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2018.12.28
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今日は暴飲暴食の患者さんが多かったですね。
まあ、年末ですからね、暴飲暴食の機会が多いのでしょう。
多少は仕方ないと思います。
(ストレス解消にもなりますからね☆)
しかし、気を付けないと、ヤバいことになります。
(特に心臓病があったり、カゼと重なったりすると。)
今日も大変、勉強させていただきました。<m(__)m>
(滑大でも根っこないやつはコエエ( ゚Д゚))
ところで清明院、年内診療は明日までとなりました!!
・・・いやー、早い早い。
まあでも、年内に片づけたい案件は、ほぼほぼ片付いたんじゃないでしょうか。
来年は清明院、10周年です。
楽しみな展開もありそうです。
(まだ分からないけど)
お陰様で、明日の予約表も満タン、今日は気合い入れて、早めに寝ます。。。
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2018.11.21
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毎日毎日、風邪ひきさん多しですね。
1例として同じ症例はなく、実に勉強になります。
まあ、あまり定型的なパターン認識は、僕はあまりしないようにしているけど、ここ最近はノドから来て、ガッと発熱するパターンが多いように思いますね。
温病型と言ってもいいように思います。
寒気やだるさから始まるものももちろんあります。
(まあ、傷寒型ですかね。)
その後、激しい邪正相争が終わると、咳痰が残ったり鼻水が残ったりね。
また、女性であればそれと生理不順が重なったりして、なかなか複雑なのがある。
実に勉強になりますね。<m(__)m>
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2018.11.17
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今週、不覚にもカゼ気味に。。。(苦笑)
寒くなってから、カゼの患者さんを、何人やったか分かりません。
(延べで100人以上は診ましたかね。。。)
水曜日の東鍼校講義で喋っている時に、じゃっかんだるい感じがありました。
さらに翌朝、いつもしない早起きをしての、東京衛生学園での講義の時に、うっすらと喉が痛かったです。
・・・で、木曜の夜には、ほぼ完成です。(苦笑)
怠い、軽い寒気、頭痛などなど。。。
さっそく鍼して寝て、一晩でほぼほぼ回復するも、今回は鼻が残る。
僕はもともと体調を崩すと鼻炎になりやすいタイプで、風邪が治っても、鼻だけ長引いたりしやすい。
まあこれも、さらにもう一晩の治療と睡眠で、ほぼ治りましたが、診療中に鼻が垂れてくると集中できないし、万が一患者さんに鼻が垂れたらエライことなので、
金曜日の午後の診療は、鼻にティッシュを詰めて、マスクをしてやりました。(苦笑)
まあ本来は、風邪シーズンになったら、医療機関のスタッフは風邪ひいてなくても、マスクをするべきなんでしょうけどもね。。。
(今は病院ではほとんど強制じゃないでしょうかね。。。)
昔から、あれ(マスク)がどうも嫌いでねー。。。
清明院では、鼻が垂れてくるよりは良いかなという、苦肉の策なんですが。。。
しかし今回、モロに喉から来まして、鼻に残りましたので、口鼻から感受した外感病(温病)であれば、やはりマスクは必要なのかな。。。(~_~;)
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2018.09.23
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こないだ、9.20(木)に、NHKで古舘伊知郎さんが司会の「日本人のおなまえっ!」という番組が放送されたようです。
(文字クリックで番組HPへ)
この回のテーマは「身近な病名について」だそうで、「カゼ」に関する内容だそうです。
「カゼ」は「風邪」と書き、西洋医学的には200種類以上ものウイルス(4分の1程度は特定不能)による上気道の炎症のことを指しますが、
当然ながらこの名称の淵源は、東洋医学の言う「風邪(ふうじゃ)」です。
「風」「火」について 参照
先日このブログにコメントをいただいて知ったのですが、25日に再放送があるようなので、皆さんも見ましょう。
僕は待ちきれずに有料版で見てしまいましたが、まあ途中何カ所か
「んん??」
となるところもありましたが、まあまあ、一般の方にとっては勉強になるんじゃないでしょうか。
基本的には最新の西洋医学礼賛、な雰囲気があまり好きではなかったですが、以前私が書いた「東洋医学と脳」の問題にも触れていて、復習するいいきっかけになりました。
脳卒中と鍼灸 その7 参照
以前産経関西のサイトで連載されていた蓮風先生と著名人の対談集『蓮風の玉手箱』に登場していた、有明医療大学の川島朗先生も出演されていますので、
興味のある方は是非!!
