東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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北里大学に行ってきます☆

2016.08.06

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今日の診療終了後は、ちょっと早めに閉めさせていただいて、北里大学で行われる勉強会に、2日間連続で出席してきます!!

 

 

ここで行われる勉強会は、鍼灸学校の教員のみを対象とした勉強会で、年に一回行われる勉強会です。

 

 

一昨年あたりから声をかけて頂いていたのですが、なかなか日程が合わず、今年はちょうど行けそうな感じでしたので、

 

ついに行ってみることにしました☆

 

 

北里大学と言えば、日本で東洋医学をやっている人であれば、知らない人はいないであろう大学です・・・。

 

 

この大学はもともと、破傷風の血清療法や、ペスト菌の発見で有名な、明治時代の細菌学の権威、北里柴三郎先生が、

 

大正3年に立ち上げた、私立の医学研究所が前身です。

 

 

その後、戦後になってから、昭和37年に大学として再建され、さらにその後、昭和47年(1972年)になって、大塚敬節先生を所長として、

 

日本初の東洋医学の組織的研究施設として、東洋医学総合研究所が設置されました。

 

 

明治維新(1867年)以降、学校教育の現場、医療の現場から、事実上排斥され、その後は全国の個人の臨床家によって、細々と、

 

何とか、やっとやっと存続していたといっていい漢方業界が、明治維新から約100年経って、ようやっと大手を振って、

 

組織的に臨床、研究を進めることが出来る施設が誕生した瞬間だったんだろうと思います。

 

 

これは当時、画期的だったろうと思いますし、当時の全国の漢方業界に、大いに希望を与えたんじゃないかと思います。

 

 

因みにこの施設の二代目会長は矢数道明先生です。

 

 

大塚先生も矢数先生も、つい先日墓参し、人物紹介しました。

 

墓マイラー 29 大塚敬節先生

大塚敬節という人物

墓マイラー 28 矢数道明先生

矢数道明という人物          参照

 

 

こういう先生方の、当時の努力を思うと、北里大学には、ナメた気持ちで行けません。

 

 

 

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