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2011.11.16
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「患者さんの声」をいただきましたので、紹介します!
50代 女性
症状 4年間続くめまい、首肩こり、熱っぽさ、足のだるさなど
4年位前から、ふわふわしたような眩暈がひどく、心療内科に通い、数種類の安定剤を服用しましたが改善されず、
年も年だし、更年期障害ではないかと、今度は婦人科をすすめられ、半年前からホルモン療法を始めましたが、
夏ごろからは眩暈が激しく悪化し、さらにはひどい倦怠感に悩まされ、ほぼ寝たきりの日々が続き、わらをもすがる気持ちで、清明院に伺いました。
初診時、竹下先生の
「必ず良くなります!」
という言葉に励まされ、通院したところ、一か月位たった時、眩暈をほとんど感じていない自分に気がつきました。
今では、ホルモン療法もやめ、心療内科の薬もほぼなくなりました。
本当に先生には、感謝しております。
ありがとうございます。
【清明院からのコメント】
大変、嬉しいお手紙をいただきました。
この方は初診時、まさに「ワラにもすがる」というようなお顔をされて、来院されました。
何とも言えない、疲れ切った中にも、必死の形相でした。
4年前に発症した当時、会社でのストレスが原因だからと、心療内科を勧められて受診され、多くの向精神薬や安定剤を服用するも無効。
今度は年齢のせいと言われ、婦人科でホルモン治療を受けるも、無効どころか悪化。
どんなに薬を飲んでも、初めの症状はおろか、発症時から続く、ひどい不安感は増すばかり・・・。
ここまでヒドイ状態になってから、ようやっと鍼灸院を訪れる・・・、一般庶民の、この東洋医学に対する認知度のなさが、悔しいです。
最初の時点で鍼にかかっていたら、あっけなく治っていたかもしれないのに、この方は4年間も辛い症状に耐えておりました。
ともかく、「心肝気鬱(しんかんきうつ)」と証を立て、初診の治療後、非常に”手ごたえ”があったので、僕はあまり(というかほとんど)この言葉は使わないのですが、
「必ず良くなります!」
と伝えて、治療を開始しました。
治療開始時は諸症状(特に眩暈)がかなりきつかったこともあり、仕事が忙しい中、どうにか時間を作っていただき、
週2回治療し、結果的には1診目から著効あり、7診ほどで、眩暈はほぼ消失、現在では、2~3週間に一回程度、
治療というよりは健康管理目的で来院されております。
4年間も続いた症状がウソのようになくなり、薬もほとんど減り、現在は元気に仕事が出来ております。
今では清明院に入って来られるときの表情が、初診時とはまったく別人です。
こんなに柔和な表情をなさる方だったのか!と驚くぐらいです。
この患者さんと同じような症状で、更年期障害だからしょうがない、ストレスだからしょうがない、とあきらめてしまっておられる患者さんも多いことかと思います。
「あきらめないでほしい!」と、強く思います。
本症例も、”心身一如”の東洋医学の長所がうまく表現出来た症例だと思います。
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2011.10.25
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ついに(というかあっという間に)このブログも、700記事突破しました!!
2011.10.22
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こないだ、私も所属する、(社)日本東洋医学会(医師を中心とした、国内最大の東洋医学の学術団体)の会報雑誌を見ていて、
「あー、やっぱそうだったんだ~!!」
と思った報告記事があったので、報告します。
震災の1週間後~2ヶ月後まで、東北大学病院漢方内科の先生方が、漢方薬による投薬治療、鍼灸マッサージによる治療で、被災地(石巻市、女川町)で医療支援を行っていたそうです。
(・・・なんで、もっと報道されないの??)
