東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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Search Results for: 肝の臓

春の気を感じる 2

2015.01.30

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前回のお話

春の気を感じる 参照

そこそこ反響があったようなんで、ちょっと補足します。

(さらに…)

標治と本治

2015.01.22

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東洋医学に、「標治(ひょうち)」「本治(ほんち)」という言葉がある。

 

これについては、以前少し書いています。

 


カテゴリ 「再分析」の重要性 参照

 

 

「標治」というのは、その病の「標」を治す、という意味です。

 


「標」というのは、「現象」のことです。

 

具体的に言えば、肩凝りとか、腰痛とか、皮膚の痒みとか、生理痛とか、関節痛とか、そういう、「症状」のことです。

 

「本治」というのはその病の「本」を治す、という意味です。

 


「本」というのは、その病の「本質」のことです。

 

具体的に言えば、腎の臓が悪いとか、肝の臓が悪いとか、湿邪が悪さしてるとか、瘀血が悪さしてるとか、そういう、

「その症状が起こっている根本原因」

のことです。

 


この、「標」「本」を正確に踏まえていないと、病というのはなかなか思うように治っていきません。

 


でも、時と場合によっては「標」の方を重視するべき時期、「本」の方を重視するべき時期、というのがあります。

 


標を治療すれば、いわゆる「症状抑え」にはなります。

 


その場で肩凝りがゆるんで、楽になって患者さんが喜ぶ、でも、本質は変わってないので、またすぐ戻る、というやつです。

 


本を治療すれば、いわゆる「根本治療、体質改善」になります。

 


その場での変化はよく分からなくても、繰り返し繰り返し治療を続けていくと、症状そのものが起こりにくくなってくる、やがて完全に起こらなくなる、というやつです。

 

我々としては、当然「本治」をお勧めします。

 

しかし、治療の時間が取れないとか、経済的に厳しいとか、その場で楽にならないといやだとか、色々な患者さんがおられます。

 

そういう事も全部丸ごと含めて考えて、「標本」を考えないといけません。

 


その術者の真面目さ、拘り、柔軟性、優しさ、深さ、色々な部分が問われます。

 

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1月(一社)北辰会スタンダードコース大阪会場

2015.01.20

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1.18の日曜日は、大阪、上本町で行われた、(一社)北辰会スタンダードコース大阪会場に参加してきました!!

今回、午前中は大阪の古田久明先生による

『臓腑経絡学 肝』

北辰会が非常に重要視する臓腑である「肝の臓」

北辰会は、現代人に非常に多い、「肝の臓の病」の治療をやらせたら、非常にうまい流派、と言えるかもしれません。

このブログでも以前書きました。

「肝」って何ですか?(その13) 参照

午後一は神戸の原元氣先生による

『経穴解説』

重要な経穴をうまいこと絞り込んで、スティーブジョブズ並みのプレゼンを敢行してくれました。(笑)

お恥ずかしいことに、私も知らなかった内容が出てきて、焦りました。(苦笑)

やっぱ基礎をナメたらいけませんねー。。。

最後は奈良の油谷真空先生による

「刺鍼実技」

いつみても油谷先生の手技は鮮やかで、安定感があります。

見ているだけで安心できるような、繊細さと豪快さを兼ね備えた刺鍼ですね。

素晴らしいです。

私も学生の前で鍼灸実技を披露することがありますが、ああいう感じを与えられるように、精進します。

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「左肝右肺」に関して 5

2014.12.14

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これまでのお話・・・


「左肝右肺」に関して
「左肝右肺」に関して 2 
「左肝右肺」に関して 3 
「左肝右肺」に関して 4   参照

 

では続きいきます。

 

 

◆そもそも「左右」とは何か

 

東洋医学(というか東洋哲学)は、何でも陰陽に分けます。

 

 


上下や、前後や、左右も。

 

上下の場合、上が陽、下が陰です。

(動的な天(上)と、相対的に静的な地(下)、と考えたら分かりやすいですな。)

 


前後の場合、後ろが陽、前が陰です。


(これは人体で考えれば、相対的に堅くて強い背中が陽、脆弱で柔らかい腹部が陰です。)

 


・・・では、左右はどうか。

 

これは、「左が陽、右が陰」なんです。

 


なぜなら、まさに前々回述べた、後天八卦図のように、南面(南を向く)した場合に、左手側(東)から太陽が上り、右手側(西)に太陽が沈むからですな。

 

 

日出ずる方角は東(左手側)です。

 

 


日出ずる左側は相対的に陽が盛ん、日沈む右側は相対的に陰が盛ん。

 

