東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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補瀉 38

2016.04.05

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これまでのお話・・・

 

 

補瀉 1 補瀉の定義と『黄帝内経素問』離合真邪論(27)の補法 

補瀉 2 『黄帝内経素問』調経論(62)の補法

補瀉 3 『黄帝内経霊枢』終始萹(9)の補法

補瀉 4 『黄帝内経霊枢』官能萹(7)の補法

補瀉 5 『黄帝内経霊枢』邪客萹(71)の補法

補瀉 6 『黄帝内経霊枢』小鍼解篇(3)の補法

補瀉 7 『黄帝内経霊枢』邪気蔵府病形篇(4)の補法

補瀉 8  『黄帝内経素問』刺志論(53)の補法

補瀉 9  『黄帝内経霊枢』終始萹(9)の瀉法

補瀉 10 『黄帝内経霊枢』小鍼解萹(3)の瀉法

補瀉 11 『黄帝内経素問』八正神明論(26)の瀉法

補瀉 12 『黄帝内経素問』調経論(62)の瀉法

補瀉 13 『黄帝内経素問』刺志論(53)の瀉法

補瀉 14 『黄帝内経素問』離合真邪論(27)の瀉法

補瀉 15 『黄帝内経』の補法まとめ

補瀉 16 『黄帝内経』の瀉法まとめ

補瀉 17 『難経』71難における補瀉

補瀉 18 『難経』76難における補瀉

補瀉 19 『難経』76難における補瀉の続き

補瀉 20 『難経』78難における補瀉

補瀉 21 『難経』79難における補瀉

補瀉 22 『難経』における補瀉まとめ

補瀉 23    孫思邈(そんしばく 541~682)の『備急千金要方』『千金翼方』の補瀉

補瀉 24   金代、何若愚 撰『子午流注鍼経』における補瀉

補瀉 25     金代、竇漢卿『針経指南』における補瀉

補瀉 26     明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉

補瀉 27     明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉 その2

補瀉 28   明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉 その3

補瀉 29     明代、李梃『医学入門(1575)』における補瀉

補瀉 30   明代、高武『鍼灸聚英(1529)』における補瀉

補瀉 31   現代中医学における補瀉

補瀉 32     日本における補瀉の受容

補瀉 33    『針道秘訣集』における補瀉

補瀉 34    『杉山真伝流』における補瀉 1

補瀉 35  『杉山真伝流』における補瀉 2

補瀉 36     永田徳本(1513?-1630?)『鍼灸極秘伝』『徳本多賀流針穴秘伝』の補瀉

補瀉 37   『杉山流三部書』における補瀉      参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆岩田利斉『鍼灸要法指南』における補瀉 

 

 

(一社)北辰会の学術部長である奥村裕一先生もよく講義の中で引用なさる、岩田利斉『鍼灸要法指南』(1686序刊1720重刊)。

 

 

この人は江戸期の鍼灸医なんですが、生没年等、詳しいことがイマイチ分からない人物であります。

 

(詳しい方、教えてください。<m(__)m>)

 

 

この人物が書いた『鍼灸要法指南』は非常に有名な書物で、非常に分かりやすい文章で、非常に的を得た内容です。

 

 

そこには、補瀉に関してもいくつか記載があります。

 

 

例えば、

 

「瀉した後きちんと補わないと、すぐ戻っちゃうよ~~」

 

とか、

 

「補瀉する時に虚実を間違えないようにね~~」

 

とか、我々少数鍼治療家にとって嬉しいことに、

 

「色々な病であっても、鍼は一本。せいぜい2、3本。重要な経穴に補瀉迎隨すればよい。これも一つの流儀だよ~~」

 

とも書き、また、

 

「鍼で一番大事なのは正気の往来を知ることだ~~」

 

とか、

 

「鍼の方法論で一番大事なのは補瀉で、色々な補瀉法があるよ~~」

 

とか、

 

