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03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2020.04.28
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!
募集内容の詳細はこちら!!
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前回のコロナ対策記事から三週間、不本意ながら、またしてもこの記事を更新しなくてはならないようです。。。(~_~;)
政府の緊急事態宣言が出てから三週間、またしても有名人の感染、死亡のニュースがあり、テレビ番組もリモート出演だらけになって、街からも人が消えました。
↑↑これが先週のある日の午後の原宿、竹下通り。あり得ない。。。
(因みにこれが平時。)
僕は運動不足解消に、人の少ない竹下通りや歌舞伎町を、ほぼ毎日、往診用ママチャリで爆走しています。
(四頭筋筋肉痛です。)
緊急事態宣言以降、感染者数の変化はここ数日でやや減少、という感じで、専門家会議が言うように、抑制出来てはいるけど、予想ほどではない、と評価するか、
いやいや、PCRや抗体検査の絶対数をそもそも抑制してるんだから、こんな数字意味ない、ホントは無症状感染者だらけで医療崩壊は目前、と評価するか、
また微妙なところですね。。。
GW明けも、もし緊急事態宣言が延長されるなりして、このまま自粛自粛でいくと、今度は倒産する会社や、失業する人が日々増えていく、
という可能性も高いでしょう。
一体どこら辺が、経済面から見た活動自粛の限界点なんでしょうかね。
(その議論はあんまり聞かないね。)
また最近では、肺炎だけでなく、血栓病変が出るだの、水泡が出るだの、コロナの病態に関する情報もさらに錯綜し、カオス化してきている感じもあります。
まあどうであれ、一般人としては、防護服を着て無菌室に籠っている、ということは出来ないし、仕事を完全に止めたら生活していけないし、
補償制度がまだ不透明、不安定、不十分であり、しかも終わりが全く見えない状況である以上、各企業、各個人が、引き続き、出来る範囲で、
冷静に、最大限の感染対策をするしかないのでしょう。
こういう、不安で混乱状態の時、悲観論で不安を煽るのも違うし、楽観論で対策意識を下げるのも違う。
自分の考えと違う人を貶めるのも違う。
現時点で、清明院としてとっている対策を以下に示します。
(今後、感染拡大の動向に応じて、さらに強化、変更する可能性があります。)
1.スタッフ全員、マスク着用
(報道でよく言われているように、ウイルスに対するマスクの効果の程については熟知しておりますが、念のため、ということです。)
2.1日3回(朝昼晩)、窓を全開にして院内を換気。トイレは常に換気。診療中も換気扇は常時稼働。
(清明院はビルの6階フロアに1部屋のみであり、隣接した障害物は無く、風通しは最強です。(苦笑))
3.来院時、院の玄関にて全患者さんにエタノールで手指消毒していただく
(付き添いの方も含めて)
4.咳が出ている患者さんには、マスクを着用していただく
(出ていなくても、なるべく着用していただく)
5.院内のものをなるべく触らないようにご配慮いただく
6.往診事業部は、上着を患者さん宅の玄関前で脱ぎ、患者さん宅に着て入らない。
(それでも念のためにと、往診を一時中断している患者さんも多いですし、ほとんどの高齢者施設は現状、外部業者出入り禁止になっています。)
7.患者さんが出た後、治療室に次亜塩素酸水をスプレーで噴霧して、空間除菌。
(これも、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違いや、それぞれの効果のほどは熟知した上で、念のためにと、行っております。)
8.次亜塩素酸ナトリウム希釈液、エタノールにて、トイレ、患者さんの動線、手に触れるものをこまめに拭いて消毒
(もちろんながら、次亜塩素酸ナトリウムの取り扱いに関しては、重々注意しております。素手で触ったら皮膚溶けますし、空間に噴霧なんてしたら、逆に喉や目の粘膜を傷めます。)
9.受付に、万が一の飛沫感染対策の衝立を設置
↑↑前回よりもだいぶスタイリッシュになりました☆
10.気温も上がってきたので、診療中も共用スペースは窓を開けて換気
11.スタッフ間の距離を2mほど空ける(ソーシャルディスタンス)
12.キャッシュレス決済を導入
(↑↑まあこれは、ウイルス対策ってほどでもないんですが、現金を触るのが不安、という患者さんは多いです。)
13.治療時、フェイスガード着用
↑↑こんなことになりました。
14.院長以外の院内スタッフは全員衛生手袋を着用し、郵便物の梱包材は院内に持ち込ず、外で開梱する。
(院長も手指消毒を徹底)
15.ビルの入り口からエレベーターの中も、朝昼晩消毒、除菌。
16.院内三密を避けるため、スタッフの時短勤務。
今のところ、ここまでです。
(13.以降が今回の追加変更点)
・・・ま、今後も感染拡大の動向に応じて、柔軟に最適化、でいきます。
しかしどこまでやっても、感染リスクを完全にゼロにすることは難しいと思いますので、どうしても怖い、という患者さんは是非お電話ください。
出来る範囲でサポートいたします。
東洋医学では、こういう感染力の強い、体質素因に関係なく、罹患すると同じような病理変化を起こすウイルスや細菌のことを「疫癘(えきれい)の邪気」と言います。
有史以来、東洋医学でも、これとの闘いは、あらゆる書物に記されています。
韓国ドラマ 『チャングム』 『ホジュン』 でも、疫病の恐ろしさが描かれていましたね。
(↑↑Amazonプライムにリンク貼っときました。見てない人は今こそ見ましょう!!!ついでに『馬医』も!!)