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2018.08.28
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8.26の日曜は、大阪、森之宮医療学園で行われた(一社)北辰会夏季研修会に参加してきました!!
今回のテーマは打鍼と毫鍼。
夏の打鍼研修会は毎年恒例ですね。
僕は今回、毫鍼については冬季研修会で藤本新風先生に教わっておりましたので、今回は打鍼の班を選択しました。
講師は奥村裕一学術部長。
奥村先生に初めて出会ってから約20年が経過しましたが、いつお会いしても、圧倒的勉強量の先生です。
でも奥村先生の魅力は、勉強量だけでなく、毎日患者さんを診ている臨床家であり、技術も凄いところです。
よくこの業界に多いのが、メチャクチャ勉強してるけど、臨床を全くやっていないとか、やっててもチョットしかやっていないとか、あるいは臨床をやってても、
普段の講義で言っていることや勉強しておられる内容と、実際の臨床が全く乖離している先生です。
今でこそ、それもまた一つの立場だ、人生だと思えるようになりましたが、20代の頃は、そういうことにすごくガッカリしていました。
奥村先生はそういうことの無い先生です。
今回も超絶技巧を見せていただきました。
(ちゃっかり受けました)
こないだの研修会でも、僕自身のカゼを治療してもらったり、世話になりっぱなしの先生ですね。。。(苦笑)
また今回の研修会では、新代表に就任された新風先生の実技デモも実に丁寧で、分かりやすい説明と直後効果も素晴らしかったです。
飲み会に来られた蓮風先生も、
「北辰会の明るい未来が見えた!」
と、非常に喜んでおられたのが印象的でした。
全体的に、イイ感じでしたね。。。
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2018.06.17
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今週は、急に寒かったですね。
週の頭の、台風の後からでしたね。
二十四節気では「夏至」の前だというのに。。。
これによって、残念ながら風邪をひいてしまった患者さん、相当診ました。
でもまあ、
「平生から鍼をやっていると、軽く済みます、以前はもっと酷かった。」
と、分かっていらっしゃる患者さんは仰いますね。
これがまあ、鍼灸のいいところでもあります。
カゼをひかせてしまったこと自体は悔しかったりするけど、ここの理解が得られていれば、まあ安心できます。
(日常生活を常に監視して不養生を管理することは出来ませんのでね。。。)
治未病。
そして治已病。
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2018.04.30
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久々に治療に来た、小児の患者さん。
もともとは、お母さんが不妊治療で見えていた。
清明院で不妊症を治療し、無事妊娠し、出産なさった。
出産してすぐの頃、不調を訴えて、赤ちゃんを一度連れてきた。
その時はキョトンとしていて、おとなしい子だった。
つい最近、それから何年か経って、「カゼが治らない」と訴えてやってきた。
近医の薬を飲んだが、治らない。
熱が出て、咳が出て、下痢が出て、食欲もない。
今回は、体表観察に入ると、即座にギャン泣き。
「こわい!いやだ!かえる~~!!」
と、ギャン泣き。(苦笑)
う~ん、小児科で、何があったんだ。。。( ;∀;)
・・・で、二診目に連れてきた。
前回の治療後、諸症状、劇的に改善。
またギャン泣きかと思いきや、今回はまったく泣かなかった。
僕と目が合うと、ニコニコしている。
痛くないこと、怖くないことを理解したのだ。
僕が
「もうこわくないか?」
と聞くと、
「こわくない。」
と恥ずかしそうに笑う。
・・・鍼はこわくなく、よくきくのだ。(゚∀゚)
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2018.04.13
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最近、小児、乳幼児の発熱疾患を何例か診ました。
小児は陽体。
どんどん成長していくため、陽気偏盛の体です。
形が後からついてくる。
大声を出し、動き回り、非常に活発。
飲食物、空気、外界のエネルギーをガンガン吸収し、それをガンガン燃やし、ガンガン縦横に空間的に拡大していきます。
ただその一方で、『中医小児科学』で言われるように「幼脾稚腎嫩肺」といって、五臓の中でも相対的に陰の性質を持つ脾肺腎が弱い、とも言えます。
故にお腹壊しやすい、生殖能力ない、カゼひきやすい、持久力ない、となります。
だから、形態(陰)は成人と比較すれば非常に脆弱な訳ですね。
(その分しなやか、とも言えますが。)
・・・ということで、陽が強くて陰が弱い、だから内外傷問わず、熱邪による疾患の時は注意が必要です。
(特に急性外感熱病。)
何かカゼっぽいナーと思ったら、一気に高熱が出る、出たらなかなか下がらない、酷ければひきつけや意識障害を起こす、これ、ご両親は非常に狼狽します。
東洋医学でも、入院施設でもあれば、一晩付きっ切りで看病も出来るのですが、現代ではそれは無理。
40度を超え、解熱剤やむなし、となってしまう場合があります。
(僕のウデでは、ですけど。)
適切なタイミングで、衛気営血弁証、三焦弁証に従って、適切な位置から、適切な清熱法で泄熱、清熱することの難しさ。
適切なドーゼ、術式にも注意を払わないといけません。
精進します。
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2017.12.30
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このシリーズも長くなってきたので、ここらでいったん、目次化します!!
