東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2021年度 日本東洋医学会関西支部例会を視聴しました!!

2021.11.12

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夜な夜な、10.24に京都タワーで行われた、日本東洋医学会、2021関西例会を視聴しました!!

 

(オンデマンド配信最高!!笑)

 

 

私も一応名前だけ会員になっている(一社)日本東洋医学会ですが、最近、毎日のように地方会のお知らせが来ます。笑

 

 

でもこれは素晴らしいことです。

 

 

オンライン配信が出来るようになったことで、比較的簡単に、日本全国の有名な先生を招いて講演してもらえる。

 

 

会場までいかなくても、しかも時間に縛られずに、いつでもどこでも講演が聴ける。

 

 

地方の先生方にとって、この上なく有難いのではないでしょうか。

 

 

しかも喋るのがゆっくりな先生の講演は、オンデマンドなら倍速再生できる。笑

 

 

完成度の高いスライドはスクショしておいて復習できる。

 

 

欲しい情報を、以前よりも全然効率的に得ることが出来る時代、ついに到来です。

 

 

向学心のある人にとっては、もはやこの上ないシステムが完成しつつあるでしょう。

 

 

まあその分、よく指摘されるように、リアルでの付き合いがしにくくなるというマイナス面はありましょうが、それがしたい人は会場に行けばいい訳なので、

 

今後はハイブリッド開催が基本になるでしょうね。

 

 

まああとは、簡単に出来てしまう録音、録画、流出等の問題もよく言われますが、これは恐らく、厳罰化が進むでしょうし、今は正義感旺盛なネット自警団も多数いますので、問題ないでしょう。

 

 

あとは、便利な分、供給される情報がこれまでよりも圧倒的に過多になりますので、そこら辺にいる、ただの頭でっかちにならないように、

 

情報を受容する側の取捨選択能力、情報処理能力はこれまで以上に、大いに問われるでしょうね。

 

 

余分な情報をいちいち拾わないこと、また、必要と感じて拾った情報に関しては、本当に必要だったかどうかきちんと咀嚼して、必要であれば自分のものにすること、

 

まあよく言う、「情報リテラシー」ってやつが、今後ますます問われるでしょう。

 

 

今回、なんといっても最初の「煽り映像」が素晴らしかったです。笑

 

 

僕の好きな、種々の格闘技イベントでも、イベント開始前、あるいは試合前の会場のテンションを上げるのに欠かせないのが、カッコいい音楽と映像で演出される「煽り映像」なわけですが、

 

今回、どなたが作ったのか分かりませんが、映画のオープニング(スターウォーズ風?)のような映像、大変素晴らしかったです。

 

 

やはり今後は、講演者やそのスタッフにはYoutuber的な素質が求められそうですね。苦笑

 

 

これも時代の要請です。

 

(真贋を見分ける目が、ホントに問われますね)

 

 

今回も印象的な講演が多く、ザッと挙げると以下の通りです。

 

 

中村真理先生の「末梢性顔面神経麻痺完全脱神経型に対する鍼灸治療の効果-発症1年以内、14名-」

 ☞顔面神経麻痺の柳原スケールは清明院でも使っていますが、詳細なデータについてまでは知らなかったので、大変参考になりました。

 

篠原明徳先生の「肝気虚の理法方薬」

 ☞肝の病理の中でも、等閑視されがち、あるいは腎気虚と混同されがちな「肝気虚」という病理ですが、今回、非常に分かり易く解説して頂きました。

 

北村順先生の「循環器領域における漢⽅の現状と今後」

 ☞心臓、腎臓などの循環器領域の疾患に対して、東洋医学は、古代から当たり前に扱ったきた訳ですが、現代医学的なエビデンスは非常に少なく、近年、エビデンス構築、臨床実践が進んでいるようです。一臨床家として、この動きは見逃せないですね。

 

山本昇伯先生の「東西医学融合の2例と分断の2例」

 ☞以前から存じ上げている山本先生ですが、主に眼科領域で、漢方医的、総合内科医的な視点をもって診療にあたっておられる先生で、とても分かり易いご講演でした。

 

