東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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東京衛生学園「治療体験実習」その後

2011.06.17

この4月から、大森にあります、東京衛生学園の学生さんが、「治療体験実習」ということで、続々と清明院にお見えになっております。

去年は1年で5人しか見えなかったんだけど(苦笑)、今年度は現時点ですでに8人!

予約も入れると10人は確実に超えそうです。(感謝)

いや~、今年の衛生学園、イイね!イイ!!

(笑・・・去年がダメだったという訳ではないですよ!去年見えた学生さん達も大変礼儀正しい、真面目な学生さんでした。)

東京衛生学園HP 

この企画は、以前にもこのブログにて紹介しましたが、今年度で2年目です。

2011年度 鍼灸学校との関わり 参照

去年、2010年度は、初めてということもあってか、そんなにたくさんは見えなかったんですが、今年度は、しょっぱなから何故か伸びが違います。

大変、ありがたいことです。(感謝合掌)

気を引き締めてやらせていただきたいと思います。

・・・まあ、去年と同じく、期限は12月までらしいので、今年は何人来るか、どんな出会いがあるか、楽しみであります。

たとえ鍼灸学生さんであっても、治療費を学校から出してもらっているにしても(笑)、治療に関して、清明院は一切妥協しません。

一般の患者さん達と同じように、いつも通り問診し、体表観察し、鍼をし、養生指導をするのみです。

そこで学生さんが何を感じ、今後にどう活かすか、それは人それぞれだろうし、分かりませんが、清明院としてはまったくの「不動心」にて、

ことにあたるのみであります。

こうやって、学校教育の一環として、臨床家が「臨床で」直接学生と関わらせていただく、ということは非常に大事だと思います。

カリキュラムの一環として、そういう機会を設けている衛生学園の先生方には、本当に頭が下がります。

他校の学生でも、意識の高い学生は、自分の健康ため、また、勉強も兼ねて、自腹を切って治療に通っている人も少なくありません。

しかし、学生の中には、経済的、時間的問題で、治療に来たくても来れない人も多いことと思います。

そういう学生さんにとって、この企画は大変ありがたいのではないでしょうか。

今後の「一期一会」に、期待しております。


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パニクらない理由

2011.03.27

こないだ、大阪に(社)北辰会役員講師研修会に行った時、昼食を何人かの先生で一緒にいただきました。

その時、僕が淡々と、地震発生当時から、それ以降の東京の状況を語っていると、とある関西の先生が、

「(笑)・・・先生はどうしてそんなに平然としていられるの??」

と聞いてきました。

僕は一瞬、自分でも、

「あー、そういえば何でかな・・・?」

と思いながら、

「・・・まあ”不動心”なんで。」

と答えました。(笑)

地震が来た時の新宿の様子は、当日、このブログで書きました。

新宿ビル街騒然の地震!! 参照

あのとき、偶然にも外に出ていた僕は、グラグラ揺れるビルを見ながら、ただただ驚いていました。

横を見ると、若い女の子が、彼氏に手を引かれてはいるものの、見た目に分かるぐらい足が震えています。

新宿は立ってられない程の揺れではなかったけど、驚きと恐怖から、腰が抜けたようにその場にへたり込んでしまう人も多く見かけました。

・・・でも、そういう場面だと、不思議といつも以上に、妙に冷静になれることって、ありませんか?

これまた陰陽だと思います。

また、僕らの場合は「職業がら」ということもあると思います。

こないだ、実は清明院の新旧スタッフ達を連れて、大歓送迎会をやったのですが、その時、それまではかなり酔っていたスタッフが、

さらにベロンベロンに酔っ払った別のスタッフを介抱していたら、酔いが一気に醒めた、という後日談をしていました。

(ちなみに歓送迎会の具体的な様子は、とてもここには書けません・・・。(苦笑))

それと同じように、周りがあまりにもパニック状態になっていると、かえってそれにひいてしまい、いつも以上に冷静になる、という場合があるんじゃないかと思います。

第一、みんながパニックになっている時に、自分も一緒になってパニックになった場合と、冷静さを保てた場合とを比べて考えたら、

後者の方が圧倒的に建設的な判断、行動が出来るはずだと思いませんか??

