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2010.04.16
まずは、この記事をご覧ください。
発見化石は新属のクジラ=進化解明に期待-群馬
僕の地元である、愛すべき田舎、群馬で、新種のクジラの化石が見つかりました!考古学ロマンって、ステキ!
・・・という記事なんですが、この記事を読んで僕的に、
「おおっ!」
と思ったのは、コレを発見した「清水さん」という人物についてです。
記事にもあるように、清水さんは現在41歳の役所職員の方ですが、中学生のころから化石発掘に興味を持ち、今回の化石発見も、仕事に行く前の早朝に見つけたそうです。
仕事に行く前の早朝、ということは、時間をかけて、重機を使って、何メートル掘り進んだ結果、ようやく見つけたんじゃなしに、かなり地表から近いところに化石があったか、
下手すりゃ地表に露出してるような感じだったんじゃないでしょうか。
コレをおそらく、清水さんじゃない人がその場でその化石を見ても、化石とは思わずに素通りしていたでしょうね。
ここに、同じ対象物にも、興味の度合いと経験によって、一見素人目には単なる土にしか見えないものが化石に見える、という、
「目的意識の違いによる見え方の違い」
があることに気付きます。
実は東洋医学の実践でも、こういうことって大いにあります。
例えばなかなか治らない患者さんがいた時に、何かに興味を持って(焦点を当てて)、その患者さんの体をじっくりと診ていると、
「ん!?ここ、おかしいぞ!」
と気付くことがあります。
そしてそこに鍼をしたり、そこじゃないところに鍼をしたとしてもそこの変化をよ~く観察していくと、壁がガラガラと崩れたように、非常にスムーズに治療が進みだすことがあります。
治療の上手い先生ほど、すぐにパッとこういうところに目が行きます。
そしてそこを上手に動かしていきます。
同じものを診てても、「目的意識」が違うと、違って見えるんですね。
臨床の場では、コレがとても大事なことなんです。
こういうことが自然と出来るようになることを
「練達自然(れんたつしぜん)」
なんて言います。要は、
「経験によって得られる自然」
ですね。
冒頭の記事を読んだ時、
「あー、僕もまだまだ精進せねばなー。」
と思いました。
僕は常々、どこで治療してもよくならないような患者さんに対して、他の鍼灸の先生が素通りした経穴を診て、
「いやいや、ココおかしいじゃん!」
と指摘出来て、なおかつ
「ホラね?」
という結果が出せるようになりたいと思っています。
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なるほど・・だから同じ記事を読んでも、こういうふうに全然違った視点で読めてしまうんですねw(゚o゚*)w
そういえば某先生が漫才を見て陰陽を考えるとおっしゃってました。目的意識で違って見える、おもしろいですね^^
そうなれるように精進せねば!
みかんさん
いつもコメントありがとうございます
> そういえば某先生が漫才を見て陰陽を考えるとおっしゃってました。目的意識で違って見える、おもしろいですね^^
はは(笑)某先生ね・・。まあ、「陰陽」という考え方は漫才や落語、映画や文学、絵画や造形美術などにも通じる考え方だと思います。
東洋医学を通じて東洋思想を学び、そうすることで今まで見えていなかった世界が見えるようになる、解釈の幅が広がる。これは大変素晴らしいことですね。
精進、頑張って下さい。(笑)