東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

経穴が先か、経絡が先か

2015.11.09

_20201019_002105

 

 


**********************************************************************************************
         にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
   ↑↑↑          ↑↑↑
この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

 


クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 



11.22に東京衛生学園にて経穴解説の話をしますが、今日あたりからそれのイントロを書いていこうと思っています。


 

まず、東洋医学が大事にしているこの”経穴”なるものが、そもそもどうやって発見され、定義づけられていったのか、という根本的な問題を考えてみたいと思います。

 



1971年、中国の湖南省というところで紀元前の偉い人のお墓が発見されました。

 


それを馬王堆漢墓(まおうたいかんぼ)と言います。

 

 


これは紀元前186年、前漢の時代の偉い人の奥さんの墓です。

 


なんとここには、”湿屍”といって、湿った状態のミイラが入っていたことで、世界中を驚かせました。

(う~ん、若干ウソ臭い情報ですけどね。。。)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%AC%E7%8E%8B%E5%A0%86%E6%BC%A2%E5%A2%93


↑↑wikipedia「馬王堆漢墓」へのリンク

 

 

・・・まあここに、東洋医学に関する文献も含まれており、この文献が、我々がバイブルにしている『黄帝内経』よりも前の時代のものなのではないかと言われております。

(因みに『陰陽十一脈灸経』『足臂十一脈灸経』という文献です。)


 

ここには、経絡らしきものが描かれているのですが、我々が知っている経絡のように、それぞれが繋がっていません。

 



経穴も描かれておりません。

 



それを見れば、歴史的には、先に経絡が出来て、その後に経穴が定義されていったのかな、と思えます。

 


でも、1991年に、ヨーロッパのアルプス山脈で、今から5200年前の氷の中から発見されたと言われる「アイスマン」の体には、経穴に相当する部位への治療の痕跡らしきものが残っていたりと、

 

まだまだ今後、新事実が発見されるかもしれませんね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3

 

↑↑wikipedia「アイスマン」へのリンク

 



・・・ま、経絡が先か、経穴が先か、興味ない訳じゃないけど、臨床家にとっては、ややどーでもいい問題ですね。(爆)

 



要は病人に対して、使えりゃいい。

 



治りゃいい。

 

 




読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!!

 


   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)


清明院スタッフブログ『清明なる日々』

 

 

 

関連記事: 経絡(十二正経)経絡(奇経八脈)経穴

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です



:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

 RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