チャングム、ホジュン、馬医を見た人には『第三病院』、『以心伝心』、『太陽人 イジェマ』もおすすめ!!
中国漢代の『傷寒論』、明代の『温病学』を見れば分かるように、「疫癘」はある意味、伝統医学が発展する呼び水でもあります。
今回の新型コロナウイルスも、中国では、鍼灸漢方と、気功や太極拳などの運動法と、西洋医学を組み合わせて、非常に高い効果を得た、という報告もあります。
(今回の騒動が結果的に中国伝統医学の発展に繋がるかはまだ分かりませんし、この情報の信憑性自体を疑う声もありますが)
私も、武漢で実際に新型コロナの治療にあたった中国の先生方や、海外の論文、今現在日本で治療にあたっておられる先生方から、出来る範囲で常に最新情報を仕入れています。
いずれにせよ、感染しないこと、万が一感染しても、無症状、軽症で経過し、抗体を得る、これが大事であり、そのためには東洋医学による「治る力」の最大化は重要、有用でしょう。
(とはいえ、やみくもに何か漢方を飲むとか、どっかのツボにお灸するとか、そんなんはダメですよ。)
こういう時こそ、言うまでもなく平生からの「養生力」が大事であり、手洗いうがいや手指消毒、三密を避けるなどの基本的なことに加えて、
時間と量と内容の適切な飲食
+
十分な睡眠
+
精神的ストレスを遠ざけること
+
適度な運動
これらが何より重要です☆
「治る力」を高めるには、心身の安定と、柔軟性の確保が何より大事なのであり、そのための方法論は人によって微妙に違いますから、特定の食品やサプリや飲料水を摂ったから大丈夫、ということはないです。
(騙されないように、冷静に。)
・・・ま、こないだも書きましたが、何しろ現状で確定している情報をもとに、冷静に、出来ることを、ですね。
終息しない疫病はありません。
(以下参考サイト)
【一般の方向け】
厚生労働省 「新型コロナウイルスに関するQ&A」(随時更新)
新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター(各都道府県)
【専門家の方向け】
市中病院で経験した、 人工呼吸器装着が必要であった重症 COVID-19 肺炎の感染対策、治療について(症例報告)
自衛隊中央病院 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」から搬送された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)104症例のまとめ
COVID-19 感染症に対する漢方治療の考え方 改訂第二版(金沢大学 小川恵子先生)
【緊急寄稿】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する漢方の役割(渡辺賢治ほか)
新型コロナウイルス肺炎診療ガイドライン第7版(中華人民共和国国家衛生健康委員会弁公庁)日本語訳版
新型コロナウイルス感染症の舌診について(医道の日本社 随時更新)
中国鍼灸学会「COVID-19のための鍼灸介入ガイドライン(第2版)」日本語訳版
広東省「肺炎1号方」に関して(広東省薬品監督管理局:中国語サイト)
2020.04.07
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前回のコロナ対策記事から二週間、不本意ながら、またこの記事を更新しなくてはならない情勢となってしまいました。。。(~_~;)
この二週間、有名人の感染、死亡のニュースや、首都圏ロックダウンの噂(チェーンメールも含む)などで、東京はもちろん、日本全国、ますます不安感が強まっています。
本日はついに政府から緊急事態宣言が出て、さらに緊迫感が高まっています。
ますます人の流れは鈍化するでしょう。
今にもオーバーシュート(感染爆発)、医療崩壊と、欧米のような状況になるのではないか、と強く懸念する声がある一方で、なぜか日本は感染者数の増え方が少ない、
要因は何なんだ、BCGか?衛生観念の高さか??とか、いやいや、たまたまだろう、まだこれからなだけだろう、という議論もあったりします。
また一方で、中国では終息した、韓国、台湾、シンガポールでは抑え込んだ、欧米ではピークアウトの兆しが見えている、なんていう報道もあったりで、
ちょっと今後の展開が微妙な時期でもあります。
だからこそ、強制封鎖や外出や営業の罰則化が出来ない以上、人流の更なる鈍化が、政治的経済的には現状における最適解なんでしょう。
(一部の医療者、特に感染症の専門家からの反発は必至ですけどね)