震災直後はカゼや胃腸炎、低体温症などの症状が多く、2週間後からはそれらの症状に加えて不安感、イライラ、便秘等の症状が多かったようです。
それらのすべてに対して、漢方薬、鍼灸マッサージで、非常に高い効果をあげていたようです。
(社)北辰会の方でも、義援金68万4千円を寄付するとともに、個人的に医療ボランティアに行かれた先生もいましたが、本来はこういった非常時にも、
もっともっと積極的に、組織として東洋医学が関わるべきだと思います。
実際に役に立つんだから。
・・・もちろん「ちゃんとやれば」の話だけど。
急性期を脱した後のケアはもちろん、急性期から、もっともっと積極的に関わってもいいと、個人的には思いますがね・・・。
とにかく、今回の震災で露呈された様々な問題は、次回にどれだけ生かせるかだと思います。
もちろん「次回」は無い方がいいけど、「絶対ない」とは言い切れないんだから・・・。
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2011.10.18
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以前、東洋医学の言う「メンケン」というものについて書いた。
仮に、コレが出てしまったって、正しい治療が出来ているなら、何の問題もない。
しかし、治療後に、たとえ一時的にしろ、不快な症状が出るのは、患者さんを不安にするし、よくないといえばよくない。
・・・というか、メンケンなしでよくなるに越したことはない。
〇
いつも言うように、東洋医学は、「気」を動かし、人体の「陰陽」のバランスを整え、患者さんの「治る力」を最大限引き出そうとする医学。
で、その「陰陽バランスの崩れの中心」を明らかにするために欠かせないのが、詳細かつ精密な「体表観察」であり、「問診」。
それに基づいて治療を進めていくのが「弁証論治」。
・・・ですので、治療後に不快な症状が一時的に出たとしても、治療直後では脈、舌などの東洋医学的な所見が好転していることが確認できていれば、
特に慌てる必要はない。
しかしながら、極力「メンケン」を出さないように、患者さんが一時でも「不快」ではなく、常に「快」という感覚に包まれながら治癒まで導く、
ということが出来た方が、「より」いいハズ。
そこで要求されるのが、陰陽のバランスを整えるんだけど、その「整え方」を上手にやること。
なんでも、強引にグイッと整えるのがいいとは限らない。
場合によっては優しく、微妙に、そ~っと整えていかないとうまくいかないこともある。
あるいは、いったんあえて崩した方が、結果的に早く整う場合もあるかもしれない。
シーソーみたいな、ヤジロベエみたいな感じ。
上手い先生ほど、ここら辺のさじ加減が絶妙。
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2011.09.10
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今日、とある患者さんに質問されました。
「先生、妊娠したら、安定期に入るまでは鍼しちゃダメですよね??」
と。
僕は即答で、
「へ??むしろ妊娠初期からやるべきですけど?」
とお答えしました。(苦笑)
清明院には、不妊症でお見えの患者さんも多くおられます。
清明院では、不妊症の患者さんを治療して、体調を調えた結果、めでたく妊娠したら、今度は赤ちゃんがお腹の中ですくすくと健全に育つように、治療を続行します。
また、鍼をよく知っている患者さんなら、妊娠初期に、つわりやカゼの症状等を訴えて初診に訪れる場合もあります。
・・・まず重要なのは、「妊娠」というのは病気でも何でもないです。
健康な女性にとっては、条件さえ整えば誰にでも訪れうる、極めて生理的な現象です。
しかし、妊娠中には、わずかな期間に、お母さんの心身には様々な急激な変化が起こります。
それに上手くついていけずに、色々な症状が出ることはあります。
悪阻(つわり)や妊娠中毒症、妊娠糖尿病、腰痛やむくみなどなど、また、様々な不安から、情緒不安定やうつ病になったりすることもあります。
こういう、妊娠中に起こる諸症状に、鍼灸は非常に有効な手段だと思っています。
また、妊娠中にカゼをひいたりした場合、多くのお母さんは、胎児への影響を考え、あまり薬は飲みたくありません。
そういう時にも鍼は有効です。
清明院でもこれまでに、何度も何度も経験しています。
清明院HP内、「患者さんの声」でも、つわりの症例を紹介しております。
ただ、一つ断わっておきたいのは、キチッとした東洋医学的な診立ての出来る、上手な先生の鍼灸なら、どんどん受けて欲しいと思いますが、
生半可な知識の、でたらめな鍼ならば、受けるのは大変危険なのは言うまでもないです。
