東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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(一社)北辰会4月本部臨床コース

2013.04.15

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昨日、4月14日の日曜日は、大阪で行われた、(一社)北辰会本部臨床コースに参加してきました!!

午前中は油谷真空先生のご指導による実技訓練で、かなり実践的な内容で、朝から興奮しました。

午後イチは藤本蓮風先生による公開実技デモンストレーション。

よく、

「鍼治療は刺激療法(物理療法)の一種であり云々・・・」

と仰る先生がいたり、そう書いてある本がありますが、もともと、東洋医学において、「鍼治療」というのは、

”気を動かし、陰陽のバランスを調和させるためのもの”

であります。

だから、無形であったり、有形であったりする、この実に自由奔放な「気」というものを正しく動かし、歪みをとればいいワケで、

なにも皮膚を破らなくてはいけないワケではありません。

極端に言えば、「翳す」だけでもいいのです。

物理的刺激にこだわる必要はありません。

今回はそれを、聴衆にまざまざと見せつけて下さいました。

次は清明院も非常にお世話になっている西宮の橋本実千代先生の症例発表、

「アトピー性皮膚炎」

でした。

北辰会では、15年以上前から、非常に力を入れて治療している疾患の一つです。

ですので、症例数や、アトピーを東洋医学的にまとめて発表した内容も多く、非常によく診る疾患です。

病歴が数十年に渡る重症のアトピーを、素晴らしい早さで治しておられました。

そして最後は森洋平先生によるシリーズ講義

「近代日本鍼灸史」

です。

”医学史”というと、な~んかカタイテーマで、難しそうなイメージがありますが、これを分かってなかったら、大きな歴史の流れの中で、

我々が今何をやっているのか、なぜ今こういう状況になっているのか、分かりません。

ですので、本来避けて通れない、全鍼灸師が最初に履修するべき内容なのです。

・・・まあそんな訳で、まだまだ書きたいことはいっぱいあるけど、キリがないからそれは胸にしまって、今日もガンガン鍼してます!!

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東洋医学への正しい理解

2013.03.17

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この10年で、東洋医学に対する期待、関心は、高まっただろうか。

現場でこの10年以上やってきた者の印象としては、高まったように思う。

患者さんも、同業者も、昔は冷たかった。

鍼灸といえば、慰安的なマッサージの延長で、せいぜい肩こりか、さほど深刻でない腰痛、膝痛ぐらいにしか効かない、という認識が一般的で、

 

医学、医療であることを真面目な顔をして主張すると、嘲笑されるような向きがあった。

 

また、鍼灸と言ったら、

「飯が食えてるだけでスゴイ。」

みたいな、”食うのがやっと”の職業であるなんてことも、よく言われた。


それが今では、アレルギーや自己免疫疾患、癌や糖尿病、婦人科疾患など、現代の西洋医学が苦手とするような様々な疾患に対して、有効である可能性がある医学だ、

 

という認識が、少しづつではあるが、高まってきたように思う。

 

この1カ月の、清明院の新患さんの主訴を見ていても、そう思う。

 

肝機能障害、肝炎、躁鬱病、アトピー性皮膚炎、花粉症、不妊症、月経異常、癌などなど、単純な肩こりや疲労を訴えて見える人は、むしろ少ないぐらい。


東洋医学がこうやって注目され始めたことの背景には、もちろん否定する訳では無いが、明治以来、威信を保ってきた西洋医学への不信感や、

 

実際問題としての西洋医学の「頭打ち」感があることは否めないのではないだろうか。


親や肉親が、がんと診断され、化学療法や外科手術をやった結果、全くいい場面がなく、死んでいった。

難治性のアレルギー疾患で、薬で一生抑えるしかない、と冷たく言われた、など、西洋医学に対するマイナスの印象を患者さんや周りから聞くことはよくあります。

ただ、西洋医学がダメだから東洋医学に頼る、というマイナスからの流れではなく、西洋医学はこういうところが良くて、東洋医学はこういうところがいい、

 

