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9.28の午後は、九段下で行われた「漢方医学研究会」に参加してきました!!
いくつかの講演と、いくつかの症例発表を聞いてきましたが、色々と思うところがありました。
漢方を中心に取り扱う薬剤師の先生方は、我々鍼灸師のように、体表に触れて判断することが、法律上、なかなか難しいようです。
だから、「問診」を中心に東洋医学的な判断していくしかない。
これでは大変だろうなあ、と思います。
あと、今回の研究会では「口訣(くけつ)」というものがテーマになっておりましたが、その道の大家が、近しい弟子にのみ伝えたと言われる、
この「口訣」というものを、実際に患者さんにやってみて、そのデータを取って、有効性が確認できるものは有用性あり、
その師匠の口訣は間違っていなかった、と判ずることも、大事かもしれないけれども、僕的には、その師匠がなぜその口訣を伝えるに至ったか、
その理論的背景を云々することの方が重要なんじゃないかと思いました。
師匠がこう言っていて、それをやってみると実際にいいから使ってる、というのでも、まあいいんだけど、それでうまくいく場合と、
いかない場合というのが必ず存在するわけで、それをどう理解するのか、ということの方が重要だと思うワケです。
講演の中にあったように、かの老子だって、”道(タオ)”というものを伝えるのにあたって、言葉で言うだけは言うから、
あとはそっちで考えてね、という態度なわけです。
だから要は、何を、どんないいことを教わったって、結局教わった側が、”考える”ということをしないとダメなんです。
”リテラシー”です。
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2014.09.11
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「患者さんの声」をいただきましたので、紹介します。
20代女性 会社員
【症状】子宮頸がんの疑い、繰り返す流産、子宮外妊娠、肩こり、腰痛、頚痛、歯痛、つわり、めまい、発熱、だるさ、むくみ等
清明院に通い始めたきっかけは、度重なる流産や子宮外妊娠でした。
他に、子宮頸がん予備軍として診断され、病院に通うも、良くなったか進行してるか?の経過観察のみで、改善方法が無いことに、
不安と不満があったからです。
また、ずっと悩まされていた肩凝り、腰痛等もついでに一緒に治せられればなー…と言う気持ちがありました。
最初の診察は問診も含め約3時間。
問診の前に、自分自身の身体についての様々な質問事項が書かれたカルテを渡され、こたえられる範囲で回答。
その後、先生がそのカルテを見ながら詳しく問診。
身体的な事から、家族構成、初めて痛みが出た時の状況や環境、感情等。
その後、診察へと移っていく感じでした。
人によっては、何でこんなに聞かれないといけないのか?と思うかもしれませんが、私には自身の身体と感情とに向き合い、
紐解いていく時間が出来て、すごく腑に落ちました。
その最初の診察の段階で、とりあえずここに通ってみよう!と思えました。
その後、腰痛だったり、首の筋を痛めたり、肩凝り、虫歯…と色々な症状でもお世話になり、あとは子宮頸がんの症状が進行しない為に通っている感覚でした。
ところが、清明院に通い初めて約3ヶ月で妊娠反応!
