東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「モクサアフリカ」行ってきました!!

2016.11.11

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昨日は、東京衛生学園で行われた「モクサアフリカ」の講演会に行ってきました!!

 

 

モクサアフリカ HPはこちら

 

 

モクサアフリカというのは、イギリス人鍼灸師のマーリン・ヤングさんを代表に、主にアフリカに対して、お灸を使って医療支援をしている団体です。

 

 

アフリカ以外にも北朝鮮にも行っているようです。

 

 

アフリカを筆頭に、北朝鮮、モンゴル、インドなどでは、結核での死亡率が非常に高く、HIVとの複合感染も多く、

 

満足な医療が受けられないまま死んでいく人が多いそうです。

 

 

マーリンさんは最初、中国式の鍼灸を学んだんだそうですが、中国式の鍼灸治療は刺激が強く、なかなかそのやり方で生計を立てるのが難しかったようで、

 

日本の繊細な鍼灸を学びに来たんだそうです。

 

 

そこで、昭和のお灸の名人と言われた澤田健先生や、深谷伊三郎先生のことを知り、お灸について調べているうちに、

 

北米東洋医学誌の編集長である水谷潤治先生のアドバイスから、福岡の医師で、当時日本最高齢まで生きた原志免太郎(はら しめたろう)先生のお灸の研究を知り、

 

お灸で結核の治療や予防が出来ないかと考えるようになり、今に至っているようです。

 

 

アフリカに赴き、現地の看護師さんや、患者さん自身にお灸の据え方を教え、実践する(させる)と、高確率で有効なようで、

 

たくさんの人々に喜ばれているようです。

 

 

こういう取り組みも、大事ですね。

 

 

ただまあ、僕ら現場の鍼灸臨床家の立場からすれば、感染症でも、モノによっては鍼灸が有効なのは、感覚的には当たり前の話しであり、

 

それよりも、なぜあのような「医療後進国」と言われる国や、この現代に至っても、貧困や不衛生にあえぐ国が存在しているのか、

 

そこについても理解しないといけないと思います。

 

 

何故鍼でなくて灸なのか、という質問に対し、マーリンさんが、

 

「鍼での先行研究がなかったからだ。」

 

と答えていたのが印象的でした。

 

 

 

そういうことを考える、いい機会になりました。

 

 

今後、静岡、名古屋、大阪、京都と回って、再び東京でも講演なさるそうなので、興味がある方は聴きに行ってみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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