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いまだに、たま~に聞かれるこの質問。
「先生、”痩せる鍼”ってないんですか??」
・・・こないだ、かなり久しぶりに聞かれて、妙に懐かしい気持ちになってしまいました。
この業界に入った頃、患者さんから同じ質問をされ、
「よし、やってみましょう。」
なんていって、一生懸命患者さんの耳に鍼をしていた頃を思い出しました。(苦笑)
残念ながら、これで結果が出た、という経験はありませんでした。
(あっても、ごく一時的で、”ホントに鍼の効果だったのか?”と思うことなら何度かありましたが。)
・・・その後、僕の勉強も進み、今では答えは当然、
「ないっすよ。もしそれがあったら、この世に肥満の人なんていないと思いませんか?」
です。(笑)
そうするとさらに、
「じゃあどうすれば痩せれるんですか?」
と、ムキになって食い下がってくる人がいますが、これに対しても、
「今より運動するようにして、食べる量を減らせばいんじゃないですか?」
で終了です。(苦笑)
でもさらに、
「じゃあ何を食べれば!?」
ときたら、
「旬のものを、野菜中心にバランスよく食べたらいんじゃないでしょうか。」
だし、
「どんな運動を!?」
ときたら、
「無理なく、習慣的に何カ月も、何年も続けられるような、歩く、走る、泳ぐなどの有酸素系の無理のない全身運動がイイです。」
です。
まあこれって要は「自助努力の大事」という話しなんです。
いつまでたっても、サプリメント会社が、若くて美しいタレントさんを広告塔に使って「〇〇ダイエット!」とかCMを打ってますが、
ダイエットするのに鉄則があるとすれば、上記が究極だと思います。
若いタレントさんの体づくり、美容への自助努力のレベルは、生活がかかってる分、並みじゃないはずですよね。
普通のOLさんや主婦の方が、それと同じモチベーションでやろうと思ったら、相当な意識改革が必要になるでしょう。
まー、いつの時代もいる、誰にもある、「他力本願」という考え方に付け込んで、お金もうけをしようというヤカラに騙されないよう、気を付けましょう。
数年前に騒がれた、「耳の特定のツボに鍼をすると痩せる」という話は、僕は今ではあまり信じておらず、それよりも、病的な肥満や病的な痩せ(羸痩るいそう)の人には、
東洋医学的なキチッとした診断・治療が重要だ、という立場、考え方でおります。
標準体重よりも若干多いくらいなのに「痩せたい痩せたい!」と声高に騒ぐ方に対しては、「どうぞ。」と優しく微笑みかけるようにしています。(笑)
ちなみに、ここで変なカン違いをされないように付け加えておきますが、当然、最近の栄養補助食品やサプリメントの中にも、使い方によっては、
いいものはあると思っております。
僕はああいうものも、全否定する立場ではありません。
〇
鍼をしていて、患者さんの体重に変化があることはあります。
でもこれは、
「体重を減らしたり、増やしたりすることを目的とした鍼」
をした結果なのではなく、キチッと東洋医学の理論に基づいて、カラダをめぐる「気・血・津液・精・神」を動かし、五臓六腑の不調和を正した結果なのです。
消化機能が弱く、痩せ過ぎの人に食欲が出て、結果的に体重が増えてくることはあります。
ストレス食いで太り過ぎの人がドカ食いしなくなり、結果的に体重が減ってくることはあります。
東洋医学は医学であり、魔法ではないのです。
最近では、巷に掃いて捨てるほどある、「東洋医学」というものの「質」を上げようと思ったら、消費者である患者さん自身が賢くならないと。
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2012.09.06
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これまでのお話・・・
タバコと東洋医学
タバコと東洋医学(その2)
タバコと東洋医学(その3)
タバコと東洋医学(その4)
タバコと東洋医学(その5)
タバコと東洋医学(その6)
では、続きいきます!!
