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今日、患者さんが面白いことをおっしゃった。
その患者さんは、整形外科的な問題や、婦人科疾患や皮膚科疾患はあるものの、現在のメインの症状は花粉症。
清明院で治療し、諸々の症状は楽になってきているが、今日、清明院で治療している最中にくしゃみが出てきた。
連発連発。
しかも今日で2回目。(苦笑)
そこで、冷静に体表観察すると、治療に間違いはないものの、患者さんはやや不安顔で、
「なんで治療していると、くしゃみが出てくるんですか・・・??」
と。
たまに、治療中、あるいは治療後に、思いがけない症状が出たりして、患者さんが不安になる場合がある。
そういう時は、体が調う方向に向かう過程で、体のどこかに気の停滞が一時的に起こっているもので、一過性のものであり、いずれ解消されるので心配ない、
という風に解釈することが多い。
そこで、この現象(治療中に出てきたくしゃみ)を考えてみる。
くしゃみは東洋医学では「噴嚔(ふんてい)」と呼び、基本的にはカゼの症状の一種として考えるか、「肺の臓」の弱りとして考えるか、
の2パターンであります。
(『症状による中医診断と治療 上巻』P518)
ちなみに肺は、東洋医学では「嬌臓(きょうぞう)」と言われ、嬌臓の嬌は”ひ弱、弱々しい、なまめかしい”という意味であり、
まあ、か細く、繊細な女性のような臓器である、と考えられています。
だから弱りやすい、また、外界の変化の影響を受けやすい、という訳です。
これについても、またそのうち、詳しく書きましょう。
「肺の臓」に対する深い理解は、あらゆる病を治療する上で、超重要だと思います。
また、今日の例を考える上では、これが重要なんですが、古典の中に、くしゃみは、胃腸に問題がある場合や、
ある種のカゼや、冷えを中心とする慢性病が回復する兆候であったりと、意外と、
”くしゃみは、体が回復する時に現れる兆候”
という解釈があることです。
(『黄帝内経霊枢』口問萹(28))
ところで、くしゃみが出る前の、あの「鼻がムズムズ」する症状も、東洋医学では「鼻痒(びよう)」と呼んで、治療法を考えています。
・・・話が長くなるので、次回に続く。(笑)
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2013.03.15
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清明院は、皮膚病の患者さんが多くみえる。
アトピー性皮膚炎はもちろん、尋常性疣贅やら、掌蹠膿疱症などといった、難しい疾患もあります。
東洋医学では、主に
「皮膚に籠った熱」
であったり、
「血が足らなかったり、巡らないために起こっている症状」
などと考え、対処しますので、西洋医学的な診断名は、参考にはしますが、それによって、東洋医学的な診断にはさほど影響しません。
あくまでも
「気を動かし、陰陽、五臓六腑のバランスを調整し、”治る力”を賦活化して、体質改善した結果、皮膚の炎症が治まる。」
という変化を狙うのみです。
皮膚病の患者さんは、この時期(季節の変わり目)、悪化する場合があります。
あまりにも皮膚の炎症が強くて、夜、睡眠中に無意識に掻き壊してしまって、出血して、その部分が痛い、とか、
あまりにも痒くて仕事にならない、という場合は、皮膚科に軟膏をもらって、症状を抑えることも選択肢の一つですし、
こちらから勧める場合もあります。
・・・で、たとえ症状のみ、無理に抑え込んだとしても、皮膚が落ち着いてる間に、根本原因である臓腑の弱りなりを調整する、
といった方法をとった方がいい場合もあります。
慢性の皮膚病をお持ちの患者さんにとって、”痒み”そのものが”ストレス”であり”不安要素”になってしまうし、”眠れない原因”になってしまって、
そのストレスや不安が、臓腑の機能を失調させ、鍼が効きにくくなる、という悪循環があるからです。
そんな感じで、慢性で難治性の皮膚疾患には、西洋医学の力も借りつつ、時間をかけて根気良く、やっとります。
東洋医学と、西洋医学は、もっと表立って、協力関係をとるべきだ。
患者さんのためにも、お互いのためにも。
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2013.03.08
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漫画『ドラゴンボール』に、”亀仙人”というキャラが出てきます。
彼は、セクシーなお姉さんをみると、Hな想像をして、興奮して、鼻血が数十センチも噴き出します。
この鼻血は、東洋医学的に考えた場合、病気でしょうか。
生理現象でしょうか。
今日はそんなお話です。(笑)
鼻血は、東洋医学では「鼻衄(びじく)」、「鼻出血(びしゅっけつ)」と呼んでいます。
これは実は、病的なものと、生理的なものがあります。
「生理的なもの」とはどういうものかというと、カゼが治る時に出る鼻血です。
ある種のカゼを引いて、治る時には、汗が出て治ります。
カゼが治る時、バアーッと発汗して、熱が下がり、楽になった経験は、多くの人があるでしょう。
しかし、治る方向には向かっているけど、何らかの原因で汗が出せない場合に、汗の代わりに鼻血が出て、カゼが治るというケースがあります。
これが、生理的な鼻血です。
これを、東洋医学では「紅(あか)い汗」と書いて「紅汗(こうかん)」と言います。
それ以外の場合は、基本的には鼻血は病理現象なのでありますが、一概に全ての鼻血が悪とは言えません。
鼻の粘膜よりももっと深い部分、つまり体内、とりわけ脳内で出血するよりは、鼻からの出血で体外に出てくれた方がマシ、という側面があるからです。
鼻血と脳出血とを同列に語るナ、と怒られそうですけれども、東洋医学的な考え方では、実際そうなんだから仕方ない。
