東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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どうして眠れないのか

2012.12.06

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「不眠症」に限らず、どんな病気であれ、健やかな睡眠をとれていない患者さんの、なんと多いことか。


食べる、寝る、動く、こういう基本が出来ていないと、どんな症状、病気であれ、治りの良し悪しに大きく関わってくる。


セオリー通りの治療で、スッスッス~ッとよくなっていく患者さんはいいとして、

「・・・ん?な~んか妙に、治りが悪いなあ。」

という患者さんの場合は、上記のポイントを必ず再チェック。


中でも眠れていない、というケースは多い。


あるいは寝てても、常習的に睡眠薬に頼っている、とかね。


睡眠薬というもので、ある意味「気絶」させて、半ば強制的にとらせた睡眠というのは、自然な睡眠と比べて疲労の取れ方が全然弱いように思います。


(患者さんが、皆さん大体そうおっしゃいます。)


まあ、薬によって色々な作用機序はあるでしょうし、使用は仕方ない局面もありましょうが。。。





・・・ともかく、なぜ眠れないのか。


東洋医学では心、腎、肝、胆、脾、熱痰、内熱あたりが原因とされている。

「心」って何ですか?(その7)
「肝」って何ですか?(その13)
「脾」って何ですか?(その9)
「怪病多痰(かいびょうたたん)」という言葉
「疲労」によって籠った熱
「痰(たん)」「瘀血(おけつ)」について
「風」「火」について
「湿熱」について        参照


これ、どういうメカニズムか。


まず、寝るということは、東洋医学的には体を休め、陰気を養う、重要な生理現象だ。


大地に体を預け、瞑目し、呼吸は深くなり、筋は緩み、陽気は体内に深く潜り、臓腑筋骨をめぐり、滋養する。


相対的に体表の気が不足するから、表邪を受けやすくなるため、布団をかぶる。


この時、体内深くに、「気の受け皿」がないと、気が潜れないから眠れない。

 

(つまり陰の器の不足)


あるいは陽気が昂ぶり過ぎてたり、熱が盛んだと、これも、気が深くに潜れないから眠れない、あるいは眠りが浅くなる。

 

(陽の過多、上、外ベクトルへの気機の過剰)


また、気の停滞がきつくてもダメ、神が安定していなくてもダメ。

 

(肝胆、心の異常)


あと、僕の好きな奇経八脈なんかも関わる。(蹻脉)


因みに張景岳大先生は、スッキリとぶった切る。

「不眠のキモは神の安定性だ。しょせんは虚実!」

『景岳全書・雑証膜・不寝』から、抜粋意訳by竹下(笑)


「張景岳(ちょうけいがく)」という人物 参照



・・・不眠(不寐)の治療は滋陰清熱が基本であれども、多くのケースで、神主学説が、応用可能。



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