前回、禁煙した時に僕自身の身に起こった、様々な症状について書きました。
・・・で、なぜ、それらの症状が起こったのか、というお話です。
1.イライラ感
これについては、「肝の臓」のところでよく出てきましたが、伸び伸びとした自由な状態を好む「肝の臓」が、タバコという嗜好品を奪われたことにより、
欲求不満がたまって、機能失調を起こしたことが、一番大きいと思います。
肝の臓が機能失調を起こすと「易怒(いど)」といって、些細なことで怒りっぽくなったり、イライラしたりするようになります。
2.のぼせ感、頭に汗が出る、鼻血
コレは、タバコによって、深い呼吸をすることで、無理やり下げていた気が、下げられなくなったことによって、上半身に気が鬱滞して、
熱をこもらせ、これらの症状が出たものだと思います。
3.口内炎の多発
これも、2.と同じように、上半身(上焦)に気が鬱滞し、熱がこもった結果であろうと思います。
現代医学的には、唾液に含まれる抗菌物質の濃度が、喫煙者は煙の毒で刺激されるせいか、非喫煙者よりも高いようで、
このせいで口内炎が出来にくいという説もあるようです。
この論から言えば、煙を肺まで入れないのであれば、タバコはむしろ健康にいい、とも取れますが、この論には異論もあるようです。
4.痰が絡む
タバコをやめて、余計に痰が絡むなんて、信じられないようですが、ホントの話です。
実際に経験した人が言うんだから間違いない。苦笑
コレはタバコと東洋医学(その2)で述べた内容そのものです。
5.体重の増加
これについては、スススーッと、これまでにないペースで一気に増えてきたので、このまま80㎏、90㎏の、
メタボ中年のだらしない体になっていくんではないかと、正直焦りました。
人からは、タバコを吸えないストレスから、暴飲暴食になっているんじゃない?とか、よく言われましたが、僕はかつては、これを暴飲暴食と言わなかったら、
何を暴飲暴食というのか、という食生活でしたから、食生活自体は、以前よりも全然マシになっていると思います。
・・・にも関わらず、なぜ太るのか。
コレは、上記のように「肝の臓」の機能失調や、「痰」という邪気が助長されたことで、結果的に消化吸収機能が煙草をやめる前よりも、
うまく働かなくなった結果だと思います。
ですので、鍼灸と養生で、「肝の臓」を調整しつつ、「痰」や「のぼせ」を根気よく除去していくことで、徐々に徐々に普通の状態に戻ってきた、という印象です。
(これ正直、2年近くかかりました・・・。)
・・・まあこのように、長く続けてきたことを急にやめたら、色んなことが起こるというのは、タバコに限らず、よくある話です。
よく、痛み止めやステロイドで、何年も症状をごまかし続けていた患者さんが、一念発起して、急に廃薬しようとすると、一気に色んな症状が噴出することがありますが、
それと似たような現象なのかもしれません。
でも、その辛いリバウンドを乗り越えることが出来れば、次に進めるワケですから、やってみた方がいいとは思います。
タバコと東洋医学、ひとまず終わり。
これについてはまだ色々あるので、また気が向いたら、書き足すかもしれません♪
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2012.08.25
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これまでのお話・・・
タバコと東洋医学
タバコと東洋医学(その2)
タバコと東洋医学(その3)
では、続きいきます!!
前回、タバコの持つ「いい側面」として、あの独特の香り以外にも、深呼吸、ため息によるリラックス効果を挙げました。
「・・・てか、別にそれなら普通に深呼吸すりゃいいじゃん。。。」
と思う人が大勢を占めるでしょうが(苦笑)、そこはさておき、そういう効果、側面もあるよ、というお話でした。(爆)
喫煙することにより、自分の好きな香りでもって理気化湿醒脾しつつ、普段よりも深く吸い込み、普段よりも多く吐く、つまり胸膈や横隔膜を大きく動かす、
このことに意味があるのだと思います。
現代は「ストレス社会」と言われます。
患者さんを見ていると、ほぼ全員、なんと呼吸の浅いことか。
緊張すると、上半身全体が堅くなり、呼吸が浅くなります。
全身が緊張しますが、呼吸に関係する、上半身の筋肉が、特に柔軟性を失うわけです。
呼吸が浅くなって、胸式呼吸になると、精神的にもどんどん冷静さを失って、安定的な冷静な思考がしにくくなりますし、
身体的にも、上下の気血のバランスが崩れ、頭や首肩の異常、腰から下の異常の原因になります。
また、たくさん吐き、たくさん吸うことは、横隔膜という筋肉をストレッチする効果があります。
あそこがストレッチされると、胸部も上腹部も、非常に血行がよくなることは、よく知られています。
たいがいの喫煙者は、仕事等々で、神経を使って、緊張し、頭に気血が上ったのを、タバコで「無理やり」深呼吸と、
リラックス効果によって緩め、「無理やり」引き下げるのです。
