覚悟 | 清明院院長のブログ「最高の鍼灸の追求」

覚悟

2012.10.13

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清明院には、いい患者さんが多いように思う。

・・・まあ、何をもって「いい」というかは、非常に主観的になるけど、なにしろ、僕が言いたいこと、東洋医学とはどういうものか、

ということをよく理解して、治療に来て下さっている患者さんが多いと思う。

これはもしかすると、東洋医学にあまりにも「無理解」な患者さんを、僕が全く相手にしないからではないだろうか、

という気もするが。。。（苦笑）

僕は、これまで自分なりに必死になって勉強してきたつもり、技術も身につけてきたつもり、これから一生かけてそれを継続していくつもりの、

この東洋医学というものをもって、最大限、患者さんの健康のために資するということが、僕に出来る精一杯の医療だと思っている。

もちろん、何もかも治せるなんて思ってないけど、あくまでも理想はそこにおいて、やれる最大限を常にやり続けることしか出来ない。

斬るか斬られるか、真剣勝負のつもりでやっている。

それだけに、あまりにも無理解な患者さんに対しては、他院への通院を勧めることもある。

「肩がこるから、肩に鍼を刺して、電気かけて欲しいんですけど。」

とか言われても、そういうのに対応は出来ませんし、

「オラオラ、早く治せや。治して見せろや。これを治したら大したもんだぜ。」

というような態度をとられても、僕なりに一生懸命やってます、と伝え、僕なりの診立てをしつこく説明し、それに基づいて粛々と治療するしかないです。

それで理解が得られない場合は、いかんともしがたい。

精一杯やって、それでも無理なケースと出会うと、非常に悔しいけど、あきらめずに、やり続けます。

鍼して、気が動いて、脈や舌、その他の所見がいい方向に変化してさえいれば、「僕は」あきらめず徹底的にやります。

覚悟をもって、ネ。

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“覚悟” への2件のフィードバック

sﾊﾊより:

2012年10月13日 10:20 PM

竹下院長先生には、いつもお世話になっております。
娘が初めて伺ったのは、いまから３年近く前の事で、その頃はアトピー性皮膚炎がひどく、治療して頂くと血流が良くなるためか、身体中あちこちガリガリとかきむしり、清明院のベッドの茶色いタオルがかきむしり剥がれた大量の白い皮膚片で大変な事になっていました。
私は(スミマセン)と思いながら、持参したコロコロ粘着テープでその皮を密かに処理していたものです(笑)
でも、この病気の治療には時間がかかると解っていましたし、(私が養生を上手に出来ませんでしたので…)また、竹下院長先生が、「絶対良くなります」とおっしゃって下さったので、時々不安になったり、この若僧がっ、ため口きくなや～(笑)と思ったりしながらも(ホントにスミマセン、汗)通い続けた結果、娘は今では、アトピー性皮膚炎とはわからないほど綺麗な皮膚になりましたし、風邪で学校を休む事もないほど元気になりました。
頬擦りもはばかられる程のぐじゃぐじゃホッペが、今では嘘のようにツルツルです。娘は、「昔私の膝はぞうさんみたいで、アイボみたいな歩き方をしてたよね～と」笑って話せるようにもなりました。
私の少しの経験から言わせて頂くと、経済的につらい、遠方で通えない等やむをえない理由が無いならば、せっかく数ある医療機関の中からご自分が選んだ清明院の治療を簡単に諦めるのは勿体無い事だと思います。

返信
いんちょうより:

2012年10月15日 6:41 PM

Sハハさん
お久しぶりです。
長文コメント、ありがとうございます！
先日は、たいそうなものをありがとうございました。
> 時々不安になったり、この若僧がっ、ため口きくなや～(笑)と思ったりしながらも(ホントにスミマセン、汗)通い続けた結果、娘は今では、アトピー性皮膚炎とはわからないほど綺麗な皮膚になりましたし、風邪で学校を休む事もないほど元気になりました。
はは（苦笑）スイマセン、口が悪くて･･･。
> 頬擦りもはばかられる程のぐじゃぐじゃホッペが、今では嘘のようにツルツルです。娘は、「昔私の膝はぞうさんみたいで、アイボみたいな歩き方をしてたよね～と」笑って話せるようにもなりました。
良かったですねえ。こちらとしても嬉しい限りですよ。
> 私の少しの経験から言わせて頂くと、経済的につらい、遠方で通えない等やむをえない理由が無いならば、せっかく数ある医療機関の中からご自分が選んだ清明院の治療を簡単に諦めるのは勿体無い事だと思います。
ありがとうございます。そうですね。あきらめてしまっては、せっかく治るものも治らないことがあります。患者さん達には、希望を持って治療に臨んでほしいと思っています。

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