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順天堂東医研に行ってきました!!

2019.10.19

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10.17の木曜日は、順天堂東医研に行ってきました!!

 

(「順天堂大学医学部 東洋医学研究会」と表記すると長ったらしいので、今後はこうします。(*‘∀‘))

 

 

 

今回は吉祥寺中医クリニック長瀬眞彦先生の講義「漢方エキス剤の効かせ方~人生すべからくマッチング〜」でした。

 

 

先生の講義は非常に分かり易いです。

 

 

いつもながら、高度な症例を交えつつ、学生の興味を引き付けつつ、有名な漢方や生薬に関して、上手に説明しておられました。

 

 

今回も漢方を煎じながらの講義でしたが、今回煎じて試飲した薬は「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」です。

 

 

この薬は超有名な「小柴胡湯」の変法であり、あの『傷寒論』に、「少陽病」の薬として登場する薬です。

 

『傷寒論(しょうかんろん)』という本

「小柴胡湯」を含む記事 

「少陽病」を含む記事           参照

 

 

 

かの折衷派の代表格である和田東郭をして

 

「半夏瀉心湯の代わりになる薬は後世方にはない。」

 

とまで言わしめている名方です。

 

和田東郭という人物    参照

 

 

 

数十年前に蓮風先生も注目されて、この方剤が目当てとする「心下痞(しんかひ:みぞおちの痞え)」という所見を如何にとるか、北辰会方式としてのやり方を教えて下さいました。

 

(それを初めて関東で発表した時の講義で、モデルになって鍼してもらったのでよく覚えています。)

 

 

今回の講義で先生が強調しておられたのは「マッチング」、つまり、その漢方が適応となる「レスポンダー」を如何に見つけるか、という部分です。

 

 

これをするには、やはり基礎的な東洋医学理論や、脈診や舌診などの基礎的な診察法を身に付けることが重要で不可欠だ、ということです。

 

 

ここを上手に、効率的に説いていくのが僕の仕事かな、と思いますね。(^^)

 

 

他にも

 

「エキス剤と煎じ薬、どっちが効くの??」

 

とか、

 

「そもそもどう違うの??」

 

という話や、半夏瀉心湯も煎じとエキス剤では全然違う味で、なかなか興味深かったです。

 

 

 

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順天堂大学医学部、東洋医学研究会で喋ってきました!!

2019.09.13

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昨日は順天堂大学医学部、東洋医学研究会で喋って来ました!!

 

順天堂大学医学部に東洋医学研究会が発足!! ⑩   参照

 

 

今回のテーマは

 

「東洋医学のキホン 脾胃」

 

 

実技指導 舌診」

 

の二部構成。

 

脾・胃

「舌診」を含む記事    参照

 

 

これを二時間ですべてやるというワケですから、ある意味、殺人的スケジュールです。(苦笑)

 

 

講師である僕にとっても、本格的な東洋医学の、濃密で本質的な内容を外さず、いかにエレガントに「サマライズ」出来るか、これが問われています。

 

 

この現代日本には東洋医学の大学は無く、月にたった一回の勉強会と、学生同士での自主勉強という、しっかりと教育する時間がとれないという厳然たる現実の中で、

 

学生の興味をしっかりと引きつけつつ、しかも効率よく、退屈なマニュアルの暗記や、単なるHow toモノに陥ることなく、しかも、マニアック過ぎや専門的過ぎて煩雑な内容に陥ることもなく、

 

きちんとした東洋医学の基礎を教え込む。。。

 

 

これはなかなか、ハードルが高い事業であります。

 

 

・・・でも、僕は彼ら(医大生)の圧倒的勉強力に期待しています。

 

 

彼らなら、予め内容を決めて、予習復習さえきちんとやってくれれば、最短時間でこの医学の基礎が身に付けられる筈です。

 

 

それもワイワイと楽しみながら。

 

 

今回も北里大学の東医研のメンバーや、杏林大学の学生さん、順天堂の大学院生さんも参加して、徐々に参加者も増えてきました。

 

 

どの程度伝わったかはアンケートを待ちますが、今後の彼らの伸びや盛り上がりに期待しつつ、見守ります☆

 

 

 

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今日は関西へ!!