ともかく、今般の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染により亡くなられた方々、ご遺族に謹んで哀悼の意を捧げますと共に、現在も闘病中の患者さん、
ご対応にあたっていらっしゃる全ての皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一般人としては、防護服を着て無菌室に籠っている、ということは出来ないし、仕事を完全に止めたら生活していけないし、補償制度がまだ不透明、不安定であり、
しかも終わりが全く見えない状況である以上、各企業、各個人が、引き続き、出来る範囲で、冷静に、最大限の感染対策をするしかないのでしょう。
こういう、不安で混乱状態の時、悲観論で不安を煽るのも違うし、楽観論で対策意識を下げるのも違う。
自分の考えと違う人を貶めるのも違う。
インターネットの存在、SNSの存在で、1億総コメンテーター化していますが、緊急時というのは、その方の本質が露見しますね。
・・・結果、人の振り見て我が振り直せばいいこと。
清明院の患者さんも、大半の方は非常に冷静ですが、一部、不安を募らせておられる患者さんもいらっしゃいます。
そういう患者さんのほとんどは、家から出ないようにされているようですし、それが可能ならば、それがいいと思いますが、せっかく家に籠っていても、
テレビやネットのネガティブ情報でストレス、不安を溜め込む
+
運動不足
+
DVDやYoutube見過ぎで寝不足
+
コンビニ食やUber Eatsばっかりとって偏食、食事時間不規則
では、結果的に他の病気にかかったり、持病の悪化に繋がって本末転倒になりかねないので、気を付けたいですね。
こういう時は感染対策を十分にしたうえで、お笑いDVDでも見て、大いに笑いましょう。
出来る範囲で、運動もしましょう。
なお、現時点で、清明院としてとっている対策を以下に示します。
(今後、感染拡大の動向に応じて、さらに強化、変更する可能性があります。)
1.スタッフ全員、マスク着用
(報道でよく言われているように、ウイルスに対するマスクの効果の程については熟知しておりますが、念のため、ということです。)
2.1日3回(朝昼晩)、窓を全開にして院内を換気。トイレは常に換気。診療中も換気扇は常時稼働。
(清明院はビルの6階フロアに1部屋のみであり、隣接した障害物は無く、風通しは最強です。(苦笑))
3.来院時、院の玄関にて全患者さんに手指消毒していただく
(付き添いの方も含めて)
4.咳が出ている患者さんには、マスクを着用していただく
(出ていなくても、なるべく着用していただく)
5.院内のものをなるべく触らないようにご配慮いただく
6.往診事業部は、上着を患者さん宅の玄関前で脱ぎ、患者さん宅に着て入らない。
(それでも念のためにと、往診を一時中断している患者さんも多いです。)
7.患者さんが出た後、治療室に次亜塩素酸水をスプレーで噴霧して、空間除菌。
(これも、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの違いや、それぞれの効果のほどは熟知した上で、念のためにと、行っております。)
8.次亜塩素酸ナトリウム溶液、エタノールにて、トイレ、患者さんの動線、手に触れるものをこまめに拭いて消毒
(もちろんながら、次亜塩素酸ナトリウムの取り扱いに関しては、重々注意しております。素手で触ったら皮膚溶けますし、空間に噴霧なんてしたら、逆に喉や目の粘膜を傷めます。)
9.受付に、万が一の飛沫感染対策の衝立を設置
(↑↑今後、もうちょっとスタイリッシュにする予定ですが。。。(苦笑))
10.気温も上がってきたので、診療中も共用スペースは窓を開けて換気
11.スタッフ間の距離を2mほど空ける(ソーシャルディスタンス)
12.キャッシュレス決済を導入
(↑↑まあこれは、ウイルス対策ってほどでもないんですが、現金を触るのが不安、という患者さんは多いです。)
今のところ、ここまでです。
(前回から、7.8.9.10.11.12.が今回の追加変更点です)
・・・ま、今後も感染拡大の動向に応じて、柔軟に最適化、でいきます。
東洋医学では、こういう感染力の強い、体質素因に関係なく、罹患すると同じような病理変化を起こすウイルスや細菌のことを「疫癘(えきれい)の邪気」と言います。
有史以来、東洋医学でも、これとの闘いは、あらゆる書物に記されています。
韓国ドラマ 『チャングム』 『ホジュン』 でも、疫病の恐ろしさが描かれていましたね。
(↑↑Amazonプライムにリンク貼っときました。見てない人は今こそ見ましょう!!!ついでに『馬医』も!!)
