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2017.08.27
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最近、舘野正美(たてのまさみ)先生の『中国医学と日本漢方』を読み始めました。
すでに前半部分は読了しましたが、色々嬉しいことが書いてあります。
この本は前半後半の二部構成。
前半に二章、後半に二章。
それぞれ、医学、哲学の観点から、『呂氏春秋』、『易』、『吉益東洞』、『中神琴渓』という、重要な書籍や人物に触れて下さっています。
「易」を勉強する意味 2 参照
(『呂氏春秋』についても、そのうち紹介しましょう☆)
まだ前半部分を読んだだけだけど、先秦時代の医療の主役は鍼だったんじゃないかとか、気の停滞こそが病とか、自然治癒力思想、東洋医学特有の形而上学的世界観、
など、僕の好きな内容に触れてくれています。
”正美”という名前からして、美人な学者さんを一瞬想像しますが、いかつい「鬼軍曹」みたいな感じのルックスの、大学教授の先生です。
(アメフトのコーチもやってらっしゃるんだとか。。。( ゚Д゚))
後半もサクッと読みます☆
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2017.07.28
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毎日毎日、安倍総理叩き、稲田大臣叩き、豊田議員叩き、上村議員叩き、蓮舫議員叩き、そして今度は今井絵理子議員叩きと、日本人は、
常に誰かを徹底的に袋叩きに叩いてないと気が済まない世の中、民族になってしまったのでしょうか。。。
(ちょっと前までは舛添さん叩き、猪瀬さん叩き、ベッキー叩きなどなど。。。)
そして、蓮舫さん辞任、稲田さん辞任。
稲田さんに関しては、この後も安倍さんの任命責任の話がエンドレスに続くでしょう。
確かに、上記の人たちが、権力、地位、名声を持って、調子に乗った側面、脇が甘かった側面は否めないものの、それよりもちょっと気になるのは、
日本人て、心優しい民族ではなかったんでしょうか。(苦笑)
人のミスをいつまでも執拗に攻め続けるのが日本人の性質か??
・・・まあでも、
「村八分」
という言葉があるように、いじめるときは徹底的にいじめるのが日本人なのかもしれませんね。
「いじめ」については、僕も正直、ガキの頃に、やったこともやられたこともあります。
あのムゴさったら、ない。
やられた側が弱けりゃ、そりゃあ自殺したり、一生立ち直れなかったり、するでしょうな。
村八分というのは、村社会の掟、秩序を破ったものを、村全体で徹底的に共同で絶交するという、江戸時代から現代までもある習慣だそうです。
(その一族に対しては、葬式や火事以外は完全無視だそうです。ヒデエ!( ゚Д゚))
これは日本人の重んじる、時に世界から尊敬されたりする、規律正しき集団行動の、負の側面か。
これだけ毎日テレビで、立派な大人が出てきて、イジメみたいなことを堂々とやっていて、子供には
「イジメはだめだぞ!」
は、子供としても、納得できるんでしょうかね。。。
弱い者イジメはだめだけど、強い者イジメならいくらやってもいいぞ、ってか??(苦笑)
強い者がいじめられて、だんだん弱ってきて、しまいには弱いものになっても、まだ続けるんじゃないの・・・??
人が弱っていく様を見て、いい気分か?
悪趣味極まりない。
どうなりゃ満足なんだよ・・・?
確かに和は大事。
集団生活における、秩序みたいなもんは大事。
・・・でも、人の悪口というのは、そこにユーモアがあったり、的を得ていて、言われた本人も笑えるものならまだしも、あまりにも辛辣なものを長く聞いてると、辟易してくる。
正直、どんどんテレビを観る気が無くなっていきますね。
為政者とか、前に出て情報を発信する人とかは、ある意味、衆人の監視の目にさらされています。
好意的な目ももちろんありますが、むき出しの悪意の目、声にさらされることもあります。
失言からの袋叩き。
こわいね~
いやだね~~
人間の悪いとこだね~~
・・・僕も気をつけます。( ゚Д゚)
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2017.06.24
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先日、患者さんから問われました。
「先生、モリンガ飲んでみたけど、合わなかったみたいです。。。」
と。
・・・んん??
モリンガ?(゜o゜)
なんだっけそれ??