2019.09.07

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風邪も半分以上治り、ほぼ本調子を取り戻してきました。

 

 

本日も満タンの診療、ありがとうございました。

 

 

大変勉強になりました。<m(__)m>

 

 

・・・で、本日の診療終了後は、関西へ飛びます。

 

 

なぜなら明日、ホテルリッツカールトン大阪で、蓮風先生の出版記念パーティーがあるからです!!

 

 

ついに出ます。

 

 

しかも二冊!!

 

 

一冊は『舌鑑弁正訳釈』

 

 

これは清代の名医、梁玉腧が書いた『舌鑑弁正』を、蓮風先生が翻訳して解説を付したものです。

 

 

『舌鑑弁正』は中国の舌診学の集大成、最高峰と言われる本です。

 

 

ずいぶん前から、原稿はほぼほぼ出来上がっていて、いつ出るかいつ出るかと待っていたんですが、今回、満を持しての出版です。

 

 

もう一冊は『筆跡に見る心のひだ』です!!

 

 

患者さんに自筆でカルテを書いていただき、密かに筆跡を分析している北辰会。。。(笑)

 

 

まあこれも、ずいぶん前から何度か蓮風先生が特別講演して下さっていた内容ですが、鍼灸臨床家が筆跡心理分析の本を出すというのは、前代未聞の快挙、珍事だと思います。

 

 

歴史に残る貴重な本となるでしょうし、鍼灸師、医療人にこういうことを考えさせるきっかけとなると思います。

 

 

患者さんの心理状態と身体状態の関連。

 

 

永遠のテーマです。

 

 

楽しみに行ってきます☆

 

 

 

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(一社)北辰会定例会東京会場

2019.04.30

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4.28の日曜日は、高田馬場で行われた(一社)北辰会定例会に参加してきました!!

 

 

今回は本部から山本克仁先生、足立尚哉先生もお見えになって、今年度のガイダンスを喋ってくださいました。

 

 

その後、尾崎真哉支部長から「北辰会と肝病」という講義。

 

 

五臓の中でも、「肝の臓」の治療を非常に重視する北辰会。

 

 

私も以前、「肝病はこう治す!」という論考を、有料メルマガ『あはきワールド』に投稿したことがあります。

 

 

現代日本人を治療する上で「肝の臓」に対する理解は非常に大事なことと思います。

 

「肝」って何ですか?(その13)    参照

 

 

・・・今回、支部長の講義はかなり爆裂していたようです。(笑)

 

 

午後は実技訓練「脈診・顔面気色診・舌診・取穴」

 

 

今回は私の方でデモと解説を喋らせていただきました。

 

 

どれだけ伝わったか分かりませんが、まあ来月も同じテーマで実技訓練があるようですので、また訓練しに来ていただけたらと思います。(^^)

 

 

新年度一発目、参加人数も多く、飲み会も実に盛り上がっていましたね~☆

 

 

まあしかし、こうやって勢いのある時ほど、慎重に、繊細に。

 

 

陰陽論であります。

 

 

 

続く

 

 

 

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大建中湯について

2019.03.03

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ここまで、四君子湯を処方されていた患者さんがたまたま見えたことをきっかけに、脾胃が病んだ時の処方についてツラツラと書いてみた。

 

四君子湯と六君子湯

平胃散について   

 

 

もちろん、湯液の専門家の先生から見たら笑っちゃうような、超大づかみの内容であり、間違いや曲解もあるかもしれないが、そもそもこのブログを専門家向けに書いたことは、この10年間、ほぼない。

 

 

あくまでも、この医学を全く知らない人、あるいは懐疑的な人(つまりほとんどの日本人(苦笑))を中心に、専門的な内容といっても、せいぜい初学者やディレッタントに向けて、

 

この医学の特長、特性を少しでも知ってもらおうと、書いている。

 

 

一応自分なりに調べた上で書いているつもりですが、もし間違い等があったら、すぐに修正しますので、ぜひご教示いただきたい。

 

 

・・・まあともかく、昨日、「安中散」と方意が似ている方剤として、「大建中湯」に触れた。

 

 

この方剤、意外と現代の消化器外科のドクターが処方することが多いようだ。

 

 

なぜなら、大腸癌術後の腸閉塞(イレウス)に有効であるという論文が出ているからだそうだ。

 

 

論文等については、大建中湯ツムラさんの説明書に簡潔に紹介されている。

 

 

このように、東洋医学的な整体観、人体観、疾病観に則った、弁証論治の結果としてではなく、西洋医学的な病名に基づいて、論文で有効性が一定認められているから、

 