「鍼は瀉法に適しているよ!でも、だからと言って補法がないというのは間違いだよ!!」

 

とか、非常に重要なことを簡潔に述べてくれております。

 

(言葉遣いは抜粋意訳 by 竹下)

 

 

この本の序文で岩田利斉は、近頃の鍼灸医のレベルが下がっていることを嘆いて、この本を指南書にしたいという思いで書いた、と述べています。

 

 

そして、内容にまで立ち入って検討すると、どうもその頃の鍼灸医の治療が、緻密な診たてが不足した、多穴治療で、

 

強刺激の瀉法偏重になっていたんじゃないかな、 と思わされます。

 

 

いつの時代も、その業界がおかしな方向に進むと、それのアンチテーゼが出てきますね。

 

 

正義感を持った立派な先生が現れる訳です。

 

 

とりわけ医療業界というのは、そういうことが起こりやすいのでしょうか。(*’ω’*)

 

 

 

続く

 

 

 

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補瀉 37

2016.04.04

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これまでのお話・・・

 

 

 

補瀉 1 補瀉の定義と『黄帝内経素問』離合真邪論(27)の補法 

補瀉 2 『黄帝内経素問』調経論(62)の補法

補瀉 3 『黄帝内経霊枢』終始萹(9)の補法

補瀉 4 『黄帝内経霊枢』官能萹(7)の補法

補瀉 5 『黄帝内経霊枢』邪客萹(71)の補法

補瀉 6 『黄帝内経霊枢』小鍼解篇(3)の補法

補瀉 7 『黄帝内経霊枢』邪気蔵府病形篇(4)の補法

補瀉 8  『黄帝内経素問』刺志論(53)の補法

補瀉 9  『黄帝内経霊枢』終始萹(9)の瀉法

補瀉 10 『黄帝内経霊枢』小鍼解萹(3)の瀉法

補瀉 11 『黄帝内経素問』八正神明論(26)の瀉法

補瀉 12 『黄帝内経素問』調経論(62)の瀉法

補瀉 13 『黄帝内経素問』刺志論(53)の瀉法

補瀉 14 『黄帝内経素問』離合真邪論(27)の瀉法

補瀉 15 『黄帝内経』の補法まとめ

補瀉 16 『黄帝内経』の瀉法まとめ

補瀉 17 『難経』71難における補瀉

補瀉 18 『難経』76難における補瀉

補瀉 19 『難経』76難における補瀉の続き

補瀉 20 『難経』78難における補瀉

補瀉 21 『難経』79難における補瀉

補瀉 22 『難経』における補瀉まとめ

補瀉 23    孫思邈(そんしばく 541~682)の『備急千金要方』『千金翼方』の補瀉

補瀉 24   金代、何若愚 撰『子午流注鍼経』における補瀉

補瀉 25     金代、竇漢卿『針経指南』における補瀉

補瀉 26     明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉

補瀉 27     明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉 その2

補瀉 28   明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉 その3

補瀉 29     明代、李梃『医学入門(1575)』における補瀉

補瀉 30   明代、高武『鍼灸聚英(1529)』における補瀉

補瀉 31   現代中医学における補瀉

補瀉 32     日本における補瀉の受容

補瀉 33    『針道秘訣集』における補瀉

補瀉 34    『杉山真伝流』における補瀉 1

補瀉 35  『杉山真伝流』における補瀉 2

補瀉 36     永田徳本(1513?-1630?)『鍼灸極秘伝』『徳本多賀流針穴秘伝』の補瀉    参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆『杉山流三部書』における補瀉 

 

 

先日、『杉山真伝流』における補瀉手技について簡単に紹介ましたが、せっかく杉山流に触れたので、杉山流を理解する上でもう一つ重要な、

 

『杉山流三部書』(1682年頃)における補瀉に関する記載にも触れておこうと思います。

 

 