という、双方の特長を正しく理解した患者さんが増える、という流れの方がいいと思います。

今後は、そういう流れが今よりも増えてくるでしょう。

サービスが向上する一番の近道は、消費者が賢くなることではないでしょうか。


医師に言われるがまま、されるがまま、という患者さんは、今後は減ってくるでしょう。

そこで、東洋医学がいかなるものか、正しく理解し、表現、体現できる先生しか生き残れないようになったらいいのではないかと思います。

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皮膚病考

2013.03.15

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清明院は、皮膚病の患者さんが多くみえる。

アトピー性皮膚炎はもちろん、尋常性疣贅やら、掌蹠膿疱症などといった、難しい疾患もあります。

東洋医学では、主に

「皮膚に籠った熱」

であったり、

「血が足らなかったり、巡らないために起こっている症状」

などと考え、対処しますので、西洋医学的な診断名は、参考にはしますが、それによって、東洋医学的な診断にはさほど影響しません。

あくまでも

「気を動かし、陰陽、五臓六腑のバランスを調整し、”治る力”を賦活化して、体質改善した結果、皮膚の炎症が治まる。」

という変化を狙うのみです。

皮膚病の患者さんは、この時期(季節の変わり目)、悪化する場合があります。

あまりにも皮膚の炎症が強くて、夜、睡眠中に無意識に掻き壊してしまって、出血して、その部分が痛い、とか、

あまりにも痒くて仕事にならない、という場合は、皮膚科に軟膏をもらって、症状を抑えることも選択肢の一つですし、

こちらから勧める場合もあります。

・・・で、たとえ症状のみ、無理に抑え込んだとしても、皮膚が落ち着いてる間に、根本原因である臓腑の弱りなりを調整する、

といった方法をとった方がいい場合もあります。

慢性の皮膚病をお持ちの患者さんにとって、”痒み”そのものが”ストレス”であり”不安要素”になってしまうし、”眠れない原因”になってしまって、

 

そのストレスや不安が、臓腑の機能を失調させ、鍼が効きにくくなる、という悪循環があるからです。


そんな感じで、慢性で難治性の皮膚疾患には、西洋医学の力も借りつつ、時間をかけて根気良く、やっとります。

東洋医学と、西洋医学は、もっと表立って、協力関係をとるべきだ。

患者さんのためにも、お互いのためにも。

 

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「胆」って何ですか?(その4)

2013.02.03

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これまでのお話・・・

「肝」って何ですか?(その13)
「胆(たん)」って何ですか??(その1) 
「胆」って何ですか?(その2)        
「胆」って何ですか?(その3)

 

では、続きいきます!!

 


◆「胆の腑」と枢(くるる、とぼそ)

 

胆の腑を考える上で、臨床的に大事なのが、この「枢(くるる、とぼそ)」に関わる、という考え方です。

 

どういう考え方かというと、まずこの聞き慣れない”とぼそ、くるる”というのは、ドアを開閉する際に使う”蝶つがい”の真ん中に通す棒のことです。
↓↓

枢(くるる、とぼそ)


↑↑外からは見えないけど、コレの真ん中の、回転する部分に差し込んである棒のことネ。

 

(清明院の初診室の扉です☆ よく動きまっせ―!!)

 

これは要は扉の「回転軸」のことです。

 

門扉は、開くにも閉じるにも、回転軸がないと上手く出来ません。

 


人間の機能にも、扉を開閉するがごとき機能が、いくつもありますよね?

 

汗をかく時に、皮膚表面にある汗が出る穴(汗腺)が開閉しますし、排尿する時は膀胱~尿道が開閉しますし、排便する時は肛門の開閉、

 

飲食物の飲み込みから消化の、咽喉、食道、胃腸の開閉なんかがそうです。

 

これらの扉がもし開きっぱなし、閉まりっぱなしだったら、色々な障害が生じるということは、簡単に想像が出来るでしょう。

 

 

そういう病気もたくさんありますね。

 

東洋医学では、その全身各所の開閉の調整をし、開閉の「スムーズさ」に大きく関わるのが、回転軸をつかさどる「胆の腑」だというのです。

(もちろん、発汗、排尿、排便は他の臓腑も複雑に関連しあって、成り立っていますがネ。)

 

