東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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カゼか喘息か。 2

2015.12.21

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前回のお話

 

カゼか喘息か。 参照

 

 

その患者さんがカゼなのか喘息なのか、という問題は、東洋医学的にはそれほど大きな問題ではないのですが、患者さんからすれば、

 

いまのこの症状をアレルギーと考えたらいいのか、一過性の感染症と考えたらいいのかで、不安度が違うワケです。

 

 

我々は西洋医学的な診断名を付けるのが仕事ではありませんので、どうしても病名が知りたいという患者さんに対しては、冷たいようだけど

 

「それは西洋医学に相談して下さい。<m(__)m>」

 

と言わざるを得なくなります。

 

(僕らが診断名を付けるのは、完全な越権行為であり、法に抵触します。)

 

 

東洋医学的には、一過性のウイルス感染症としての、いわゆる感冒症状については、主に

 

「外邪(外から入った邪気)による病」

 

と考えます。

 

 

喘息や花粉症などのアレルギー症状のようなものについては、外邪の関与も考えますが、主に

 

「体の”中”に原因のある、体質の問題」

 

と考えます。

 

(ま、ザックリ言うと、ですが。)

 

 

この、外邪が中心の病であれば、人体を侵襲した外邪が早く散っていくような治療になりますし、体の中の方に問題がある病であれば、

 

体質そのものを改善させるように治療します。

 

 

当然、後者の方が長引いたり、症状も重かったりすることが多いです。

 

 

東洋医学では、外から入った、外邪中心の病を

 

「外感病(がいかんびょう)」、

 

中から病んだ、体質に問題のあるものを

 

「内傷病(ないしょうびょう)」、

 

と分類して、治療のやり方を分けています。

 

 

外邪中心の病(外感病)であれば比較的勝負がつくのは早く、治療も急いで(詰めて)やった方がいい場合が多いです。

 

 

場合によっては1日に二回も三回も治療する場合もあります。

 

 

体質そのものに問題があるような場合(内傷病)は、単なる症状緩和で終わらせてしまうのではなく、食生活を中心とした日常生活の見直しを含めて、

 

腰を据えてじっくりと治療を進めないといけないことが多いです。

 

 

まあこういう話を、もっと分かりやすくデフォルメして患者さんに伝え、結果を出し、東洋医学の医者として信頼していただく。

 

 

 

難事業だよなあ、と思いますね。(苦笑)

 

 

 

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