『杉山流三部書』というのは、『療治の大概集』『選鍼三要集』『医学節用集』の三書を指し、1682年頃から出版されたと言われています。

 

 

その中の『療治の大概集』の一番最初に、”補瀉の方法”という、そのまんまのタイトルの項があります。(笑)

 

 

そこには、これまでにも述べてきたような、呼吸の補瀉と、開闔の補瀉が簡単に説かれています。

 

 

また、『選鍼三要集』の中には、”補瀉迎隨を論ずる”という項と、”虚実を論ずる”という項があり、ここでは、『黄帝内経』、『難経』の説を引きつつ、

 

これまでにも書いてきたような、捻鍼の補瀉、開闔の補瀉、徐疾の補瀉、呼吸の補瀉、左右の補瀉を紹介しつつ、一つの結論として、

 

”補瀉は迎隨を持って主とするべきである”

 

と述べ、これを極めて、意識的に経脈の流れを調整することが出来れば、鍼の道は完成する、とまで述べています。

 

 

さらに、

 

”陰陽のバランスを調えることが治療の目的であり、これが補瀉の意味なのである”

 

と述べます。

 

 

そこで、陰陽ともに弱った患者に、無理に気血を動かそうとするから、かえって元気を傷って、失敗するんだよ、と述べています。

 

 

さらに、

 

”医道は虚実に尽きる”

 

と述べています。

 

 

先日、藤本漢祥院に研修に行った時に、とある先生とチラッとこの「迎随の補瀉」の話になったんですが、僕としても、

 

補瀉の究極はこれなんじゃないかと、今のところ思います。

 

 

それは、単純に経絡の流注の向きに鍼を添わせる、というような形式的なことを言っているのではなく、患者さんの自然な気の動きを邪魔しない様に、

 

正気に随い、邪気を迎えるように、鍼を打つ、結果的に経脈の流れを正常化する、ということなんだろうと思います。

 

(実際にそのようにやってみようと思うと、いかに難しい世界か分かります。)

 

 

これって、鍼でも手技療法でも、共通だと思います。

 

 

どんなにたくさんの本を読んで、理論武装をしたとしても、結局のところ、これがうまい人は治療がうまく、これが下手な人は、治療が下手なんだと思います。

 

 

残酷なことに。(笑)

 

 

杉山流は他にも重要なことをたくさん教えてくれますので、今後もチョイチョイ触れようと思います。

 

 

 

続く

 

 

 

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補瀉 33

2016.03.25

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これまでのお話・・・

 

 

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補瀉 4 『黄帝内経霊枢』官能萹(7)の補法

補瀉 5 『黄帝内経霊枢』邪客萹(71)の補法

補瀉 6 『黄帝内経霊枢』小鍼解篇(3)の補法

補瀉 7 『黄帝内経霊枢』邪気蔵府病形篇(4)の補法

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補瀉 9  『黄帝内経霊枢』終始萹(9)の瀉法

補瀉 10 『黄帝内経霊枢』小鍼解萹(3)の瀉法

補瀉 11 『黄帝内経素問』八正神明論(26)の瀉法

補瀉 12 『黄帝内経素問』調経論(62)の瀉法

補瀉 13 『黄帝内経素問』刺志論(53)の瀉法

補瀉 14 『黄帝内経素問』離合真邪論(27)の瀉法

補瀉 15 『黄帝内経』の補法まとめ

補瀉 16 『黄帝内経』の瀉法まとめ

補瀉 17 『難経』71難における補瀉

補瀉 18 『難経』76難における補瀉

補瀉 19 『難経』76難における補瀉の続き

補瀉 20 『難経』78難における補瀉

補瀉 21 『難経』79難における補瀉

補瀉 22 『難経』における補瀉まとめ

補瀉 23    孫思邈(そんしばく 541~682)の『備急千金要方』『千金翼方』の補瀉

補瀉 24   金代、何若愚 撰『子午流注鍼経』における補瀉

補瀉 25     金代、竇漢卿『針経指南』における補瀉

補瀉 26     明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉

補瀉 27     明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉 その2

補瀉 28   明代、楊継洲(1522-1620)『鍼灸大成』における補瀉 その3

補瀉 29     明代、李梃『医学入門(1575)』における補瀉

補瀉 30   明代、高武『鍼灸聚英(1529)』における補瀉

補瀉 31   現代中医学における補瀉

補瀉 32     日本における補瀉の受容          参照

 

 

では続きいきます!!