ですから胆が異常を起こすと、開閉がうまくいかなくなる症状が出ることがあります。

 


コレは実は、大変な問題に繋がることがあります。

 


アトピー性皮膚炎、糖尿病、ガンなどの重大な病は、ここがおかしくなっていることが少なくありません。

 

・・・ところでなぜ、開閉をつかさどるのが胆の腑なのか、実はこれには深い意味があると思います。

 

まあ、古典にそう書いてあるから、と言ってしまえば簡単ですが、それだけではイマイチ納得できません。(苦笑)

 

・・・で、色々と妄想するワケですが(笑)、一つには、胆の腑というのは、それ以外の五腑と比較して、非常に特殊な腑でして、

独特の特徴を持っていることと関係しているんじゃないかと思っています。

 

 


その話は次回。

 

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尿と熱

2013.01.27

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清明院では、初診の際に、尿の状況について、詳しくうかがう。

尿の色、臭い、泡立ち具合、残尿感、夜間尿の有無、回数などなど、出来るだけ詳しくうかがう。

尿というのは、その時の、その人の体の状態を示すバロメーターの、最たるものの一つ。

東洋医学以外では、チベットの伝統医学なんかでも、診断に使うそうだ。

診かたや考え方は違うが、西洋医学でも、尿の状態は極めて重要視する。

体に不調が起こっている時、この尿が何らかの異常を起こしていることが多い。

東洋医学では特に、「寒熱」「邪気の種類」などをよく示す。

全身の状態が冷えに傾いたら、小便の色は透明に近づき、薄くなる。

長時間寒いところにいて、体が冷えて来ると、尿意を感じ、小便を出すと、色の薄い尿が出て、少し体が温まるのを経験したことがある人はいるだろう。

外的環境に対応するため、体内の水を排出して、少しでも体を温める方向に傾けようとするのだ。

また、尿が出ることにより、これとは逆に、体に籠った余分な熱が排泄される場合がある。

アトピーや糖尿病など、キツイ熱がこもった、ある種の病の時、小便の出がよくなると、症状が好転することがある。

小便自体は水(水分)なのに、コレが出ることによって「熱」が排出される。

「汗」もそう。

詰まっている治療が、現状打破できるチャンス。


排尿の状況の意味ついて、よくよく考えるべきだ。

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消化管は体の外

2012.12.07

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清明院には、消化管に病気をお持ちの患者さんが多く見えます。

胃炎、腸炎、食道炎、ひどいものでは食道がん、胃癌、大腸癌、クローン病、安倍元総理で有名になった潰瘍性大腸炎など、実に様々な病気の方が見えております。

消化管と言えば、口から肛門までの長い道のりであり、食道、胃、小腸、大腸という、長い長い道のりです。

消化管の内側の粘膜は、いつも外界の刺激と接しているワケではありませんが、外界から取り込んだ飲食物は、消火液とごちゃごちゃに混ざっているとはいえ、

ある意味、そのままの形で粘膜に触れます。

そしてそこから、栄養分を吸収し、代謝し、血肉にする訳ですネ。

外界のものと触れる、という意味では、消化管粘膜は「体の外」であり、「皮膚」と似ています。

消化管の異常は皮膚との関連が深く、その逆もしかりです。

アトピーの方の胃腸が整ってくると、皮膚の症状がよくなる、便秘の人がよくなってくると、皮膚がキレイになってくる、これは日常よく見かける現象です。

まあ、「中から美容鍼灸」です。(笑)

鍼灸治療は、鍼や灸での「皮膚」を介した刺激で、身体の各部に影響を与え、全身を調整する治療、とも言えます。

漢方薬での治療は、「消化管粘膜」を介した刺激で、全身各所に影響を与え、調整する治療、とも言えます。

皮膚も、消化管も、深浅でいうと「浅」なんです。

東洋思想には「表を以て裏をうかがう」という大切な考え方があります。

表(浅)から、裏(深)を動かす。

裏を無理に触ろうとしないことの追求の究極が、もっとも裏を動かすのでしょう。


一番手前は、一番奥。

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冷えにも色々種類がある

2012.11.29

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「冷えは万病のもと」ということを言う人がいる。

別にこれには反対しない。

一面、当たっている部分もあるだろう。

ただ、

 