聞いたことがあるような、ないような。。。
僕はこの手の質問を、これまで、数えきれないほど、されてきています。
・・・で、結果的に、全ての食品、健康食品の知識を網羅するのは難しいし、患者さんも、それだけを食べる生活をするわけでもないし、
食生活についてあれこれ細かく指導しても、患者さんを入院させて三食コントロールできるわけでもないので、きっちり守っていただけているかなどの、
コンプライアンス検証のしようはない、また、ヘタに何かを勧めると、そればかりを過剰摂取してしまう弊害もある、
と、いうことで、現状では安易な食養生は勧めないようにしよう、という結論に至っています。
(ラ〇ザップみたいに、毎回の食事を全て写メで送ってもらうことも可能でしょうが、それを全ての患者さんにやるマンパワーがないです。。。)
僕の食事指導なんてのは、当たり前過ぎてつまらないようですが、腹八分目、野菜中心に、よく噛んでゆっくり食べる、リラックスして楽しく食べる、
食事時間が日によって乱れないように。
デスクワーク中心の人は1日1,2食で十分。
旬のものをバランスよく。
なるべく野菜を多く、魚を多く。
肉や乳製品、酒、砂糖(甘いもの)は過食しないように、ぐらいなもんです。(笑)
でもそれをキチッと守ってくれたら、たいがいの体調不良は戻ります。
現代は要するに”何でも摂り過ぎ病”がほとんどだと思っています。
〇
話が逸れましたが、今回のモリンガ、ちょっと気になったのでgoogle先生に聞いて調べました。
(笑・・・理由は後で述べます)
でも前置きが長くなっちゃったんで続く。。。
2017.05.13
↑↑日本人にとって、特別な場所。
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前回のお話
◆名状をもってするに難しき脈とは
以前このブログでも紹介した、明末から清初の名医、李中梓(李念莪1588-1655)先生が、その超有名な著作である、
『診家正眼』の中で、この様に述べております。
「胃の気のしっかりした脈というのは、大きいようで小さい、堅いようで柔らかい、何とも言えないちょうどいい脈なんです~~」
と。
まあつまり、中庸を得たような、言語で表現するのが難しい脈なのである、と。
そうはいっても、北辰会では、各古典や歴代医家の見解を参考に、「胃の気のしっかりした脈」について、以下のように表現しております。
緩滑(かんかつ・・・緩んでいるけどしっかりもしている)
弱以て滑(じゃくもってかつ・・・弱いんだけどもしっかりしている)『素問 玉機真蔵論』に記載
軟滑徐和(なんかつじょわ・・・柔らかいんだけれどもしっかりしており、ゆったりとしている)『景岳全書』に記載
衝和(しょうわ・・・強いんだけれども和やかである)『血証論』に記載
まあ、上記のような感じの脈から、離れれば離れるほど、それは病的な脈である、と考えられるわけです。
つまり、噛み砕いていえば、硬すぎる、強すぎる、早すぎる、あるいは反対に弱すぎる、遅すぎる、柔らかすぎる、などの脈は良くないっちゅうことです。
要は、やっぱ中庸が大事、ってことね。(*‘∀‘)
脈とて、その原則から外れるものではないのです。
続く
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2017.04.28
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昨日、丸山昌朗先生について書きました。
今回の墓マイラーの後、島田力先生と鍼灸について語ってきたのですが、丸山先生は東洋医学に強いこだわりを持った医師であると同時に、
文化人的でもあった、という話になりました。
現代はそういう鍼灸師がほとんど居ないなあ、と。
(竹下ごときが言うな、と読者各位から怒られそうですが。。。(笑))
〇
・・・ところで、「文化人」って何でしょう。
簡易な辞書によれば、
文化的教養を身につけている人。特に、学問や芸術に関係する職業の人。
と出て来ます。
この意味からすれば、大学教授や歌人や詩人なんかはこう呼ばれやすい人種なんでしょうかね。
(そうでもない人も、もちろんいるでしょうが。)
では「文化的教養」とは何かというと、
広く文化、芸術、書物に精通していること
というような意味であり、
「文化的教養がない」
というのは要するに、
「ものを知らない、ものに触れてない」
ということを意味しており、そういう人間はつまらない話しかできない、なんてよく言われます。
じゃあ単純に面白い話をする人間が「文化人」であり「文化的教養」の高い人間かというと、それも違うように思います。
(”面白い”の意味もあるけどね。funnyじゃなくてinterestingね。)
まあ、あらゆることに精通し、あらゆることにきちんと自分の意見を持っていて、それを理性的に主張できる人は、
「文化人」
とか
「文化人的」