 

 

いよいよ日本における補瀉の変遷、いきましょう!

 

 

◆『針道秘訣集』における補瀉

 

 

曲直瀬道三(1507-1594)の少し後の時代、御薗意斎(1557-1616)の門人である奥田意伯(17世紀)という人物が、『針道秘訣集』(1685)という本を出版しました。

 

 

これは我々北辰会とも、非常に関係の深い本です。

 

 

我々が主に使い、今では全国的に他の流派の先生方も多く使うようになった”夢分流打針術”のことが書かれた本です。

 

 

弱冠30代前半の時に蓮風先生が書いた、この『針道秘訣集』の解説書である『弁釈針道秘訣集』は、その後の鍼灸界に非常に大きな影響を与えた、

 

不朽の名著と言っていいでしょう。

 

 

現代日本で、腹部打鍼術を行う鍼灸臨床家で、これを読んでいない人はいないでしょう。

 

 

 

この本に、「補瀉の大事」という項があります。

 

 

ここには、

 

「『素問』『難経』『針灸聚英』等の本に、補瀉迎随の事が色々書かれてるけど、うちの流派では”補は瀉なり、瀉は補なり”と考えてるんですよ~~。」

 

と、書いてあります。

 

 

この本を書いたのは奥田意伯ですが、彼は、この本は夢分流の創始者である夢分斎の伝書として、発刊しています。

 

 

夢分斎という人は、京都の大徳寺の禅僧で、僧医です。

 

 

ですのでここの文章は、サスガ禅僧、って感じの言い方ですね。(笑)

 

 

これについて、蓮風先生は、最近でも2010.7.24のブログで、

 

「・・・腹部体表の状況を手掌で感知し邪気と正気をかみ分け、刻々と変化する腹壁に対応して鍼を施すのだ。

 

真に感性そのものの対応だ。これも「補瀉」の一つのありようなのである。」

 

と、述べておられます。

 

第43回 鍼の「補瀉」法にみる中国と日本 ―試みの論― 参照

 

 

まあ要は、正気と邪気を噛み分けて、自在に鍼を施し、結果的に臓腑経絡の虚実を調えて、全身の陰陽のバランスを整えて、生体の”治る力”を最大化する、

 

これが達成できれば、必ずしも形式的な手技にこだわる必要はなく、感性そのもので対応してもOK、ということです。

 

 

ただここで、個人的に危険だと思うのは、こういう考え方を盾に、全く意味不明な、破綻した論理に基づいて治療したり、

 

”意念”だの”愛”だの、そればかり主張して、全然医学理論を勉強しない輩が現れる可能性があることです。

 

 

夢分斎が、どれほどの勉強の上にこれを主張しているか。

 

 

蓮風先生が、どれほどの勉強の上にこれを主張しているか。

 

 

まずそれをきちんと踏まえるべきだと、僕は思います。

 

 

 

続く

 

 

 

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補瀉 23

2016.03.05

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これまでのお話・・・

 

