お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2022.04.13
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2020年頭に始まったコロナ禍によって、日本中、世界中の皆さんと同じように、大幅に事業の予定が狂った清明院なんですが、こういう時こそ、
「ピンチはチャンス」
の精神で、2019年末までに、すでに洗い出してあった業務上の問題点を、一つ一つコツコツと改善、修正しておりました。
一連の業務フローその他を、改造、改善、改良する。。。
これは、言うのは簡単なんですが、本当に実行しようとすれば大変なお金も時間も労力もかかるし、モノによっては、委託する外部業者の都合もある訳なので、当然一筋縄にはいきませんでした。
・・・で、二年以上が経った今、毎日せっせと色々なことを進めまして、患者さんから見て、目に見える部分と見えない部分とあるのですが、だいぶ形になってきています。
(まだまだ、完璧とは言えませんが)
その一つの現れが、このページの上部分に新たに設置した
「初診・再診の御予約・予約の変更・その他お問い合わせはこちら」
のバナーです。
これはすでに数か月前に試作段階までは完成し、まずは現状通院しておられる患者さんにお伝えし、患者さんからの御意見を吸い上げ、修正しながら試運転し、スタッフ全員が徐々に操作に慣れるまでの時間を作り、
次に清明院HPの一番上に表示し、初めての方がどのくらい使うかを試し、そこでまた問題点を洗い出し、いよいよ稼働に問題がないところまで仕上がって来たので、今回ブログの方にも表示することにしました。
清明院の治療予約というのは、私が学校に教えに出ていたり、講演したり、スタッフも往診に出ていたりと、スケジュール自体にイレギュラーなパターンが多く、また初診には3時間かかるため、
初診患者さんがいる日といない日とでは予約の入れ方を変える必要があったり、精神疾患の患者さんや、小児の患者さんで、治療中に大騒ぎする患者さんがいる時は予約を薄くしたりと、
予約の電話がかかってきたら、瞬時にそういったことをあれこれ考え、的確に判断しながら、私と、患者さんと、スタッフにとって最適な時間に入れるようにしているので、
普通の「空いてるか空いてないか」しか分からないような予約ソフトなんかでは、全然使い物になりません。
となると、清明院独自の、清明院ならではの業務フローにピッタリとハマる予約システムを新たに開発する必要があり、これにはずいぶん苦労しましたが、ついに完成しました。
(構想段階から考えると、マジで2年くらいかかっています。苦笑)
これにより、現時点でも毎日数件の治療予約が入りますので、その分、かかってくる電話が劇的に減りました。
(以前は予約受付は電話のみでしたし、診療時間内しか受付できませんでした。)
これを月に換算すれば、スタッフが100本以上の電話応対をする時間を、他のことに使えるようになったわけです。
受付にあった紙の予約表も、ipad上で操作できるようになり、完全ペーパーレスになりました。
これにより、予約表は全てデータ化され、過去の予約表を保存するための本棚のスペースも今後は要らなくなります。
しかもスタッフ全員が、手持ちの端末で、予約状況や自身のスケジュールを管理することが出来るようになりました。
そしてこれにより、今後は24時間、365日受付可能です。
これは清明院にとっては凄いことなんです。
〇
しかし、僕は正直、開業当初は、こういった「オンライン〇〇」に消極的どころか否定的でした。
なぜなら、鍼灸師にとって、初診の予約電話の時にすでに診察は始まっており、患者の声のトーン、喋り方、礼儀正しさ、態度等々から、ある程度の人物像や病理を想定しておくことが、
『難経』六十一難にある「四診」の一つである「聞診」や、人間理解や直観力を磨くことの非常に良い訓練になると思っているからです。
(この考え自体は今でも変わりません)
で、実際に来院された時に、自身が事前に立てていた予測とのギャップから、自分の聞診の正確性(レベル)をチェックすることが出来る。
こういう意味もあって、開業して、清明院が忙しくなってきた時にも、スタッフに電話番を任せることにすら強い抵抗があり、開業して1~2年くらいは、1日30人、初診患者3人とかの日でも、
ベッドメイク、会計、電話番もすべて自分で行う、「完全一人診療スタイル」でやっていたんですが、ありがたいことに、徐々に忙しすぎてそうも言っていられなくなりました。
(てか、事業をされている患者さんから「先生、そういうのはどこかで人に任せないとダメだよ!」と怒られました。。。苦笑)
今後は、功罪あるでしょうが、オンラインでのやり取りがますます増えるでしょう。
まあ、今回コロナ禍が来たことによって踏ん切りがつき、どうにかいいタイミングで、半永久的に使える予約システムが構築できたので、
今後も清明院は時流に「ある程度は」合わせていこうと思います。
2022.02.23
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2.20(日)の朝10時からは、(一社)北辰会エキスパートライブ配信を視聴しました!