という理由で、漢方薬が乱用されているケースが少なくないようだ。

 

 

実際にこれを処方している医師に、『金匱要略』や、その後の名医が残した「大建中湯」に関する諸文献を読んだ上で使用している先生は少ないのではないだろうか。。。

 

 

全く東洋医学の教育を受けたことがない医師が、腹診も脈診も舌診もせず、東洋医学的な人体観(臓腑経絡学説や病因論等々)や、弁証問診もしない中で、

 

西洋医学的病名のみを頼りに同一の漢方薬を長期に乱用する。。。

 

 

・・・これはー、どうだろうか。

 

 

やはり、この考え方は、生薬資源の無駄遣いに、繋がらないだろうか。

 

 

私の知己の、漢方家は、みな口を揃えてそう言っている。。。

 

 

脾胃の病といっても、ここまで紹介したパターンもそうだし、まだまだ他にも、たくさんある。

 

 

それを的確に分析し、良化や悪化の流れを考えて、その時点で最もフィットする方剤や、鍼灸で言えば配穴や手技を選び、経過に応じて加減していくことが出来るのが、東洋医学の叡智だと思うんですが。。。

 

 

 

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一生懸命やる

2018.10.22

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直感は大事。

 

 

初診の患者さんが入ってきた瞬間。

 

 

再診の患者さんでも、入ってきた瞬間。

 

 

問診をして脈診をして舌診をして、そういう分析智に落とし込む以上に、本質的な情報をくれる場合がある。

 

 

これを磨くにはどうするか。

 

 

確度を上げるにはどうするか。

 

 

・・・毎日、一生懸命、やるしかない。

 

 

寝る前に、今日患者さんに対して一生懸命やったか、納得できてるか。

 

 

 

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暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学 3

2018.02.16

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前回のお話

 

暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学

暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学 2   参照

 

 

では続きいきましょう。

 

 

◆暈厥の弁証

 

 

暈厥には、どんな証が考えられるかというと、以下の通り。

 

1.気虚

2.血虚

3.血気上逆

4.肝陽上亢

5.痰濁上擾

6.暑熱

 

『症状による中医診断と治療』には、以上の6つが挙げられています。

 

(成書によっては、多少多かったり、少なかったりする場合があります。)

 

 

1.2.は虚証、3.4.は肝の病変、5.6.は実証です。

 

 

臓腑では「肝の臓」の異常が中心であり、病態に虚実あり、ということですね。

 

 

だから、一口に暈厥とっても、治療法は、倒れたメカニズムによってそれぞれです。

 

 

もし失敗すれば悪化して、深刻な状態になることも考えられます。

 

 

ですので、やはり「的確な診断」が重要です。

 

 

・・・で、こないだの先輩のケースはどれに該当するかな~・・・、と考えていく訳ですが、ここ(成書)に挙げられているのはあくまでもひな形的なパターンの羅列であって、

 

これらが時には複合的に、あるいはここに書かれていないパターンでも、暈厥は起こってきます。

 

 

ですので、あまり上記の弁証分類に縛られ過ぎて、無理やり当てはめて考えるのも、失敗のもとだったりします。

 

(教条主義を排す、ってやつね。)

 

 

また北辰会方式としては、どういった機序(病因病理)で、上記の証による暈厥に至ったのか、の把握が重要でしょう。

 

(これは、予後にも関わるからです。)

 

 

まあ、あくまでも実際の体表所見、当日の患者像を参考に、何が起こったのかを考えるべきだと思います。

 

 

そういったことを十分に鑑みつつ、慎重に考えると、あの日、その先輩は倒れる直前に、ホテルの豪華な食事を、普段よりも多くとり、普段ほとんど飲まない酒(ビール)も多く飲んでいました。

 

(瓶ビール二本ほどかな?)