福原慎也先生、千福貞博先生の「新型コロナウイルス感染症の諸症状に対して葛根湯合小柴胡湯加桔梗石膏が奏功した透析患者の1例」

 ☞これも非常に刺激的な症例で、透析患者の重症化リスクは非常に高いのですが、早期(疑い段階)で漢方薬で介入して見事に効果を上げた症例でした。個人的にも、コロナ禍以降、最もお世話になった漢方は「桔梗石膏」です。笑

 

王宝禮先生の「本邦の歯学部における漢方医学教育の現状と考察」

 ☞これもなかなかレアな内容。虫歯だけでない、あらゆる口内トラブルに対して、東洋医学は有用だと思います。歯学部でも、積極的に東洋医学教育、行うべきだと思いました。

 

 

・・・まあー、この他にも面白い講演が多数あり、関西のまだ見ぬツワモノの先生方、素晴らしいと思いました。

 

 

また今回は、いつもお世話になっている北辰会の漢方医、竹本喜典先生も座長として参加されており、先生も今後ますますご活躍されるのだろうと思いましたね。

 

 

さて、今週末は日本伝統鍼灸学会もありますし、東洋医学会の九州支部もあります。苦笑

 

(これもオンデマンドなんで、両方の聴きたい講演のみ聴ける!!)

 

 

 

便利な仕組みを最大活用して、サクサクと欲しい情報を拾って、サクサクと鍼灸臨床家としてのレベル上げに勤しみましょう☆

 

 

 

 

 

 

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診療再開!!

2021.05.05

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清明院、5.3~4まで、GWの臨時休診を去年同様、短めに頂きまして、本日から元気に診療再開しております!

 

(休んでても、やれることが無さすぎるからです。。苦笑)

 

 

このGW中も、去年同様、残念ながら実家には帰らず、寝るだけ寝た後は、運動不足解消にと、夜の都内をひたすらチャリで爆走していました。(笑)

 

 

しかしまあー、路上飲みがヒドイ。。。

 

 

歌舞伎町を通ったら、路上に酒を持った若者たちが、ひしめき合うようにして、路上にごった返しており、

 

「なんだここは!レイヴやフェスの会場か!?(゜o゜)」

 

と思うような有様でした。

 

(その横をチャリで颯爽と駆け抜けました☆)

 

 

知り合いに聞いたら、歌舞伎町だけでなく、渋谷も、下北も、六本木も、繁華街はどこも似たような状況だそうです。

 

 

こうなるなら、マスク強制、手指消毒強制、入店時の検温強制、アクリル板完備、SD徹底の飲み屋に入らせちゃった方が、まだ予防効果高いんじゃないか?とすら思ってしまいます。

 

(治安の面から見ても。。)

 

 

映画館や百貨店を強制的に閉めさせているのも、どこまで効果があるのやら。。。

 

(映画館や百貨店で、飛沫飛ばすかねえ??)

 

 

ここ最近は世界ではインドが、日本では関西の方がエライことになっていますが、この分では東京も時間の問題でしょうな。。。

 

 

緊急事態宣言も、11日で明ける感じはまったくしません。

 

(恐らく今月いっぱい、あるいはもっと長くなるのではないでしょうか。。)

 

 

コロナ禍も1年以上続き、みんな心が荒んできているのか、SNSでの書き込みも、以前にも増して悲観的なものや攻撃的なもの、誹謗中傷、怒鳴り合いが増えている印象があります。

 

(まあ、そんな程度でガス抜きになるなら、いいのかもしれないが)

 

 

最近、よく御高齢の患者さんと言うのですが、コロナ禍は大変だけど、空から毎日爆弾が降ってきた、あの頃(戦時中)よりはマシだよね、

 

あの状況(主要都市全部焼け野原)から立ち直ったんだから、日本は今回も大丈夫だよね、と、笑いながらやっています。

 

 

・・・まあ、しっかりと気を引き締めて、予防に関してはやれることはやって、冷静に普段通り生活、これに尽きます。

 

 

こういう時こそ、しっかりと勉強、運動、睡眠☆

 

 

 

・・・さて、僕はまた毎日、朝から晩まで、鍼します。

 

 

 

 

 

 

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第37回、日本東方医学会に参加してきました!!

2020.02.11

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2.9の日曜日は、お茶の水で行われた、第37回、日本東方医学会学術大会に参加してきました!!