なんて、尊敬の気持ちを込めて他者から言われるのかもしれませんね。
もちろん鍼灸師はそれ以前に臨床現場での実力なんですが、こういう「文化的教養」も大いに実力のうちだと思います。
それは、蓮風先生の臨床を見ていても、いつも感じます。
蓮風先生のところには医師や大学教授や政治家やお坊さんや学者さんなどなど、まさに文化人、って感じの患者さんが多く治療に見えておられますが、
そういう方々と、サラッと難しい会話をしていて、いつもスゴイな、と思っています。
丸山先生の論文や著書にしても、東洋医学にとどまらず、哲学、科学、民俗学など、圧倒的な知識の幅の広さにビビります。
そしてあらゆる絵画や音楽にも精通していたとか。
昔、先輩の誰かが
「この業界って、鍼灸学校出ただけで”先生”とか患者から言われて勘違いするヤツが多いけど、最悪だよね。」
とか言っていた話を思い出しました。
偉ぶるのではなく、ひけらかすのでもなく、真の「先生」を目指したいですね。
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2017.04.11
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4.9の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会スタンダードコースに行ってきました!!
今回、午後からの参加になりましたが、午後一は名古屋の祥楓院院長、田淵大輔先生による
「気について」
1時間講義。
田淵先生はデカいガタイなんですが、ああ見えて心優しい繊細な男です。(笑)
前日は緊張で眠れなかったようです。(苦笑)
基礎的で重要な内容を、丁寧に講義していましたね。
2限目は油谷真空先生による
「鍼の極意」
エライ物々しいタイトルの講義ですが、タイトル通り、真剣に鍼灸をやっていくにあたって、非常に重要な部分を語っておられました。
平たく言えば、学問、論理、基礎の重要性と、心持ちの大事。
まあでも、講義の中にもあったように、こういうのは、言うは易いが、やるのが難しいワケです。
そして、鍼灸師全員が、こういう極意を踏まえて鍼を持っているかというと、どうもそうでもないワケです。
こういうのは、どこまで行っても、忘れちゃいけないマインドです。
新年度、一発目の講義として、良かったんじゃないかと思います。
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2017.03.26
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これまでのお話
「伝統」とは何か。 3 参照
では続きいきます。
◆「伝統」と「易の三義」
前回、易の三義を説明しました。
「変易」「不易」「簡易」ですね。
そもそもこの易が持つ意味は三つあるよ、という考え方は、漢代の緯書である『易緯乾鑿度(えきいけんさくど)』に「 易一名含三義」と書かれてあるようです。
僕ら伝統医学をやっているものは、単に古典研究をやっているのではなく、あくまでも現実の臨床医学、医療をやっているわけですから、
古典に書いてあることを、ただそのまま忠実にやることだとか、古典の文章を暗記したり、文献研究することに重きを置くのではなく、
現実に目の前で病んでいる患者さんのために、あくまでも古典の世界観、人体観を参考に、実際にどれだけのこと(治療)が出来るか、
を徹底的に追求するべきだと思っています。
この立場を北辰会では「臨床古典学」と言っています。
たとえ『黄帝内経』に書いてあることであっても、現代の現実の病人に対して利用価値が無ければサクッと捨てる、また、古典に書いてあることでも、
現代風にアレンジした方が良い部分があればためらいなくアレンジして運用する(変易)、そういうスタンスです。
ただ、数千年もの間、この医学に通底する「本質」「根本哲学」は変えずに(不易)、医学を志す人であれば誰でも理解できるようにシンプルに(簡易)、
論理的に運用することです。
まさに「簡易」シンプルに、「変易」臨機応変に、「不易」本質は変えずに、です。
因みに、伝統としての鍼灸医学の本質は、いつも言っているように「気一元」「太極陰陽」の世界観に基づいて、
鍼灸で気を動かし、人体の陰陽のバランスを調整する、安定させること、ですね。
この意味からすると、鍼灸を一種の物理療法と考え、鍼灸による神経への物理的刺激によって、特定の反応を期待する療法である、
という考え方は、そもそもの世界観自体が違うので「伝統」や「伝承」ではない、ということになります。
(もちろん、だからといって否定はしませんが。)
・・・まあ、現段階ではこれが僕の考える「伝統」であり、「伝統医学」の現代での理想的な在り方かな。
易については、いつかまた折を見て語りましょう。
一先ず終わり。
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2017.03.25