先生に妊娠報告すると、そこからは妊娠で出るあらゆる不調に対応し不安を軽減させてくれました。
(先生のゆるーい対応が緊張をゆるめてくれます(笑)
つわり、めまい、貧血、発熱、だるさ、むくみ等。
しかし、そうはいっても、やっぱりまた流れてしまうのではないか?という不安がずっと拭えなかったのは確かでした。
でも、5ヶ月を過ぎた辺りからお腹の中の子の生命力、鍼治療の力、自分の前向きな気持ちを信じようという気持ちにシフトチェンジしていきました。
今までの他の症状緩和を体感してるからこその信頼感ですね。
そして、通い初めて一年未満で無事元気な赤ちゃんを授かりました♪
本当に感謝としか言いようがないです。
また落ち着いたらお世話になるつもりです。
【清明院からのコメント】
最近、忙しさにかまけて「患者さんの声」を書いていただくことを長らく怠っていましたが、やっぱり治った患者さん全員に書いてもらわなきゃな、
と思えるような内容の「声」をいただきました。(苦笑)
この方の「声」も、同じような症状、悩みを抱える患者さん達の、大いなる助けになるんじゃないでしょうか。
この方は、関西の大先輩の紹介で来院されました。
それもあって、患者さん自身が仰っておられるように、初診の段階から当院の治療スタイルを信頼していただけていたようで、
たいへん治療を進めやすかったです。
初診の診察後、
「肝鬱気滞(かんうつきたい)、肝血虚(かんけっきょ)」
と証を立てて治療を開始したところ、1診目から劇的な良性の変化が現れ、その後も順調に治療を進めることが出来ました。
現在、不妊症の患者さんは非常に多いですが、意外とこの方のように、妊娠はするけど育たない、流産を繰り返してしまうとか、
妊娠したはいいものの子宮外妊娠だったとかいう、いわゆる「不育症」の方も少なくありません。
鍼灸では当然、不妊症にも不育症にも、東洋医学の見地から対応できます。
また、妊娠中や、妊娠前の時期に伴う、様々なトラブルにも、この方のように、ことごとく鍼灸で対応していきます。
病院のように、薬を使った方法だと、初産の妊婦さんは特に、胎児への影響を考えて、たとえ症状が抑えられたとしても、
非常に不安になりますので、使いたくない、というのが本音でしょう。
事実、婦人科から薬をもらったものの、怖くて飲めていない、という患者さんは非常に多いです。
しかもその不安感が、諸症状をさらに重く、取れにくくしたりします。
しかしそうであれば、それらの症状を初めから鍼灸治療で難なく改善できれば、この方が仰っているように、妊娠時の不安解消に繋がり、
ポジティブな考え方を持つことに繋がります。
そうすると、結果的に生命力が鼓舞され、流産しにくく、正常妊娠しやすくなります。
まさに東洋医学の「心身一如」を体現された症例だと思います。
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2014.07.13
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学生さんからチョコチョコ出る質問。
「先生はそれだけ長い時間問診して、体表観察して、証と病因病理を立てて、結果的に初診で全然効果がなかったときって、どうしているんですか?」
とか、
「こないだモデル患者さんを治療したら、全然患部の痛みに変化がなかったんですが、治療に失敗したんでしょうか。」
とか。
これらの質問は、治療後に患者さんが実感できる治療効果が出ないといけない、それが無かったらイコール鍼が効いていない、という前提に基づいた質問ですね。
確かに、初診時の直後効果は、患者さんに希望を持ってもらう上で重要です。
しかし、初診時に患者さんが希望を持つ要素というのは、患部の状態、症状の変化、それだけではない。
清明院には、癌の患者さん、糖尿病の患者さん、リウマチの患者さん、アトピーの患者さんなどなど、多くの重傷、難病、奇病の患者さんが、
”その病気そのものを東洋医学的に診立てて、鍼灸で治してほしい”
と訴えて、治療に見えます。
こういったすべての病気に対して、直後で明確な変化を出すのは困難です。
直後効果、直後効果と拘る前に、まずはその病気がどういう病気なのか、自分なりに診断する習慣をつけることが先です。
その場で痛みや症状が取れてないと嘘だ、という考え方に基づくと、そのうちとんでもない失敗をします。
かつての僕のように。(苦笑)
例えば、治療直後は良かったけど、翌日劇的に悪化したとか言われたりね。
(それも、悪化の原因がよく分からないとかね)
その場で症状を変化させるということは、患者さんに希望を感じてもらう上では重要ですので、
「そういう病気の場合は」
そうしてあげた方がいいのですが、当然ながら世の中、そういう病気ばかりではないのです。
例えば癌の患者さんの治療直後に、
「どう?癌、小さくなった??」
とか、あり得ないでしょ??