今回はドクター講義&対談シリーズ第三弾。
漢方内科の竹本先生、小児科の児玉先生に続いて、精神科の徳田先生です。
3先生とも、北辰会の主義主張に、大変理解のある先生方です。
徳田先生は清明院のある新宿の隣、高田馬場で開業しておられることもあり、普段からお世話になっている、東洋医学に大変理解のある先生の一人です。
今回の講義テーマは
「鍼灸師が知っておくべき精神科のあれこれ」
ということで、我々鍼灸院が対応することもある、統合失調症やうつ病など、精神科でよく診る諸々の疾患の基本と、精神科でよく使われる諸々の薬の基本などの話を軸に、
我々北辰会学術部からの質問にもお答えいただく、という形で、多くの参考図書を紹介しながら、進行して下さいました。
視聴者からの質問も盛んに出て、2時間あっという間、内容濃厚、という感じでしたね。笑
とてもリアルタイムで一回聴いただけでは理解が及ばないと思いますので、キッチリ資料をDLして、二回三回メモしながら視て、自分の臨床に落とし込んでおくべきでしょう。
近年の私自身の活動もそうですが、今後も、開業鍼灸師にとって「医師との連携」というのは非常に重要なことだなあと、日々感じているところです。
(ましてや北辰会のように、難病や重症を扱う鍼灸院は特に、です。)
ただ、医師との連携の中で、ただ単に医師の意見なり医師そのものに盲従、追従、従属、依存、寄生するのではなく、こちらの、東洋医学に立脚した固有の立場をキチッと主張でき、
さらに結果も出せて、しかも冷静にリファーもかけられる、受け入れられる存在でなければ、地域の中で開業鍼灸師である意味はないと思うので、今回、鍼灸師がこれまで逃げてきたとも思える、
その部分に向き合う足がかりとなる活動にも見える、北辰会の試みは非常に重要だと思います。
講義の中で印象的だったのは、徳田先生が京大の学生時代に精神科や心理分析に興味を持ったきっかけの一つとなった、ユングのお話。
ユング、フロイトといえば、阿頼耶識思想や筆跡分析などと合わせて、これまで蓮風先生も講義の中で繰り返し触れてきた人物です。
(因みに蓮風先生はかつて『ユング心理学入門』で有名な、かの河合隼雄先生(1928-2007)とも会って対談したことがあったそうです。)
僕もこの辺に関しては、20代の頃に興味をもって、何冊か本を読んだことがありましたが、鍼灸臨床では、患者さんの心理分析を専門にするわけではないので、
なかなか臨床で使いこなすのは難しいな、と思ったことがありますが、患者さんの行動パターンや夢の内容というのは、非常に興味深いものがありますね。
講義の中で紹介して下さった映画『危険なメソッド』、U-NEXTでさっそく観ましたが、なかなか面白かったです。
(ユングとフロイトの基本をある程度知っていないと、ワケ分からないかもしれませんが 苦笑)
また、
「患者さんの状態を直観的に分かるというのは大事、でもそれは術者が分かっている気になっているだけの可能性もある、と、冷静におさえることも大事。」
「患者さんを〇〇させる、という考え方はある種の暴力性を含みうる。」
という発言も、非常にシビアであると同時に、徳田先生の甘くない御経験の数々を感じさせる発言だと思いました。
医師との連携に関しては、色々と水面下で進んでいる話もありますので、そのうち何か発表できたらと思います。
2021.11.29
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11.21(日)の午前中は、(一社)北辰会エキスパートコースライブ配信を視聴しました!
