お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2013.08.22
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、当ブログのランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
東洋医学的な「血(けつ)」が不足している状態を、東洋医学では「血虚(けっきょ)」と言います。
当然ながら、東洋医学の言う「血」と、西洋医学の言う「血液=blood」は、意味的にはオーバーラップする部分もありつつも、違う概念です。
したがって、東洋医学の言う「血虚」と西洋医学の言う「貧血」は、違います。
東洋医学の言う「血」の意味については、以前書きました。
〇
患者さんで、様々な理由から、「貧血」になっている方がいます。
重篤なものになると、西洋医学では「輸血」を行い、赤血球などの数値が、正常値に近くなるようにしようとします。
そういうレベルの「貧血」の患者さんが、仮に東洋医学的に見ても「血虚」に該当する状態だったとします。
ではそこで、輸血すると、東洋医学の言う「血」は補われるのでしょうか。
輸血によって、「血虚」は回復するのでしょうか。
これは、個人的には、輸血された時点の、その患者さんの正気(清陽)の充実度に依存すると思っています。
要は、戻る場合と、戻らん場合がある、と思っています。
輸血することにより繋がる命があることは事実ですから、輸血という方法論はもちろんながら否定できません。
輸血療法は、素晴らしき、人類の英知の結晶と言っていいでしょう。
しかし、問題は輸血された「カラダ側」にそれを使いものにするだけの力がなかったら、単純に瘀血が増すのみ、になる可能性があることです。
ここのところの判断は、血液検査の貧血の数値のみでは判断不能でしょう。
・・・まあ、これはまた長くなるから書かないけど、今は熱中症のシーズンですが、「点滴」による「輸液」と、東洋医学における「陰虚」「津液の虧損」も同じことです。
また、臓器移植なんかでも、同じようなことが考えられるでしょうね。
まー最近、そういう症例と立て続けに出会いました。
西洋医学も、東洋医学も、どっちも素晴らしいけど、完璧でなく、発展途上なんです。
読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!
2011.06.29
いや~、いよいよ夏到来ですねえ・・・♪
僕は海の近くで生まれたせいか、個人的には夏が好きなのです。
なぜだか妙にテンションが上がります。
本日、都内でもついに35℃を超えた、とニュースでやっていました。
清明院の患者さん達、突然の暑さから、水分をガブガブ。
(暑くてもがぶ飲みとかアイス過食とかは極力控えてね~って、言ってはいますが・・・。ちなみに外作業等の、大量発汗時は、話は別よ。念のため。)
まーとにかく、そのせいで、体が余分なお水でジャボジャボ。
タプンタプン。
デロンデロン。
どんどん排出しなきゃいかんのに、かえって汗やお小水が出にくくなってる人なんかもいたりして、危なくてしゃーない。(苦笑)
そんなこんなで、体重い、集中力ない、のぼせてめまいがするなどなど、色んな症状の患者さんが見えております。
勉強になります。
まあ微妙な違いはありますが、根本的には暑さ(熱)と、それにあてられて水分飲み過ぎしたとか、眠れてないとかが原因になっていることが多いです。
この時期は、西洋医学的にも、「熱中症」という病気がよく問題になることがあります。
コレは、きっちり予防すればなんら恐れることのない病気ですが、いざなってしまって、その時の対応が間違ってたり、遅れたりすると、
命にもかかわる、重大な病気です。
残念なことに、それを毎年、テレビ等のメディアで盛んに呼びかけるにもかかわらず、何人もの人が亡くなります。
みんな、自然の力を甘く見ています。
・・・てなわけでちょっと、「熱中症」について、一般向けにつらつらと書こうかな、と思います。
読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!
2010.09.12
**********************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************
これまでのお話・・・
「肺」って何ですか?(その1)
「肺」って何ですか?(その2)
「肺」って何ですか?(その3)
「肺」って何ですか?(その4)
「肺」って何ですか?(その5)
「肺」って何ですか?(その6)
「肺」って何ですか?(その7)
「肺」って何ですか?(その8)
「肺」って何ですか?(その9)
☆「肺」と「お水」
一般によく言われることに、
「人間の体の約60%は水分!!」
という言葉がありますよね?
今年の夏も、熱中症で多くの方が亡くなりました。
だからこの言葉を、つい最近聞いた人も多いのではないかと思います。
暑くて汗をかき過ぎて、しまいには脱水症状を起こすと、場合によっては生命が危ない。
だから人間の健康は、一つには、この水分の出納(出入り)がうまくいっているかどうかにかかっている、と。
(・・・ただ、だから誰も彼もガンガン飲め、というのは、いかにも短絡的で僕は嫌いなんですがネ。)
僕もこのブログで、以前から再三、東洋医学における「水分」と「健康」の関わりの重要性を説いてきました。
患者さんの質問
たくさん飲んだ方が健康に!?
どうしてムクむの?
どうしてムクむの?(その2)
「湿熱」について
「脾」って何ですか?(その5) などなど参照
これらを読んでいただくと、
量的に余分なお水、あるいは質的に偏ったお水、あるいはその両方
↓
胃腸に入る
↓
受け止めきれない(うまく捌ききれない)
↓
体内に余分なお水の停滞発生
↓
胃腸および全身の働きが弱り、諸症状発生
・・・という、簡単なメカニズムがご理解いただけるんじゃないかと思います。
このメカニズムから言えば、お水と直接関わるのは、五臓六腑で言うと「脾胃」や「小腸」「大腸」であり、他の臓腑はあまり関係ないようにも思えます。
しかし、そんなことはないのです。
「余分なお水」と「脾胃、腸以外の臓腑」は大いに関わります。
・・・「めちゃめちゃ」関わります。(笑)
ではどう関わるのか、という問題です。
人間に備わった、主な「余分な水分排出機構」というのは即ち、「発汗」、「排尿」、「排便」ですよね?
このうち、特に中心になるのが「排尿」と「発汗」ですよね?
例えば、「肺」って何ですか?(その6)で述べたように、「肺の臓」には、気を降ろす働きがあります。
気を降ろし、全身に気をくまなく巡らせる、というのは、肺の重要な働きでしたよね?
「気を降ろす」ということは、最終的には「下焦に降ろす」と考えていただいて差し支えない。
ということは、
「下焦に存在する”腎の臓”や”膀胱の腑”に降ろす」
と考えてよい。
「腎と膀胱」の重要な働きの一つは、
「尿を作って(溜めて)体外に排出すること」
です。
この働きに大きく関わる(助ける)のが、実は、”気を降ろす”働きを持った「肺の臓」なんですよ。
・・・そして、「発汗」ですが、発汗するところはどこかと言えば当然「皮膚」でございます。
「肺」って何ですか?(その7)で述べたように、その皮膚(皮毛)をつかさどるのは「肺」でございましたよね?
さらには、「余分な水分排出機構」の中では脇役である、「排便」に関しても、実は「肺」は大きく関わります。
長くなってきたので、その話は次回・・・。(笑)
読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!