 

 

この時点で、脾胃に常ならぬ負担を強いていたことは十分に考えられます。

 

(飲食不節→湿困脾土、湿熱中阻、脾失健運、胃失和降などの”病因→病理”が考えられます。)

 

 

しかも朝から早起きし、熱海への移動疲れもあったことと思いますし、研修会ですから、精神的緊張もあったことと思います。

 

(睡眠不足→気虚や血虚、新幹線での長時間同一姿勢、精神的緊張→肝鬱気滞、気滞血瘀などが考えられますね。)

 

 

しかも倒れる直前に、露天風呂にて長湯をしている。

 

 

長風呂では、肉体的緊張は緩み(理気活血疏肝)つつも、あまりに長ければ、疲労(気虚や血虚)は助長される面があります。

 

 

また、冬場の露天風呂ですから、そこで風寒邪を感受した可能性もある。

 

(その場合は気が急激に上逆傾向になります。)

 

 

ただ、横で見ていましたが、湯舟には肩まで浸かっておりましたし、一緒に入っていて、そこまで風も強くなく、冷たい風を受けていた感じはしませんでしたね。

 

(そして、風呂から上がった瞬間、一瞬”左に”フラッとよろめいたのが少し気にはなりました。)

 

 

風呂場での会話にも特に参加しておらず、そこで何か七情が乱れるようなことはなかったのではないかと思います。

 

(これは推測ですが。)

 

 

その後、脱衣所で急に後ろにバターンと倒れた時、すぐさま駆けつけて脈を診ていた先生が、

 

「沈んで細くて堅いけど、力はあります。重按がやや弱いです。」

 

と仰っていました。

 

 

この脈は、その後すぐに意識がついた時、その瞬間に、緩みながら浮いてきたそうです。

 

 

ここで、気虚や血虚の暈厥では、顔面蒼白、脈無力が特徴で、肝の病変や暑熱では顔面紅潮が特徴ですが、顔色としては、土気色、という感じで、蒼白でも紅潮でもなかったですね。

 

 

 

また、血虚で倒れると、目が落ちくぼんで輝きがない、というのが特徴のようですが、倒れた瞬間、目は一点を見つめ、妙にギラっとしていました。

 

 

血気上逆では歯を食いしばるのが特徴ですが、口は開いて、歯は食いしばっていなかったです。

 

 

倒れた時に上腹部を触った先生は、極端に冷えていたと仰っています。

 

 

また、ご本人が意識がついてから、

 

「倒れる寸前に悪心がして、気付いたら倒れていた。」

 

と仰っています。

 

 

舌診は、意識がついてすぐの舌は舌背が紫暗、舌腹は淡白傾向、特に舌下静脈が淡白気味だったようです。

 

(血虚と瘀血の所見が両方出ていますが、血虚が本と診てとれますね)

 

 

これらの情報を総合すると、成書の分類からいけば、5.の痰濁上擾が中心でありつつも、背後に若干、2.の血虚があるのでは??となります。

 

 

さて、これを治療して、今後同じ状況にさらされても、暈厥を起こさない体にするにはどうしたらいいでしょうか。

 

 

 

続く

 

 

 

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(一社)北辰会関東支部特別講演に参加してきました!!

2017.12.19

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17日の日曜日は、大森にある東京衛生学園で行われた、(一社)北辰会関東支部の特別講演に参加してきました!!

 

 

今回は午前中、

 

「北辰会方式と中医学の違い」

 

という刺激的なテーマで喋らせていただきました。(゜レ゜)

 

 

朝一の告知がちょっと押して、何と20分押しでのスタートになりましたが、どうにか時間内に収めることが出来ました!!(苦笑)

 

 

まあ、時間がない割には、まずまずいい内容は喋れたんじゃないかと思います。

 

 

午後一は東京、国立で蒼天堂治療院をやっている尾崎真哉支部長による講義

 

「北辰会方式の舌診学」

 

です。

 

 

膨大な情報量を、僅か1時間の中に詰め込んだ講義で、正直、置いて行かれた人もいたんじゃないかと思いますが(苦笑)、北辰会方式では、

 

中医学の先生方が行っている舌診学をさらに発展深化させようと、この数十年やってきました。

 

 

北辰会の舌診には、中医学の教科書にはない内容がたくさんあります。

 

 

それを余すところなく伝えたい、という支部長の情熱が伝わる講義でしたね。

 

 

そして最後は大阪で藤本玄殊堂をやっている藤本新風副代表による講義と実技

 

「体表の声を聴く ~体表観察上達のコツ~」

 

という注目の講義。

 

 

これは、初めての試みとして、北辰会が普段行っている実技指導の様子を、実際に一部始終見ていただこうというものです。

 

 

新風先生の指導を受けて、受講者の先生の手が変わり、触られているモデルの方の、受けた印象が変わる様子が、受講者に伝わったんじゃないかと思います。

 

 

しかも最後は、予定にはなかったんですが、実際の刺鍼を見せていただくことが出来ました。(笑)

 

 

まあ今回の特別講演では、北辰会と中医学の違いを中心に、北辰会としての、マス教育と個別指導の在り方の双方を感じ取って頂けたんではないかと思います。

 

 

そして終了後は忘年会。

 

 

今回は10月に金沢で行われた日本伝統鍼灸学会の、新風先生の実技披露の時にご協力くださった積聚会の藤原先生、高橋先生、東方会の横山先生も飛び入り参加して下さり、

 

非常に参加者も多く、盛り上がりました!!