鍼灸というのは非常に有効であるだけに、使い方を間違えたら大変な凶器なのです。
僕は常々、鍼灸が、「正しく」広まってほしいと、切に願っております。
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2011.08.30
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30代の女性患者さん。
メインの症状には、初潮以来の月経の異常が大きく関わっている。
加えて、運動不足や過度の飲酒等、日常生活にもいくつかの問題が見受けられる。
いつも通り問診をし、治療が終わり、症状、劇的に変化。
しかし、この症状は根が深い問題と大きく関わっていることを伝え、治療には時間がかかるであろうという旨をお伝えした。
また、良好で安定した状態に至るまでは、週2回程度は治療に来た方がいいとも伝えた。
患者さんは意外な効果に驚きながらも、やや不安そうな顔で、
「でも、ある程度治った後もずっと通い続けないといけないんでしょうか・・・?」
とのこと。
・・・で、僕が
「いーえ。そんなことないですよ。よくなったら治療を打ち切りますから。」
すると、
「そしたらまた(症状が)戻っちゃうんじゃないでしょうか・・・?」
とのこと。
・・・これに対しては大体、
「戻らないよう最大限の努力はします。しかし鍼は魔法ではないので、鍼で治ったモノは一生再発しない、とは言い切れません。継続的な生活養生が大事なのは言うまでもないです。」
とお答えしています。
(病によりますけどね。)
時間的制約、経済的制約等々、「現実問題」があることはこちらも重々承知しております。
しかし、治療家としては理想的な段取りと養生法を提案します。
好きなモン食って、好きなだけ寝て、わがまま放題やって、理に背く人は治らない、と、昔の名医が戒めています。
まったくその通り、と思います。
清明院も、あまりにも無茶な要求には、お応え出来かねる場合もあります。
(たとえば2、3週に1回来たり来なかったりで、治せ治せ、とかネ。)
・・・本来、人間は元のバランスのとれた状態に戻ろうとしており、その「治る力」が追い付かないから、今の症状が出ているワケです。
鍼で「治る力」をフォローしてフォローして、一度”元の良好な状態”に戻ったら、少々無理があっても、その人が元々持っている「治る力」でも十分対応可能になるから、
治療間隔を開けていくことが出来るし、卒業することも出来る訳です。
清明院は、巷によくあるような、「通わせてナンボ」の、商魂丸出しのヤカラとは違います。
そんなことやったら、鍼の神様にたたられます。(笑)
ですので、初診の患者さんには、本気でやるなら心を決めて、やるならやる、やらないならやらない、もう一度家に帰って、ゆっくり考えてから決めていただいても結構ですよ、と言う時もあります。
・・・で、「やる」と決心した患者さんについては、あとは全力で治療にあたるのみです。
だから要は、治療は真剣勝負なんです。
勝ち負けのはっきり出る、コワい、でも楽しい世界です。
掃いて捨てるほど鍼灸院がある都内で、ウチを選んでくれたことは単純に嬉しいし、なにかの縁あって僕のところに、
「タスケテ・・クレルノ・・?」
と手を伸ばしてきたわけだから、これに対しては全力で引っ張りあげようとします。
そして、ある程度症状が落ち着いた段階で、最もいい状態を患者さんとともに模索していくのです。
治療は本当に二人三脚だなあ、と、最近よく思います。
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2011.08.26
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いや~、今日の集中豪雨、凄かったですね~!!
(といっても外に出てた人にしか分からないか・・・。)
2011.08.19
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「思想を鍛える」・・・。
なにやら物々しい言い方だけれど、とても大事なことと思います。
2011.08.16
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清明院では、往診事業部のスタッフに関しては13の土曜日から15まで、私は昨日、8月15日のみ、お休みをいただきました!!
お休み中に予約の電話を下さった患者さんには、大変ご迷惑をおかけしました。<m(__)m>
本日朝からは、ガンガンやっておりますので、宜しくお願いします!
2011.08.10
清明院では現在、求人募集しております。
本物の鍼灸医学の世界を、我々と追求してみませんか?