この日は日本未病学会の学術大会ともダブっていたんですが、例によってオンラインの御蔭で、そこは解消。笑
今回は医師をゲストに招いて講演して頂くシリーズ。
今回の医師は、北辰会会員であり、著名な小児科医である児玉和彦先生の御講演です。
開業小児科医として、鍼灸臨床において、こういうのが来たら気付いてほしい、気を付けてほしい、小児科、場合によっては救急に紹介してほしいというようなケースを、非常に分かり易く講義してくださいました。
鍼灸院での、結果的な西洋医学的な重篤疾患の見逃し、というのは、非常に怖いことですし、患者さんの不利益に繋がります。
児玉先生は御著書も多く、西洋医学の世界でも著名な先生なんですが、十年くらい前から御自身の不調をきっかけに、北辰会で鍼灸を学んでおられます。
患児の吐物、便をきちんと観察しよう、場合によっては親御さんに写真を撮ってきてもらうか、持ってきてもらって、という主張は非常に重要だと思いました。
児玉先生は各種の学会や勉強会でも盛んに発表しておられますので、動画などを駆使したスライドも、プレゼンも非常に上手で、分かり易かったです。
蓮風先生も以前、本当は『舌診アトラス』だけではなく、『二便アトラス』もなければダメなんだ、と仰っていました。
中医学でも、今では希少本らしいですが、中国医薬科技出版社『人体排出物異常証診断治療学』張介眉ほか主編 という本があります。
(今や、ネットで検索しても出てこない。。。苦笑)
我々開業鍼灸師も、もちろん東洋医学は素晴らしいけども、いつまでも東洋医学の殻に頑迷固陋に閉じこもっていては、なかなか世に認めてもらえません。
そういう意味で、哲学は違えども、同じように毎日患者さんを診て、効果を挙げておられる、東洋医学に肯定的な西洋医学の医師から学ぶことは多いと思います。
上手く手を組んだら、鬼に金棒であるばかりか、患者さんにとって大いに福音だと思います。
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2021.06.17
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6.14の夜は、日本東方医学会の分科会であるDAPAカンファレンスに参加してきました!!
今回の症例は「小児の夜尿症」と、「産後の急性腰痛」の二症例。
小児の夜尿症も、西洋医学的な治療で難渋することも少なくなく、我々鍼灸院に相談が来ることの多い症例です。
小児夜尿症は、『中医症状鑑別診断学』では「小児遺尿」と表現し、病態としては腎陽虚、肺脾気虚、肝経鬱熱の3つが紹介されていますので、
小児で夜尿症だから何でもかんでも腎虚、何でもかんでもストレス、とかっていう愚を冒さないようにしたいですね。
私の経験からしても、しっかりと鑑別をして、的確に治療にあたった方が俄然効果が高いように感じています。
二例目の産後の急性腰痛では、普通のぎっくり腰かと思って対応していたら、実は腰部に骨折があった、という症例で、若い女性でも、意外と産後のホルモンバランスの崩れから、
骨粗鬆症が起こることがある、というのが、非常に教訓になりました。
清明院では、産後であろうとなかろうと、急性腰痛も普通にいつも通り弁証論治しますが、急性腰痛でなかなか治りが悪いものの中には、
悪性腫瘍や骨腫瘍なんかもまれにあり、妙に治りが悪い、いつもと違うと感じるものについては、やはり念のため叩打痛を診ておいたり、
適切なリスクヘッジは重要だと再確認できました。
また、この症例では、私の経験の中にある、いくつかの苦い思い出が頭をよぎりましたね。。。苦笑
・・・とまあこのように、非常に勉強になるDAPA、回を重ねるごとに受講者数が増えてきております!!