それもあってか、地震以降、本日も清明院はいつも以上に「平常心」で治療を行っております。

ちなみに東京では、おとといあたりから今度は水の買い占めが起こっているようです。(ため息)

卵、牛乳、日用品、ガソリンに続いて・・・。

東北地方に比べて、実害としては極めて少なかった東京の人々に、被災地に自分の家の余ったものを送ろう、という機運よりも、

食料や燃料を買い占める機運が高まってしまうことに、なんだか寂しいような思いが致します。

周りにつられてパニクってしまう人が多いのは、すでにして陰陽バランスの悪い人が多い、ということを示唆しているような気がしてなりません。

災害時も冷静で助け合うことが出来る、高潔な国民性であると、海外のメディアから高く評価されたのを額面通り受け取って、胸を張るのもいいけれど、それは「全体的にみて」という話。

被災地では空き巣や強盗、実際に起こっているそうです。

被災地以外でも、義援金詐欺、今回の震災に絡めた振り込め詐欺、実際に起こっているそうです。

僕個人的には、こういう犯罪については見つけ次第、その場で即死刑でもいいと思います。

憤りを通り越した感情を覚えます。

まあ、実際にどうなっているか、何が起こっているかを凝視する姿勢、そしてその現実の中で、

自分が何をなすべきか、何が出来るかを「冷静に」考えることを、各人が怠ってはいけません。

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原発問題に関する正しい認識

2011.03.24

こないだ清明院の、飲食店を自営業されている患者さんが、


「しばらくお店を休みにして、旅行に行ってくることにしました!」

とのこと・・・。

水や野菜がどうなるか分からないし、地震以降、一連の騒動で疲れたから、とのことです・・・。

昨日テレビで、東京都内も、水道水を乳児には飲ませないように、との宣言がありました。

かと思ったら今日になって、「やっぱり飲んでも大丈夫!」とのこと・・・。

情報が右往左往して、何を信じていいのか、大丈夫なのかと、みんなかえって不安をあおられています。

・・・ここ数日、そのように、余震からくる不安と、放射能の問題で、心身が疲弊しきっている患者さんを多く診ます。

余震はまだしばらくは仕方ないとしても、原発問題に関しては、正しい認識を持とう!

・・・ということで現在、清明院副院長である森岡先生が、原発問題のことをブログに書いております。

原発問題(その4) 参照

また、(一社)北辰会に所属されている、徳島県の堀本時久先生から、いくつか参考になるサイトを教えていただきました。

ほっと鍼灸院HP(堀本先生の鍼灸院)

以下に紹介いたします。

中部大学教授 武田邦彦先生のブログ 

(一般人用に分かりやすい文章で説明されています。)


菅谷 昭氏(松本市市長)記者会見

(菅谷市長は、チェルノブイリ原発事故後に、現場で医療支援を行った臨床医です。)

こういうのも、やっぱり餅は餅屋でね、専門家で、しかも分かりやすく説明できる人の言うことが一番頼りになると思います。

 

(まあとはいえ、100ゼロで信頼しろ、といっている訳ではありませんよ。)

・・・まあ、専門家と言うのはゴマンといる訳で、ある人の言うこと「のみ」が正しいというのはなかなかないとは思いますが、上記の2サイトの話は、

 

比較的分かりやすいんじゃないかと個人的には思いました、って話です。


結局は何度も何度もテレビで言われている通り、


「今のところ問題ない。注意しておいた方がいいのは確かだけど、今後も大きな問題が起こるとは考えにくい。」


という見解です。

こういう意見を聞いて、そう言われても不安を払拭できない、どうしても信じられない、コワい、という方は、冒頭の患者さんのように、

 

しばらく旅行にでも行ってしまうとか、思い切って関西や海外に移住してしまうとかも、一つの手じゃないかな、と思います・・・。

毎日安心できてない生活が長く続いたら、体に毒です。

その方法でしか不安を解消できないのであれば、それも仕方ないと思います。

僕としては現状、まったくの「不動心」にて、不安な患者さん達の治療にあたらせていただいております。

こういう時、鍼はよく効きますよ!

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停電、食料、ガソリン不足

2011.03.14

都内は、雰囲気的には落ち着きを取り戻して来てはいますが、まだまだ地震の余波は広がっています。

今日から計画停電だそうです。

これが今朝の段階で国民に周知徹底されておらず、主要な駅では数万人が足止めを食らって大混乱だったそうです。

・・・まあー、僕らに出来ることと言ったら「節電」です。

みんなが節電することで、被災地の方の携帯が充電できたり、PCなどから情報を得ることが出来るんです。

清明院も今日からは暫く外看板の電気はつけません。

診療は元気にやっておりますので、ご安心ください。

みんな、なにしろ節電しましょう。

そんな訳で今日は電車がほとんど動きません。

ですので患者さんもほとんどは来られません。

関西方面に実家がある患者さんなんかは、ひとまず関西の実家に引っ込んだ人も何人かおられます。

・・・また当然都内では、車やバイクを使わざるを得ない人が増えます。

そうするとガソリンがなくなります。

都内のガソリンスタンドはガソリンが売り切れて、閉鎖されているところも多いです。

こうなると、昨日お伝えしたバイクの利便性も、ガソリンが切れるまでの時間限定です。orz

・・・また今日は会社自体が休みになったり、自主的に仕事を休んで家にいる人も多くいます。

そういう人は食料を買い込みます。

スーパーからは食料品がなくなります。

原発事故に対する不安も高まる一方です。

国際都市東京、まさに非常事態です。

しかし、こういう時こそ「不動心」がいかに大事か。

心が大きく動じてしまった人、清明院に来て下さい。

元に戻してあげます。

僕は微動だにしていません。

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新宿ビル街騒然の地震!!