不健康な方法だけど、仕方ないからそうしてる、という感じではないでしょうか。
以前、「三焦」や「道教」、「気功」について書いた時、「丹田(たんでん)」という言葉が出てきました。
ここは、東洋医学が非常に重視する場所です。
深呼吸すると、丹田、特に下丹田に気を集めやすくなります。
ここに気が集まると、精神は安定し、上下左右前後の気の偏在のバランスのとれた、心身ともに「いい状態」になります。
ここに気を集めるように意識した呼吸を「丹田呼吸」なんて呼んで、東洋医学、特に気功の分野では、非常に勧めております。
僕自身も臨床で、呼吸の浅さが顕著な患者さんには、よく勧めております。
あと、「ため息」についてですが、このため息のことを東洋医学では「太息(たいそく)」といいます。
これは次回。
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2012.08.20
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以前、乳製品は体にいい?(その5)に、読者の方からご質問をいただきましたので、近年急速に忌み嫌われるようになった、
「タバコ」というものについて書いておこうと思います。
コレ実は、現代医学的に考えても、諸説様々あって、なかなかつかみどころがないようです。
タバコといえば、肺ガンや肺気腫、心筋梗塞などのリスクを高め、百害あって一理ナシ、という考え方が大勢を占める一方で、
「大してリスクにならない、やめたストレスの方が有害だ。」
とか、
「むしろタバコは有益だ!」
という論もないことはないです。
事実、タバコをやめてから急速に体調が悪化した事例などもあるようで、本当のところはどうなんだろう、と思ってしまう部分も、ないではないです。
(ちなみに僕としては”どちらかというと有害”に一票であります。)
ただ、それより何より、今や、どこに行っても、あの臭いと煙を嫌う人が非常に多いことは事実。
愛煙家としては、非常に肩身が狭い時代です。
僕も以前はチェーンスモーカーでして、ある時そば屋に入って、一服つけたら、つけた瞬間に、少し離れた席のオバサマに、まるで殺人犯でも見るような、
嫌悪と憎悪に満ち満ちた目で執拗に睨まれたことがあります。(苦笑)
・・・まあ、
「公共の場ではほとんど吸えず、吸えたとしても、人様に迷惑をかける、嫌がられる可能性が極めて高い。」
という意味では、もう時代にそぐわない嗜好なんだろうな、と思います。
僕自身、以前はウルトラヘビースモーカー、かつチェーンスモーカーで、やめる前は1日に2、3箱吸っていました。(苦笑)
やめてもう2年近くなりますが、よく言う、
「メシがうまくなる」
だの、
「空気がうまいと感じる」
だの、
「体力が上がって、疲れにくくなった」
なんてのは、悪いけど1ミクロンも感じません。(爆)
アレは全部ウソです。
(少なくとも僕の場合は。)
むしろ、やめてから最初のうちは、後で説明しますが、一気に5kgくらい太った上に、キツイ痛みを伴う口内炎が、それまでになかった頻度と程度で次々に多発しまして、
なんと同時に5つぐらい出来たこともありまして、食事はおろか、講義や問診の際に喋りにくくなったりして、非常に苦しみました。
・・・この、実に謎めいたタバコというものを、東洋医学ではどのように考えるか。
長くなったからそれは次回。(笑)
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2012.08.02
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健康のために、毎日乳製品をとっている、という人は意外と少なくないのではないかと思います。
便秘など、なにか不快な症状や、体質的に問題を感じて、乳製品を積極的に摂り始めてから、それが改善した、という人については、結果的に
「あっている」
場合もある(そうでない場合もあるが)と思いますので、問診の時点でその情報をつかんでも、特に何も言いません。
しかし、牛乳やヨーグルトを積極的に摂るようになってから、何か不具合が起こった、という場合には、この”良かれと思ってやった”養生法が「間違っている」可能性を疑い、
場合によっては中止してもらうこともあります。
そもそも、
「牛乳などの乳製品が体にいい。」
というのは、どういった根拠なんでしょうか。
・・・まあ、一般的には、タンパク質、カルシウム、脂肪、必須アミノ酸などの栄養成分がバランス良く豊富に含まれるから、という話しが有名です。
しかしこれには、異論もあるようで、近年、「牛乳は体に悪い!」と主張する人がチラホラ出てきています。
(ネットを探せば、山ほど出てきますが、ちょっと偏っている論調が多いように思いますので、あえてここではリンクは張りません。)
また、何やら強硬に、
「あなたの体が悪いのは、全部乳製品のせいだ!!」
とかいう、カルト的なことを言う医療者もいるようです。
(苦笑・・・やめて治らなかったり、悪化したらどうやって責任取るんだろうか。。。)
