東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「俺は鍼灸なんて信じてねえから!」

2013.08.17

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昨日のブログ(
「鍼じゃヘルニアは治らねえよ」)といい、こういうのは鍼師からしたら嫌な話だけど、そういう声や現実から、目を背けていてはしょうがない。

キチッと向き合っていきましょう。


というわけで、今日は第2弾。


こないだ、とある呑みの席で、酔っぱらいが、

「俺は鍼灸なんて信じてねえから!」

と、突っかかってきた。


まあその場でいきなり飛び掛かってもよかったんだけど(笑)、そこはいい大人。

(まあ、僕は飲んでなかったし。)

 


「・・・へえ、何でですか?」

と問うと、

「背中が痛くて、病院に行ってもはっきりしないんで、近所の接骨院に行って鍼してもらったけど、そこの説明にも納得できないし、効果もない!だから俺は鍼灸なんて信じない!」

と、大変下品な、でかい声で、なんやかんやとまくしたてている。

 


赤い、不っ細工な顔して。


僕は内心、

「つーか、あんた誰だよ。その議論以前に、まず無礼にもほどがあるだろ。。」

と思いながら、黙って聞いていた。

こーゆー場は、気分悪いから、すぐに帰ってもよかったんだが、まあ、さらっと受け流して(ほぼ無視して)その場は終わったんだが、後から考えてたら、

 

だんだん腹立ってきたんで、ちょっと反論でも書いとこうかな、と思う。

(笑・・・まあ、こんなん相手にしても、とも思うが、腹立ったから仕方ない。)


そもそも、

自分が実際に受けて効かなかった→だから鍼灸を信じない

という考え方自体は、一定、筋が通っている。


その人が実際に受けた上でそう感じたんだから、気の毒だが、仕方ない面はある。


そういう人は、症状を取るために、粛々と鍼灸以外の治療法に活路を見出す、というのが普通だろう。


しかし、

自分が実際に受けて効かなかった→だから鍼灸医学、東洋医学は信じるに値しない程度のものだ!

と考えて、貶めるようなことを周囲に言うのは間違っている。


まして鍼灸師に言うなんて、ケンカ売ってる以外にどう取ったらいいのか、理解に苦しむ。


こういう人というのは、そもそも「鍼灸治療」というもの(前提)に対して、おそらく最初から事実誤認をしている。

鍼灸治療というのは、普通、「その先生個人の考え方に基づいて」なされているものである。

現代日本においては、東洋医学は、ある症状には、こう考えて、こういう鍼をしなさい、などという、西洋医学みたいなガイドラインなんていうものは存在しない。


ちょっと不勉強なんで分からないが、韓国や中国、全世界でも、それはそうなんじゃないだろうか。

各先生が、ある意味では好き勝手に、古典に基いたり、自分の師匠に教わったり、自分が独自に考えたやり方でやって、それなりに効果を上げている。

清明院(僕自身)もそう。

だから、

ある鍼灸院の鍼を受けて効かなかった
  ↓
「その先生のやり方、考え方、手法」が自分には効かなかった(合わなかった)

という理解が正確なんであって、

ある鍼灸院に行って治らなかった
  ↓
鍼灸治療では僕のこの症状は治せない
  ↓
鍼灸治療では他の人のこの症状も治せないはずだ
  ↓
鍼灸治療では〇〇は治らない
  ↓
したがって鍼灸治療は信じるに値しない、インチキ医療だ!


という理解(というか決めつけに基づく論理展開)は、正当でないと思う。

しかも何回かしか会ったことのない、鍼灸という仕事を誇りにして生きている事を伝え聞いているであろう人物に会ったときに、冒頭のような言葉が出るのは、

 

おそらく後者のような理解(というか誤解)を、固定観念としてお持ちなんじゃないだろうか。

(・・・ま、どーでもいいけど。)

それより何より、いくら年長者であっても、あんまり知らない人に対して、その人の生業を馬鹿にしたような言い方が出来てしまう、無礼千万な人間性に、

 