その病の陰陽の傾き(表裏寒熱虚実)はどうか、五臓六腑で言うとどれが中心に病んでいるか、邪気の種類はどうか、
正気と邪気のバランスは、などなど、ということが明らかにできて、初めて東洋医学的な治療が成立します。
そういう事を考えずに、どこかに鍼すると、どこかの筋肉がゆるむとか、どこかに鍼すると、どこかの痛みが取れるとか、
そういう反応で無邪気に遊んでいるうちは、その程度の
”治療らしきこと(というか鍼に対する人体の反応遊び)”
しかできません。
残念ながら。
それを治療だなんて、思ってたらヤバいです。
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2014.06.06
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毎日鍼をしていると、患者さんの劇的な変化に驚かされることがある。
2014.04.06
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こないだ、こうおっしゃる患者さんがいた。
初診の問診の時、
患「なかなか予約がとれない、〇〇大学の、大変偉い先生にかかっています。」
竹「ほー、教授さんですか?」
患「はい、そうです。」
竹「で、今回の手術は、その教授先生の勧めですか?」
患「そうです。」
竹「執刀されたのもその先生?」
患「そうです。」
竹「しかし、手術の後から余計に痛くなった訳ですね?」
患「・・・ええ。」
竹「その件について、その先生は何て仰っていますか?」
患「実は、その先生にはまだ言えてないんです。」
竹「ええ!?どうして?」
患「その先生曰く、手術の後は必ずスイスイ歩けるようになるって仰ったんです。。。だから言い出せなくて。。」
とのこと。
〇
”偉い先生”ねえ。。。
”権威”って、何なんだ。。。
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2014.03.25
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清明院の治療スタイルは北辰会方式、
カルテ記入~問診~体表観察~病態説明~治療~休憩~養生指導
という、実に3時間にわたる長い初診から始まります。
2014.03.03
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昨日は、大阪で行われた、(一社)北辰会本部臨床コースに参加してきました!
午前中は実技訓練
「空間診」。
北辰会独特の診断法で、診断理論です。
以前からどんな臨床をするのか気になっていた先生と、偶然ペアになったので、完全に患者役に徹して、体表観察を受けつつ、
問診を受けつつ、色々と、盗み盗み。。。(笑)
・・・ま、大変勉強になりました。
午後はちょっと抜けて、色々と野暮用をこなしたあと、奥村裕一学術部長の
「奇経八脈」
講義。
奥村先生のこれまでの研究のダイジェスト版のような講義に、細かな知識の深さ、広さに恐れ入る。
こないだ群馬で行われた宿泊型研修会「順雪会」でも、奇経の話は聞きましたが、さらに新ネタが入っておりました。
いやー、すごいナー。
あの知識、紹介してもらった書籍、古典等々を消化するのに、何年かかることやら。。。(苦笑)
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2014.01.18
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これまでのお話
病院での漢方薬の使われ方
病院での漢方薬の使われ方 その2 参照
今回の病院見学で、僕を引率してくださったドクターは、お身内に漢方医がおられるそうで、そのお身内の診療のやり方は、まず正確に問診し、その上で注意深く脈や舌を観察してから、
一人一人に合わせて、一味一味、生薬の分量を加減して処方する、という、本来の漢方医学のやり方だったそうで、それを幼い頃から見ていて、
ドクター御本人も実際に治療を受けていたそうで、昨今巷の病院で行われている、いわゆる病名漢方、症状漢方には、大いに疑問を抱いているようです。
しかし、巨大な病院組織の中で、一勤務医が、その病院のやり方自体をどうこう変えることは出来ないし、病名だけを見て、東洋医学的な診察内容は何も考えずに漢方薬を処方している、
ほかの先生に対して口を出すわけにもいかず、黙って見ている、という状況なんだそうです。
このように、当然ながら、分かっているドクターは分かっている。
西洋医学と比較した場合の、東洋医学の特長である、徹底したオーダーメイド性、その治療技術レベルの高さ、学問としての高度さを。
しかし、それ以上に、その病院の方針、各ドクターの考え方、というものがあり、現場でそれを大きく変えることは、現場のドクターであっても難しい、という現実があるようです。