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補瀉 2 『黄帝内経素問』調経論(62)の補法

補瀉 3 『黄帝内経霊枢』終始萹(9)の補法

補瀉 4 『黄帝内経霊枢』官能萹(7)の補法

補瀉 5 『黄帝内経霊枢』邪客萹(71)の補法

補瀉 6 『黄帝内経霊枢』小鍼解篇(3)の補法

補瀉 7 『黄帝内経霊枢』邪気蔵府病形篇(4)の補法

補瀉 8  『黄帝内経素問』刺志論(53)の補法

補瀉 9  『黄帝内経霊枢』終始萹(9)の瀉法

補瀉 10 『黄帝内経霊枢』小鍼解萹(3)の瀉法

補瀉 11 『黄帝内経素問』八正神明論(26)の瀉法

補瀉 12 『黄帝内経素問』調経論(62)の瀉法

補瀉 13 『黄帝内経素問』刺志論(53)の瀉法

補瀉 14 『黄帝内経素問』離合真邪論(27)の瀉法

補瀉 15 『黄帝内経』の補法まとめ

補瀉 16 『黄帝内経』の瀉法まとめ

補瀉 17 『難経』71難における補瀉

補瀉 18 『難経』76難における補瀉

補瀉 19 『難経』76難における補瀉の続き

補瀉 20 『難経』78難における補瀉

補瀉 21 『難経』79難における補瀉

補瀉 22 『難経』における補瀉まとめ     参照

 

 

 

では続きいきます!!

 

 

さてここまでで、我々東洋医学、鍼灸医学の聖典と言ってもいい、『黄帝内経』『難経』における補瀉に関して、ツラツラ述べてきました。

 

 

これ以降、この情報をもとに、歴代の有名な医家達が、この「補瀉」というものについて、あれやこれやと語ってくれています。

 

 

まあ、中国で2500年、日本でも1500年、すべての情報を完全網羅することなんて到底できませんので、僕的に重要かな、

 

と思うことを拾っていき、最後に僕なりの、現時点での結論を述べてみたいと思います。

 

 

◆孫思邈(そんしばく 541~682)の『備急千金要方』『千金翼方』の補瀉

 

 

この本は、中国の唐代を代表する医学書で、全30巻にも及ぶ大著です。

 

(遣唐使の唐ですよ☆)

 

 

その29巻、30巻に、鍼に関する記載があります。

 

(最後の方なんだね。。)

 

 

そこ に、

 

「鍼する時はちゃんとツボをとって、虚を補して、実を瀉して、堅いものを柔らかく、引き攣れているものを緩め、

 

営気と衛気の流れを調えましょう。」

 

と出てきます。

 

(これは、虚実いずれの場合も、堅くなる、引き攣るものがよくないと考えていたのかな、と想像できますね。)

 

 

また、

 

「鍼の深さに応じて、それぞれにちゃんと感覚を感じ取りましょうね。」

 

とか、

 

「目的とする深さ、部位以外の部分は傷つけないようにしましょう。」

 

と出てきます。

 

(これは内経にも難経にもありましたね。過去を踏まえているわけです。)

 

 

また、

 

「鍼する時の呼吸やタイミングを重視しましょうね。」

 

とか、

 

「脈をよく診て、それに合わせた鍼をしましょうね。」

 

 と、出てきます。

 

 

なお、『備急千金要方』は略称で『千金方』とも呼ばれますが、これを補う目的で著された『千金翼方』という30巻本があります。

 

 

ここの28巻に、

 

「病気というのは、みんな気の停滞が原因です。鍼でそれを通じさせること出来ます!!」

 

と、我々にとっては非常に嬉しい(というか納得できる)ことも書いてあります。

 

 

 

また、面白い記載として、

 

「補法は強刺激、瀉法は弱刺激」

 

という記載もありますが、これに関しては後代、諸説あるようです。

 

 

まあ総じて、『黄帝内経』『難経』から見て、さほど目新しいことは書いていないのですが、『千金翼方』の上記の一文が気に入ったので、

 

拾っておきました。(笑)

 

 

著者である孫思邈という医者については、そのうち書こうと思います。

 

 

 

続く

 

 

 

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補瀉 13

2016.02.21

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これまでのお話し(長くなってきたので1話1話タイトルを付けます。)

 

 

