東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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悪戦苦闘の果てに

2012.09.27

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去年から清明院に通院されている、とある患者さん。


これまで、腰痛、膝痛、ヘルペス、便秘、疲労感、胃の痛み、足のしびれなどなど、様々な症状が出ていたが、ことごとく鍼でやっつけてきた。


ところが最近になって出ている、「足首の痛み」がなかなか治まらない。


そのうち書こうと思うけど、「足首」というのは「原気」に関わる大事なところだ。


患者さんも、

「いつもなら清明院で何回か治療すれば治るのに・・・。」

と、じゃっかん不安顔。


何度か、これまでと同じ方向性の治療で様子を見ているが、カルテを確認すると、治療しているにもかかわらず、

かれこれ3週間ほど、症状ほぼ不変。


しっかりと説明したうえで、ここは一つ、思いきって、治療方針をガラッと変えてやってみる。


すると治療中に、足首の痛みが悪化。


重い痛みが出たと訴える。


普段(これまで)はこういうことはなかった。


「む、失敗したか?いや、そんなハズはない。」

と心の中で思いながらも、冷静に、脈、舌、気色(顔面の色みたいなもの)を確認。


全所見、明らかに治療前より好転している。


・・・そこで、

「コレ、心配ないよ。落ち着いてくるはずだから、ちょっとだけ我慢してて下さい。」

と伝え、特に何もせず、10分後、再度様子を診にいく。


重い痛みはまだあるものの、さっきよりは全然落ち着いてきているとのこと。


次の日、これまで不変だった足首の痛みが、劇的にとれる。





臨床では、これまでの自分の考え方に拘泥し過ぎずに、思いきって発想を転換することも大事。


もちろん、その上で「冷静で」「正確な」体表観察も大事。


この意識が働かなかったら、治せなかった症例だと思う。


治療中に症状の悪化を訴えた時点で、次の処置をしてしまい、正確な変化を追えなくなってしまっていただろう。



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この記事に関するコメント

“悪戦苦闘の果てに” への2件のフィードバック

  1. ぷらら より:

    鳴る臍!
    同じ重さの錘を載せた天秤が釣り合いをとるまでしばらくユラユラ揺れる…って事っすね?

  2. いんちょう より:

    ぷららさん
    コメント、ありがとうございます。(*^_^*)
    > 同じ重さの錘を載せた天秤が釣り合いをとるまでしばらくユラユラ揺れる…って事っすね?
    ええまあ、ざっくりと陰陽でいえば、そういう感じですね。

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