう少しで取り返しがつかなくなるところまで来ていました。

また、おそらくその頃は軽い鬱にもなっていたのではと思います。

 
約半年の入院を経て、何とか社会復帰をしたのですが、それでも難病だけあって西洋医学では根本的な治療法が無く、薬で一生コントロールしなければならないということで、

今後ずっと副作用に怯え、再発を恐れながら生活していくと想像しただけで非常に暗い気持ちになりました。

退院後も体調や精神状態はいまひとつな日々が続いていたのですが、その時に北辰会の鍼灸に出会いました。

 
その後、縁あって竹下先生の所にお世話になりだして約4カ月、今は週2回ほど通っています。

元々東洋医学には興味があったので、すんなり受け入れることが出来ました。

なんというか、自分の崩れたバランスが序々に戻っていくというような感覚にとらわれます。

仕事で疲れていても、鍼をしてもらって、帰る頃には何とも言えない心地よさがあります。

つらかった全身の軋みや震えも良くなってきており、脱毛も治まりました。

日常の生活でゆがんだ部分を矯正してもらっている感じです。

それは体だけでなく、精神的にも本当に効きます。

 
また、私はお医者様の人柄も重視していて、どんな名医と言われている人でも、人物を尊敬出来なければ長くは続きません。

よくありがちな、名声でもって慢心してしまわれている先生たちもおられます。

その点、竹下先生は人柄もさることながら勉強熱心で、常に向上心をもって患者の立場にたって自然体で接する姿勢にはとても信頼感があります。

 
今後に関しては、薬の服用は直ぐにはやめられないものの、鍼の治療と並行して、あせらず、体と心のバランスを整えていければと思っています。
 
世間には、鍼灸もたくさんの種類があり、何本も鍼をさして電気を流したり、グリグリと動かしたり、痛い治療もありますが、この清明院の治療は一撃必殺!

「本当にこれで効くの?」

と思うくらいですが、効果はお勧めです。

「鍼って痛いんじゃ?」


と誤解している人がいると思いますが、ほぼ無痛です。

薬で治らなくて困っている人がいたら是非紹介したいと思っています。

一人でも多くの人が苦しみから解放されれば何よりですので。。。

【清明院からコメント】


僕の人柄について、大変なお褒めの言葉をいただき恐縮なんですが、

「この医学そのものや、患者さんに対する姿勢、態度、取り組み方」

という、実は僕自身が”大前提として”非常に重要視している部分を評価いただいたことを、非常に嬉しく思います。

この方は、平成23年の2月から東京に転勤され、4月に初診にみえました。

それまでは関西の北辰会の先生の治療院で治療されていた患者さんです。

その先生の治療が非常によく効いていたこと、また、その先生との信頼関係がしっかりと出来ていたことから、

清明院での治療も、非常にスムーズに開始することが出来ました。

このSLEという病気は、有名な関節リウマチシェーグレン症候群と同じ種類の病気で、「自己免疫疾患※」と呼ばれます。

※外敵でなく自分の体の成分に対して免疫反応を生じるために発生してしまった病気のこと。

この類の病気は、西洋医学的には難治、難病として扱われることが少なくありません。

・・・とはいえ、我々東洋医学の立場では、弁証論治によって、養生指導をしながら、五臓六腑や経絡の寒熱虚実を整えるのみであります。

この症例では、「心肝気鬱(しんかんきうつ)>腎虚(じんきょ)」と証を立て、週2回の治療を徹底的に行った結果、

仕事をしながらであっても、上記のように非常に高い効果を上げることが出来た症例だと思います。

なお、この症例では、SLEに関する西洋医学的な検査数値も改善してきているようですので、また追っていいご報告が出来れば、とも思っております。

今後も、さらなる改善を目指して、治療を続行していきたいと考えております。

 

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経穴(ツボ)は治療ボタンにあらず

2011.06.01

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清明院の患者さんの中には、重症や、難病の患者さんもいる。


今日、とある往診の患者さん(高齢の女性)から言われた言葉。

「先生、こないだのツボ、よく効いたわ~。すごく楽だったわ~。またあそこにやって~。」

・・・この患者さんもかなりの重症。

リウマチ、狭心症、副腎不全、腎不全等々、西洋医学的な病名の宝庫のような患者さんだ。


西洋薬も、病院に言われるがままに、雪だるま式に増えていき、もう長いこと、15種類ぐらいの薬を飲み続けている。

それなのに、しょっちゅう心臓発作を起こしては、病院に入退院を繰り返していた。


往診を開始した時は小便がほとんど出ておらず、全身にきつい浮腫みと呼吸困難


慌てて治療して、苦心しながらも、何とか小便が通じ、呼吸困難、胸痛、動悸等の症状がやっとマシになってきた矢先に、この言葉。(苦笑)


患者さんの中には、

「〇〇の病気(症状)には〇〇というツボ!」

という認識で、経穴(ツボ)をとらえている人が少なくない。

 

それはどんな重症の患者さんでも同じだ。

 

・・・でもそれは間違っている。

「経穴(けいけつ)」って何ですか? 参照

 


同じツボでも一人一人、状態が違う。


同じ人の同じツボでも毎日毎日、状態が違う。


当然、同じ病名の人でも、ツボの状態は異なっている。


顔や声や体型や性格が一人一人違うように、同じ人でも時によって違うように、厳密にいえば、まったく同じツボは一つもないのだ。


それに対して、絶妙に合わせた鍼や灸をするから、結果的に正しく「気」が動き、結果として全身の陰陽、五臓六腑の調和がとれ、結果として、

 

ビックリするような効果が得られるのだ。

 


瞬間瞬間に合わせた治療をすることが大事なのだ。

 

ある病気や症状の時に、誰でも、いつでも、同じ経穴に、同じような反応があり、そこに同じような鍼をすれば同じような効果が得られるかというと、

 

それはとんでもない間違いだ。

 


ある症状が出ている時に劇的に効いたツボも、その症状が治まってしまえば、ツボの反応も治まり、同じように鍼をしたとしても、こないだのような効果は得られにくい。

 


僕も昔、こういう場面で、患者さんに言われるがままに、

「こないだやってよく効いたツボ」に、

「こないだやったように」

鍼をして、かえって悪化させた、苦い経験もある。

 

正確な診立てが出来ていない、ツボを正確に観察できていない証拠だ。

 

「こないだ」と「今この瞬間」では、もう同じツボではないのだ。

 


 

だから、冒頭の患者さんにはこう答えた。

「うん、またそのうちネ。(ニッコリ)」

・・・そして、「こないだの」とは違うツボに、「こないだの」ぐらい楽になるであろう、正しい治療をした。

 

P.S


誤解を招かないように付言しておきますが、前回の治療と同じツボを使うことも当然あります。

要は、治療するその瞬間における、最適な経穴の選択というのは、プロとしての判断で「この場合効かせやすいか、そうでないか」で決まるのであります。

要するに「経穴」、ツボは、治療ボタンではないのです。


「人間」、病人は、機械ではないのです。

「生命」、いのちは時々刻々と、個性的に変化流転しているもの、というのが、東洋医学の大前提なのです。

 

 

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