補瀉 1 補瀉の定義と、『黄帝内経 素問 離合真邪論(27)』の補法 

補瀉 2 『黄帝内経 素問 調経論(62)』の補法

補瀉 3 『黄帝内経 霊枢 終始萹(9)』の補法

補瀉 4 『黄帝内経 霊枢 官能萹(7)』の補法

補瀉 5 『黄帝内経 霊枢 邪客萹(71)』の補法

補瀉 6 『黄帝内経 霊枢 小鍼解篇(3)』の補法

補瀉 7 『黄帝内経 霊枢 邪気蔵府病形篇(4)』の補法

補瀉 8  『黄帝内経 素問 刺志論(53)』の補法

補瀉 9  『黄帝内経 霊枢 終始萹(9)』の瀉法

補瀉 10 『黄帝内経 霊枢 小鍼解萹(3)』の瀉法

補瀉 11 『黄帝内経 素問 八正神明論(26)』の瀉法

補瀉 12 『黄帝内経 素問 調経論(62)』の瀉法           参照

 

 

 

では続きいきます!!

 

 

◆『黄帝内経素問』刺志論(53)における瀉法

 

 

ここは、我々にとって究極である虚実補瀉のことが書かれているのですが、その中に、

 

「入実者、左手開鍼空也。」

 

とあります。

 

 

 

訳しますと、

 

「瀉法する時は、左手で鍼の痕を開くといいよ。」

 

となります。

 

 

 

また、鍼を用いる際の法則性について述べられた篇である『黄帝内経素問』鍼解篇(54)にも、

 

「邪勝則虚之者、出鍼勿按。」

 

とあり、訳しますと、

 

「瀉法する時は、鍼を抜いた痕は閉じちゃだめよ。」

 

となります。

 

 

ここでも、これまでにも何度も出てきた、

 

「開闔の補瀉」

 

について 書かれていまして、やはり鍼痕を閉じるのは「左手」なんですね。

 

 

瀉法の目的は、邪気を散らすこと。

 

 

瀉法がうまくいけば、邪気はその患者さんの体の中で散っていきますが、鍼の痕(鍼の穴)を閉じない、ということは、皮膚表面から離れた、

 

空間部分にも邪気が散っていく、つまり凝集した邪気が散って、無形の気となり、空間部分に散っていく、ということも考えに入れているのです。

 

 

その、効率的に邪気が空間に散っていく過程を邪魔しないように、鍼の穴を指で閉じるな、というワケです。

 

 

 

続く

 

 

 

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補瀉 8

2016.02.14

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これまでのお話・・・

 

補瀉 1

補瀉 2

補瀉 3

補瀉 4

補瀉 5

補瀉 6

補瀉 7 参照

 

 

 

では続きいきます!!

 

 

 

◆『黄帝内経素問』刺志論(53)における補法

 

 

ここには、まさに我々の医学の究極と言ってもいい、”虚実”に対する”補瀉”のことが書かれているのですが、その中に、

 

「入虚者、左手閉鍼空也。」

 

とあります。

 

 

訳しますと、

 

「虚に鍼をする時は、左手で鍼の痕を閉じます

 

となります。

 

 

ここでも、補法をしようと思ったら、鍼痕をキチッと抑えることを教えております。

 

 

これまでにも出てきた、

 

「開闔の補瀉」

 

ですね。

 

 

ここで面白いのは、「左手」と限定しているところです。

 

 

東洋哲学の陰陽論の考え方では、右は陰、左は陽です。

 

(よくこれ、南を向くと東(左手の方角)から太陽が昇ってくるからだとか、火だり、水ぎがもともとだとか、分かったような分からないような説明がなされます。。。)

 

 

この説に従えば、陽である左手で、相対的に静的な「押手」を構え、陰である右手で、相対的に動的な「刺手」を構える。

 

 

陰陽の妙が、ここに隠されています。

 

 

 

続く

 

 

 