 

 

今年1年の総まとめとして、大変良い講演会であり、忘年会だったと思います。

 

 

さて、個人的には今年の大仕事はすべて終了です。

 

 

あとは論文を仕上げて、来年を迎えるのみ!!

 

 

来年はちょっと仕事セーブしようかな。。。(;゚Д゚)

 

 

 

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12月特別講演、締め切り間近!!

2017.11.26

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今年も毎年恒例の、(一社)北辰会関東支部主催の、東京衛生学園での特別講演が行われます。

 

 

ポスターはこちら

 

 

僕と、関東支部支部長の尾崎真哉先生と、副代表の藤本新風先生でお送りいたします。

 

 

講演内容は私から

 

「北辰会方式と中医学の違い」。

 

 

尾崎支部長から

 

「北辰会方式の舌診学」。

 

 

新風副代表から

 

「体表観察上達のコツ」。

 

 

という、強力なラインナップでいきます!!

 

 

1日を通じて、中医学と北辰会の違いをハッキリさせましょう、という内容になっていると思います。

 

 

まあしかし、中医学自体がどういうものだか分からない、という人のために、私の方から、中医学の歴史と現状を簡単に示してから、内容に入りたいと思っています。

 

 

事前申し込みの締め切りまで残り一週間ほどとなったようですので、お急ぎください!!!

 

 

お申込みフォームはこちら!!

 

 

お見逃しなく!!(=゚ω゚)ノ

 

 

 

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12.17(日)、東京衛生学園で北辰会特別講演!!

2017.10.28

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来たる12.17(日)、東京衛生学園にて、北辰会の特別講演が行われます!!

 

ポスターはこちら!!

 

 

今回も私は前座で朝一から喋ります。

 

(毎年これが終わると、安心して年末を迎えることが出来ますね。(*‘∀‘))

 

 

講演タイトルは「北辰会と中医学の違い」

 

 

・・・よく北辰会は、

 

「中医学派だね。」

 

と言われることがあります。

 

(実際僕なんかも、東洋鍼灸専門学校なんかでは”中医系の先生”という枠で呼ばれている感じがあります。)

 

もちろん北辰会が、医学の基礎として中医学に多くを学んできたこと、学んでいることは事実ですが、全く中医学の考え方のみで診断治療を行っているかというと、それは違います。

 

 

そういう意味では、単純な「中医学派」ではありません。

 

 

ではどう違うのか。

 

 

ここら辺を一つ一つ、カチッと説明します。

 

 

午後は尾崎真哉支部長による「北辰会の舌診」

 

 

これも支部長から、中医学との診方の違いをアツく語ってくれることと思います。

 

 

最後は藤本新風副代表による「体表の声を聴く」

 

 

北辰会が中医学との大きな違いとして極めて重要視する、詳細な「体表観察」の意義を説明しつつ、実技ではいつもながらの超絶技巧を見せてくれることと思います。

 

 

そういうことで今回のテーマは1日通して、

 

「中医学と北辰会方式の違い」

 

をご理解いただこう、という構成になっています。

 

 

今やグローバルスタンダードとして、東洋医学の世界共通用語、理論はTCM(中医学)です。

 

 

でも、それをただ鵜呑みにするのではなく、そこにわが国独自に培われてきた知識、技術を組み込んで、より良いものに展開しよう、とやってきたのが、

 

(一社)北辰会、蓮風先生の約50年の歩みです。

 

 

中医学理解、北辰会理解の上で、これからの鍼灸師にとって外せない1日になると思います!!

 

 

お申し込みはこちら!!

 

(東洋鍼灸専門学校、東京衛生学園(掌友会)、日本医学柔整鍼灸専門学校の学生さんと教員の先生方には特典があります。)

 

 

お申し込みは12.3(日)までです。

 

 

お早めに!!

 

 

 

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