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これまでのお話
「伝統」とは何か。 4 参照
では続きいきます。
◆続、易の三義
中村天風先生と並んで、近代日本における東洋学の大家と言われる安岡正篤先生の『易と人生哲学』や、『易経講座』の中に、
易の三義について書いてあります。
(本によって書いてあることが微妙に違ったりします。。。(^_^;))
安岡先生は、易について、
「民族が極めて長い歳月を通じて得た統計学的研究とその解説」
と端的に述べ、その上で、易の三義である「変易」「不易」「簡易」を説きます。
(因みに後漢の時代の大儒学者である鄭玄は、”簡易”を筆頭に置いています。意味が深いように思います。)
ともかく、まず第一の「変易」ですが、これは読んで字のごとく「変わる」「変化」という意味です。
『易経』を英語で言うと『The Book of Changes』なんですが、自然界、人生というのは常に変化してやまないものなんですね。
自然界の四季、人生における生老死、水が潤す、火が燃え移り、焦がす、なんかのことですね。
『易経』は、その「変化」について書かれた書であると。
ですから「易」という字の意味は「変化」なんだと。
ただその根本には「不変なるもの」がある。
まあ自然界で言えば、春の後に冬が来ることはないとか、水には火が付かないとかです。
要は「原理原則」というものがある訳です。
変化するものの中の変化せざるもの、これを「易」のもう一つの意味、「不易」と言います。
安岡先生は、「不変」がなければ、「変化」という意識が生じることはない、と説きます。
人間の知恵が発達すると、変化のうちにある、不変の真理を探究し、それに基づいて、変化を意識していく。
そして、変化の原則に従いつつも、自ら変化していく、となります。
しかし、その宇宙万物の変化たるや無限、無窮であり、その意味では、その造化の働きは簡単、明瞭であると説きます。
(ここが分かりにくい!(笑))
ここを竹下的に簡単に説明しますと、まあ要は、変化してやまない自然界、人生、万物の変化(変易)の中に、一定不変の原理原則(不易)を見出し、
それを限りなく簡明に示した(簡易)ものが『易経』であり、その三つの意味が「易」の字義である、というワケです。
(僕はそう考えました(^_^;))
で、これを「伝統」と絡めて考えてみますと・・・、それは次回。(笑)
続く
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2017.03.24
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これまでのお話
「伝統」とは何か。 3 参照
では続きいきます。
◆「易」の三義
「気」とともに、我々の医学のもとになっている「陰陽」という哲学。
これが一体どういうものなのか、ということについては、『黄帝内経』の中には詳述されていません。
『黄帝内経』は、陰陽についてある程度理解していることを前提に書かれているような雰囲気があります。
その「陰陽」について詳しく書かれている大古典が『易経(えききょう)』という書物です。
北辰会も以前からそうですし、近年では他の様々な流派の先生方も、この『易経』を非常に重視するようになってきました。
鍼灸師が、『易経』に関する内容を書いた本も、いくつか出て来はじめました。
いいことです。
でもこれ、なかなか難しいんです。
あんまり東洋医学の基本的なことが分かっていないうちに、興味本位で噛り付くと、普通に歯が折れます。(゚∀゚)
また、ある程度基本が分かった段階で、『易経』に関する色々な説明を受けても、
「うんうん、なるほど分かった。・・・で?それをどうやって臨床に使ったらいいの??」
と、なりやすく、そこで脱落しやすいお勉強の一つでもあります。(苦笑)
こういった、「根本哲学」なんてモノは、結局、実際には役に立たない!とか言っちゃう人がいるのも分からないではないくらい、
なかなか取っ付きにくい学問だと思います。
僕もこれまで、『易経』、「易学」、「医易学」については、このブログ上でもあまり触れてきませんでした。
(易に関してはエキスパートを何人か知っているので、理解が曖昧な状態で何か書くのが、怒られそうで怖くてね。。。)
でも「補瀉」とか「三陰三陽」の時みたいに、そのうち、気が向いたらバーッと書こうと思っていますので、少々お待ちを。(笑)
・・・前置きが長くなったけど、「易」には三義と呼ばれるものがあります。
これは、「易」という言葉が持つ、三つの意味、というほどの意味です。
長くなりそうなんで、続く。(*‘∀‘)
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2017.03.23