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「尺膚診」について 14(『素問識』における尺膚診)

2015.09.30

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これまでのお話(分かり易いように、タイトルを付けました)

 


「尺膚診(しゃくふしん)」について(イントロ) 
「尺膚診」について 2(『史記 扁鵲倉公列伝』における尺膚診)                     
「尺膚診」について 3(『黄帝内経素問』平人気象論(18)における尺膚診)          
「尺膚診」について 4(『黄帝内経素問』通評虚実論(28)における尺膚診)
「尺膚診」について 5(『黄帝内経霊枢』邪気蔵府病形萹(4)における尺膚診)   
「尺膚診」について 6(『黄帝内経霊枢』論疾診尺(74)における尺膚診)
「尺膚診」について 7(『黄帝内経霊枢』邪客篇(71)における尺膚診)
「尺膚診」について 8(「表をもって裏を知る」の重要性) 
「尺膚診」について 9(「表をもって裏を知る」の重要性その2)
「尺膚診」について 10(『黄帝内経素問』脈要精微論(17)における尺膚診)

「尺膚診」について 11(『難経』13難における尺膚診)

「尺膚診」について 12(『傷寒論』における尺膚診)
「尺膚診」について 13(『腹証奇覧翼』における尺膚診)         参照

 

では続きいきます!

 

 

◆多紀元簡(たきげんかん)の『素問識(そもんし)』における尺膚診の記載

 


「尺膚診」について 4「尺膚診」について 10
に、日本の多紀元簡という人物の言説をチラリと紹介しました。

 


この人物の紹介は、また後ほど詳しくするとして、彼の代表作である『素問識』の中でチョイチョイ、この尺膚診について述べてくれております。

 

一つは、『素問』の17篇目、”脉要精微論”を解説した部分です。

 

 

 

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↑↑このような図とともに、細かく解説してくれております。(『素問識』より)

ここで彼が述べているのは、

「”尺”というのは前腕のことでアール!」

という説です。

 

それを言うだけでなく、前腕のどこで何を診るのかまで、わざわざ図にしてくれています。

 

専門家の方々は参考にするべきでしょう。

 

この前腕に書いてある文字を見て、あ!と、ピンとくるべきです。(笑)

 

もう一つは『素問』の28篇目、”通評虚実論”の解説部分です。

 

ここには、

「脈診で経を診て、尺膚診で絡を診る」

という論が提出されております。

 


経絡、経絡、と言うが、経が相対的に深く、絡は相対的に浅い、という論から始まり、さらに、経には営気が満ち、絡には衛気が満ちる、

という論から、脈が熱なのに尺膚が寒であるものについて、考察してくれております。

 


・・・とまあこのように、日本にもスゴイ先生がいた訳です。

(今でもいるけど)

 

この『素問識』なんかを読んでますと、『黄帝内経』のみならず、その周辺の有名な古典も、すべて頭に入った上で、平易に分かりやすく配慮しながら、慎重に解説しているのがよく分かります。

 

恐るべし、多紀元簡・・・。(苦笑)

 

 

尺膚診に関してはここらでいったん切って、また折に触れて解説してみたいと思います。

 

続く

 

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「尺膚診」について 4

2015.09.12

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これまでのお話


「尺膚診(しゃくふしん)」について 
「尺膚診」について 2   
「尺膚診」について 3
         参照

 

では続きいきます!