今回は、今後のDAPAの展開として、総合病院の総合診療科と鍼灸院の連携をする動きを作ってみてはどうか、という案も出ました。
これは絵空事ではなく、双方の関係者が入っての話なので、おそらくしっかりとした形で実現するだろうと思います。
国民の健康を支える医療人としての、心ある鍼灸師、鍼灸院が、西洋医学とも健全に協力しながら、安心して難しい病気に取り組める時代が、徐々に近付いているのかもしれません。
実現して動き出せば、患者さんにとって、福音となることと思います。
次回は7月12日(月)20:00~ 1時間程度です。
次回は緩和ケアの現場から症例が出てくるとか・・・。
緩和ケアと鍼灸は、実は相性抜群だと思っています。
これまた、多くの思い出が、頭をよぎりますね。。。
楽しみです!!
お申込みはこちらから近日中にいけるようになると思います。
〇
2021.03.13
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!
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私が所属する、鍼灸医学の研究会である(一社)北辰会の、2021年度のカリキュラムが発表されました!!
(↑↑文字クリックで詳細確認可能!)
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・・・まあー、諸般の事情を鑑みまして、来年度も全講義オンライン開催となりました。(^^;
しかし、北辰会はこうなることを事前に察知していたかのように、2019年度から「eラーニング(動画学習)」という企画を始めていました。
当たり前ですが、東洋医学にも、きちんとした基礎はあり、その基礎は、ある意味、数千年ものあいだ、変わっていません。
であれば、基礎の部分の座学講義については、現時点での完成版としての、北辰会の講師陣の講義を、良質な音声と画像で収録しておき、それをうまく活用すれば、
学習者の学習効率向上に資するのではないか、という考えから、すでに始めていたのです。
これがベースとしてあったから、2020年度のコロナ騒動の際にも、いち早く全講義オンライン化することが出来ました。
2021年度は、基礎から臨床まで、さらに充実したコンテンツになっています。
注目は、医師とのコラボ企画の、オンラインライブ配信。
8月には奈良の漢方医の竹本喜典先生、
11月には和歌山の小児科医の児玉和彦先生、
2022年の2月には東京の精神科医の徳田裕志先生の三人の医師それぞれと、
北辰会代表理事の藤本新風先生、学術部長の奥村裕一先生がディスカッションするという、超豪華企画です。
現実の医療現場の中で、第一線の医師から見て、東洋医学、鍼灸師がどう見えているのか、鍼灸師が知っておくべきこととは何か、これはタメになりますよ~。
他にも北辰会の真骨頂である、あの症例検討会も、オンラインライブで復活します!!
再び、オンラインライブで、厳しい質問が乱れ飛ぶ日が来るのかもしれません。。。(^^;
基礎講義は随時視聴できるようになり、臨床的、応用的な講義の内容が進化発展していっている感じです。
対面で実技指導が行われるその日までに、オンライン講義を何回でも視て、キッチリと基礎基本を押さえてしまいましょう!!
入会希望の方はこちら!!!
2020.09.17
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!
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(一社)北辰会のeラーニング、新たに10月分の講義内容が発表されました!!
(配信開始は9.21(月)からです!!)
今回の内容も、超豪華4本立て!!
