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以前から通院されている、とある患者さん。
調子が良かったので、この半年ほどは来院しないでいた。
しかし、大変なハードワーカーであり、いつも気にはなっていた。
案の定、この間、突然仕事中にめまい、耳鳴り、嘔吐が起こり、近くの病院へ。
病院にて「メニエル病」と診断され、薬が出た。
めまいは発作的に出るので、出ていない時は何ともなく、普通に仕事が出来る。
めまい発作が出た時に薬を飲むと、少しいいような気がする、とのこと。
でも、めまいの発作が出てしまうと仕事にならないので、薬を持っていると、少し安心する。
で、鍼に来てからは、耳鳴りもめまいも、嘔吐もない。
でも、薬はこのまま飲み続けた方がいいのか、悩む。
当然、僕らの立場からは、飲めとも飲むなとも、言えない。
薬のスゴさ、良さはよく分かっているつもりだが、薬に頼ってしまうのは、あまり賛成できない。
定期的に鍼に来ていれば、今回のめまいも事前に防げたかもしれないが、そうすると今度は、
「鍼に頼っている」
ということになるのか。
・・・なんだかなあ。(苦笑)
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久々のコメントさせて頂きます。
薬に頼る場合、鍼に頼る場合様々。
病気なら頼るのは当たり前でも
単に薬で症状を抑える場合は本来は
自己治癒力を活かす鍼がいいですね。
でも西洋医学があるから助かる命もあるわけで、根本は人類の叡智の積み重ねが双方にあって結果長所をどう活かすかですかね?東洋医学が日本でもっと真価を認められるようには実績しかないのですかね…東洋支持派の私ですがふとそう感じました(u_u)
KIKOさん
久しぶりのコメント、ありがとうございます。(*^_^*)
> でも西洋医学があるから助かる命もあるわけで、根本は人類の叡智の積み重ねが双方にあって結果長所をどう活かすかですかね?東洋医学が日本でもっと真価を認められるようには実績しかないのですかね…東洋支持派の私ですがふとそう感じました(u_u)
双方の良さを患者さん側が理解して、適切に使い分ける、これが理想だと思っています。
東洋医学の素晴らしさのアピールは、もちろん基本的には実績しかない、と思っています。
ただ、保険制度の問題から、まず実績を挙げにくい、しかも実績が上がったとしても、現在のメジャーであるEBMの考え方からすれば、それもアピールしにくい、という構造になってしまっていますね。
分かってくれる人にアピールしつつ、実績を挙げ、微力であっても、論文として残す、これが基本になろうかと思います。
あとはメディアがありますが、これは両刃の剣ですから、慎重さが必要でしょうねえ。