かつて日本が統治する前の台湾が「風土病の島」と恐れられていたことも有名です。
中国漢代の『傷寒論』、明代の『温病学』を見れば分かるように、「疫癘」はある意味、伝統医学が発展する呼び水でもあります。
今回の新型コロナウイルスも、中国では、鍼灸漢方と、気功や太極拳などの運動法と、西洋医学を組み合わせて、非常に高い効果を得た、という報告もあります。
(今回の騒動が結果的に中国伝統医学の発展に繋がるかはまだ分かりませんし、この情報の信憑性自体を疑う声もありますが)
いずれにせよ、東洋医学による「治る力」の最大化は重要、有用でしょう。
また、こういう時こそ、言うまでもなく平生からの「養生力」が大事であり、手洗いうがいや手指消毒などに加えて、
時間と量と内容の適切な飲食
+
十分な睡眠
+
精神的ストレスを遠ざけること
+
適度な運動
これらが何より重要です☆
「治る力」を高めるには、心身の安定と、柔軟性の確保が大事なのであり、そのための方法論は人によって微妙に違いますから、特定の食品やサプリや飲料水を摂ったから大丈夫、ということはないです。
(これは特定の漢方薬を飲んだら、とか、特定のツボに鍼灸をしたら・・・という発想も同様です。)
・・・ま、こないだも書きましたが、現状で確定している情報をもとに、冷静に、出来ることを、ですね。
終息しない疫病はありません。
(以下参考サイト)
【一般の方向け】
厚生労働省 「新型コロナウイルスに関するQ&A」(随時更新)
新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター(各都道府県)
【専門家の方向け】
市中病院で経験した、 人工呼吸器装着が必要であった重症 COVID-19 肺炎の感染対策、治療について(症例報告)
自衛隊中央病院 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」から搬送された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)104症例のまとめ
COVID-19 感染症に対する漢方治療の考え方 改訂第二版(金沢大学 小川恵子先生)
【緊急寄稿】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する漢方の役割(渡辺賢治ほか)
新型コロナウイルス肺炎診療ガイドライン第7版(中華人民共和国国家衛生健康委員会弁公庁)日本語訳版
新型コロナウイルス感染症の舌診について(医道の日本社 随時更新)
中国鍼灸学会「COVID-19のための鍼灸介入ガイドライン(第2版)」日本語訳版
広東省「肺炎1号方」に関して(広東省薬品監督管理局:中国語サイト)
2020.03.13
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いやーしかし、テレビもネットも、コロナコロナと、毎日毎日、スゴイもんですな。。。(~_~;)
日本国内でも、感染者は全国で1100人を超え、死者数も40人を超える一方で、回復者数も235人を超えた、というのが3.24(火)の10時半現在の状況です。
(まあこの、感染者数ばっかりを速報するのには、色々と問題があるようですが)
ともかく、亡くなられた方とその周辺の方々、今まさに闘病中の方には、心よりお見舞い申し上げます。
また、感染していない皆様も、さぞかし不安なことと思います。
我々一般人としては、防護服を着て無菌室に籠っている、ということは出来ないし、仕事を完全に止めたら生きていけない以上、各企業、各個人が、
引き続き、出来る範囲で、冷静に、最大限の感染対策をするしかないでしょう。
悲観論で不安を煽るのも違うし、楽観論で対策意識を下げるのも違う。
清明院の患者さんも、大半の方は非常に冷静ですが、一部、不安を募らせておられる患者さんもいらっしゃいます。
そういう患者さんのほとんどは、家から出ないようにされているようですし、それが可能ならば、それがいいと思いますが、せっかく家に籠っていても、
テレビやネットの情報でストレス、不安を溜める
+
運動不足
+
DVDやYoutube見過ぎで寝不足
+
コンビニ食やUber Eatsばっかりとって偏食、食事時間不規則
では、他の病気にかかったり、持病の悪化になって本末転倒になりかねないので、気を付けたいですね。
また、
「清明院さんでは、どのような感染対策をしていますか??」
という、新規の患者さんからの問い合わせの電話も、かかってくるようになりました。
・・・という訳で、現時点で、清明院としてとっている対策を以下に示します。
(今後、感染拡大の動向に応じて、強化、変更する可能性があります。)
1.スタッフ全員、マスク着用
(報道でよく言われているように、ウイルスに対するマスクの効果の程については熟知しておりますが、念のため、ということです。)
2.1日3回(朝昼晩)、窓を全開にして院内を換気。トイレは常に換気。診療中も換気扇は常時稼働。
(清明院はビルの6階フロアに1部屋のみであり、隣接した障害物は無く、風通しは最強です。(苦笑))
3.来院時、院の玄関にて全患者さんに手指消毒していただく
(付き添いの方も含めて)
4.咳が出ている患者さんには、マスクを着用していただく
(出ていなくても、なるべく着用していただく)
5.院内のものをなるべく触らないようにご配慮いただく
6.往診事業部は、上着を患者さん宅の玄関前で脱ぎ、家に着て入らない。
(それでも念のためにと、往診を一時中断している患者さんも多いです。)
今のところ、ここまでです。