どれも非常に重要な講義なんですが、今回の目玉も、何といっても油谷真空先生の「中医小児科学と鍼灸治療②」でしょう。
現代における小児の鍼灸臨床と言えば、関西を中心に「小児はり」というやり方、考え方が有名なんですが、北辰会方式では、患者さんが小児であっても、
初診時、親御さんからキチッと弁証問診をとり、乳幼児であっても出来る限りの体表観察をし、いつも通り弁証論治を進めます。
臓腑も経絡も経穴も未熟、未発達な小児、乳幼児をやる場合は、それ相応の感覚(コツのようなもの)が重要になります。
また、多くの小児は鍼を怖がりますし、じっとしていられないことが多いし、敏感であることも多いので、手法については主に刺さない鍼を巧みに用います。
・・・と、口で言うのは簡単ですが、この一連の流れを、親御さんも、治療を受ける小児自身もしっかりと安心させ、納得させながら、しかも親御さんが子供の様子を見ていて、
明らかに分かるくらいキチッと効かす、というクオリティーを及第点として、実際にやってみると、なかなか難しく、初級~中級のうちは頭を打つことも多いと思います。
(僕自身がそうでした(苦笑))
現・北辰会会長である藤本蓮風先生も
「小児、乳幼児が自在に扱えたら大したもんや。」
とよく仰います。
この辺の、実際の臨床現場での重要ポイントが満載の、なかなかない内容の講義となっております。
必聴です!!
2020.08.22
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、求人募集しております!
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一時は再び増え始めた「PCR検査、抗原検査陽性者」ですが、東京ではここ数日は高止まりか、少し落ち着いてきたかに見え、コロナ分科会の「ピークに達した」発言もあり、
患者さんにも、少し安心した様子が見えてきました。
(色々報道がなされ、偽陽性も多数あることから”感染者”というのはやめました。(苦笑))
まあとはいえ、気を完全には緩めずに、粛々とできることを、ですね。
危機管理、感染対策が重要なのは、もはや大多数の良識のある国民は十分に理解していると思うので、一部の感染対策をしない人を論っては、
不安や不快感を煽るばかりのテレビ報道などは、やめて欲しいですね。
正直、仕事の邪魔です。(苦笑)
因みに、清明院の最新コロナ対策に関してはこちら。
〇
・・・まあともかく、北辰会eラーニング、第4弾の内容が発表されました!!
(公開期間は8.21~9.20です。)
今回の目玉は油谷真空先生の「中医小児科学と鍼灸治療」見逃せませんよ!!
鍼灸臨床家の、ウデの見せ所の一つが小児の臨床でしょう。
奈良にある油谷先生の「風胤堂(ふういんどう)」は、なんと「キッズルーム」のある鍼灸院です。
それだけ小児の患者さんが多いということです。
今回、講義の中に実技の動画も入れて下さいました。
ベテラン鍼灸臨床家が、小児をどういう感じで診ているのか、その空気感の一端が伝わるんじゃないかと思いますので、必見です!!
あと今回は個人的に、関東支部の竹山先生の「病邪弁証」もお勧めです。
狂言風の喋りに、きっと度肝抜かれることと思います!!(゚∀゚)
2019.06.24
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これまでのお話し
刺激量の問題 ⑦ 参照
◆置鍼か単刺か。 つづき
ここまで、置鍼の話をしましたが、今度は単刺ではどうか、です。
単刺というのは、目的の刺入深度まで達したらすぐに抜去する方法のことです。
(by『はりきゅう理論』東洋療法学校協会編)
置鍼というのは、気を相対的にゆっくりと大きく動かします。
(だから冬にやれとか、陽明経にやれとかいう訳ね。)
補法ならゆっくり集めるし、瀉法ならゆっくり散らします。
それに対して単刺の場合は、集めるのも散らすのも速い、ということです。
従って未成年や、若年者の患者さんでは、気の動きが相対的に速いために、置鍼しないで単刺する、あるいは置鍼したとしても短時間にする傾向にあります。
(もちろん中高齢者でも、気の動きの速い患者さんでは置鍼しない場合があります。)
因みに、清明院では刺さない鍼もよく用いますが、刺さない鍼のみで治療を行うのは、大体小学校低学年までですかね。
これは乳幼児から小児の方が、大人よりも敏感で、しかも気の動きが早いからですね。
また、もちろん個人差はありますが、小学校高学年くらいになると、置鍼中にじっとしていられるようになりますしね。
鍼の扱いというのは、こうやって微妙に使い分けます。