 

 

この日のテーマは『万病撃退!大腸が寿命を決める』ということで、会頭は有名なマリーゴールドクリニック院長の山口トキコ先生でした。

 

 

午前中は二時間で一般発表12連発。

 

 

何と言っても、この日は私が講師を務める順天堂大学東洋医学研究会須賀望君が、会の活動紹介をしてくれました。

 

 

前回の東洋医学会の時の松尾君といい、学生とは思えない、落ち着いた立派な発表で、とっても嬉しくなりました☆(^^)

 

 

今後も、ドンドン積極的に学会等々に出ていってほしいと思います。

 

 

一般発表で他に印象的だったのは、ひぐらし整形外科内科丸野紀子先生による、ラドン温泉療法のお話し。

 

 

日本ではあまり聞きなれず、癌患者さんの免疫療法の一つして、たまに聞くぐらいの印象ですが、ヨーロッパの方ではかなり市民権を得ているそうで、

 

実際に受けに入ったエピソードはなかなか印象的でした。

 

 

僕も近いうちに、どんなもんか、天然ラドン温泉にでも行ってみようと思います。(`・ω・´)ゞ

 

 

なんでも、モノは試し!

 

 

午後も内容は盛りだくさんでしたが、特に印象的だったのは、健康ジャーナリストの原山建郎さん遠藤周作のお話し。

 

 

遠藤周作は近年、映画『沈黙』で話題になりましたが、遠藤周作と実際に親交のあった原山さんのお話しは非常にリアルで、遠藤周作が若いうちから色々な病気をし、

 

医療に対して色々な提言をしていたことを初めて知りました。

 

 

東大の入院マニュアルに、遠藤周作の意見が反映されているとは・・・。

 

 

しかも今回の会頭である山口先生とも関係があったとは・・・。

 

 

またこの日は、蓮風先生とも親交のある川嶋朗先生にもご挨拶させていただきました。

 

 

懇親会では、医師を目指している高校生で、すでに学会に参加している子にも会うことが出来、感動しました。

 

 

高校1年生で、大人の学会に参加とは、現代っ子のアンテナの高さは素晴らしいと思います。

 

 

 

順天堂東医研の子たちといい、ニューパワーが次々に出てきています。

 

 

東洋医学のミライも、捨てたもんじゃないかもしれませんな。(^^♪

 

 

そして終了後は、ちょっとした会議。。。

 

 

色々、先々が楽しみになるような、良い週末☆

 

 

 

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「旧暦」とは。

2020.01.15

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令和二年の年が明けています。

 

 

2020年のあなたの運勢!とか、そういうサイトや動画がたくさん上がっていますが、よく

 

「気学では旧暦で考えます!!」

 

なんて言葉を聞いたことがあると思います。

 

 

多くの人が良く聞いたことがあるであろう、この「旧暦」ですが、意外ときちんと説明できる人が少ない。。。

 

 

「昔の暦(こよみ)でしょ??」

 

って、そのままやん!(=゚ω゚)ノ

 

 

・・・ということで、今日は旧暦とは何か??というお話☆

 

参考サイト 国立国会図書館『日本の暦』 参照

 

 

「旧暦」とは、「改暦」以前の暦のことだそうです。

 

 

日本では6世紀に百済から暦が伝来し、その後、何度かの改暦を経て、平安時代(862年)からはずーっと、中国の宣命暦(せんみょうれき)を使ってきたそうです。

 

(それ以前にも、604年の推古天皇以来、確認できるいくつかの暦法があったようです。)

 

 

江戸時代になり、天文学の進歩と合わせて、これが月の満ち欠けなどの実態と合わなくなってきたことから、暦を改訂しようという動きが起こりました。

 

 

そして1685年、映画『天地明察』でも有名な渋川春海(1639-1715)によって超久々の改暦が行われました。(貞享の改暦)

 

 

この時の渋川の苦労や、改暦を成功させたのちに幕府の天文方になったエピソードは有名です。

 

 

江戸時代にはその後、「宝暦の改暦(1755)」「寛政の改暦(1798)」そして「天保の改暦(1844)」の全部で4回の改暦が行われました。

 

(約50年に一回のペースだね☆)

 

 