・・・ま、パニクってもしゃーないので、これは今後も感染拡大の動向に応じて、柔軟に最適化、でいきます。
東洋医学では、こういう感染力の強いウイルスのことを「疫癘(えきれい)の邪気」と言います。
有史以来、東洋医学でも、これとの闘いは、あらゆる書物に記されています。
韓国ドラマ『チャングム』『ホジュン』でも、疫病の恐ろしさが描かれていましたね。
しかし「疫癘」はある意味、伝統医学が発展する呼び水でもあります。
中国では、鍼灸漢方と、気功や太極拳などの運動法と、西洋医学を組み合わせて、非常に高い効果を得ている、という報告もあります。
(今回の騒動が中国伝統医学の発展に繋がるかはまだ分かりませんし、この情報の信憑性自体を疑う声もありますが)
いずれにせよ「治る力」の最大化は、予防の意味でも治療の意味でも、重要でしょう。
また、こういう時こそ、言うまでもなく平生からの「養生力」が大事であり、手洗いうがいなどに加えて、
適切な飲食、十分な睡眠、精神的ストレスを遠ざけること、適度な運動
これらが何より重要ですよ☆
「治る力」を高めるには心身のバランス、安定と柔軟性の確保が大事なのであり、特定の食品や飲料水を摂ったから大丈夫、ということはないです。
(これは特定の漢方薬、特定のツボに鍼灸をしたら・・・という発想も同様です。)
・・・ま、こないだも書きましたが、確定している情報をもとに、冷静に、出来ることを、ですね。
終息しない疫病はありません。
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COVID-19 感染症に対する漢方治療の考え方(金沢大学 小川恵子先生)
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2020.02.19
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すでに北辰会HP、および北辰会公式ブログにて告知がありましたが、今週末に予定されていた(一社)北辰会冬季研修会「順雪会(じゅんせつえ)」ですが、
コロナウイルス問題を受けて、大変残念ではありますが、今回中止となりました。
主催者側の一人として、参加を楽しみにしていた先生方には申し訳なく思います。
ああいった感染症は、展開が早く、日に日に情報が変わるため、先が読めませんし、万が一のリスクを考えると、仕方ないことと思います。
飛行機など、今や、あっという間に地球の裏側までいける移動手段を得た現代人にとっては、疫病というものが「古くて新しい」脅威であることを再確認しましたね。
〇
今から22年前に、北辰会関東支部初代支部長、中村順一先生の追悼イベントして始まった「順雪会」。
今回、初の主催者判断での中止となってしまいました。
このイベントは、もともとは中村先生の地元である群馬の温泉地で、中村先生の没後、毎年20名程度で集まって行っていた勉強会だったのが、
20年の歳月をかけて徐々に発展、成長し、数年前からは本部(関西)の会員の先生方も来やすいようにと、場所を熱海に移して、
今や全国から100名以上が参加する一大イベントになりました。
現在では、北辰会の大イベントとして、夏に行われる夏季研修会と並んで、唯一の宿泊型の研修会として、毎回特別な内容でやっていただけに、
運営サイドとしては断腸の思いでしたが、万が一があった場合の影響を考えると、仕方のないことかと思います。
コロナウイルスに関しては、テレビでもネットでも、これでもかと色々な情報が飛び交っているので、あえて何も申しませんが、予防の一言につきますね。
メディアで言われているような手洗いうがい、マスクももちろん良いと思いますし、何より鍼灸、漢方、食養生、運動、睡眠、ストレスと出来るだけ距離を置くなど、
出来ることはフル活用して、心身を安定した状態に持っていきましょう。
ただ単に不安がってオロオロしているだけでは、病邪につけ込まれます。
2019.10.23
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最近もヒマさえありゃあ映画観てます!!
◆天気の子
これはまあ、・・・うーん、うん。て感じの映画でした。(苦笑)
まあこないだ惜しくも取り壊された、清明院のすぐ近くの「魔窟」、あの東豊書店が入っていたビル「代々木会館」が劇中に何度も出てくるのが嬉しかった、
ってぐらいのもんですかね。
新海誠監督については、僕は深く知りませんが、この人の映画は映像や音が綺麗ですね。
そこは一つの拘りのある世界づくりのようなものを感じ、素晴らしいと思います。
◆ワイルドスピード スーパーコンボ
まれもまあ、・・・うーん、うん。て感じ。
ワイスピはやっぱりドミニクがいないとね。
この映画の音楽が好きで、これを観て、気になった音があったら買って車で聴いたりしますが、今回はなし。(苦笑)
そこも残念でしたな。(゚∀゚)
◆ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
これもー・・・、ブラピとディカプリオの豪華共演が観たかった!・・・というだけかな。(苦笑)
二人ともやっぱ年取ってもカッコいいナー。。。
ブラピの体、素晴らしい。
ディカプリオの不良オヤジ感、素晴らしい。
ただ、この作品で共演してほしくなかった。。。
タランティーノ監督自体、キルビルぐらいしか印象になく、大して好きじゃないです。(゚∀゚)
(まあパルプフィクションは、もっかい観てみようかな。)
でも、悪くて狂暴なブラピは、いくつになっても大好きですね。(∩´∀`)∩
◆アルキメデスの大戦
これは意外と面白かったですね!