それを聞いていて、なんだ、そういうフラストレーションて、我々と同じじゃん、と思いましたね。(^^;
まあこのように、一般的な病院の現場における漢方薬、東洋医学の取り入れられ方は、処方している側、されている側の根本的な認識を改めないといけない、
という問題があるのですが、こういう制度そのもの自体を変えることは不可能に近いでしょう。
・・・といって悲観してても始まらないので、何か方策を考えなくてはなりません。。。
雀の涙のような影響力であっても、現場で頑張って治し、その事実を発信し続けなくては。
あと、まあこれはそもそも論だけど、一番いいのは、言い方が悪いようだけど、消費者(患者さん)自体がもっと賢くなることでしょうね。
もっと自分の体に、自分の健康に高い意識を持つこと。
そうすると必然的に、東洋医学が本来どういうもので、西洋医学が本来どういうもので、ということに興味が出て、より質の高い東洋医学、西洋医学を受けようとする人が増えるでしょう。
医者に言われるがまま、されるがままではなくなる。
そうすると徐々に医療を提供する側も、そのニーズに応えざるを得なくなる、というワケです。
そうするにはどうするべきか。
・・・わからんネ。(爆)
理想論か。
もうチョイ続く
〇
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2013.10.29
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前回のお話
では、続きいきます。
今日は、では東洋医学では、「小児臍突(しょうにさいとつ)」をどう考えるか、というお話です。
これは、女児に多く、小腸や腹腔の脂膜が飛び出すもの、と言われ、この点は西洋医学と変わりません。
東洋医学では、これが起こる原因を2種類に分けます。
1.もともと弱い体質で生まれたパターン
2.体に熱が籠ってしまっているパターン
という風に、です。
1.の場合は、泣くときに咳をし、大便をいきむときに臍が飛び出してしまう、指で戻せば戻るが、泣き出したりすると、また出てきてしまう、というものです。
2.の場合は、1.の症状プラス、夜になっても眠れず、落ち着きがない、という症状などを伴います。
1.のパターンであれば、おへそが出てこないようにガッチリ固定し、自然修復を待ち、無理なら手術も考慮する、とあります。
2.のパターンであれば、治療としては籠った熱を冷ますように、うまく発散されるように治療しなくてはいけません。
成人の場合でも、要は弱りが中心か、邪熱が中心か、あるいはその両方か、です。
例え、手術で見た目を改善したとしても、弱りや邪熱が改善されたわけではないので、再発することもあり、根本的な治療が必要でしょう。
こういうのを放っておくと、徐々に強力な病が形成されてしまうことがあります。
問診時、こういう情報が出た場合、キッチリ聞いておくことが重要です。
その人の体質、および今後どうなっていくか、を教えてくれる場合があります。
参考文献 『中医症状鑑別診断学 第2版』 人民衛生出版社
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2013.10.25
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清明院では、初診の問診が終わり、体表観察が終わった後、
「あなたの体の状態は”東洋医学的には”これこれこういう状態ですので、こういう治療方針で、こういう鍼をしていきます。」
という”しつこいぐらいの”説明を、必ずするように心がけている。
術者が、その患者さんの病の東洋医学的なメカニズムを、全く理解せずに鍼をすることは、大変危険だ。
例えるなら、目隠しして日本刀を振り回しているような。
全く動かし方を知らない人が、エンジンのかかった車の運転席に乗っているような。
地図を読めない人に、目的地まで案内してもらっているような。
そういう危険さ、不安感がある。
病の、東洋医学的なメカニズムのことを
「病因病理(びょういんびょうり)」
あるいは
「病因病機(びょういんびょうき)」
という。
これについては、以前書いた。
講義でそんな話をしていると、こないだ学生さんから、こんな質問を受けた。
「では病因病理は、可能な限り複雑な方がいいんでしょうか。」
と。
それはちょっと違う。
病気にもよると思うが、逆に、可能な限りシンプルな方が良いと思う。
複雑な病因病理の病もあれば、単純明快な病因病理の病もある。
丁寧な方がいいに越したことはないが、複雑なら複雑なほどいいかというと、それも違うのだ。
患者さんの病気に合わせて、「的確な」病因病理を構築すること。
出来るようになること。
・・・で、それを、「自分で理解、分析できる範囲で」動かすこと。
まずはこれが、東洋医学的な治療で良好な結果を得るための、近道だ。
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!