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これまでのお話
「伝統」とは何か。 2 参照
では続きいきます。
◆伝統と伝承
ここまで、「伝統」の一般的な意味を説きました。
似た言葉で、「伝承」というものがあります。
これは何でしょうか。
辞書によれば
① 受けついで伝えて行くこと。また、その事柄。
② 伝えきくこと。
だそうです。
(三省堂『大辞林 第三版』)
辞書の意味だけで言えば、「伝統」とどう違うの??となりますね。
では、「伝統」と「伝承」の違いは何なんでしょうか。
調べていると、興味深いサイト様がありました。
英語だと、伝統はTradition、伝承はFolklore、どちらも、受け継いでいく、という意味では一緒だが、
伝統はやや政治的な意味を含み、革新の連続
とあり、それに対して
伝承はそのままの形で受け継いでいくことを言う
とあります。
伝統の一つの具体例は、鍼で言えば、機械で加工したディスポ鍼、刺さない打鍼術とかで、漢方薬で言えばエキス剤とか、
医学理論で言えば中医学とか韓医学のことか。
厳密に言えば、東洋医学の「伝承」と言ったら、手で、砥石で加工した鍼で、消毒しないで使わないと伝承じゃないとか、
生薬を古典の記載通りに修治して使わないと伝承じゃない、となりゃしませんかね。(^^;)
それを、「本質は変えずに」「現代に合う形に」昇華する、これが伝統の一つの在り方、ということになります。
せっかくFBの方で金澤先生からコメントいただいたので、これを「易の三義」と絡めて考えてみましょう。
続く
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2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2024.11.07
2024年10月の活動記録2024.11.01
2024年 11月の診療日時2024.10.10
清明院15周年!!!2024.10.09
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患者さんの声(70代女性 目の痛み、不安感)2024.07.05
2024年6月の活動記録2024.07.01
2024年 7月の診療日時2024.06.05
2024年5月の活動記録2024.06.01
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2024年4月の活動記録2024.05.01
2024年 5月の診療日時2024.04.13
(一社)北辰会、組織再編。2024.04.02
2024年3月の活動記録2024.04.01
2024年 4月の診療日時2024.03.14
2024年2月の活動記録2024.03.01
2024年 3月の診療日時2024.02.15
2.17(土)ドクターズプライムアカデミアで喋ります!2024.02.04
3.10(日)(公社)群馬県鍼灸師会で講演します!2024.02.03
3.3(日)「浅川ゼミ会」にて講演します!2024.02.02
2024年1月の活動記録2024.02.01
2.25(日)順天堂東医研、第5回特別公開シンポジウム「日本とインドの伝統医学」に登壇します!!2024.02.01
2024年 2月の診療日時2024.01.11
2023年、9月~年末の活動一覧2024.01.05
診療再開!!2024.01.01
2024年 1月の診療日時2023.12.30
2023年、鍼療納め!!2023.12.21
(一社)北辰会、冬季研修会のお知らせ2023.12.01
2023年 12月の診療日時2023.11.26
患者さんの声(60代女性 背部、頚部の痒み、首肩凝り、高血圧、夜間尿)2023.11.25
患者さんの声(70代女性 耳鳴、頭鳴、頭重感、腰下肢痛、倦怠感)2023.11.22
12.3(日)市民公開講座、申し込み締め切り迫る!!2023.11.21
今週からの講演スケジュール2023.11.16
日本東方医学会学術大会、申し込み締め切り迫る!!2023.11.01
2023年 11月の診療日時2023.10.10
清明院14周年!!2023.10.04
12.3(日)市民公開講座やります!!2023.10.01
2023年 10月の診療日時2023.09.23
第41回、日本東方医学会学術大会のお知らせ2023.09.22
第55回、順天堂東医研に参加してきました!2023.09.21
第27回、日本病院総合診療医学会で発表してきました!!2023.09.20
Dr’s Prime Academiaで喋ってきました!2023.09.01
2023年 9月の診療日時2023.08.18
第54回、順天堂東医研で喋ってきました!2023.08.17
順天堂東医研の学生さんと、「森のくすり塾」へ。2023.08.16
診療再開!!