戦艦大和を作るだいぶ前の段階から、作ったところで意味がないということは分かっていた。
しかし日本政府も海軍も、莫大な金額を投じて世界最強のバカでかい戦艦を作った。
・・・で、結果は思った通りになった。
大和は今でも、九州の沖に沈んでいます。
今年亡くなった、海軍出身の祖父と、「連合艦隊」というものに関して何度か話したけど、祖父のような人でも、やはり連合艦隊の力は過信しているところがあるな、
と感じていましたが、当時の軍や政府の上層部になればなおさらでしょうし、しかも「オカネ」や「リケン」が大いに絡んでいたんだから、仕方ないっちゃ仕方ない。
色々なことを考えさせられる映画。
個人的には山本五十六はこないだの映画の役所広司の印象が強かったので、舘ひろしは悪くはなかったけど、ずっと妙な違和感があった。。。
(苦笑・・・あとまあ、山本五十六に関しては実際の本人の顔の印象が強いので、それもあってか。)
◆ジョーカー
今回の一番はこれかな。
ジョーカー、色々思うと切ない。
ああいう、無慈悲、不公平、不平等にさらされること、あるもんね。
正論で殴られて、悔しいけど煮え湯を飲まされること、あるもんね。
それに強く抗ったら、ダメだよ、お前が悪いよ、と言われること、あるもんね。
不満を抱えた民衆のストレスマグマが爆発して蜂起する時の源泉にあるのは、ああいう感情なのかもな、と思ってしまいました。
しかし、結局はあれがまた、バットマンを生んでしまい、延々と終わらない対立、闘争に繋がってしまう、というのもまた、世の常か。。。
ヘーゲルは正→反→合というけど、バットマンとジョーカーの間に「合」なんてあり得るのかな・・・、と考えてしまった。
ジョーカー役のホアキン・フェニックスさんの表情、雰囲気も素晴らしい。
あと、便所のシーン、個人的に好き。(ΦωΦ)
まあでも、『ダークナイト』の、ある意味で”完成した”ジョーカーが見たい人にとっては、今回の”シリアスで切ない”ジョーカーには違和感あり、なんでしょうね。
・・・善と悪。
他にも色々観ていますが、ここんとこ、感想を書きたいと思うような作品になかなか出会えなかったんですが、『ジョーカー』は良かったですね。
久々に書く気になりました!!
・・・やっぱり、映画最高☆
2019.10.14
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「脊髄損傷」という病気があります。
これは病気というか、ケガ(外傷)からくるものがほとんどです。
最近ではプロレスラーの高山善廣さんが試合中の事故で起こしました。
背骨の中には「脊髄」という、中枢神経の束が入っている訳ですが、これが何らかの外傷によって障害されると、主にその障害部位から下のレベルの筋運動や感覚が機能しなくなってしまうという、大変気の毒な病気です。
この病気は、以前にもプロレスラーのハヤブサさんなど、有名人に何人か患った方がおられますので、知っている人も多いことと思います。
・・・で、これに対して、清明院の鍼灸はどうか、というお話。
僕は20代の前半から、今日に至るまで、ずーっと往診(在宅医療)をやらせていただいておりますので、脊髄損傷の患者さんを診させていただく機会は、これまでにも多々ありました。
仕事が出来ない、あるいは出来ても大変なハンデの中でおやりになっている方がほとんどですので、自費で継続して治療するのは大変なことですし、
外来では正直、あまり診る機会は少ないのですが、これまで、往診の患者さんも入れると、10人以上診ています。
今現在は、外来でも数名、診させていただいています。
もちろん普段通り、北辰会方式の弁証論治で対応します。
臨機応変な少数鍼治療と、養生指導が、僕に出来るすべてです。
これによって、主に飲食、二便、睡眠の状況を変えていき、リハビリでのストレスの緩和や、QOLの向上に繋げていきます。
脊髄損傷の患者さんに対する対応として、西洋医学的、リハビリテーション医学的に考えることと言えば、
「障害機能の回復」
「残存機能の維持・増進・改善」
です。
また現在ではiPS細胞を使った「再生医療」がこれにどこまで出来るのか、ということに期待が高まっています。
これに対して、我々東洋医学ではあくまでも
「一人一人の患者さんに合わせた、陰陽バランスの調整」
です。
・・・まあ、それが結果的に、残存機能の維持増進改善や、障害機能の回復に繋がれば良い、繋がるかどうか、どこまでいけるか、という話であるわけです。
脊髄損傷の患者さんが日々感じておられるストレスは、我々健常者の想像を絶するものだろうと思います。
生来の麻痺でなければ、健常であった時(動かせていた時)の記憶があるからこそ、尚更でしょう。
治療後に起こる変化に関して、こちらが過度な期待をし過ぎるとか、あるいは患者さんに期待させ過ぎるのはちょっと違うと思うし、何人か実際にやってみれば分かると思いますが、
患者さんも、術者の側も、実際は非常に根気のいる治療です。
それでも、密にコミュニケーションをとりながら、コツコツとあきらめずに治療していくと、麻痺までは回復しなくても、色々なポジティブな変化が出ることがあります。
発汗、排尿、排便、睡眠の状況の良性変化、また、上肢が動く患者さんでは車いすを使うので、肩こりや頭痛、逆上せ感などの不快な不定愁訴の改善、
何より日々の生活で感じるマイナスな気分の良性変化などなど、鍼灸治療の産物、副産物は枚挙にいとまがないです。
これは僕自身がこれまでに何度も経験しているところです。
本来は、脊髄損傷専門のリハビリ病院でも、積極的に東洋医学的な鍼灸漢方でのアプローチを採り入れるべきだと思っています。
2019.09.17
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9.15の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会定例会に参加してきました!!