・・・で、双方踏まえて、僕の意見としては、つまんないこと言うようだけど、
「なんでも、摂り過ぎはダメだよ。」
です。(笑)
僕の、患者さんへの食養生の多くはコレです。(爆)
どちらかというと、食の問題に、あまり神経質になり過ぎることの方が、かえって問題なんじゃないか、と考えております。
食は人間にとって、生命維持に欠かせない行為であると同時に、大事なストレス解消行為でもあります。
食べたいもの、摂りたいもので、なるべくなら旬のものをおいしく、バランス良く、品目豊富に適量摂る、というのが基本中の基本で、
あとは何か特別なものが極端に多くなったりしないように、というだけの話だと思います。
・・・ま、牛乳に関して付け加えるならば、「にわか東洋医学」ではよく、乳製品は体を冷やす冷やす、と言いますが、
牛乳というのは本来、牛のお母さんが、牛の赤ちゃんを育てるためのもの。
そんなに冷やす力が強かったら、牛の赤ちゃんは冷え切ってカチカチになって死んじゃいます。(苦笑)
場合によっては乳製品で、かえって熱がこもる面もあるのです。
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2012.07.31
2012.07.09
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昨日は、群馬の友人の結婚式だったので、土曜の夜から地元前橋へ帰省しておりました。
2012.07.05
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これまでのお話・・・
「肝(かん)」って何ですか?(その1)
「肝」って何ですか?(その2)
「肝」って何ですか?(その3)
「肝」って何ですか?(その4)
「肝」って何ですか?(その5)
「肝」って何ですか?(その6)
「肝」って何ですか?(その7)
「肝」って何ですか?(その8)
「肝」って何ですか?(その9)
「肝」って何ですか?(その10)
久々に「肝の臓」について、ちょっと書き足しておきます。
というのも、最近診た患者さんで、「肝」について改めて考えさせられ、そのことについて、
「この”「肝」って何ですか”シリーズに書いといたっけな・・・??」
と思ったので、久々にザーッと読み返してみると、書いていませんでした!(゜o゜)
・・・という訳で、久々に書き足します。
(笑・・・こういうことがすぐにパッと出来るのも、ブログの良さだね。)
◆「肝の臓」と「疲労」と「疲労感」
こないだ、こんな患者さんがみえました。
「カラダが重だるい、しんどい、もう年だから、もう年だから・・・。」
とおっしゃる男性。
・・・といっても、その方はまだ40代前半。
どう考えても年齢的には”言うほど”年ではないです。
見た目だってそんなに老けこんでいる様子もない。
でも、彼曰く、
「ストレスなんて関係ない。まったく関係ない。だって常にあるから。精神的には全く問題ない。ただ、年だから・・・。」
とおっしゃる。
この時点で分かるのは、
1.精神的なストレスに常にさらされている自覚はあるが、それと体の症状との因果関係を認めたくない。
2.疲労感、倦怠感を強く自覚しており、それを自身の年齢のせいだと思いこんでいる。
という2点です。
そりゃあ確かに、20代の頃と比べたら、体力的には落ちてて当たり前です。
でもそれを、どうとらえるかで、カラダに感じる感覚、自覚症状は全然違ってきます。
『黄帝内経(こうていだいけい)』の中の有名な言葉で、「肝は罷極(ひきょく)の本」という言葉があります。
(『黄帝内経素問』六節蔵象論(9))
この聞き慣れない”罷極”という言葉の意味については、最近、蓮風先生のブログにも出てきました。
要は、「罷極」とは「筋肉の疲労」のことであり、それと最も関係が深いのが「肝の臓」だよ、ということです。
ここでいう「疲労する」ということの定義は、何らかの作業により気血を消耗し、気血の停滞を生むことです。
その消耗や停滞を取り去り、疲労を回復させてくれるのが「肝の臓」の”疏泄(そせつ)作用”という働きであることは、すでに説明しました。
ここでさらに、実際の疲労の程度そのものと、自覚的な疲労”感”との関わりを考えた場合、ここにアンバランスが生じるのも、重要な病理であり、
これもやはり「肝の臓」と深く関わります。
つまり、肉体的には大して無理をしてないから、気血の消耗の程度や停滞の程度も軽いにも拘わらず、強い疲労感を覚えるのは、カラダに実際に起こっていることを「認知する」システムの異常か、
あるいは患者さん自身の表現力の無さや、あるいは単なる大げさか、ということを考えねばなりません。
長くなってきたので、次回に続く・・・。
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2012.03.31
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!