また、日本語でも語源的に「火だり」「水ぎ」なんていう噂も。。。

 

これは、以前ひな祭りという記事や、日本人の自然信仰という記事に少し書きました。

 

またかつて、スタッフブログにも書かれていますね。 初詣 参照

 

 

ご参照いただければ、と思います。

 

 

 


◆「左肝右肺」の考え方が活きる時

 


つまり「左肝右肺の論」というのは、東洋医学の診断学上、陽である左側に肝の臓が、そして、陰である右側に肺の臓が、診断ポイントとして配置されている論なわけです。

 

ではここで、「肝の臓」「肺の臓」を比較して、陰陽で分けると、どっちがどうなんでしょう。

「肝」って何ですか?(その13)
「肺」って何ですか?(その12) 参照

 


これはまあ、肝と肺の「何をもって」陰陽で斬るかによって違ってくるのですが、あまり細かく言うとどんどんややこしくなるので、基本的には五行で考えたら、

木に属す肝が相対的に陽、

金に属す肺が相対的に陰、

と言えるんですね。


(春秋戦国時代の「陰陽主運説」という考え方によれば、五行は土を真ん中に、木火が陽、金水が陰です。根本幸夫『陰陽五行説』参照

 


だから、

木の”曲直”の性質を持つ肝の臓は、肺と比較すると機能的には相対的に陽であり、

金の”従革”の性質をもつ肺の臓は、肝と比較すると機能的には相対的に陰である、

と、一つには考えることが出来る。

(ただし、いつでも必ずそうではないことを付言しておきます。)

 

だから前回お話した、肝の臓は右4葉、左3葉だから、形態的に右に偏って存在しているから、肝の臓が病的な状態になった時、人体の右に影響が出やすい、

 

というのは、東洋医学における解剖学、つまり「形態」を考えた場合にそのようになりやすいのであって、「機能」を考えた場合には、左右が逆になることがある、

 

という風に、「一応は」理解してよいと思います。

 

 

ただ、それだけでは、まだ不十分です。

 

 

続く

 

 

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「左肝右肺」に関して 4

2014.12.13

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これまでのお話・・・

 


「左肝右肺」に関して
「左肝右肺」に関して 2 
「左肝右肺」に関して 3     参照

 

 

◆「左肝右肺」は絶対的か

 


前回、「左肝右肺の論」の根拠と思しき理由を、我々が大事にしている本である『臓腑経絡学』から引用して説明しました。

 

・・・では、どういう病気であっても、

肝の臓の病は必ず腹部や顔面部の左側に異常として現れ、

肺の臓の異常は必ず腹部や顔面部の右側に異常として現れるか、

というと、「違い」ます。

 


「全然」違います。(笑)

(少なくとも僕は、割と強く、そう思っています。)

 

「肝」って何ですか?(その7)でお話したように、肝の臓は葉っぱのような形をしており、右が4葉、左が3葉ですから、右の方が葉の枚数が多いのが分かります。

 

(これは、解剖した時に肝臓が右上腹部に実際にあるということと無関係ではないかもしれません。)

 


・・・ということは、

 

「肝の臓を病んだ場合、左ではなく、むしろ右に影響が出やすいのではないか?なのになんで、臍の左が肝の反応なんだ??」

 

という疑問が頭をもたげてきます。

 


事実、肝の臓の異常は、右に出てくることもよくあります。

 


おいおい、そしたら、「左肝右肺」って、信憑性ねえじゃん、事実と違うじゃん、やっぱ所詮は机上の空論かよ、と思う人も多いことと思います。

 

 

実際にこのように考え、発言している人の話を聞いたこともあります。

 

 

だから東洋医学はいい加減なんだ、と。

 

 


・・・さあ果たして、ホントにそうなのか。

 

つづく。

 

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「左肝右肺」に関して 3

2014.12.12

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これまでのお話・・・

 


「左肝右肺」に関して

「左肝右肺」に関して 2   参照

 

では続きいきます。

 

前回、自然界と人体を同じものだと考え(天人合一思想)、それを拡大解釈していくと、顔面や腹部といった、人体の「ある一部分」も、全体と同じ、

 

と考えることが出来、その考えをさらに深化させていった結果、「左肝右肺」となったのではないか、というお話をしました。

 

これはどういう事か。

 

我々が非常にお世話になっている、教科書的な本である『臓腑経絡学』の中には、このように述べられております。

”『黄帝内経』における左肝右肺の問題は、易の後天八卦を使うと簡単に解ける”