今回は前日の土曜の夜に日本伝統鍼灸学会の学術部会議があったので、前泊ではなく、早朝に起きて大阪に向かうってやつをやってみました。
(これ、ほぼはじめてに近かったですが、キツイキツイ。。)
でも、早起きして行ったかいがありました。
午前中は実技訓練。
愛媛の水本先生の班で、久々に先生の勢いのある臨床に触れ、メチャクチャ楽しかったです☆
サクサクと、素早い体表観察に基づく直線的な論理で病因病理を組み立て、鮮やかに治療するスタイル、大好きです。(*‘∀‘)
また、僕が普段意識していないところも先生は意識しておられ、非常に参考になりました。
合穴の意味、胸部の諸穴の診察、湧泉の観察、もっと意識せねば。。。
午後は関東支部の竹山先生の症例「円形脱毛症」。
これも2017年版の皮膚科の診療ガイドラインでは
「単発型あるいは少数の脱毛斑(数個程度)の症例の場合,発症後1 年以内は経過を観察するだけでもよい.また経過の長い全頭型や汎発型の場合,
治療を断念しかつら等を使用するよう勧めるという選択も妥当な対応といえる.」
とあるように、明確な治療法が確立されていない、なかなか難しい病気であり、しかもCQ(クリニカルクエスチョン)において、鍼灸治療については
「評価:C2 行わない方がよい」
となっており、その理由として、
「鍼灸の施術方法は施術者や患者ごとに同一の方法ではなく,病状の経過の記載も不十分で,医学的な評価水準には達していない.現段階では鍼灸治療による発毛効果に関して有用性を論じる段階にはないが,
すでに広く実施され、発毛効果を示す症例報告がある点を考慮し,また無効あるいは有害であることを示す良質のエビデンスも存在しな
いことから,推奨度をC2 とした.」
とある。
このように、EBMの考え方においては、たとえ明らかに有効と思われる有効例がいくつかあったとしても、その論理と手法がバラバラで、大規模な比較優位のきちんとした手法に則った報告がなされていなければ、
良質のエビデンスが存在しない、と断じられ、「やらない方がよい」という結論になってしまうのです。
因みに、鍼灸学校で使用されている『東洋医学臨床論 鍼灸編』では、全頭脱毛や壮年性の脱毛(禿髪症)、精神の問題で患者自身が髪を抜いてしまう抜毛狂(トリコチロマニア)などは「注意を要するもの」とし、
自律神経の失調や精神的ストレス等で増悪する円形脱毛については「適応となるもの」と位置付けて、東洋医学的な弁証分類と治療法を提示している。
このように、鍼灸師側としては、
「効果があるものもあるんだから、やったっていいじゃないか、やる価値があるじゃないか」
という立場なわけです。
今回の症例では、1年間、キチッと定期的に治療に通ってもらって、完璧ではないにせよ、脱毛以外の不定愁訴も含め、一定の結果を出しているという、
実にリアルな症例でした。
明日来るかもしれない脱毛症の患者さん、会員諸氏は学ぶところが多かったと思います。
実は今週末、関東支部でこの症例を解説します。
支部ではどうなるか、S先生が荒らしてくれるそうなので、来られる方はお楽しみに!!!(∩´∀`)∩
2019.03.25
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これまでのお話し
ここまで、『黄帝内経霊枢』九鍼十二原(1)に出てくる補瀉法のうち、補法に関して、先日のセミナーで藤本新風先生が強調しておられたやり方に関して書いてきました。
しかし、補法だけへの理解ではアンバランスです。
今日はこの部分に書かれている瀉法についても書いておきます。
しかもしかも、誤解を恐れず言うと、現代日本の鍼灸院での外来臨床では、運動不足で飽食の時代、デスクワーク中心の頭脳労働、ストレス社会、
結果的に癌、脳卒中、心臓病、糖尿病など、あらゆる邪気(病理産物)をため込んだ、実証(邪気のカタマリ)の患者さんが、基本的には多いように思います。
(苦笑・・・もちろん決めつけはダメですが)
ですので、瀉法に対する理解、適切な運用は非常に重要です。
瀉法の場合は素早く刺入してゆっくりと抜く、「速刺徐抜」です。
(因みに補法はその逆ね。「徐刺速抜」です。)
しかも鍼孔は閉じず、邪気を漏らせと書いてあります。
ここに、抜鍼の時に「排陽得鍼(陽を排して鍼を得べし)」という表現が出てきます。
これには色んな解釈があるようなのですが、要するにきれいに邪気を散らすためには、皮膚表面の気を停滞させないことです。
瀉法の場合、グッと一気に刺鍼して、ジワーッと抜く、しかも皮膚表面に気を停滞させずに、きれいに邪気が散るように持っていく、これが大事です。
ただ、邪気であれ正気であれ、どちらも所詮は「気」です。
補瀉の対象は「気」。
ここには「言実与虚.若有若無.(虚と実を言わば、有るが如く無きが如し)」と書いてあります。
補瀉とは、相対的なものであるということです。
新風先生も、先日の講義の中で石坂宗哲(1770-1841)の補瀉観である「虚法、実法」を紹介していましたが、ここらへんが補瀉の妙だと思います。