まあ、それまでの間違いを補正して、より日本の天文学の実情に合った、しかも安定感のある暦法の構築を目指したんですね。

 

 

 

続く

 

 

 

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2019 台湾研修 ⑨ 台湾の歴史

2019.05.20

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これまでのお話し

 

2019 台湾研修 ① イントロ

2019 台湾研修 ② 長庚記念病院へ

2019 台湾研修 ③ 台北市中医師公会へ

2019 台湾研修 ④ 二二八和平公園   

2019 台湾研修 ⑤ カリスマ、温先生    参照

 

 

 

◆台湾の歴史に思いをいたす。

 

 

台湾(中華民国)という国に行くにあたっては、歴史をある程度知らなくてはいけないと、事前に研修メンバーといくらかの情報を共有しました。

 

 

・・・まあネット上に情報はいくらでもありますね。

 

 

台湾の歴史を語る上で外せない「霧社事件」を題材にした映画『セデック・バレ』はおススメです!!

 

 

DVDはこちら!!

 

 

まあ近年、韓国、北朝鮮、中国は露骨な反日教育、反日姿勢であり、台湾、その他多くのASEAN諸国は親日的、なんていうステレオタイプが広まっていますが、

 

本来は世界中の一つ一つの国と日本の間には、それなりの歴史ドラマがります。

 

 

そういうことを予め知った上で、その国に行くのと、全くの無知で、その国に行くのとでは違う。

 

 

僕はそのように考えています。

 

 

今回、初代総統である蒋介石の哀悼施設である中正記念堂や、道教、仏教の寺院にも訪れましたが、中正記念堂ではそのスケール感と、儀仗隊交代式の物々しさ、

 

寺院では台湾の人々の信仰の深さ、重さを感じました。

 

(俺はおみくじ引いたら凶出たけどネ。。。(T_T))

 

 

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↑↑中正記念堂。

 

 

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↑↑蒋介石像。「倫理」「民主」「科学」の3つのスローガン。

 

 

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↑↑儀杖隊の気合い。

 

 

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↑↑交代の時間まで、全く微動だにしません。。。

 

 

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↑↑人でごった返す寺院。個人的には電光掲示板はやめて欲しかった。。。

 

 

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↑↑圧倒的お供え物。

 

 

 

 

↑↑道教寺院での読経。女性なんですね。。。日本ではあまり聞けませんね。

 

 

 

 

今回、研修メンバーの全員が台湾を気に入ったと思います。

 

 

人が優しい、なんか日本ぽい、飯が旨い。

 

 

今回は台北でしたが、台中と台南もいつか回ってみたいですね。

 

 

 

続く

 

 

 

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「桂枝湯」という薬

2019.04.09

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最近のお話し

 

「牛車腎気丸」という薬

「治打撲一方」という薬

「小青龍湯」という薬

「麻黄湯」という薬

「葛根湯」という薬

 

参照

 

 

前回書いたように、葛根湯は、桂枝加葛根湯麻黄を加えたもの。

 

 

で、桂枝加葛根湯は、桂枝湯葛根を加えたもの。

 

 

今日は

 

「そんじゃ桂枝湯は?」

 

というお話。

 

 

・・・これこそ、まさに漢方薬の王様みたいな薬です。

 

 

出典はもちろん漢代、『傷寒論』でありまして、『傷寒論』のド頭に出てくるのが桂枝湯です。

 

 

また、北辰会会員の必携の書である『袖珍中医四部経典(※)』にも収録されている、清代の名医、呉鞠通の著書『温病条弁』も、ド頭に出てくる方剤はこの「桂枝湯」なのであります。

 

((※)・・・『黄帝内経素問』『黄帝内経霊枢』『傷寒論』『金匱要略』『温病条弁』がすべて簡体字で収録されている、何とポケットサイズの書。)

 

 

数千年の風雪に耐えてきた名方ですね☆

 

 

『傷寒論』中の桂枝湯掲載の条文を全てここに拾おうと思うと、あまりにも長くなるのでやめますが、これ自体にもとにかく非常に多くの使い方があり、

 

バリエーションも非常に多くある、漢方薬の王様です。

 

 

『金匱要略』にも、栝楼桂枝湯、白虎加桂枝湯、枳実薤白桂枝湯、鳥頭桂枝湯、柴胡桂枝湯と、様々なバリエーションや使い方が紹介されています。

 