と。

(P252から省略して抜粋)

 

これ、ちょっと難しいようだけど、

 

後天八卦図(樫部作)

 

(↑↑「文王八卦圖」をもとに、清明院スタッフ樫部が作成)

 

 

「易(えき※)」において、上の図を”後天八卦図(こうてんはっけず)”というのですが、これは要は、自然界の

”陰陽の循環”

を示した図なんだそうなのですが、これをみますと、通常の地図とは上下が逆で、向かって左が東、右が西になっています。

(※易・・・古代中国の様々な叡智を包括した、陰陽論の根本思想、哲学ともいえるもので、周代に始まったといわれる。)

はるばる・・・(その12)
『東洋医学の宇宙』      参照

 

この図の中心に立って、南の方角を向いた状態を考えたら、分かりやすいと思います。

(日本列島で言えば、沖縄の方を向いて東京にに立ったら、左手の方に千葉、右手の方に山梨、って感じです。)

 


・・・で、四方の方角を五行で言えば、東は木、西は金に分類されます。

「五行」って何ですか?(その8) 参照

 

てことは、これを五臓で考えれば、東は木だから肝の臓、西は金だから肺の臓に分類されます。

「肝」って何ですか?(その13)
「肺」って何ですか?(その12) 参照

 

で、この後天八卦図の中心に立って、南を向いている人の顔面とか腹部に、この壮大な図を投影すると、左が東だから肝の臓を示し、右が西だから肺の臓を示す、

 

という考え方をしたのが、「左肝右肺」の論である、という訳です。

 


でもこれ、普通に聞いたら、

「おいおい、そんなん、信憑性あんの? 話が荒唐無稽じゃね??」

と思う方がほとんどでしょう。

 

もうチョイ続く。

 

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「左肝右肺」に関して

2014.12.10

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本日、東洋鍼灸専門学校にて、「顔面診」のお話をしてきました。

 

『黄帝内経素問』刺熱篇(32)というところには、顔面の左側で肝の臓を、右側で肺の臓の異常を見る、という考え方が載っています。

 


「肝熱病者、左頬先赤。心熱病者、顏先赤。脾熱病者、鼻先赤。肺熱病者、右頬先赤。腎熱病者、頤先赤。」


(『黄帝内経素問』刺熱篇(32)より)

 


よくこれのことを、

「左肝右肺(さかんうはい)の論」

なんて言いまして、これが何でなのか、という疑問は、けっこう東洋医学によく出てくる議題の一つだったりします。

 

ネットで見ると、色々な中医学の先生が、色々なことを言っているようですね。

 

参考サイト① 

 

参考サイト②

 

(中国語サイトです。)

 

顔面の他に、腹診でも同じように、左肝右肺の考え方で診たりもします。

 

れは鍼灸の聖典として有名な『難経』16難に書いてあります。

 

学生さんから、

「何で左で肝を、右で肺を見るんですか?」

という質問が来ました。

 


ド直球の、いい質問だと思います。


(学生さんからしてみれば、解剖学的に肝臓は右上腹部にあるのに何で?というぐらいのつもりだったのかもしれませんが。。。)

 


そういう素朴な疑問を常に持ち続け、曖昧にしないことが、東洋医学を深く理解していく上で、たいへん重要なことだと思います。

 


素朴な疑問、略して「素問(そもん)」です。


(・・・冗談です。(微笑))

 


まあともかく、こういう風に、東洋医学の古典の中に当たり前のように書いていることというのは、本当の本当のところは、一番初めに言い出した、

書いた人に聞いてみるしかありません。

 

しかし、書いた人は数千年前の外国人ですから、聞けるはずもありません。(笑)

 

だから、自分達で考えるしかありません。

 

優秀な先輩方の見解を参考にしながら。

 

 


長くなったんで、続く。

 

 

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11月(一社)北辰会スタンダードコース東京会場

2014.11.24

今日は珍しく、スマホから更新します。

昨日は、お茶の水女子大学で行われた、(一社)北辰会スタンダードコース東京会場に参加して来ました!