一大人として、無性に腹が立った。

ああいう人間は、知らず知らず無礼な態度、言動で周囲の人を怒らせ、それが自分に跳ね返り、ストレスになり、勝手に病気になっていくのだろう。

なんやかんや言いながら。

議論をするにしても、不毛になりやすいというか、議論したくない人間だ。

完全に論破されてても、どうせ最後は感情的になり、もの別れに終わったりするパターンだろうし、完全論破してねじ伏せても、何ら考え方、生き方は変わらないだろう。

坂本竜馬は言う。


議論などは、よほど重大なときでない限りしてはならぬと言い聞かせている。

もし議論に勝ったとしても、相手の名誉を奪うだけのことである。

通常、人間は議論に負けても自分の所論や生き方は変えぬ生きものだし、

負けたあと持つのは負けた恨みだけである。

『竜馬がゆく』(司馬遼太郎)より

この考え方に則って、あんなんでも「一応」知り合いなんで、関係悪化させないために、今後もシカトしようと思います。

・・・はー、しっかし、久々腹立ったわ。

東洋医学とか鍼灸治療というのは、数千年、当たり前にあり続ける、言いかえれば患者の支持を受け続ける、最古の医学、医術なんであって、

 

そもそも信じるとか信じないとかの対象ではないと、「僕は」思っています。

つまり東洋医学、鍼灸は素晴らしいのは常識であり、あとはその先生のやり方、考え方、手法が、その患者さんに合うか合わないか、だけの話なんです。

自分がどんな経験をしたかしらんけど、人様を貶めることはできません。

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脳卒中と鍼灸 その3

2013.06.01

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これまでのお話・・・

脳卒中と鍼灸 その1
脳卒中と鍼灸 その2

 


では続きいきます!

 

現代人にひっじょ~に増加傾向の「脳卒中」・・・。

これは、東洋医学でも2500年前に認識され、原因から治療方法まで、あれやこれやと模索されてきました。

・・・で、2500年分の膨大な情報を大体まとめると、原因としては、


1.精神的なストレス(特に急激な怒り)

2.飲食の不摂生(特に酒)

3.過労(特に過度のSEX)

4.急激な気温変化

だそうです。

結局、どんな病気も、根本原因は似たようなもんですな。(笑)

前回述べたように、東洋医学では「脳卒中」は最終的には主に「肝の臓」「胆の腑」の病、という風に認識するんですが、

 

それが成立するまでには「心の臓」「腎の臓」「火邪」「痰」「風邪」「瘀血」なんかも大きく関わります。


カテゴリ 肝・胆
カテゴリ 心・小腸
カテゴリ 腎・膀胱
カテゴリ 邪気(発病因子
) 参照

 


これらの臓腑の弱りや、各種の邪気が複雑に関わり合って体をいためているところに、さらにそれらが上記の1.~4.の4つの原因によって、

急激に助長され、成立するのが「脳卒中」という病なのです。

次回、これの具体的な症状とそのメカニズムを考えてみます。

 

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脳卒中と鍼灸 その1

2013.05.30

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近年、増え続ける脳卒中・・・。


昨日、学校で話した「頭痛」とも関わる、大変な病気です。

「頭痛」について喋ってきました!! 参照


また、実は僕自身も、脳疾患の多い家系だったりするんで、人ごとではない。(苦笑)


これに関して、こないだ、『NHKスペシャル』でも特集をやっていましたね。


番組サイトURL
↓↓
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0526/

 

・・・まあ、このブログに来るような人は、観た人も多いのではないでしょうか。

 


『NHKスペシャル』はいつもそうなんですが、大変スッキリとまとまっていて、分かりやすい内容でしたね。

 


以下に内容を要約すると、

1.脳卒中が増えているのは、人間の脳が急激に進化したからであり、脳が必要とする血液の量に対して、脳内の血管の強度がついていっていないから、

 

詰まったり、破れたりしてしまいやすく、正常な血液の流れが破綻しやすいからである。

2.血管が破綻しやすい直接の原因は「高血圧」であり、「高血圧」の原因としては、塩分の過剰摂取が影響として最も大きい。

3.また、肉食や炭水化物に偏った食生活も、血中の余分なコレステロール、中性脂肪などを高め、血管内壁に、”ゴミ”を詰まらせやすくする。

4.現代は塩も肉もその他の食糧も簡単に手に入り、本能的に持っている、塩分や食に対する欲望に歯止めがきかなくなることが、脳卒中増加の根本的要因。

5.いまだに狩猟を中心とした生活をしているアフリカの部族では、脳卒中は起こらない。

6.一度死んでしまった脳の神経細胞は復活しないため、リハビリでの回復にも限界があるので、再生医療の可能性が注目されている。

・・・という内容でした。

 


まあ、この内容については、大枠として、異論はないです。

 

意地悪な見方をすれば、ネット上の番組の感想なんかにも散見されるように、この番組の内容が降圧剤のステマ、最先端の西洋医学のプロパガンダに、

 

