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これまでのお話
では続きいきます!
ここまで、手足の三陰三陽経と、五臓六腑との関わり(仮説も含めて)を説明してきました。
今日はまた別の角度から考えてみたいと思います。
手足の経絡にはそれぞれ、「三陰三陽」の名前が付いています。
どういうことかというと、以下の通り。
手の大腸経、足の胃経・・・陽明経(ようめいけい)
手の三焦経、足の胆経・・・少陽経(しょうようけい)
手の小腸経、足の膀胱経・・・太陽経(たいようけい)
手の肺経、足の脾経・・・太陰経(たいいんけい)
手の心包経、足の肝経・・・厥陰経(けついんけい)
手の心経、足の腎経・・・少陰経(しょういんけい)
とまあこのように、手の経絡と足の経絡を一つづつまとめて一対にし、それぞれに名前が付けられています。
この、”陽明”だの”少陽”だのという名前は、もちろん『黄帝内経』にて定義されたのですが、どういう意味かと言うと、一つには
「その経絡の陽気や陰気の多寡」
を示すんだそうです。
少陽経と太陽経といったら、何となく太陽経の方が陽気が多そう、というのは、字からしてすぐ分かりますね。
少陰経と太陰経もしかりですね。
では、陽明経というのはいったい何なんでしょう。
これは、太陽経よりもさらに陽気が多く、いよいよ明るい、という意味なんだそうです。
では、厥陰経というのはいったい何なんでしょう。
これは、太陰、少陰と陰気が少なくなってきて、いよいよ尽きるように少ない、という意味なんだそうです。
(厥には”厥(つ)きる”という意味があるそうです。)
でもまあ、本当に尽きてしまっては死んでしまいますから、あくまでも生きている人間の中における、相対的な陰気の少なさを示すのが、この呼び名なんだそうです。
そして、この6つの呼び名を「六経(りっけい)」と呼びまして、これが後代の有名な『傷寒論』の「六経弁証」という考え方に繋がっていきます。
『傷寒論』というのは、「傷寒」というぐらいですから、超簡単に言えば”寒邪(冷えの邪気)”にやられ、色々な症状を呈しながら、
最終的には死んでしまうところまでの病気の流れ(各ステージ)について、病の起承転結を詳細に詳細に説明した本です。
『傷寒論(しょうかんろん)』という本 参照
ですから当然、経絡それぞれの陽気や陰気の多寡に応じて、寒邪に侵襲された場合に出てくる症状や所見が、それぞれの経(位置)によって違うのです。
続く
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