「それってどういう冷え?」

 

と聞きたい。

こういう、単純な見出しに反応し、妙に熱狂的に同調しやすいのは、世の常。

「冷えは万病のもと」と言ってしまうと、さも、温めることこそが全ての治療の根幹であり、もっと言えば、特定の手段で温めることにより、

 

万病が予防できる、という荒唐無稽な論理に繋がる。

(恐れがある。)

だから、温める性質のある食物をたくさん摂ろうとか、あの手この手で温めまくって、とか、そういう短絡的な発想の健康法が後を絶たない。

以前、現代の難病である”アトピー性皮膚炎”の患者さんに対して、あれを飲めば治る、これを食べれば治る、というような、


”アトピービジネス”

 

と揶揄されるような問題が起こったことがあります。

 

(今でも少なからずあるか。)

こういった、困っている人の弱みに付け込んで、興味を引くこと自体が目標になったような、誤ったシンプル化は、大変危険だと思います。

(手段の目的化なのか、そもそもの目的が患者さんの健康ではなく、お金なのか。。。)

もちろんそれでも、一定の成果を生む可能性もあるでしょうが、被害を生む可能性も高いと思います。

「温める」って、ナニで?どこを??どうやって??どういう人に???

・・・で、それがその人の体にとって、どういう作用をもたらすの??

 

それはどうやって検証、評価するの??

そもそも、そこでいう「冷え」の原因てナニ??

 

疑問が無数に頭に浮かんできます。

 


東洋医学では、自覚的、他覚的にどこかが冷える、ということは、その部位における

1.気の停滞

2.気の不足

です。

・・・で、1.2.ともに、患者さんによって、病気によって、無数に原因がありますし、それに対する適切な東洋医学的な鑑別法もあります。

こういうことを考えずに、ただやみくもに物理的に温めたり、温める食材を摂ってても、かえって弊害を起こす可能性は高いのです。

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「みちよかふぇ」!?

2012.11.28

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先日、北辰会の先生で、日ごろお世話になっている、大阪の橋本実千代先生が、先生の治療院である「実千代鍼灸院」の公式HPにて、

新たな連載コーナーを作ったとうかがいました!

(さらに…)

このブログに初めて訪れた方へ

2012.07.08

はじめまして。

東京都、新宿駅の近くで「清明院(せいめいいん)」という鍼灸院を営んでおります、竹下有(たけしたゆう)と申します。

このブログは、清明院を開業した2009年の10月から「ほぼ毎日」更新し続けているものです。

東洋医学、鍼灸医学のお話を中心に、日々感じる、様々なことを書いております。

現在、日本の国民の医療といえば「西洋医学」の独壇場です。

西洋医学が素晴らしい面はもちろんありますが、患者さんのことを考えた時、この現状は、偏っているように思えます。

一方、多くの日本国民の、東洋医学、鍼灸に対する認識はどうかというと、単なる慰安的行為の延長であったり、せいぜい雑多な健康法の一種として、認知されている程度ではないでしょうか。

そうではないのです。

私は、このことを、声を大にして世に訴えたいと、常々思っています。

東洋医学、鍼灸医学は、中国、韓国、日本を中心に、数千年もの間、病に苦しむ多くの人々に支持され続け、現在でも、現実の病に対して効果を上げ続けているものであります。

 

 

東アジアから、全世界に誇るべき、また守り、発展させるべき、れっきとした伝統医学、伝統医術であると、私は認識し、理解しています。

ですので、上記のような、現代の多くの日本国民の認識があるとすれば、それは間違っていると思います。

日本では、江戸時代の後期に蘭学が伝来する前までは、医療の主役は東洋医学、すなわち鍼灸と漢方薬でした。

蘭学が伝来する以前の医者には、なにも治せていなかったかというと、そんな筈はありません。

明治時代に入り、当時の政府の富国強兵政策のもと、日本は何でもかんでも、近代化という名の西洋化に舵を切りました。

この時に、国民の健康を守る、医師に関する法制度をも変えてしまい、なんと、

「西洋医学”のみ”を修めたものを医師とする。」

と定めてしまいました。

(明治7年(1874年)の政令通達)