なってるっちゃあなってるようにも見えるけど、現代人の「欲望」、「我欲」に触れた部分は良かった。

 


・・・みんな捨てられないんですよ、「欲望」がネ。。。

 

そして、塩分にせよ、肉食にせよ、一度満たされてしまうと、それが忘れられず、また求めてしまう、遮断されると大きなストレスを生じる、

誤解を恐れず言えば、覚醒剤中毒と同じぐらい深刻な、現代人の「病理」が、脳卒中増加のバックボーンになってるワケです。

 

僕も、これまでの臨床経験で、色々な思い出、思い入れのある、この脳卒中というものについて、これから何回かに分けて、東洋医学、鍼灸家の立場から、

患者さんでも分かるように、なるべく簡単に書いてみたいと思います。

 

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GWに体調が崩れるのは何でか。

2013.05.08

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昨日から診療再開しておりますが、GW中に体調を崩した患者さんがチラホラ・・・。

何人かに聞かれました。

「なんで普段の無理から解放されて、休養したのに、体が悪くなるんですか?」

と。

 


普段僕から、

「無理し過ぎ~」

とか、

「休め休め~」

と言われている患者さんほど、こう思うはずです。

なぜ、こういう現象が起こるのでしょう。

これもまあ、人によって色々なんですが、そう言っちゃあつまんない。

暴飲暴食で、胃腸に負担をかけた人。

普段のストレスから解放されて、一気に緊張が緩み、それまでの疲れが表面化した人。

人と会いまくったり、旅行に出かけたりして、睡眠不足、移動疲れの人。


パターンとしては上記3つが多いですが、ここから派生する病態については、五臓六腑、内外の邪気、全て関わりますので、

一人一人に合わせて、慎重に戻さないといけません。


これら要は、なぜ起こるかと言えば、GW中の生活が、普段と違い過ぎるからです。

GW中の生活が普段と違い過ぎても、僕のように大して体に影響がない人というのは、相当丈夫なのです。


普段と休日とで、睡眠時間や食事等、基本的なサイクルに関しては、あまりギャップが出ないように注意せねばならないし、

精神的にも、普段のストレスを発散するように持っていかないといけません。


「GW中は、旦那と一緒にいたから疲れました。。。」

とか、

「GW中は、彼女と一緒だったから疲れました。。。」

というのは、不幸な話です。(苦笑)

幸せになりましょう。

 

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浮かすだけでは不十分な場合がある

2013.03.22

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生きてりゃ「熱」が発生する。

この「熱」が、正常に体外に発散されれば、一定の状態が保たれるから、なんの問題も起こらない。

ところが、何らかの原因で、これが体内に籠ると、マズイことが起こる。

過労も、飲食の不摂生も、精神的ストレスも、皮膚表面の冷えも、けっきょくこの「熱」を籠らせる結果となる。

それも、弱い部分(というか気の流れの悪い部分)に籠る。

どの病気でもそうなんだけど、特に難病の場合の、”籠った熱”、これが非常に怖い。

普通の患者さんよりも、より深く、場合によっては生命力に大きく関わる部分、つまり、皮膚や筋や骨よりも、臓腑に籠ることが多いからだ。

で、治療して、うまくやると、この籠った熱が”浮く”

”動じる”といった方がいいかもしれない。)

正気がしっかりとしていれば、ここで、発散、排泄する方向に、熱が散っていく方向に動く。

しかし、浮いただけで、発散、排泄もされず、散りもせず、そのまま、また深くに籠ることがある。

これを繰り返す場合がある。

これが大変。

こういう患者さんに、”胃腸のキツイ弱り”が重なっていたりすると、マズイ。

このカタチを作ってはいけない。

難病治療には、普段の養生、つまり、患者さんの病識、理解がと―――っても、大事。

先手先手を打っておかないと、ブレーキが壊れたダンプカーのように、凄い力で谷底に行ってしまう場合がある。

僕ふぜいのレベルでこういうものを相手にするには、患者さんの協力は必要不可欠。

チョットしたやつならともかく、難しいものになると、とても、

「俺が鍼で何とかしてやるから、任せとけ!」

は言えない。(苦笑)


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20代前半が大事

2013.03.16

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ここのところ立て続けに、20代の女性の初診患者さんが続いた。

(さらに…)