冒頭の亀仙人の例なんかは、興奮して気血が上焦に突き上げた結果、体外に向かって余分な血が吹き出し、しかもそのあとにフラフラになったり、
倒れたりしないワケですから、まあそれほど心配ない鼻血であるワケです。
急に鼻血が出ると、患者さんは驚きます。
同じように、尿に血が混じる、便に血が混じる、月経血がやたらに多い、こういうことがあると、患者さんはビックリして、不安になります。
当然です。
しかし、これらの現象は、生体の自浄作用によって、出やすい場所から、滞った血を出血させることで、生体の動的平衡を保ってくれている場合があるのです。
だから、「出血=悪」という発想で、出血したら即止めろ、無理にでも止めろ、という発想は、危険な場合があるのです。
場合によっては、出血を無理に止めた結果、東洋医学的には病が「悪化」「深化」してしまう場合もあるのです。
また一方で、なかなか止まらない出血というのは、東洋医学的に言っても、西洋医学的に言っても、非常に難治な、命に関わるような病気のサインの場合もあります。
患者さんがおっしゃる、「出血」という症状に出会ったら、よくよく注意して、問診しなければなりません。
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2013.03.07
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髪をかき上げる、爪を噛む、喋る前に「えっと~・・・、」と言う、などなど、”無くて七癖”と言われるように、人それぞれ、みんな癖があるものです。
こういう、”しぐさ”や”言葉”における癖だけではなく、人間の性格、”ココロ”にも、癖があります。
僕のように、何があっても最後はプラスに考えるタイプもいれば、逆に、何があっても、マイナスに考えるタイプの人もいます。
明るい人、暗い人、社交的な人、ひょうきんな人、などなど・・・、色々な人がいるから、この世は面白い。
しかし、何があってもマイナスに考える、マイナス思考、悲観的な人が病気になると、けっこう大変です。
一つ一つの症状を、不安に考えてしまって、本当に症状が坂道を転げ落ちるように悪化していってしまいます。
そのことについては、以前書きました。
まあ、梅干しのことを考えただけで唾液が出るように、頭の中で想起したことは、必ず体に何らかの影響を及ぼします。
治療経過中でも、よくなったことに心を向けて、素直に喜べるか、変わってないこと、悪化していることに心を向け、
不安になり、不満に思うか、これはその患者さんの「ココロの癖」によって決まってきます。
じゃあ、悲観的でマイナス思考の人は治らないのかと言うと、そんなことはないのですが、正直言って、どんな病であっても、「治りにくい」と思います。
これは大変もったいないのです。
じゃあ、その「ココロの癖」は治るのかというと、仕草の癖が治るように、治ります。
本気で治そうとすれば、必ず、治ります。
体を根気よく整え、自分自身でも気を付けることで、徐々に徐々に矯正することが出来ます。
大変だし、時間はかかるけど、しぐさの癖や言葉の癖と同じように、です。
それによって、病気が治りやすくなります。
人生も、楽しくなるでしょう。
そこ、絶対、気付くべきです。
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2013.01.26
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最近、急性症の患者さんが多い。
カゼに限らず、今朝からおかしいとか、昨日から急におかしいとか。。。
症状としては、胃痛、眩暈、腹痛、下痢、関節痛、頭痛などなど、実に様々です。
こないだ書いたように、24節気で「大寒」過ぎたら次は「立春」。
「易(えき)」の世界では、「風」とか、「雷」に例えられる、よく言えば動的で活発、悪く言えば極めて不安定な「春」という季節のお出ましです。
(震雷木、巽風木の卦)
・・・で、すでにその影響か、非常に動きの速い病にかかっている患者さんを診ることが少なくありません。
こういう場合、どれだけタクティカルに治療を進められるか、術者のウデが問われます。
鍼をした、その場で楽になった、ハイじゃあ3日後に来てネ、では、急性症を治療しているとは言えません。
全然不十分です。
治療直後から、時系列的に何が起こっていくか、ということを詳細に予測し、実際に観察し、結果を分析することが、多くの重要な知見を与えてくれます。
清明院では、急性症の場合、2時間後、あるいは翌日、どういう状況になったか、必ず電話してもらって確認します。
・・・で、その変化を見極めた上で、次の手を打って行きます。
病と対峙して、常に先手先手が打てるように、細心の注意を払います。
スリリングな日々。(笑)
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2013.01.08
2012.12.30
2012.12.16
2012.12.13
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今日は、昨日忘年会だったというのに、新患さんが3人お見えになりました。。。
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
2024年9月の活動記録2024.10.01
2024年 10月の診療日時2024.09.19
2024年8月の活動記録2024.09.01
2024年 9月の診療日時2024.08.03
2024年7月の活動記録2024.08.01
2024年 8月の診療日時2024.07.10
患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
2024年 6月の診療日時2024.05.10
2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!