東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「禁」の意味

2016.06.16

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今日は久々に、我々鍼灸師の専売特許と言ってもいい、「経穴」について書こうかと思います。

 

 

我々の治療というのは、

 

「鍼灸で経穴の気を集めたり散らしたりして動かして、結果的に人体の陰陽のバランスを調整し、”治る力”を最大化する目的で」

 

行われるものであり、最終的には、経穴に対して鍼灸で補瀉をするのみであります。

 

補瀉 目次 参照

 

 

・・・ところで、その経穴の中には、「禁鍼穴」と言われるものや、「禁灸穴」と言われるものがあります。

 

 

この意味ですが、

 

”鍼や灸をしてはいけない経穴”

 

という風に考えられていることがほとんどです。

 

(そう、学校では教わります。)

 

 

でも、実際には、「禁鍼穴」に鍼をして効果があることはあります。

 

 

「禁灸穴」もしかりです。

 

 

となると、本当に、「禁鍼穴」「禁灸穴」”禁”はホントに”禁止””禁”なんでしょうか?

 

 

あるいは、古典の記載はデタラメだ、ということでしょうか。

 

 

 

前置きが長くなったので、次回に続く。

 

 

 

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