皮膚病考

2013.03.15

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清明院は、皮膚病の患者さんが多くみえる。

アトピー性皮膚炎はもちろん、尋常性疣贅やら、掌蹠膿疱症などといった、難しい疾患もあります。

東洋医学では、主に

「皮膚に籠った熱」

であったり、

「血が足らなかったり、巡らないために起こっている症状」

などと考え、対処しますので、西洋医学的な診断名は、参考にはしますが、それによって、東洋医学的な診断にはさほど影響しません。

あくまでも

「気を動かし、陰陽、五臓六腑のバランスを調整し、”治る力”を賦活化して、体質改善した結果、皮膚の炎症が治まる。」

という変化を狙うのみです。

皮膚病の患者さんは、この時期(季節の変わり目)、悪化する場合があります。

あまりにも皮膚の炎症が強くて、夜、睡眠中に無意識に掻き壊してしまって、出血して、その部分が痛い、とか、

あまりにも痒くて仕事にならない、という場合は、皮膚科に軟膏をもらって、症状を抑えることも選択肢の一つですし、

こちらから勧める場合もあります。

・・・で、たとえ症状のみ、無理に抑え込んだとしても、皮膚が落ち着いてる間に、根本原因である臓腑の弱りなりを調整する、

といった方法をとった方がいい場合もあります。

慢性の皮膚病をお持ちの患者さんにとって、”痒み”そのものが”ストレス”であり”不安要素”になってしまうし、”眠れない原因”になってしまって、

 

そのストレスや不安が、臓腑の機能を失調させ、鍼が効きにくくなる、という悪循環があるからです。


そんな感じで、慢性で難治性の皮膚疾患には、西洋医学の力も借りつつ、時間をかけて根気良く、やっとります。

東洋医学と、西洋医学は、もっと表立って、協力関係をとるべきだ。

患者さんのためにも、お互いのためにも。

 

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肺と疲労

2013.01.17

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咳や痰と言ったら、「肺の臓」の異常から起こっていることが多いです。

「肺」って何ですか?(その12) 参照

カゼを引くと、咳や痰がよく出ます。


患者さんが治療中にゲホゲホ咳をしていると、院内が何とも言えない空気感になりますね。

(THE 医療機関!って感じね。)


東洋医学では、肺と皮膚は関係が深い、と言います。

 

(『黄帝内経素問』痿論(44)「肺主身之皮毛.」)

 


皮膚が急激に冷やされた結果、「肺の臓」の気の流れが悪くなり、呼吸そのものや気道に、様々な症状が出る。


なんか、分かったような、分かんないような話。(苦笑)

でも実際、こういう考え方でイケるケースも、あります。


咳が出ると、患者さんは

「カゼを引いた、冷えた。」

と訴えます。


しかし、当然ながら、それをまったく鵜呑みにすると、上手くいかない場合がある。

年末年始の胃腸の弱り、年始からの仕事の多忙さによる睡眠不足等の疲労、ストレス、こういうものの方が、大きな原因になっていることがある。


特に、ベースにキツイ疲労があって、急に咳が出だしたような場合は、治療に工夫がいる。


咳など、急性の症状というのは、色々なことを教えてくれる。

 

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患者さんの声(20代女性 逆流性食道炎 眼瞼痙攣 頭痛 冷え症)

2012.12.30

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「患者さんの声」をいただきましたので、紹介します。

(さらに…)

鍼が起こす「感情の解放」

2012.12.27

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鍼をすると、患者さんに、思わぬ「感情的な変化」が起こることがある。

それも、その場で、だ。

これまで、鍼を抜きにいった時、ボロボロに泣いていた患者さんや、思い出し笑いが止まらなくなって、こらえ切れなくなって噴き出し、

爆笑し出した患者さんなど、思わぬ「感情の表出」をみることは少なくない。

・・・なぜ、こういうことが起こるのか。

大人になるとみんな、喜怒哀楽を抑え、場合によっては隠し、社会と折り合いを付けている。

それが過度になると、ストレスとなり、体に悪影響を与える。

「七情」まとめ 参照

抑えたら、どこかで発散しなくてはならないが、患者さんは、そういう場を持っていない、という人も多い。

そういう状況が長期化すると、多種多様な病気が形成される。

ほとんどの患者さんで、これが絡んでいる。

鍼が正しく打たれると、無理に抑えこんでいた”タガ”が外れたかのように、色々な感情が表出することがある。

これが、「夢」という形で表れる場合もある。

東洋医学的には、特に肝や肺が大きく関係するのだと思う。

 

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