 

・・・まあー、それだけ奥が深い薬なので、あまり簡単に語るのは語弊があるのですが、最もポピュラーな使い方は、カゼの初期に使う場合です。

 

 

しかし、麻黄湯とは違って、桂枝湯の場合は汗があります。

 

 

外から邪気が入ったことによって、体の表面における気血の流れのバランスが崩れて、本来出てはいけない汗が、ダラダラと出てしまっている状態です。

 

 

そこで、気血を調和させて、気の流れをよくし、結果的に邪気を散らし、汗を自然に止める薬、という理解が、最もポピュラーでしょう。

 

 

また、以前書いたように、桂枝湯は、服用した後に熱くて薄いおかゆ(熱稀粥)をすすれ、と書いてあることも有名ですね。

 

『傷寒論』の時間指示と電話 参照

 

 

映画『レッドクリフ』で、感染症にかかった兵士に桂枝を煎じて飲ませているシーンがありましたが、三国志の時代から使われる、超有名な方剤です。

 

(映画の中でも孔明が言っていたけど、ああいう重篤な感染症が桂枝湯で治るというワケではないよ。)

 

 

この桂枝湯の様々なバリエーションについても、いつか気が向いたら書きましょうかね。

 

 

 

 

 

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大伯父の人生 5

2018.10.16

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これまでのお話

 

大伯父の人生 1   

大伯父の人生 2

大伯父の人生 3

大伯父の人生 4       参照

 

 

フィリピンの戦い(主にレイテ島、ルソン島)の日本軍の犠牲者は、約50万人と言われているらしい。

 

 

大東亜戦争では軍人、民間人合わせて300万人以上の日本人が亡くなっているので、その約6分の1はフィリピン戦で命を落としていることになる。

 

 

フィリピンで戦った日本軍は、ほぼ全滅に近い。

 

 

その犠牲の一人が私の大伯父、というワケだ。

 

 

これは、冷静にフィリピン戦の前までの流れ(南方での負けっぷり)から考えれば、当然の結果、と見ることも出来る。

 

 

援軍も補給も弾薬もない中で、マニラ陥落後、半年ものゲリラ戦。。。

 

 

下された命令は、有名な「永久抗戦」

 

 

アメリカの本土上陸を1秒でも遅らせろ、そのための捨て石になれ、という、大本営からの無理難題のお達し。

 

(これを大真面目に守ろうとしたわけだから、教育というのは恐ろしい。)

 

 

まあ、大東亜戦争自体がそうだけど、何であんな、そもそも勝ち目ゼロの戦争なんてやったのか。

 

 

白人の横暴に、アジアを代表して刃向かった?

 

 

自国の権益の更なる拡大のため?

 

 

大東亜共栄圏という理想郷の実現??

 

 

日清、日露、第一次と勝ち進んで、調子に乗った??

 

 

まあいずれにせよ、要は強い奴に、勝ち目のないケンカを挑んで、普通にボコられた、ってトコですかね。

 

(まあ、そう仕向けた強い奴の手に乗っちゃった、って感じですかね。)

 

 

腹立つけど仕方ない。

 

 

現実として受け入れざるを得ない。

 

 

まあ後世の我々は、何事も、精神論根性論や、運任せだけでは勝てない、ということと、勝てないと分かっていながらも、ケンカを挑まなきゃならない、

 

というような状況を絶対に作らない、ということを、キチッと学び、日々意識するべきだと思います。

 

(鍼灸臨床も一緒ですね。)

 

 

まあそれでも同じことを繰り返してきたのが、人間の歴史なんでしょうけども。。。orz

 

 

フィリピン戦の全体像については、この動画が分かりやすかった。↓↓

 

 

 

 

また、この証言集も、貴重なものばかりで、非常にリアル。↓↓

 

(NHKが作ったものだからヤダ、という人もいるかもしれないが、実際の当事者の声であることには変わりない。)

 

 

戦争証言アーカイブス

 

 

映画では、ルソン島の戦いをモデルにした日本映画は恐らくなく(あったら誰か教えて下さい)、レイテ島の戦いを題材にした『野火(のび)』という有名な映画がありまして、

 