これは、事実上の東洋医学廃止政策です。

これにより、それまで代々東洋医学をやっていた医師の家も、ほとんどが西洋医学に看板を掛け替え、以来、日本では西洋医学が主役となりました。

 

 

東洋医学は過去の遺物扱いとなってしまいました。

その、約150年前の日本国家が定めた基軸の延長線上にあるのが、現代日本の医療です。

明治初期の国内事情と、現代の国内事情はまったく違いますから、国民の生活状況も、かかる病気も、西洋医学に対する認識も、当時とはまったく違います。

アトピー性皮膚炎や、喘息、花粉症などのアレルギー疾患、また、三大成人病、あるいはうつ病に代表される精神疾患などなど、西洋医学の医療機関の治療で治らずに、さまよう病人は、むしろ増えている現状があります。

現代日本の医療は、今や明らかな制度疲労を起こしているようにみえます。

時代がどう変遷しようとも、いくら西洋医学が発展しようとも、「病気」「病人」に対する「東洋医学」そのものの価値は、本質的には全く失われません。

だから、基本からしっかりと東洋医学を学び、しっかりと経験を積んだ東洋医学の医者は、当然ながら、太古の昔からやってきたように、多くの病が治せるようになります。

中には、西洋医学が苦手とするような病気さえも、です。

そこにこそ、現代における、我々鍼灸師の、大きな存在意義があるのではないか、と思っております。

ブログ記事は、テーマごとにカテゴリーで分類してありますので、興味のあるものからお読みいただければ幸いです。

読者の方の、このブログとの出会いが、数千年の歴史を持つ、東洋医学の無限の可能性に気付かれるきっかけになることを、願ってやみません。

                              2012.7.8 大安吉日 清明院 院長 竹下有

 

 

 

 

※2020年1月、読者の方から有難いご指摘を頂き、一度更新をお休みし、本ブログの内容を点検し、見直すことといたしました。

 

再開までお時間を頂きますが、何卒宜しくお願い致します。

 

 

院長ブログに関してお知らせ 参照

 

 

 

 

「急則治標」の大事

2012.03.06

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こないだの北辰会の講義でも、少しお話させていただいた、「急則治標(きゅうそくちひょう)」のお話です。


この考え方は臨床上、大変重要です。


これは要するに、

「急(きゅう)なれば則(すなわ)ちその標(ひょう:現象)を治せ!」

といって、

「急性の重い症状があったら、まず根本治療よりも先に、その症状(現象)を治めなさい。」

という、当然といえば当然の教えです。


急性の症状というのは、患者さんにとって辛い事この上ないものです。


喘息の発作時、アトピー等で痒みがひどい時、急性の腹痛、痛風や癌等による激痛・・・。


あまりに激しい症状に、夜も眠れません。


これ(症状)を無視して、根本治療のみやってたら、確かに悪くはないけど、まわりくどすぎる場合があるのです。


そういう場合は、とにもかくにも、その症状を落ち着かせないことには、二の手も打てません。

こういう時の迅速、正確な判断力で、その臨床家の腕が試されるといっていいでしょう。


自分のこだわりや固定観念を捨てる必要がある場合もあります。

もしその症状が自分の技量を超えていて、お手上げだったら、すぐに救急車を呼ぶ、病院に行かせる、のは当然ですが、鍼灸を上手にやれば、劇的に症状を落ち着かせることが出来る場合があります。

むしろ、そういった急性期の時ほど、鍼灸の真価が分かる、とおっしゃる先生もいらっしゃるほどです。

日本で堂々とそれを主張しておられる先生は、僕が知る限り蓮風先生くらいしかいないのが現状ですが・・・。(苦笑)

最近、そういう症例にいくつか出会いました。


運良く、勝つことが出来ましたが、大変、いい汗かかせてもらいました。


夢中にやる中で、

「臨床は待ったナシだ!」

と、いつか先輩からいわれた言葉が、頭に浮かんでいました。

 

ありがたい、と思いました。

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