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「仁義」という言葉

2013.09.12

 

 

 

 

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「仁義なき戦い」で有名な(笑)、”仁義”という言葉。。。


 

目まぐるしい日常生活の中で、多くの、目上や目下、対等な関係の人々と接している以上、これについて考えさせられることはままあります。

 


自分に対して、これが守られなかったと感じたとき、あるいは、他人に対して、これが遂行できなかったと感じたとき、大きな大きな、それはそれは大きな、フラストレーションを感じます。

 



一体どうすればそういうものを乗り越えられるのかと、未熟な私は、葛藤する日々であります。(苦笑)

 


で、「仁義」という言葉の意味はというと・・・、

1 仁と義。
儒教道徳の根本理念。

2 道徳上守るべき
筋道。「―にもとる行為」「―を重んじる」

3 他人に対して欠かせない
礼儀上の務め。義理

4 《「
辞宜(じんぎ)」からか》ばくち打ち・香具師(やし)などの仲間の道徳・おきて。また、その仲間内で行われる初対面のあいさつ。

だそうです。

 



ちなみに、俗にいう”ヤ〇ザ用語”としての「仁義」というのは、上記とは違って、その業界独特の倫理観や挨拶の儀礼を示すものであり、

「仁義」本来の意味ではありません。

(上記の4に近いけどネ。)

 



まあ僕としては、上記の1にあるように、「儒教における根本理念から来ている」というところに目がいきます。

 



「儒教」というのは、中華三大宗教の一つであり、他に「道教」「仏教」があります。

 


因みに道教や禅宗、老子や荘子については、以前このブログで簡単に解説しました。

カテゴリ 道教・道家思想 参照

 



儒教についても、そのうち書きます!

(これまた大変だけど。(苦笑))

 


儒教の始祖は『論語』で有名な孔子(こうし)であり、彼は人間の最上の徳として「仁(言わば愛)」を提示します。

 


よく言う、

「医は仁術なり」

ですね。

 



その後の時代に出てきた、儒教の重要人物である孟子(もうし)は、儒教の言う五常(仁・義・礼・智・信)の中から、義(言わば正義)を組み合わせて「仁義」を重視し、これを実践道徳の基本理念に据えました。

 



実践道徳・・・。

 



道徳と宗教の関係性については、こないだこのブログでチラッと触れました。

富士川游先生に学ぶ『医術と宗教』  参照

 



道徳は宗教の代わりにはならず、そもそも何を道徳とするかが、その人の宗教心によるのだ、という主張。



「仁義」、常に実践できる自分でいたいものです。

 



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関連記事: 儒教・儒家思想雑学

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この記事に関するコメント

“「仁義」という言葉” への2件のフィードバック

  1. ココロ より:

    それって、乗り越えるもの…なのでしょうか?先生のその熱い思いに、多くの人が触発され、救われるのではないでしょうか?私もその1人です!

  2. いんちょう より:

    ココロさん
    コメント、ありがとうございます!
    > それって、乗り越えるもの…なのでしょうか?
    そういうことが起こること自体は変えられなくても、それにどう対応するか、それに対してどうあるか、という意味では、現状よりも”乗り越えられる”ものだと思っています。
    > 先生のその熱い思いに、多くの人が触発され、救われるのではないでしょうか?私もその1人です!
    ありがとうございます!頑張りまーす(*‘∀‘)

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