これは実際にレイテ島の戦いを生き抜いた作者、大岡昇平さんの小説をもとにしており、1959年版と2015年版があります。

 

 

僕は2015年版を見ましたが、まあー、ほとんどホラー映画です。。。

 

 

『野火』で描かれているのは、レイテ島の主な戦闘で日本が敗北して、敗走後の散り散りになった兵士たちのジャングルでの話ですので、ルソン島の戦いで言えば、

 

3月に大伯父が亡くなった後の、北部での半年くらいの状況に近いでしょう。

 

(てか、そうであってほしい。。。)

 

 

 

 

 

 

 

 

宇多丸さんは絶賛です。

 

(因みに上記に紹介した動画と映画は、どれもショッキングな内容なので、心臓弱い人はやめといた方がいいです。)

 

 

・・・まあ、実際に2世代前の日本人が経験した、こういう動画や映画や証言なんかを、空調の効いた部屋で、清潔な飲み物でも飲みながら見れるという現実に、

 

僕ら現代の日本人は心から感謝できるかどうか、じゃないすかね。

 

 

私の祖父は海軍出身なんですが、いつか

 

「そもそも戦争なんてバカバカしいんだけど、レイテまでは仕方ない面はあった。でもそれ以降は、降伏の段取りが遅すぎた。だから結果的に無駄な犠牲を増やし過ぎた。」

 

というようなことを言っていたことがありました。

 

 

まあレイテまでは、連合艦隊がギリギリ機能していたので、これは海軍軍人らしい見方なのかもしれませんが、まあ当時の国家体制では、あの時点での降伏は無理だったんでしょうね。

 

 

あの当時に、中枢部がパッとそういう判断が出来るような状況だったのであれば、そもそも開戦なんてしてないようにも思えます。

 

 

・・・戦争から学ぶことは多く、非常に大事だと思っています。

 

 

日々の鍼灸臨床も、学校講義も、清明院という組織のマネージメントも、同じところがあるからです。

 

 

自信のない症例に

 

「そもそも触らない」

 

という選択、多角的に見て、イケるかと思って触ったけど、やはり無理だったという場合に、

 

「ではどうやって幕引きするか」

 

という選択など、その場その場での的確な判断力、集中力が要求されます。

 

 

これを間違えば、旧日本軍のように、多くの犠牲を伴って「大敗」します。(苦笑)

 

 

 

続く

 

 

 

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「あれもこれも」の弊害

2018.10.01

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まずは今回の台風24号で被災された方に、一刻も早い復興を祈ります。

 

 

今回、またしても死者が出てしまったようで、今年は東北大震災以来の、自然災害の恐ろしさを思い知らされる年になってしまいました。

 

 

また25号が来そう、とのことですので、万全に備えましょう。

 

 

・・・さて、今日の記事いきます。

 

 

 

 

時折、学生さんから相談されることがある。

 

「どこの流派で勉強するのがいいか、よく分かりません。」

 

と。

 

(北辰会に聞くなや、って感じもしないでもないですが。。。(笑))

 

 

僕はいつも、

 

「であれば、まずは片っ端から勉強会に行くか、治療を受けに行けばいい。」

 

と答えます。

 

(そう言うと、行っていない人がほとんどだったりします。(苦笑))

 

 

そういう中で、自分がシンパシーを感じる流派や先生が見つかればいいと思う。

 

(もし見つからんかったら、自分で流派を作るか、西洋医学をやるか、慰安をやるか、かな。)

 

 

待っててもダメ!

 

 

悩む前にまず行動!

 

 

自分の人生、自分で切り開くにはそれしかない!!