2011.03.11

いや~、凄かったですね~、今日の地震・・・。

被害にあわれた方々の中には、命を落とした方も多くおられるようです。

再び、「自然」というものの恐ろしさを、まざまざと見せつけられましたね・・・。

僕はちょうど遅めの昼食を摂ろうと、清明院からエレベーターを降りて、外に出た瞬間、地面がグラグラ・・・。

「あー、地震か・・・。でもやたら揺れるし長いなー・・・。」

最初はそれぐらいにしか思っていませんでした。

 

 

すると、そちらこちらから騒ぐ声が聞こえて、少し広い通りに出てみると、ビルというビルからワラワラと人が出てきて、逃げ惑う様子・・・。

こりゃあただごとじゃないぞ、と思っていると、少し古めの細い雑居ビルが、本当に鉛筆を指でつまんで揺らしているかのように揺れていました・・・。

こりゃもうちょっと揺れが強くて長引けば、確実に倒壊するぞ、と直感させられるようなヤバイ揺れ方です。

「あららら・・・。」

と思いましたが、こういう時こそ「不動心」です。

そのあとの往診は、バイクで”いつも通り”ちゃんと回りました。

往診の患者さん達も、あまりの揺れの大きさにかなり動揺していましたが、勇気づけて回りました。

しかし、外来の患者さんと、スタッフが電車やバスで往診に回っている患者さんは当然全部キャンセルです・・・。

もうホント、地震のアホが~~!!!

 

(ただ、うちは怪我したり亡くなった患者さんがいなくて、ホントに良かったです。)


・・・ところで、地震は今日の午後3時頃でしたが、何人かの患者さんから、朝から昼にかけて、

北の方角の空に異様に黒い雲が出ていて怖かった、という話を耳にしました。

内経気象学的にどういう意味を持つ可能性があるのか、橋本先生に伺ってみようと思います。

 

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(社)北辰会夏季研修会

2010.08.30

昨日、8月29日の日曜日は、大阪、森ノ宮医療学園で行われた、(社)北辰会夏季研修会に参加してきました!

朝一、僕もちょこっとだけ、関東支部の年末年始のイベントを宣伝するために喋りましたが、いや~、壇上から見ると、スゴイ人!!

(200名ぐらいいたらしいです。)

関東支部の年末年始のイベント内容については、いずれこのブログにも書こうと思います。

午前中はいくつかの告知のあと、蓮風先生による特別講義「不動心」

その後、森洋平先生による「体表観察学」講義。

どちらも日々、臨床をやる上で欠かせない、大切な内容です。

動揺しない方法
「体表観察」について 参照

「動揺しない方法」にはあえて書いていませんでしたが、当然ながらフラフラと迷わないためには、「論理」に加えて「確かな技術」、「経験」が重要ですよね。

蓮風先生の講義では、それを再確認しました。

午後は初級~上級まで、各班に分かれて実技研鑽。

僕は上級班に参加しまして、以前このブログでも紹介した、奥村裕一学術部長の班でした。

奥村先生は一見ひょうひょうとした、ふんわりソフトな雰囲気の先生ですが、いつもながら随所に、

「うおお!サスガ!!その視点はなかった!!」

と、ズバッと大きな”気付き”を与えて下さいます。

・・・長く臨床をやっていると、つい、

「荒い部分」「分かった気になっている部分」

が出てしまうものですが、より細かく確かな「学」と「術」を身につけていくと、まだまだ見えていない世界に気付かされることがあります。

それにパッと気づかせて下さる先輩の存在と言うのは、大変ありがたいものです。

また上級班では、蓮風先生による、「体表観察デモンストレーション」もありました。

・・・これはまあ、いつもながらの超絶テクニックの数々、恐るべし・・・、という感じでしたネ。

あと、今回の研修会で注目に値すると思ったのは、ドクター(医師)の先生方が多く参加されていたことです。

コレは大変良いことだと思います。

何度かこのブログにも書いているように、明治以来(というか蘭学が日本に伝来して以来)、東洋医学と西洋医学の間には、簡単には埋めがたい、

 

ワケの分からん”溝”が出来てしまいました。

この”溝”は、患者さんにとっては不利益極まりないものであり、医療を実践する側にとっても、これまた不利益極まりないものであります。

鍼灸師が主催する鍼灸の勉強会に、西洋医学のドクターが多く参加し始めた、という事実をみると、こういう無慈悲な”壁”のようなものが、

 

長い長い年月は経ましたが、いよいよガラガラと崩れさるような予感がしてきます。

なんかこれからの流れは、とても楽しみであります!

僕も再びパワーアップしましたので、今日からまた清明院、気合入れていきます!!

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