まずは型を覚え、しかる後に、それを臨機応変、変幻自在に運用できる世界を志向する。
型が大事、基礎が大事、でもそれにとらわれないことが大事。
それまた陰陽論。
おもしれ-話になってきたけど、おわり。(゚∀゚)
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2019.02.09
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前回のお話し
◆今回の嗄声の大まかな経過
今回、実は日本東方医学会の前日の土曜の夜にも、やや緊張する食事会があった。(苦笑)
土曜の、予約パンパンの診療が終わって、すぐに移動し、食事会が終わって、家に帰ったのは夜中。
家に帰ってすぐ寝たが、少し飲んだせいもあって、何となく怠く、日曜の目覚めは悪かった。
東方医学会では、たまにしかお目にかからない全国の先生方にご挨拶させていただき、会の最中から懇親会の時に、咽喉に違和感(軽い嚥下痛)を感じていた。
また家に帰って、寝ていると、ノド痛はマシになりつつも、今度は熱っぽい感じと怠さが出てきた。
・・・あー、咽喉痛から来て高熱を発熱、というよくあるパターン、始まっちゃったかなー、と思って、とある経穴に鍼し、とある漢方を飲み、すぐ寝る!
深夜、発汗するが怠い、頭痛もあった。
着替えて、水飲んで、また寝る。
朝には解熱し、怠さに関しても、だいぶ体が軽くなる。
ただ、まだじゃっかん頭痛、体痛があったが、月曜はオフであり、午後にはほぼ気にならなくなる。
そんな訳で、火曜はいつも通り仕事。
普通に出来た。
しかし火曜の夜、油断してエアコン付けたまま寝てしまい、朝、再びやや咽喉に違和感(痛みまではいかず、イガイガ感)があったが、起きて動き出したらすぐに治まる。
そのまま、学校で90分喋り、院に戻って診療し、飯食って、一休みしている時にスタッフと話している時に、妙に声が出にくいことに気付く。
・・・ま、これぐらいなら平気だろ、と思って放置し、夜の診療をガンガンやってから、再び学校で、夜の講義へ。
この講義中に、いよいよ声が出にくくなってくる。(苦笑)
講義終了後、とある飲み会で、さらに声が出にくくなるが、体はまったく元気であり、調子に乗って、少し酒を飲む。
家に帰ったのは夜中、すぐにとある漢方、とある経穴に鍼し、寝る!!
そして木曜朝、前夜よりはマシなものの、やはりまだ、全然声が出にくい。
声が出にくいことを、患者さんにヘコヘコと謝りながら、患者さんから心配されながら、ガラガラ声でどうにか診療。(苦笑)
飴を舐めつつ、水分取りつつ、鍼しつつ、とある漢方を飲みつつ診療。
・・・で、昨日(金曜)。
まあ木曜が10だとすれば4くらいかな。
だいぶ声は出てますが、音域や音量によってはかすれる感じ。
これがどの音域、音量だか掴めないので、喋っていて、思いがけず声が枯れてストレス。
普通に、全然違和感なく発音できる音域もある。
こういうの、五音(角、 徴、 宮、商、 羽 かく、ち、ぐう、しょう、う)で分析したら面白いだろうね。
(やり方分かんないけど。。。)
そして今日。
さらに良化。
未だに、とある音域、音量だとかすれるが、まあまあ喋れるようになってきた。
今夜、寝てさらに回復する機会がありますから、明日の順雪会では、どうにか90分なら喋れるでしょう。(笑)
いやー、アブねーアブねー(;’∀’)
これが2,3日ズレてたら、講演を誰かに代わってもらう騒ぎです。
続く
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2018.12.28
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今日は暴飲暴食の患者さんが多かったですね。
まあ、年末ですからね、暴飲暴食の機会が多いのでしょう。
多少は仕方ないと思います。
(ストレス解消にもなりますからね☆)
しかし、気を付けないと、ヤバいことになります。
(特に心臓病があったり、カゼと重なったりすると。)
今日も大変、勉強させていただきました。<m(__)m>
(滑大でも根っこないやつはコエエ( ゚Д゚))
ところで清明院、年内診療は明日までとなりました!!
・・・いやー、早い早い。
まあでも、年内に片づけたい案件は、ほぼほぼ片付いたんじゃないでしょうか。
来年は清明院、10周年です。
楽しみな展開もありそうです。
(まだ分からないけど)
お陰様で、明日の予約表も満タン、今日は気合い入れて、早めに寝ます。。。
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
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2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!