 

 

 

 

しかしこれは、業界側の責任でもある。

 

 

確かに日本の医療界、鍼灸界には、鍼灸治療のガイドラインなんて、ないに等しい。

 

 

だから流派乱立、諸説紛々である。

 

 

どの流派も治しているし、どの流派も治せていない。

 

 

だから治している面を褒められ、治せていない面を批判されている。

 

 

そのパーセンテージや有意差は不明。

 

 

今後も、明らかになる気配はない。

 

 

だから多くの学生は仕方なく、自分と縁のあった流派に属して勉強するか、どこにも所属せずに、いわゆる色んな流派のいいとこどりの

 

「つまみぐい治療」

 

を実践する鍼灸師となる。

 

 

しかし、これは良く言えば「いいとこどり」だが、悪く言えば一貫性のない「ごちゃまぜ支離滅裂治療」だ。

 

 

どの流派も、説得力はさておき、それなりの一貫性はある訳だが、それらをごちゃまぜにしてしまったら、それこそ訳の分からない治療になる。

 

 

自分がそれをやっていることに対して、飯は食えていても、不満や不安、なんか煮え切らない思いを感じながら、日々生きている鍼灸師は少なくない筈だ。

 

 

そういう鍼灸師は往々にして、重症度判断や予後の見通しや病態生理は、西洋医学のものを採用していたりし、それはもう東洋医学ではない。

 

 

これまで、たくさん見てきました、そういう鍼灸師。

 

 

どの流派の方法論も魅力的だけど、「あれもこれも」になって、結果的に自分なりの東洋医学的な物差しが持てないのであれば、

 

東洋医学の実践者とは言えない。

 

 

畢竟、「東洋医学の医者」になろうと思ったら、ある流派の学術のエキスパートになるか、自分で流派を作るか、しかない。

 

 

あるいは西洋医学の物差しを採用し、「東洋医学の医者」ではなく「鍼立て」となるか。

 

 

あるいはそのどちらでもない、「なんか煮え切らない人生」になるか。

 

 

単に飯食うだけなら、別にどれでもイケる。

 

 

あとは自分の納得度だけ。

 

 

映画『スマグラー』にあったセリフ。

 

「望まぬ日常に埋もれるカスにはなるな。」

 

ですな。

 

 

自分のやっていることが、本当に患者さんのためになっているか。

 

 

 

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暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学 5

2018.02.25

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前回のお話

 

暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学

暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学 2

暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学 3

暈厥(一過性の意識障害)と東洋医学 4   参照

 

 

◆血虚に配慮した、痰濁上擾の鍼灸治療

 

 

前回までで、ザックリではありますが、先日の研修会で先輩が倒れたメカニズムに関して、簡単に仮説を立てました。

 

 

でもまあ、まさにこれが、僕らが頭の中で普段行っていることです。

 

 

痰濁上擾が中心で、背後に血虚もアリ、と考えた場合、どんな鍼灸治療が考えられるでしょうか。

 

 

実際に、今まさに意識不明(人事不省)になっている最中は、まずは意識をつけないといけないので、”気付けの鍼”といわれるやり方がいくつかあります。

 

(専門的には”開竅法”と言ったりします。)

 

 

映画『レッドクリフ』で、気絶した人に対して、鼻の下にある「人中」という経穴をグッと押して意識をつけるやり方が出てきましたが、ああいうのも一つの方法です。

 

 

また、韓国ドラマ『太陽人 イジェマ』なんかでは、麝香の粉末を竹筒で鼻に吹き込んでくしゃみを誘発して意識を付ける、なんていうシーンもありましたね。

 

 

ただ今回の場合は、倒れてすぐに、自然と意識が付きましたから、こういう場合は、再発防止の鍼をすることになります。

 

 

基本的には、このケースで言えば痰濁を下す鍼です。

 

(あえて配穴は言いませんが、『経穴解説』『穴位通鑑』参照です。)

 

 

・・・でも、そこであまりにもキツイ瀉法を加えると、陰血を傷ってしまって、血虚を悪化させてしまう可能性がありますので、陰経の経穴などは極力避けた方がいいとか、

 

血そのものや、血の生成に関与する臓腑と関わる経穴は避けた方がいいとか、選穴にしても補瀉手技にしても、そういった配慮が必要になります。

 

「血」って何ですか?(その10)

補瀉 目次             参照

 

 

・・・で、治療後の排便、排尿、発汗、食欲等の状況に注意を払って、きちんと痰濁が下っているかどうか、血虚が埋まってきているかどうか

 

適宜判断していかなくてはいけません。

 

 

これがうまくいって、その治療を一定期間続けたら、今回と同じような状況にさらされても、暈厥を起こさない体にしていくことが出来るでしょう。

 

 

・・・まあ、これが鍼灸、東洋医学としてのやり方なんですが、実際に目の前で突然バターンと人が倒れた時に、急場で、すぐに意識が戻るものなのか、

 