午前中は佐藤達也先生による

「臓腑経絡学 胆」。

臓腑経絡学の中でも、なかなか面白いとこです。

「胆」って何ですか?(その12) 参照

佐藤先生は、関東支部の若手の中で、期待のホープです。

実は彼は、僕が開業前に副院長を務めた治療院のスタッフであり、もと部下でした。

なかなかの努力家ですので、今後もガンガンやってほしいと思いますね。

午後イチは尾崎真哉支部長による

「臓腑経絡学 肝」。

北辰会が、非常に重要視し、あの手この手で治療する、肝の臓。

「肝」って何ですか?(その13) 参照

尾崎先生の個性がよく出た、大変イイ感じの講義でした。

そしてラストは私の

「経穴解説 肝胆任督」。

おとといのブログ(明日はお講義でございます。)に書いたように、気合い入れていきましたが、昨日の中山のブログを読んで、

ちょっと厳し過ぎたかなと、反省しました。

スタッフブログ 勉強会に参加しました 参照

実際にお尻叩いたわけではないので、ご安心ください。(笑)

(スマホからだと、リンクの貼り方とか、イマイチよく分からんので、今日はこれまで。(笑))

滋陰スピード

2014.08.29

清明院では現在、スタッフを急募しております!!

ぜひ我々とともに、切磋琢磨しましょう!!詳細はこちら。

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東洋医学では、何でも陰陽に分けます。

当然、五臓六腑の生理的な働きも、陰陽に分けて考えます。

例えば肝の臓なら、肝の臓それ自体の中で、陰陽バランスを崩してるケースもあります。

肝の陰が弱った場合を、「肝陰虚」と言ったりして、治療は「肝陰(肝血や肝の津液など、いわゆる陰分)」をフォローすることを眼目とします。

それを「滋陰(じいん)」とか、「滋補肝陰(じほかんいん)」と呼んだりします。

・・・で、問題は、患者さんにより、この「滋陰」が遂行されるスピードは違います。

その患者さんの気の動きの速さや、陰の絶対量なんかにも依存しますし、虚熱と実熱のバランス、位置や深さ、

こういう事にも注意を払わなくてはなりませんし、さらには時期的、時間的なものの影響も受けます。

その辺を見極めなくては、適切な「滋陰」は困難となり、「陰虚」の患者さんの治療も困難となります。

「滋陰」には色々な方法があります。

アイデアも大事です。

陰のもとは飲食物と空気です。

呼吸や飲食物を工夫することで、全くスピードが違ってきます。

神業的な鍼のウデがないなら、そうやって勝負すりゃあいいんです。


意外と勝てます。(笑)

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疲労と東洋医学 4

2014.04.26

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これまでのお話・・・

疲労とは何か
疲労とは何か 2
疲労とは何か 3

では続きいきます!

 

ここまでで、疲労に対する、西洋医学の現状、中医学の考え方、蓮風先生の考え方を紹介しました。


・・・では、僕はどう考えているのかを述べて、まとめにします。


こうやって、中医学の教科書や、西洋医学の認識、先輩の認識を通じて、その上で自分はどう考え、それを患者さんの前でどう実践するのか、

それをまとめ、実践で運用できるようになること、これが我々鍼灸臨床家にとっては一番重要です。


単なる受け売りヤローになってはいけない。


言行不一致もダメ。



まあ、僕としては、「疲労」ときたら何でもかんでも弱り(正気の虚)が中心、という考え方には懐疑的です。

ただ、中医学では”疲乏”とか、”虚労”と言われるように、疲労については「正気の虚」が中心であるという考え方も大変重要です。

要は、その「正気の虚」を回復させる手段として、肝の臓を上手に調整することが近道になる場合がある、ということなんだと思っています。


だから場合によっては疲労を

「気の不通、つまり実」

ととらえた方がやりやすい場合がある、という考えです。


とはいってもまずは、疲労する疲労する、と患者さんが訴えてきても、本当にそうかどうか、よくよくその患者さんの生活ぶりや、

その患者さんの考え方や性格にまで目をやる必要があると思います。

その上で、一人一人個別に、”その人の言う”疲労を東洋医学的に弁別することが一番重要だと考えています。


この時に、精神疲労なのか肉体疲労なのか、あるいはそのバックボーンとなる、その人のものの考え方や、良かれと思って実践していることの間違いにまで、意識を置く必要があると思います。

(これはなかなか難しいんですが。。。)

そのように考えると、鍼灸院の外来レベルで出会う「疲労」を訴える患者さんに対する臨床としては、肝の臓や心の臓を意識した治療が、

即効で、あるいは徐々にでも、効を奏することが多いようには思います。


外来の鍼灸院限定で、しかも肉体労働をしている方の極端に少ない、「現代の東京」という土地柄かもしれませんが。

中には大変難しいケースもありますけどね。

エネルギーの無駄遣いを如何にやめさせるか、とかね。


どうやって気付かせるか、とかね。


タイミング、とかね。

・・・まあ、もっと勉強します。(笑)

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