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これまでのお話
では続きいきます。
今日は、ここまでの話を少し突っ込んで、
「では十二経絡を分ける時に、どういう考え方で分けたのか」
という問題にいこうと思います。
まず、五臓(心包を加えて六臓)と六腑の経絡に分けた。
(・・・というか、この六臓六腑に合わせて12経になったんじゃないかと思います。)
次に、流れる場所で分けた。
つまり手に6、足に6ですね。
そして、手の陽の三経絡(手の三陽経)は小腸、大腸、三焦の三腑です。
手の陰の三経絡(手の三陰経)は心と心包と肺の三臓です。
臓腑を陰陽に分けて考えれば、腑は陽、臓は陰ですから、陰陽の経絡に臓と腑とが分けられるのは当然のこととして理解できます。
ただ、分かりにくい面もあります。
心と心包と肺は胸(上半身)にありますから、それと関連の深い経絡が足ではなく手を通る、というのは何となく感覚的に分かるけど、
大腸と小腸は下腹部だし、三焦は全身のことですから、何故に手にその経絡が配置されてるのか、ちょっと詰まってしまいますよね。
これは、一つには大腸と肺、小腸と心、三焦と心包がそれぞれ”働きの上から”密接に関わっており、東洋医学では
「表裏関係」
と言われる関係を持っているためだと思います。
「表裏(ひょうり)」する臓腑 参照
腑、そのものの位置としては下腹部(下焦)にあっても、働きの上でそれぞれが密接に胸部の臓と関わっているので、この三腑の経絡の脈気は、
関連する臓と同じように手を通る、と、考えたのではないか、と思います。
あるいは、心も心包も肺も小腸も大腸も三焦も、これらは全て管腔状、あるいは膜状の、形の曖昧な、管のような袋のような組織であるので、
相対的に陽的な形態であるから、手足を比較すると相対的に陽である手に、その気の反応が現れる、とかね。
(笑・・・でもこれは、膀胱とか胃とか胆もそうなんで、ちょっと苦しい解釈になりますな。)
あるいは、心と心包と肺というのは空気や血の通り道となりますが、常にため込んでおくわけではないので、そういう意味では腑的な臓である、とかね。
まあ他にも、この問題は色々と妄想させてくれるテーマでもあるんですが、あまり私見を言っても仕方ないので、このくらいにしときます。(笑)
続く
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