まあ、『金匱要略』を一通り解説したらやめようか、今んとこ考え中です。。。
代表古典を一個一個解説していくほどの内容でもないしなあ。。。と思っています。(苦笑)
まあこの「鼻血」という現象を通じて、東洋医学的なものの考え方を少し分かって頂けたら、と思って書いています。
せっかくなんで、通しで読んでみてください。
鼻血の色々 出血という現象について
「紅汗」について考えてみましょう。 虚の鼻血
「紅汗」について考えてみましょう。2 カゼの初期の鼻血
「紅汗」について考えてみましょう。3 衄家は発汗させちゃダメ
「紅汗」について考えてみましょう。4 太陽中風証を誤治で悪化させた場合の鼻血
「紅汗」について考えてみましょう。5 陽明経証の鼻血
「紅汗」について考えてみましょう。6 表熱裏寒と鼻血
「紅汗」について考えてみましょう。7 肺病と発汗と鼻血
「紅汗」について考えてみましょう。8 衄家は発汗させちゃダメ
「紅汗」について考えてみましょう。9 カゼの初期に鼻血
「紅汗」について考えてみましょう。10 熱証体質の人がカゼひいて長引いたパターン
「紅汗」について考えてみましょう。11 太陽病長びいてるパターン
「紅汗」について考えてみましょう。12 陽明病誤治パターン
「紅汗」について考えてみましょう。13 頭痛+白目黄染+紅汗
「紅汗」について考えてみましょう。14 虚労による紅汗
読み返してみると、同じ条文を重複して解説していたりして、ウケました。(゚∀゚)
・・・まあ、そういうこともある。
書いといて忘れる。
でも、何度も繰り返しやった方がいいのだ。(笑)
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2017.12.23
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これまでのお話
では続きいきます!!
◆『宋本傷寒論』の「辨不可下病脉證并治第二十.」の条文
前回に引き続き、今回は下しちゃいけない場合のお話です。
このように傷寒論を読むと、今その患者さんに発汗させる処置をすべきなのか、させないべきなのか、あるいは発汗した後の状況から、何がどうなっているのか、
下すべき時はどういう時か、下した後の変化から何が言えるか、などという、臨床上欠かせない知識を得ることが出来ます。
ここに、このような条文が出てきます。
「傷寒發熱頭痛.微汗出.發汗則不識人.熏之則喘.不得小便.心腹滿.下之則短氣.小便難.頭痛背強.加温鍼則衄.」
簡単に訳しますと、
「傷寒病にかかって発熱頭痛し、汗が少し出ているような状況の時、間違ってさらに汗をかかすと意識が朦朧となる。またこの時に温める治療を行うと、
喘息様の症状が出て、小便は出にくくなり、頭痛して背部がこわばる。また誤って温める目的の鍼をすると、鼻血が出る。」
となります。
これは、陽明病の位置に邪気が入っている段階では、温める治療や発汗させる方法はダメですよ、という教えです。
熱が籠っているものに、さらに熱を籠らすなよ、という簡単な教えです。
しかし、明らかにカゼをひいており、しかも最初に寒気もあった、なんて話を患者から聞いていると、やらかしがちなミスではないでしょうか。
実際に体表観察をして、発汗があるかどうか、必ずキチッと確認しましょう。
個人的にはこの場合って、舌なんかけっこう淡白気味だったりして、赤くなってなかったりするんで、騙されがちだなー、と思っています。
陽明の、浅い部分の熱をサッと駆らないといけないパターンです。
この条文みたいに、鼻血が出てくれりゃあまだマシなパターンだと思います。
続く
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
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2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
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第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
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