このまま何年も昏睡状態になってしまうようなものなのか、あるいはそのまま帰らぬ人になってしまうようなものなのか、適切に判断しなくてはいけませんが、

 

この判断は簡単ではないです。

 

 

北辰会方式では、顔面気色と脈で判断することになっていますが、長くなるし専門的過ぎるので、ここでは詳細は述べません。

 

 

急な意識障害には、他にどんなものがあるのでしょう。

 

 

まずは西洋医学的な分類を見てみましょう。

 

 

 

続く

 

 

 

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墓マイラー 46 番外編 沖縄慰霊編

2018.01.18

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再び、墓マイラーに行ってきました!!

 

これまでの墓マイラーは  墓マイラー 目次          参照

 

 

今回は番外編として、医家ではなく、沖縄戦没者慰霊編。

 

 

小学生の頃から、戦争の話は断片的に聞いていて、僕が子供の頃は、わずか40年くらい前の話なのに、教育から常識から、

 

現代とのあまりの違いに、何となく興味があり、この業界に入ってからは、行政上の鍼灸医学、東洋医学への不平等な扱いを現場で実感し、

 

日本の近代史、医学史にさらに興味を持つようになり、祖父が海軍であったこともあり、明治維新や大東亜戦争に関しては、

 

非常に興味を持つようになりました。

 

 

 

そして、ずーっと行ってみたかった沖縄の戦跡。

 

 

大東亜戦争時、南洋諸島や樺太、占守島、硫黄島と並んで、非常に激しい地上戦が行われた地です。

 

 

去年はハクソーリッジという映画にもなり、僕の中で興味が高まっていました。

 

最近観た映画  参照

 

 

 

そこでとうとう、行ってきました!!

 

 

20180114_190532.JPG

 

 

↑↑逆光で見にくいですが、戦争終結後、いち早く(と言っても約1年後)作られた沖縄県民による慰霊碑「魂魄の塔」

 

 

 

dsc_1784-998515123.jpg  dsc_1785-1802702926.jpg  

 

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↑↑当時は逃げ場所がなく、人口の壕以外にも、沖縄の土地独特の天然の洞窟や鍾乳洞(ガマ)の中を隠れ場所や病院として利用していました。

 

 

いくつか回りましたが、どこも非常に狭く、暗く、ジメジメ暑く、しかも当時は非常に臭く、まさに地獄絵図のような場所だったそうです。

 

 

それでも住民としては外の「鉄の暴風」の中に比べれば天国だったようです。

 

 

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↑↑有名な「ひめゆりの塔」。この隣の資料館は必ず寄るといいと思います。

 

 

塔のすぐ隣には沖縄戦の医療人への慰霊碑も。

 

 

軍医のギリギリの判断が功を奏して、多くの人が助かった例も、そうでない例もあるそうです。

 

 

 

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↑↑白梅の塔。地元のガイドさんは、ひめゆりだけが有名になって、観光地化しているけど、学徒隊はひめゆり以外にも白梅や梯梧など、たくさんあって、

 

そのどれもが、非常に悲惨な目に遭っているんだ、ということを強く強く言っておられました。

 

 

今回初めて実際に現地に行き、何人かのガイドさんから当時の話を聞くと、1945年の3月から6月末までの沖縄がどういう状況だったか、

 

その悲惨さ、過酷さ、恐ろしさ、非常に良く分かりました。

 

 

・・・やっぱ行かないとダメだね。

 

 

あれを生き抜いた人は、ホントに凄いと思います。

 

(ひめゆりの塔の資料館に行くと、生き延びた人のインタビュー映像が流れています。)

 

 

沖縄は、あれから72年経った今でも、残念ながら国際問題山積で、完全に平和とは言えない場所ですが、それでも当時は米軍の軍艦で埋め尽くされていたという海や、

 

「鉄の暴風」と言われる、1m四方に数十発の爆弾が落ちたと言われる土地と比較すれば、当時よりは格段に平和になった沖縄を見ると、亡くなった多くの人の死も、

 

決して無駄じゃなかったのかなと、まあ言葉にはなりませんが、ただただ、手を合わせたくなります。

 

 

合掌

 

 

 

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