東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

「理」の意味 4

2016.08.02

**********************************************************************************************
       にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
   ↑↑↑        ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

これまでのお話・・・

 

「理」の意味

「理」の意味 2

「理」の意味 3     参照

 

 

 

◆「理」の意味から見る”病因病理”

 

 

ここまで、「理」という言葉の意味をあれやこれやと考えてきました。

 

 

多義的で、古代中国のあらゆる思想哲学において重視されてきた言葉であることが分かったと思います。

 

 

 

 

話しを最初に戻すと、東洋医学的な病のメカニズムのことを、北辰会では「病因病理」といい、症例を内外で発表する際には、その「病因病理」を、

 

わざわざチャート図にして添付し、発表するようにしています。

 

 

これは、文字でゴチャゴチャ書くよりも、チャート図にすればスッキリと一目瞭然だからです。

 

 

症例によっては、非常に複雑怪奇になる東洋医学的な病理パターンを、ペライチの紙に見取り図的に図示して、スッキリとまとめることが出来るかどうか、

 

これは非常に「論理的思考」や「その症例に対する理解度」が問われるところです。

 

 

まさに、「病の東洋医学的な設計図」として、「病因病理チャート図」を使っているわけです。

 

 

これが、一症例一症例、頭の中に的確に描ける人ほど、論理的でシャープな弁証論治が出来る人、ということになります。

 

(まあ忘れちゃいけないこととして、それプラス「技術力」「人間性」ということになる訳ですが。)

 

 

ホンモノの臨床は、理論偏重でもイケない、技術偏重でもイケない、まさに「学・術」両面のバランスの取れたものであることが理想です。

 

(それでも、現実は術者の個性によって、理論偏重になったり、技術偏重になったりするものですがネ。。。)

 

 

さて前回まで、東洋哲学における「理」の意味をツラツラ書いて来ましたが、この意味からすれば、”病因病理”という言い方は、

 

「病の原因と、病の普遍的な筋道、法則、道理」

 

となります。

 

 

では、現代中医学の言う、”病因病機”という言い方の場合はどうなんでしょう。

 

 

違いは何なんでしょう。

 

 

次回からは「機」の意味を考えて、「理」と比較してみたいと思います。

 

 

 

続く

 

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 



   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 


清明院オフィシャルサイト

 

 


清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

 

関連記事: 中医学字義解釈

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です



:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