 

 

◆『黄帝内経素問』通評虚実論(28)における尺膚診の記載

 

『黄帝内経』という書物の説明は前回しましたので、繰り返しません。

 

素問の28番目の篇である”通評虚実論(つうひょうきょじつろん)”の中に、尺膚診に関する記載が出てきます。

 

因みにこの”通評虚実論”の意味ですが、我々が治療する際に、非常に重視している”虚実”という考え方について、

時間、五臓、経絡、気血、脈、治療など、非常に広範囲に論じた篇です。


因みに虚実については

「虚実」って何ですか?
虚実の深さ          参照

 

ここに、

経、絡、ともに実というのは、寸脈は急で尺は緩なり

とか、

絡気が不足し、経気が有余なものは、脈が熱で尺が寒なり

とか、

経気が不足し、絡気が満は、尺が熱で満、脈が寒で渋なり

とか、

尺の虚は歩行に力が無い

とか、ここでも主に脈診情報とセットで、病態把握の方法として尺膚診が紹介されております。

(ここでいう”尺”というのが、前腕の皮膚の状態のことです。)

ここで、『史記 倉公伝』といい、『黄帝内経素問』の平人気象論といい、通評虚実論といい、

なぜ、尺膚(前腕部分の皮膚の状態)と、脈診情報(橈骨動脈の拍動の状況)を診ることで、

病態把握が出来るのか、という疑問が頭に浮かびます。

 


これについて、日本、江戸期の医家である多紀元簡(たきげんかん 1754?-1810)は、手首の脈で経気(けいき
)が診れるのは、手首の脈動は前腕の皮膚と比較すると相対的に「陰」だからで、

 

前腕の皮膚は相対的に「陽」なので、絡気(らくき)が診れるのではないか、と、経絡を経と絡に分けて、深さの観点から陰陽に分けて考察しています。

 

これも一つの考え方でしょう。

 

続く

 

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なぜ八脈交会八穴なのか

2015.08.20

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昨日、「平補平瀉」という考え方という記事を書いた。

 

この中で、ここ最近、平補平瀉法を施すのは八脈交会八穴が多いと書いた。

 

もちろん、八脈交会八穴だけではない。

 

腹部もあるし、少ないけど、背部もある。

 

ただ、八脈交会八穴になることが多い。

 


 


これはなぜか。

 


奇経の意味、手足の意味。

 


絡脈の意味。

 


季節の変わり目。

 


虚実寒熱錯雑状態調整機構としての、絡脈であり奇経。

 


とりわけ寒熱。

 

発汗のパターン。

 

そして、空間的な気の偏在と大きく関わる。

 

そう考えると、色々と説明がついてくる。

 

・・・と、僕は考えている。

 

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「平補平瀉」という考え方

2015.08.19

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鍼灸治療の治療法に、「平補平瀉法(へいほへいしゃほう)」という考え方がある。

 


僕は個人的には、非常に好きな治療だ。

 

正気(言わば病と闘う力)を経穴に集め、結果的に気血の流れを良くし、治る力を高めるのが補法(ほほう)。

 

邪気(言わば病の原因となる、余分な気)が吹き溜まっている経穴の気を散らし、結果的に気血の流れを良くし、治る力を高めるのが瀉法(しゃほう)

 


補瀉(ほしゃ) を含む記事 参照

 

この、補法と瀉法を、一つの経穴に同時にやるのが平補平瀉法

 


ある経穴に、正気の弱りと、邪気の停滞が、同時に表現されている場合がある。

 

なおかつ、その患者さんの病態も、正気の弱りに加えて、邪気の停滞も無視できないような病態である場合。

 

こういう時は、平補平瀉法でサクッと治すのが一番スマート、かつエレガントなんだが、その際の取穴といい、経穴に対する作法、鍼の操作といい、簡単ではない。

 

初心者、初学者はやらない方がいい。

 

立秋以降、これの応用を八脈交会八穴に施す機会が、非常に多い。

 


秋燥の気 参照

 

虚実錯雑、寒熱錯雑、燥湿錯雑、肺は嬌臓、半表半裏、左肝右肺、肝か胆か。

虚実 を含む記事
寒熱 を含む記事
燥邪 を含む記事
湿邪 を含む記事
「肺」って何ですか?(その12)
半表半裏 を含む記事
「左肝右肺」に関して 7
「肝」って何ですか?(その13)
「胆」って何ですか?(その12)      参照

 

 

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