ここにさらに、鍼そのものの太さや長さ、鍼尖の形状、刺す角度や向き、また、刺したあとに鍼を捻ったり、上下動させたりと、実に色々な微調整を行って、
結果的に気が正しく流れるように持っていきます。
湯液家の先生が、患者さんに合わせて、〇〇という方剤から、〇〇という生薬を数グラム足すとか引くとかやっている微細な作業(加減方)に似ていますね。
この話は、なかなか果てしない問題なんですが、ここらでいったん切りましょう。
また何かの折に語るでしょう。
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2019.06.12
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これまでのお話し
刺激量の問題 ① 参照
◆置鍼か単刺か。
前回、小児や乳幼児の場合の対応の話をしました。
ここから本題。(=゚ω゚)ノ
清明院では小児や乳幼児に関してはいわゆる毫鍼(ごうしん:刺入する鍼)は使わないことがほとんどです。
打鍼や古代鍼といった特殊な鍼を、経穴に触れる、あるいは翳すのみで施術(補瀉)します。
補瀉 参照
大体小学校の高学年以上になってきたら、もちろん本人に説明してみて、
「じゃあやってみる」
という了解を取った上で、毫鍼に切り替えるようにしています。
ここで注意しておきたいのは、こっちとしては施術のバリエーションを拡げたいので、毫鍼を使える状態を作りたいのですが、大人だったら毫鍼の方が絶対に効く、というワケではないです。
あくまでも、常に「その患者さんにとっての」最適刺激を模索します。
例えばこっちのやり方が、太い鍼をブスブスと何本も刺すやり方だからといって、誰にも彼にもそのやり方でやってたら、
「鍼嫌い」
「鍼怖い」
「鍼がトラウマ」
の人を量産してしまいますし、かといって、刺したんだか刺してないんだか分からないような、極めてマイルドなやり方を全員にやって、それで効かなかったら、
「鍼って、何してるんだか分かんないし、しかも効かないよね」
という風評を量産するだけです。
だから、業界内部も諸説紛々であり、一般国民から見た社会的信用度も極めて低いと言わざるを得ない、現代日本の鍼灸師は、常に最適刺激を模索することと、
治療に関するエレガントな説明を重視することが要求されます。
また長くなってもうた。。。
続く
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2019.04.23
清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、
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4.21の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会定例会に参加してきました!!
今年度から、「スタンダードコース」「エキスパートコース」と日を分けるのはやめて、スタンダード班とエキスパート班が、別教室や別グループでやる方式に変わります。
ですので、毎月の勉強会の呼び名が、かつての「定例会」に戻ったようです☆
こないだ告知したように、Eラーニングも始まりますし、北辰会の教育システムは、常に進化しております。
今回は午前中は実技訓練。
大仙堂院長、山本克仁先生のデモの後、各班に分かれて研鑽です。
今回、年度初めということもあってか、人数多かったですね~~~(゚∀゚)
午後は藤本玄殊堂院長、藤本新風代表から
「経穴解説を学ぶにあたって」
という内容での講演。
今年は大阪でも東京でも『経穴解説』の講座が4コマあります!
それを学ぶにあたって、どういった考え方で学ぶべきか、という内容です。
重要な話がいくつもありましたね。
その後、将来有望な、優秀な若手の先生方を育成する「講師養成クラス」での実技指導を見学。
皆さん非常に熱心に学んでいましたね。
最後は風胤堂院長、油谷真空先生による「中医小児科学概論 2」。
去年やったのが基礎編だとしたら、今回は臨床編です。
油谷先生は、治療院にキッズルームがあるほど、小児を積極的に診ておられます。
(先生自身も子だくさんですしね(*‘∀‘))
小児の臨床は、思いっきりウデの差が出ますね。
いやー、年度初めから、盛りだくさんでしたねえ。。。
今年度からはEラーニングも始まりますし、カリキュラムも非常に充実しています。
今年度から北辰会に参加する先生方には、果てしない東洋医学の世界に、大いに開眼し、多くの患者さんを救ってほしいですね。
読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!