募集内容の詳細はこちら。
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「患者さんの声」をいただきましたので、ご紹介いたします。
40代 男性
症状:アトピー性皮膚炎による皮膚の痒み、フケ、激しい頭痛、下痢、倦怠感、パニック障害様の諸症状(人ごみや車の運転で不安感、緊張感など)
※この文章は、患者さんの奥様が書いて下さいました。
夫は、昔から病院が嫌いで、ひどい頭痛や下痢、倦怠感に悩まされていたのにもかかわらず、
病院で重大な病名を告げられる事が怖くて、診察を受けることなく、何年もそういった症状を市販の薬でごまかし続けていました。
数年前、夫の父が、会社の健康診断で突然癌があると指摘され、それまで何の症状も無く元気に見えた父が、
入院、手術した途端にみるみる弱って、数か月で亡くなったことがとてもショックだったらしく、
「怖い病気が発見されたら、俺も病気を気に病んで死ぬよ。病気があったとしても、知らない方が長生きできる。」・・・その後、縁あって娘が清明院にお世話になったのをきっかけに、「鍼なら悪いデータやレントゲン写真を見せられることもないだろう」と、
渋々ではありましたが夫も竹下先生に診て頂くようになったのです。
竹下先生が、いつかTVで見た中国の鍼師さんのように、体が針山のようになる程たくさんの鍼を刺すのではなく、
一回の施術に1本しか鍼を使わない、という事も夫にとっては恐怖感が軽減出来た理由のようです。
その頃の夫は、3年程家の中での事務的な仕事を続けていたので、家の中で用を足すのと、たまに駅前の本屋さんに行くなどの15~20分位しか歩くことが無くなり、
これといった運動もせず、また、家族以外の人と会って話す機会がほとんど無く、外見を気にすることも無いためか、
外で働いていた時と比べると20キロ近く太ってしまっていました。
具合が悪くなってしまう為、よけいに家にこもりがちになってしまう、という悪循環に陥っておりました。
治療を始めてすぐに、頭痛や下痢が少なくなり、また、皮膚の状態がとても良くなり、ずっとひどいフケに悩まされていたのが、気が付くと気にならなくなっていました。
その後、だんだん体調が良くなったようで、半年位経った頃、もうこのまま一生外で働けないのでは、と思っていた私の予想に反して、
前に勤めていた事務所に復職をする事になりました。
また、毎回毎回毎回先生が食養生のお話をしてくださったのが効いたためか、食事の嗜好が少しずつ変わり、好きだった肉類よりもあっさりした物や、
野菜を良く食べるようになり、どんなに私に咎められても止められなかった程大好きだった甘いもの(一時期は、飴を毎日1袋食べていました!)もあまり欲しがらなくなったので、
体重がどんどん減っていき、2か月ほどで計10キロ以上痩せました。
今では、体重は安定しており、食欲は前より少し増していますが、リバウンドすることもありません。
ただ一つ、残念なことは、夫は何故か「何となく自然に治った。」と思っているふしがあり、鍼のすごさを今一つ理解できていないということです。
(治療していただいている時には、いつもあんなにリラックスして人前でぐうぐう寝ているくせに!)
人と話す時に緊張しがちな夫に余計な気を使わせないようにと、(空気)のように接してくださった院長先生の「技術」の賜物ではないかと思っております。
鍼で、体から、心を、さらに運命まで整えて頂けたのだなあと、感動と感謝の念でいっぱいです。
今後ともどうぞよろしくおねがいいたします。
この方は、まだ幼い娘さんが治療に来ていたついでに、奥様のすすめもあって、渋々、清明院で治療を受けるようになった患者さんです。(苦笑)
なかなか自分の思っていることや考えていることを人に伝えるのが苦手な方で、あまり無理に喋らせようとすると過緊張が起こってしまうので、
問診よりも体表観察 に重きを置いて、「肝陽上亢(かんようじょうこう)、湿熱(しつねつ)」と証を立て、治療を進めました。
治療中は極力笑わせたり、和ませたりすることに重きを置き、症状のことを細かく細かく聞いていく、ということはあえてあまりしませんでした。
その結果、患者さん御本人としては、鍼がよく効いたというよりは、「自然治癒」だとお考えになったようです。(苦笑)
・・・まあ、鍼というのは、人間にもともと備わった「治る力」を引き出すためのものなので、僕としてはそう思っていただいてもいいと思っています。
清明院HPでも、このブログ上でも、何度も書いているように、あくまでも「自然治癒(治る力)」の手助けをするのが鍼灸治療です。
「”正しい”鍼灸をする」決して鍼灸が患者さんの心身を「完全に」コントロールしている訳ではありません。
「医療」というのはどんなものであれ、あくまでもサポート、「手助け」なのであります。
ですので、この「手助け」に対してどれぐらい重い価値を見い出すかが、人によって違うというのは当たり前です。
ここは興味深いところですネ・・・。
ともかく、本症例の場合は、鍼が明らかに「治る力」の手助けになっている、ということは、上記のような、
治療を開始してからのご主人の心身の著しい変化が、結果から証明してくれていると思います。
初診の時の、御自宅での引きこもり状態から考えると、現在の仕事スタイルは、考えられないほどの激変であり、ちょっと心配な面もありますが、
今後もさらなる症状の改善、心身の安定を目指して、治療を続行していきたいと考えております。
・・・それにしても、この方の「病気を気に病んで死ぬ、知らない方が長生きできる。」という言葉・・・、考えさせられるものがあると思います。
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時2025.01.01
謹賀鍼年!!2024.12.28
年内診療終了!!2024.12.14
2024年11月の活動記録2024.12.01
2024年 12月の診療日時2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!